『だから私はXperia 1 VII』発売から半年の間に撮影したUltra HDRフォト紹介

2025年モデルのフラッグシップモデル「Xperia 1 VII」はソニーのスマートフォンとして初めて「Ultra HDR」にフル対応したモデルになります。
6月の発売時から使わせていただき、これまでにXperia 1 VIIで撮影した写真データはすべて「Ultra HDR」で記録されています。今回はこの半年の間にXperia 1 VIIで撮影したUltra HDRの写真を紹介してみたいと思います。
なお、この記事に掲載している写真データはすべてUltra HDRデータになっています。HDR表示に対応したデバイス(Xperia 1 IV以降のモデル)で、Chromeブラウザにて閲覧していただくと、キラッキラのUltra HDR写真で記事がご覧になれます。

こんにちは、店員佐藤です。
これまで、なんども当店blogで紹介してきた「Ultra HDR」ですが、まだまだ知名度が低くご存じない方も多いので、改めてご案内します。
「Ultra HDR」はGoogleがはじめた新しい画像フォーマットです。JPEG画像に加えてHDR成分を「ゲインマップ」という別のレイヤーで記録しています。対応しているデバイスで再生するとHDR写真が表示されるのですが、非対応デバイスの場合はゲインマップがない通常のJPEG画像として処理されます。
Android 14からUltra HDRフォーマットが正式対応となり、Android 15以降ではプレミアム機種を中心にUltra HDR対応が必須要件になっています。
Windows 11も対応しているので、HDR対応ディスプレイを接続し、Chromeブラウザ、もしくはMicrosoft Edgeブラウザを使ったときもHDR表示ができます。
現時点でChromeブラウザの他にGoogle フォトが対応。
またAdobe LightroomとInstagramなどのGoogle以外のアプリでも一部の機種で対応しています。Google Pixelなどはそれらのアプリでも使えるのですが、Xperiaは現時点ではまだ対応をしていません。Xperia 1 VIIがAndroid 15のプレミアム機種の条件を満たしているので、サードパーティ製のアプリ対応が期待されていたのですが、残念ながらまだ未対応です。
しかし、Xperia 1 VIIではカメラアプリがUltra HDRに正式対応していて、肝心のUltra HDRフォトの撮影ができるようになりました。上記はカメラアプリの設定画面ですが、デフォルトで「ウルトラHDR」の機能がオンになっていて、Ultra HDRを知っていても知らなくても撮影している写真データはUltra HDRフォトになっています。

撮影した画像データをGoogle フォトで開いて、画面を上にスワイプして詳細データをみると、そこに「Ultra HDR」の表記があるはずです。
Google ドライブなどにバックアップされると、この属性はなくなってしまうのですが、Xperia 1 VIIのカメラフォルダに残っている写真ファイルはUltra HDRになっていて、Google フォトの画像編集を行っても、この属性は残ります。

さらにスクリーンショットを撮影した際もUltra HDRのデータで残ります。上記は当店blogのUltra HDRを掲載した記事ですが、これをスクリーンショットで撮影し、Google フォトで詳細をみると、そこにも「Ultra HDR」の表示があります。
これらのUltra HDRの写真データをInstagramやXなどに投稿できると世界が一気に広がるんですが、現在のところは制限があり、WEBに掲載してもHDRとして表示されないため、、Xperia 1 VIIのGoogleフォトを使って、Xperia 1 VIIのディスプレイで観ることが主流になるのですが、半年間撮りためてみると、これがなかなかのライブラリーになります。
店頭へXperiaの購入相談でお見えになるお客様にXperia 1 VIIのデモを行う際、日差しのあるときに屋外で「両面照度センサー」の威力をお見せすると、すごい感動していただけるんですが、同じくらい「Ultra HDR」フォトも威力があるんです。
Ultra HDRに対応した環境でないと、ここからは単にスマートフォンで撮影した写真だけになるんですが、是非、Ultra HDR対応デバイスでご覧になってみてください。
キラキラした写真がご覧になれるはずです。

まず最初の1枚はXperia 1 VIIがやってきて最初に出かけた尾瀬の写真です。最盛期は過ぎてしまっていますが、水芭蕉が今まで行った中で一番たくさん咲いていました。
衛星通信のテストを兼ねていたのですが、尾瀬って、今はもう全域でau回線が使えてしまうんですね。

こちらは八丈島までの船旅で、最初にくぐったレインボーブリッジの写真です。こうした夜景とかは「Ultra HDR」の威力が思い切り発揮されるシーンです。
普通は輝度の高いところは白っぽくなってしまうんですが、そこに色が載っているのと、本物と見間違えるほどの高輝度でディスプレイに表示されます。これぞ、Ultra HDR!

その船旅の途中で通過した御蔵島です。朝日が雲に隠れていますが、感動的な景色をUltra HDRで記録することができました。
ちなみに、このときも衛星通信のテストで八丈島まで往復しているんですが、つながってしまうんですよ。au回線。

久しぶりに行った西沢渓谷です。初夏の渓谷で涼んできました。おそらく都内は猛暑日がすでに始まっていたと思うんですが、涼しげな景色を楽しませてもらっています。
このときも衛星通信チャレンジだったんですが、ここもau回線はつながります。auすごいなー。

こうした景色もUltra HDRが生きてくるシーンです。トンネルの向こうに見える木々と光がまぶしく感じられます。
今まであった「HDRフォト」というのは、こうした高輝度部分の輝度を下げてダイナミックレンジを狭めて表現していたんですがUltra HDRは広いダイナミックレンジのままで表現する手法になります。明るいところだけではなく、暗部の表現も実はより暗い描写が可能です。
なお、ここは早戸川林道です。ここなら電波が届かないと聞いていたんですが、届いちゃうんですよ。au回線は。

7月には群馬県の「宝徳寺」で撮影会を開催しました。すごい暑い日だったんですよね。とてもフォトジェニックなお寺さんでアンブレラスカイとか初めて見ました。

お寺の中もこうして和傘をディスプレイしてくれていて、爽やかな風景を楽しませてもらっているんですが、超暑かった。

風鈴などもたくさん飾られていましたが、Ultra HDRで見ると、あのときの日差しの強さを思い出します。

7月の終わりには星景写真セミナーから派生した天の川撮影会を開催。なんでもない景色ですが、こういうシーンもUltra HDRで撮影すると明暗差が大きくなって、感動的な写真になります。

7月最終日には1人で東武ワールドスクエアへ。AIを使って、さらに完成度の高い写真加工を楽しんでいるのですが、なんと、Xperia 1 VIIはインカメラもUltra HDRに対応しています。
メインカメラのExmor-T for mobileセンサーほどダイナミックレンジが広くないので、効果は限定的なんですが、それでも通常のカメラよりも広いダイナミックレンジでUltra HDR記録が可能です。

8月には、こっそりとソニーさんの本社へお邪魔して、AFEELAの見学なども。
夜景やネオンに並び、こうした自動車のLEDライトなどもUltra HDRで撮影すると綺麗に撮れます。

こちらはXperia 1 VIIではなくデジタル一眼カメラ「α1 II」で撮影した写真です。夏休みに奥入瀬渓流まで遊びに行ってきています。
このときは”α”で撮影していますが、撮影したRAWデータをXperiaに取り込んで、Lightroom mobileでRAW現像するときにUltra HDRで書き出す事ができます。あとからUltra HDR化することでもXperia 1 VIIのHDRライブラリーに加えることができます。
Lightroomを使わなくてもGoogle フォトで加工することもできるし、「Glow HDR」というアプリを使うことで無料でUltra HDR化することもできます。オススメです。(最初からUltra HDRで撮影した方が情報量は多いんですが。)

十和田湖です。夏の白い雲がキラッキラです。想い出が蘇るなー。

「ランプの宿」という、デジタルデトックスで有名な宿へ泊まってきました。ここでやっとau回線の呪縛?から離れることができて、衛星通信のテストを完了。
来年の年末頃には、今度は楽天モバイルさんが衛星通信サービスを始めるそうなので、そのときにまた、携帯電波の届かないところを探す旅が始まります。(^^)

「ランプの宿」は灯りがすべてランプなのと、部屋にコンセントはなく、お風呂も蛇口がないので手桶でお湯をすくって体を洗うスタイルです。
きっと江戸時代はこうだったんだろうなー、という貴重な体験ができました。本来は携帯も使えないところなんですが、au Starlink Directのおかげで不自由なく過ごせたのは内緒です。

男鹿日本海花火で、花火撮影にも挑戦。これも「α1 II」で撮影した写真です。RAW現像して、Ultra HDRにしました。

9月は世界陸上の7日目を観戦。満席になっている国立競技場を初めて見られて感動。
Xperia 1 VIIの超広角カメラ、16mmを使って会場をめいっぱい広く撮影。これもUltra HDRで記録されます。

9月下旬に初心者向け夜景撮影セミナーを開催し、実地撮影ということでオープンしたばかりのニユウマン高輪からの一番新しい東京夜景撮影にチャレンジ。
このときはまだ空いていましたが、この数週間後に行ったお客様からは長蛇の列になっていたという話です。
Xperia 1 VIIのUltra HDRの暗部表現が際立つシーンで、お向かいのビルに映り込む夜景が綺麗だこと。

10月にXperia 10 VIIが発売になり、早速、暗所撮影性能の比較をすべく、KITTEへ。Xperia 10 VIIはUltra HDRには対応していない(ディスプレイ表示が非対応)ので、直接比較はできないのですが、Xperia 10 VIIも超広角カメラのセンサーが大型化するなど、性能アップ! 解像度は負けていないかも。

こちらは我が家の近所の河川敷です。今シーズンはジョギングをしていて、綺麗な空とかのときには持ち歩いているXperia 1 VIIで風景撮影をしています。秋の空になってきました。

10月の終わりには佐渡島まで遊びに行ってきました。写真は金脈を掘り抜いた跡だそうで、さすが世界遺産になるだけあって、迫力のある景色でした。Ultra HDRで感動を余すことなく記録してきました。

今回はソニー・ホンダモビリティの展示がありませんでしたが、それでもソニー探しのためにJAPAN MOBILITY SHOWへお邪魔してきました。ソニーが直接出展はしていませんが、あちこちにソニーさんの軌跡が。

クルマを撮りまくってきましたが、こうした自動車撮影もUltra HDRは威力ありますよねー。だって、LEDが本当に光っているんですから。

近所の河川敷です。縄張り意識が高いと聞いているんですが、サギがこんなにたくさん集まっていて珍しいのでパチリ。なんの集合だったんでしょうね。

紅葉まっただ中シーズンですが、こちらも近所の河川敷で紅葉狩りです。Ultra HDRだと色が残ります。

11月にはマクロレンズ「SEL100M28GM」が発売になり、葛西臨海水族館で熱帯魚の撮影体験と、店内にて佐渡島から持ち帰ってきた金鉱石のマクロ撮影体験を。
葛西臨海水族館、楽しかったですね。

先週の話ですが池袋でソニーフェアが開催されました。どこかへ行くと、必ずどこに行ったのかわかるような写真を1枚撮ってくるのは職業病です。

会場内の写真を収めてきましたが、BRAVIAが搭載しているミニLEDの高輝度映像とか、Ultra HDRで記録しておくと違いの説明がわかりやすいかも。

こちらは昨日の朝のジョギングのときの1枚です。気温は7度。今、日の出は6時半過ぎくらいなので日の出写真が簡単に撮れます。
2026年の初日の出はUltra HDRで撮影するつもりです。
以上、Xperia 1 VIIで撮影してきたUltra HDRフォトでした。絶景写真とか素敵な写真作品は撮れていませんが、単なる日常風景もUltra HDRで撮影して手元に置いておくと、なんか人に見せたくなるんですよね。
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12月11日に値下げになった「Xperia 1 VII」ですが、先週末は記録的なオーダー状態になっていました。これはすぐに品切れになるかと思っていたのですが、最初から追加入荷の予定があったのか、なんと、モスグリーンが品薄になっている以外は、すべてのモデルが在庫復活していて、現在、年内納品が可能な状態になっています。
なんで、こんなに大ブレイクしているのかというと、やはり値頃感が出てきたからでしょうね。
ハイスペックモデルの価格はそのままで、RAM 12GBモデルだけプライスダウンになり、最大で45,100円もオトクに買えるようになっています。
RAM 12GBモデルを購入することのメリットはこれです!
12GBモデルを選ぶ理由(価格・スタミナ・SDカード拡張)
- 価格が安い!(今回の値下げでさらにオトク!)
- スタミナ性能がのびる!
- ストレージはmicroSDカードで最大2TBまで増量可能!
- カメラ性能は12GBモデルも16GBモデルも同じ!
今回紹介したUltra HDRは12GBモデルでも16GBモデルでも性能は一緒です。
Ultra HDRデビューをしたい! 2026年の初日の出はUltra HDRで撮ってみたいという方は今がチャンスです。

★ソニー「Xperia スタミナ祭り」キャッシュバックキャンペーンのご案内はこちらから
なお、現在、ソニーさんでXperiaのキャッシュバックキャンペーンが行われています。購入期間は2026年1月13日までで、応募期間が1月20日10時までとなっています。
1月20日までにXperiaが届かないと、せっかく購入期間中に購入したのに!という事になりかねませんが、今までのキャンペーンの際に品薄で届かなかった場合はどうなるのか問い合わせたところ、個別に対応してくれるとはなっています。キャンペーン期間が終了する前に購入した旨を伝えて連絡すれば今回もおそらく同様の対応になると思われます。
ソニーストアでは一括購入のほかに、36回分割払いや2年後に本体を返却することを前提に支払い額を抑えることができる2年残価設定クレジットの設定がありますので、都合に応じて支払方法を選択できるのも魅力です。
それとソニーストアの「ラッキー抽選会」も忘れずにご利用ください。
1月14日までの期間にMy Sony IDで抽選をすることで最高で10万円のお買い物券がプレゼントされます。
お買い物券は3枚プレゼントされ、10万円、4万円、2万円と購入金額によって使えるクーポンが変わってきます。Xperia 1 VIIなら10万円利用の際のクーポンが使えます。
クーポン発行は24時間後の発行になりますので、今すぐ抽選をどうぞ。新しいスマートフォンへの乗り換えを年内に済ませるなら今です!
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| Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VII (XQ-FS44) |
ソニーストア価格: 189,200円~ 税込 |
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| 発売日 | 2025年6月5日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
| テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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【Xperia自慢のディスプレイ性能の検証記事はこちら】
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