【レビュー】新潟までビューーン『Xperia10VII』と一緒に日帰り佐渡金山の旅

テックスタッフ鉄道研究部からのレポートです。JR東日本の「どこかにビューーン!」へまたまた行かせていただきました。
今回は「新潟駅」が当選。新潟からすぐ近くには佐渡島があり、世界遺産の佐渡金山まであと一歩! ということで、今回も少し無茶なスケジュールで日帰りで佐渡金山まで行ってきましたのでそのレポートです。
旅のお供は新発売の「Xperia 10 VII」です。

こんにちは、店員佐藤です。
JR東日本さんが行っているイベント「どこかにビューーン!」はJREポイントを貯めて6000円分のポイントを使うと1回の抽選にチャレンジできるというキャンペーンです。抽選申し込み前に4つの候補駅が表示されるので、納得のいく4駅が出るまで候補を入れ替え、6000ポイントを使って申し込み。数日後に4つの駅のうちのどれか一つの駅への新幹線自由席の往復チケットがもらえます。
抽選前に出発駅は東京駅、上野駅、大宮駅から選び、出発と到着日時は自分で指定ができます。
2022年から始まったキャンペーンで、当店の一部のお客様の間で盛り上がっています。オトクに遠方まで行けるというのも嬉しいんですが、どこに行けるのかわからないドキドキ感と、知らない土地での遊び方を考えるのも楽しみのひとつです。

その「どこかにビューーン!」にニュースが入ってきました。「どこかにビューーン!グリーーン!」ということで、なんと、グリーン車に乗ることができる「どこかにビューーン!」が登場しました。
「どこかにビューーン!」のチケットは指定席限定でアップグレードすることはできないのですが、JREポイントを1万ポイントで抽選することでグリーン車に乗れるとのこと。
さらに!抽選で片道がグランクラスにアップグレードするというおまけ付きです。グランクラスは新幹線のファーストクラス。3列シートの車両に片道だけ乗ることができるかもしれません。

さらに+2000ポイントで早朝、深夜の出発、帰着をしないようにするオプションも用意されるとのこと。できるだけ遠くまで行きたいので早朝、深夜出発は望むところなんですけど、近場が当選すると確かにつらいですからね。
なお、グランクラスの抽選対象になる駅は近場の駅になるそうで、そのリストアップもありました。
12月1日から申し込みを開始するそうです。どこビュンファンの熱い視線が注がれていることと思います。

さて、今回は私の8回目の抽選でした。当選したのは「新潟駅」です。これで8回のうち3回が上越新幹線ということになります。
3回目にして上越新幹線の終点が出ましたので、これは新潟駅のその先へ、ということで佐渡島へ行くしかありません。新潟から佐渡へはジェットフォイルというジェット船が就航していて1時間ちょっとで佐渡へ渡ることができるとのこと。
ダイヤから割り出してみたところ佐渡島に滞在できるのは約3時間。タイムスケジュールも出せたので、行ってみましょう。
で、ここで今回は非常にお役立ちのアプリを見つけたので紹介したいと思います。
Xperiaに無料でインストールして使うことができます。「旅のしおり -tabiori- 旅行のスケジュール共有」です。
旅のしおりを自分で作って、同行者と共有(同じアプリをインストールする必要あり、もしくはプリントアウトして渡すことも可能)したり、旅が終わったあとも写真や動画を共有して旅を振り返ることができるなどの機能を搭載しています。
これが非常に便利。

私は未だにかなりアナログで、旅に出て予定がわかるときはすべてプリントして紙を持ち歩いています。書いてあるのは時間と座席番号など。
すべてスマートフォンでデータにアクセスできるので、それで調べればわかるだろ、というところですが、スマートフォンですぐにデータが見られないときもあるので、いざというときにデータを出せなかったりするんですよね。紙でプリントしておけば絶対に見られるのでやはり安心。

入れているのはたいしたデータではないんですが、新幹線の乗車時間と座席、それと今回はジェットフォイルに乗船するんですが、画像取り込みができるので、乗船のためのQRコードを記録しておくこともできます。
乗船時にはコードの画像をタップすることで全画面表示にできます。

これで旅の最中に何度も時間などを確認しました。もう、これは手放せません。

さて、今回の旅のお供は新発売の「Xperia 10 VII」です。普段使わせてもらっている「Xperia 1 VII」の下位機種ということで、いくつかの制約があるかな?とは思っていたんですけど、いざ、実際に持ちだして撮影しはじめると、制約がわりと多いことに気がつきます。
「即撮りボタン」という、シャッターボタンの搭載のおかげで使い勝手自体はXperia 1 VII並みで、むしろ動画撮影をボタン長押しでできるというのが実に便利だったんですが、それ以前の撮影設定のところに制約があります。
まず、デジタル一眼”α”の写真と併用するので画角は「3:2」が私の場合は基本になるんですが、Xperia 10 VIIにはその設定がありません。「4:3」「16:9」「1:1」の3種類のみです。「4:3」で撮って、あとから切り出せば良いのですが、それだと撮るときに正確なフレーミングができないんですよね。
こういう機会も少ないので、今回は縦位置で動画も写真も撮ってみることにしました。
「即撮りボタン」のおかげで写真モードになっているときも長押しでそのまま動画撮影になる機能はなかなか面白く、写真も動画も残すのにはかなりいい感じです。
で、その動画撮影の設定を決めるときに、わりと制約が多いことに気がつきます。解像度とFPSの設定によって、撮影出来る画角に制限があるんです。上位モデルのXperia 1 VIIと比べてみたものがこちらです。
| 解像度 | FPS | Xperia 10 VII | Xperia 1 VII | |||||
| 0.7 | 1 | 2 | 0.7 | 1 | 2 | 望遠 | ||
| 4K | 120P | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 |
| 60P | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 30P | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 24P | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| FHD | 120P | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 |
| 60P | ✕ | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 30P | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 24P | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| HD | 120P | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 |
| 60P | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 30P | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
| 24P | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
.
見ての通りなんですが4K/120Pでの撮影でのみ2倍画角が撮れない制約があるXperia 1 VIIに対して、Xperia 10 VIIは120Pと24Pでの撮影はできず、0.7倍(16mm)の超広角レンズは30P撮影でないと使えないという制限がありました。
4Kで撮ると30P撮影しかできないとか、動画撮影には意外と多くの制約がありました。
ということで、カメラ性能をフルに生かそうとするとFHD/30Pでの撮影にするしかなく、なるほど、こうしたところにスタンダードモデルとフラッグシップモデルの差があったんですね。
そんな「Xperia 10 VII」を使って撮ってきた写真で旅の様子を紹介します。

佐渡汽船の「ジェットフォイル」です。1時間7分で新潟と佐渡の両津港を結びます。これ以外にフェリーもあるんですが、そちらは片道2時間半ほどかかります。
往路はかなり揺れていて、ジェット船ってこんなに揺れるんだっけ?という感じですが、クジラなどの水中障害物の可能性があるとのことで低速航行しているというアナウンスでした。

新潟までの新幹線の中でいただく予定だった駅弁「栗おこわ」です。新幹線で隣に座った方がバリバリ仕事をしているサラリーマンさんで、隣でのんきにお弁当を食べるのも悪くて、船まで持ってきてしまいました。
大きく揺れる船の中で食べる駅弁もなかなか。

佐渡島ではレンタカーを手配してあります。たった3時間しかないのでバスなどを使うのはもったいないのと、少し変わった場所に行く予定があったのでどうしても車が必要でした。
両津港から佐渡金山までは車で約50分。金山のある相川地区には80分ほどいられる計算です。
やってきたのは「いとう酒店」です。ここにしか売っていないモノがあって、ここに来ました。

ここで買ってきたのは「金鉱石」です。いろいろ探してみたんですが、佐渡の金鉱石を売っているお店はなくてお土産屋さんとかでも販売していません。
ここのいとう酒店さんでは、以前、喫茶休憩所を坑夫さん相手に営業していたとかで、そのときの主人が坑夫さんに金がありそうな小石があったら拾ってきてよ、と話で石を集めていたんだそうです。
その石のコレクションが残っていて、それを店頭で少しずつ販売しているんだとか。
お店の方の話によると世界遺産になっていることもあって佐渡金山の石を持って帰ったり販売することは許されないそうですが、ここでは以前の個人のコレクションということで許可をもらっているとのこと。
とても丁寧に説明をしてくださって、銅と銀と金の違いを教えてくれます。本当の話かどうなのかを確認する方法がないので、もう私は言われるがままなんですが(^^;) 宝石を買う人ってこんな感じなんですかね。
たくさんの石を見せていただき、結論としては銀のある黒い層のところにしか金はないこと、明るく見える金色の粒は銅で、金はもっと暗い色をしている。などの見分け方も教わります。
販売している金鉱石は1500円~4000円くらいのものが多く、安い物は金が入っていない石なんだという話です。素人には見分けがつかないので、赤いテープで金のあるところにはマークを入れてくれていました。

そんなわけで私が選んできたのは2点。2600円と3500円の石です。赤いマークのところに金がちょっとだけ入っています。
これ、マクロレンズの「SEL100M28GM」が発売されたら撮ってみたいと思います。テックスタッフで世界遺産の佐渡金山の金探しができますよ♪

その後、車で6分の金鉱山跡地へ行って、1,500円で見学してきました。標準タイム40分のところを25分で見学してきました。

「道遊の割戸」という、金の掘削跡地です。遠くから見た時に山が割れているように見えるところがあるんですが、その麓のところです。ここから穴を掘っていって山の山頂まで金鉱脈があって、掘られた跡ということになるんですね。
1トン掘って、出てくるのは金が3グラムとかだったそうですが、それでも他の金鉱脈の2倍も効率が良かったんだとか。

時間がなさすぎて、クライマックスシーンだけしか見てこられませんでしたが、今度は泊まりで来たいです。
日帰り佐渡金山旅行はここで折り返しです。

ジェット船で折り返して戻ってきて、フェリー乗り場から近くのところに「ばかうけ展望室」なる施設があり、無料で入れるとのことだったのでやってきました。

「新日本三大夜景・夜景百選」に選ばれたという夜景がこちらです。三大夜景の方ではなく新日本百景の方にカウントされる景色だそうです。

「ばかうけ」というのはあのお菓子のばかうけでネーミングライツでそういう名前になっていたみたいですね。
本来は「朱鷺メッセ展望室」という名前だそうです。
このあと、新潟駅まで帰って、最後に「ラーメンヤキソバ一丁目」さんで燕三条系ラーメンをいただいてきました。タマネギ入れ放題で4杯くらい追加していただいてきて、最後はコーントッピングのラーメンの最後みたいにタマネギぎっしり状態になったところまで楽しんできました。
帰りの新幹線で時間があったのでXperia 10 VIIに付属の動画編集アプリ「Video Creator」で撮ってきた動画を編集しました。
それがこちらです。
帰りの新幹線です 時間があるのでXperia 10 VIIでVlog編集しました#xperia10vii #videocreator pic.twitter.com/Q4MloTyVJk
— ソニーショップ☆テックスタッフ (@tenin_sato) October 27, 2025
10年前はVAIOでヒーヒー言いながら動画編集していたのものが、今は手のひらサイズのスマートフォンで瞬時に編集できてしまう時代です。
帰りの動画編集でもそうでしたが、船の中とか新幹線の中など、移動中は常に地図アプリを出して、移動している場所を確認していて、かなり使用時間が長かった感があるんですが、Xperia 10 VIIは帰ってくるまで無給電です。
32%のバッテリー残量でまる1日の過酷な旅から帰ってきました。

SIMカードも挿していてモバイル通信もできる状態にしていたのですが、さすがです。
今回、新しく発見した「旅のしおり -tabiori- 旅行のスケジュール共有」をインストールすれば、あとは旅の記録はXperia 10 VIIのカメラ機能と動画編集アプリにおまかせです。
旅の撮影やVlogに最適なスマートフォンを探している方は、ぜひXperia 10 VIIをチェックしてみてください。
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| Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 10 VII (XQ-FE44) |
ソニーストア価格: 74,800 円 税込 |
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| 発売日 | 2025年10月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ ソニーストア「ラッキー抽選会」対象商品 |
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| 2年残価設定 クレジット |
月々のお支払い2,200円(1回目2,200円) 24回お支払い総額52,800円 25回目22,000円(※ 商品返却時はお支払いが不要) |
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| テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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