【特集】『Xperia 1 VII』再販売開始直前 IVとV世代からの乗り換えメリットを店員解説
いよいよ、明日、8月27日からソニーストアで販売が再開する「Xperia 1 VII」のSIMフリーモデルですが、先週末は久々にXperiaの買い換え相談のお客様がチラホラ。いろいろな買い換えパターンがあるんですが、一番多いのはやはり2~3年での買い換えをされる方で、Xperia 1シリーズで言うところの「Xperia 1 IV」や「Xperia 1 V」からの乗り換えが多い印象です。
ということで、改めて、今回はXperia 1 IVとXperia 1 Vからの乗り換えをしたときのメリットやドロップする機能などを紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
今回のモデルもたくさんのお客様にお買い上げいただいています。前回のXperia 1 VIのときはキャリアモデルからSIMフリーモデルへの乗り換えを初めてされる方が多く、SIMフリーモデルを購入して自分で移行される際に自分でできるのか?サポートしていただけるか?というお問い合わせがとても多く、そのたびに「困ったことがあったら、なんでも言ってください。当店で出来る事でしたら全てサポートします」とお答えしてお買い上げいただいています。
その結果、購入後に再度、ご来店になった方はお一人もいらっしゃらないので、皆さん、無事にキャリア版からSIMフリー版への引越は済まれた様です。(^^)
今年の「Xperia 1 VII」は1ヶ月半の受注停止があったので夏場の購入相談がほとんどなかったんですが、受注再開が発表になってからご相談件数が復活してきました。
人によっては5~6年ぶりのスマートフォン引越というケースもあるんですけど、多くの方は2022年発売のXperia 1 IVや、2023年発売のXperia 1 Vからのお乗り換えになります。
熱心なXperiaファンの方でしたら毎年新型が発表になるたびに内容を注目してご覧になっていると思いますが、前回の購入から2~3年経って、そろそろ買い換えかな?と思って最新モデルの「Xperia 1 VII」の購入ページをご覧になると、かなり大きく違いがあることにすぐにお気づきになると思います。
まず、以前はキャリアモデルとの大きな差異があった搭載メモリー量が、カスタマイズして自分の好きな仕様で購入できる様になっていること。それと購入ページには記載がありませんがOSアップグレードとセキュリティアップデート期間が大幅に延長されていて「現役機種」として利用できる期間が大幅に延びています。
まとめると下記の様になっています。
![]() ![]() (XQ-FS44) |
![]() Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
![]() Xperia 1 V (XQ-DQ44) |
![]() Xperia 1 IV (XQ-CT44) |
|
発売時初期価格 (RAM/ROM) |
12GB/256G 204,600円 12GB/512G 218,900円 (SIMフリーモデル限定) 16GB/512G 234,300円 (SIMフリーモデル限定) |
12GB/256G 189,200円 12GB/512G 204,600円 (SIMフリーモデル限定) 16GB/512G 218,900円 (SIMフリーモデル限定) 全て販売終了 |
16GB/512G 194,700円 (SIMフリーモデル限定) 販売終了 |
16GB/512G 174,900円 (SIMフリーモデル限定) 販売終了 |
発売日 | 2025年6月5日 キャリアと同時発売 |
2024年6月21日 キャリアより2週間遅れ |
2023年7月14日 キャリアより1ヶ月遅れ |
2022年9月16日 キャリアより3ヶ月遅れ |
OS アップグレード | 4回 (Android 19まで) |
3回 (Android 17まで) |
2回 (Android 15まで) |
2回 (Android 14まで) |
セキュリティ アップデート |
6年間 2031年5月 72ヶ月 |
4年間 2029年5月 56ヶ月 |
3年間 2027年6月 48ヶ月 |
3年間 2025年5月 32ヶ月 |
.
すでに「Xperia 1 VI」以前の機種はすべて販売終了になっているので、今回は最新機種のXperia 1 VIIのみの購入検討になります。安くなっている型落ちモデルの購入が検討できないというのも今までにないスタイルですね。
OSのアップグレード回数は2回から4回に増えて、セキュリティアップデートは発売後3年目安だったものが、最新モデルのXperia 1 VIIでは6年に大幅延長されています。
Xperia 1 IVでは購入後3年を目処にセキュリティアップデートが終了するので2025年5月目処で最後のアップデートがあるということになります。※実際には7月31日に最新アップデートがあったので若干延長されています。なので、Xperia 1 IVについてはそろそろセキュリティアップデートが終了し、新たなセキュリティリスクには対応できないモデルになる可能性があります。
こうしたOSアップグレードの回数増量、セキュリティアップデート期間の延長が始まったのがXperia 1 VI世代からで、最新モデルのXperia 1 VIIではさらに回数、期間が延びています。型落ちモデルを安くなってから購入するとこうしたサポート期間が短いモデルとして購入することになってしまうので、実はスマートフォンは発売された時に買って永く使うのが一番おトク、という考え方もあるんです。
これまでは2~3年サイクルで買い換えてきた、という方もこうした長いサポート期間になりますので、今回からはお付き合いの時間が長くなるスマートフォンになるかもしれませんね。
商品名 | カラー | 受注再開日 | メモリ容量 (RAM/ROM) |
ソニーストア価格 |
---|---|---|---|---|
Xperia 1 VII (SIMフリーモデル) |
・スレートブラック ・モスグリーン ・オーキッドパープル |
9月12日(金) 10時 |
12GB/256GB | 204,600円 |
8月27日(水) 10時 |
12GB/512GB (SIMフリーモデル限定) |
218,900円 | ||
9月12日(金) 10時 |
16GB/512GB (SIMフリーモデル限定) |
234,300円 | ||
スターウォーズモデル スレートブラック ・ダースベーダー ・マンダロリアン (SIMフリーモデル限定) |
8月27日(水) 10時 |
12GB/256GB | 214,500円 |
.
こちらはメモリー選択と価格と販売再開日時の一覧になります。
1ヶ月半も受注を停止していたモデルで、その前まではオーダー絶好調になっていた製品です。8月27日には相当なオーダー数が見込まれますが、冷静になって考えてみると、これから最大で6年のお付き合いになるかもしれないスマートフォンになります。
その間にアプリや通信環境などの周りの変化もあるでしょうし、性能は上がっていく一方ですのでできるだけ高スペックのモデルで購入しておきたい、というのもあるかと思います。
考えることは皆一緒で、Xperia 1 VIIを購入された7割以上の方が16GB/512GBのハイスペックモデルで購入されています。一刻も早く手に入れたい!という方が8月27日からの12GB/512GBモデルを手にされるかもしれませんが2週間待てば16GB/512GBモデルが買えます。
12GBならば2週間早く手に入れられますが、16GBなら6年間、RAM容量増量モデルで過ごせます。
ちなみにRAM 12GBメモリーとROM 16GBメモリーの違いは上記のblogエントリーで検証したことがあります。RAM容量は同時起動出来るアプリの数に影響があり、RAM容量を使い切ったところでアプリキルと言って自動でアプリを終了させていくということをします。
12GBのRAMというのでもかなりの大容量で私のテストでは27個のアプリを起動したところでアプリキルが始まりました。普通はそんなにたくさんのアプリを同時起動させたりしないと思うんですが、GPSログを取ったり、歩数計測をしたりという使い方をされている方は16GBメモリーの方がアプリの安定性が良いかも。
なお、大容量RAMの方がバッテリー消費は若干なんですが多く、スタミナ性能を重視されるなら12GB/256GBモデルの方が有利という話もあります。もっとも、Xperia 1 VIから極端にバッテリー性能がよくなっていますので、Xperia 1 IVやXperia 1 Vから乗り換えられる方は全然気にならないと思います。(^^)
![]() ![]() (XQ-FS44) |
![]() Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
![]() Xperia 1 V (XQ-DQ44) |
![]() Xperia 1 IV (XQ-CT44) |
|
ディスプレイ解像度 | 19.5:9 Full HD+ |
19.5:9 Full HD+ |
21:9 4K |
21:9 4K |
ディスプレイ リフレッシュレート |
1~120Hz可変 | 1~120Hz可変 | 60/120Hz | 60/120Hz |
ディスプレイ輝度 | VIより最大輝度20%アップ | Vより150%アップ | IV同等 | IIIより150%アップ |
照度センサー | 前面&背面のW搭載 | 前面搭載 | 前面搭載 | 前面搭載 |
バッテリー容量 | 5000mAh | 5000mAh | 5000mAh | 5000mAh |
.
Xperia 1 VI発売時に大きな話題になったのがディスプレイ解像度とアスペクト比でした。それまでXperia 1シリーズと言えばシネスコサイズに合わせた画角21:9に加えて4Kディスプレイを採用し「映画を楽しむ」スマートフォンとしてプッシュされてきたものが、解像度がフルHDになり、アスペクト比も19.5:9に変更されています。
解像度のフルHD化は発表当時にいろいろ言われていましたが、ディスプレイの消費電力低減に加えて、システム全体の省電力化がなされていて、バッテリーのスタミナ性能がものすごい向上をしています。それまでスタミナモンスターと言われていたXperai 10シリーズを超えるスタミナ性能となり、Xperiaシリーズで歴代ナンバーワンのスタミナ性能モデルになったのがXperia 1 VIでした。
当店でもPCmarkというベンチマークアプリを使って店頭実機でスタミナ性能を計測したことがあるんですが、その結果がこちらです。※Xperia 1 VIとXperia 1 VIIは12GB/256GBモデルで計測しています
低残像機能で120Hzを使うとスタミナ性能が落ちたり、Xperia 1 VIIには処理効率化機能があり、これによっても数%のスタミナ性能改善があるなど、いろいろなオプションがあるんですが、Xperia 1 IVやXperia 1 Vと比較すると、かなりの違いがあるのがわかるかと思います。
単純な話ではありませんがディスプレイ解像度と引き換えに、この圧倒的なスタミナ性能を手にい入れたと考えると、なにも文句はありません。
今までは映画視聴とカメラ性能を両立したモデルでしたが、よりカメラ寄りの性能に特化してきたモデルに生まれ変わってきた、と言えるかも。
ディスプレイ輝度もXperia 1 IVとXperia 1 Vを比較すると150%アップしています。Xperia 1 IVが登場した時もXperia 1 IIIから1.5倍明るくなったと言われていたので、そこから比較すると2.25倍になった計算になります。
上記はXperia 1 VI(左上)とXperia 1 VII(右上)、Xperia PRO-I(左下)とXperia 1 V(右下)を直射日光下で比較したものになります見た目に近い見え方に調整しているんですが、店頭でも天気の良い昼間のときにはお客様の目の前で実機比較をしていて、かなりの明るさの違いを体験していただいています。
加えて、照度センサーが背面カメラ側に搭載されています。従来、ディスプレイ輝度の自動調整はモニター側にある照度センサーだけで行っていたんですが、Xperia 1 VIIでは初めてカメラ側にも照度センサーを搭載し、ダブルで輝度計測をしています。
これをするとどうなるかというと、手前側は暗いんだけど、向こう側が明るいというシチュエーションでも画面輝度が明るい状態を保ってくれることになります。
こちらは先ほどから1歩下がって、店頭の日影に入ったところなんですが、これだと手前側が暗くなるので輝度がやや下がるところなんですが、右上のXperia 1 VIIだけは画面が明るいままになります。
これでどうなるかというと、Xperiaをカーナビとして使っている時に室内の暗さではなく車外の明るさに合わせた輝度にしてくれて、日中のドライブで使っても観やすい状況になります。
さらに、これが一番の恩恵になると思うんですが、日中の写真や動画撮影時に画面が暗くなりにくくなります。手前側と被写体側の両方の輝度に合わせてくれるので直射日光下でも画面が暗くならない撮影が可能。これが一番大きなメリットになるかもしれません。
Xperia 1 IVやXperia 1 Vからの乗り換えで一番違いを感じていただけるシーンになるかと思います。
詳しくはこちらのblogエントリーでご案内していますので、ご興味のある方は是非、ご一読ください。
![]() ![]() (XQ-FS44) |
![]() Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
![]() Xperia 1 V (XQ-DQ44) |
![]() Xperia 1 IV (XQ-CT44) |
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カメラ | 超広角(16mm) 広角(24mm、48mm) 望遠(85-170mm) |
超広角(16mm) 広角(24mm、48mm) 望遠(85-170mm) |
超広角(16mm) 広角(24mm) 望遠(85-125mm) |
超広角(16mm) 広角(24mm) 望遠(85-125mm) |
24mmセンサー | Exmor-T(2層) 1/1.35型 24mm/F1.9 最高4800万画素 |
Exmor-T(2層) 1/1.35型 24mm/F1.9 最高4800万画素 |
Exmor-T(2層) 1/1.35型 24mm/F1.9 1220万画素 |
Exmor RS(一層) 1/1.7型 24mm/F1.7 1220万画素 |
16mmセンサー | Exmor RS 1/1.56型 16mm/F2.0 |
Exmor RS 1/2.5型 16mm/F2.2 |
Exmor RS 1/2.5型 16mm/F2.2 |
Exmor RS 1/2.5型 16mm/F2.2 |
主要機能 | AIカメラワーク オートフレーミング リアルタイム瞳AF 姿勢推定技術(静止画・動画) シャッターボタン装備 |
リアルタイム瞳AF 姿勢推定技術(静止画のみ) シャッターボタン装備 |
リアルタイム瞳AF リアルタイムトラッキング シャッターボタン装備 |
リアルタイム瞳AF リアルタイムトラッキング シャッターボタン装備 |
ウルトラHDR対応 | 〇 | – | – | – |
テレマクロ撮影 | 〇 | 〇 | – | – |
48MP撮影 | 〇 | 〇 | – | – |
.
本来は一番最初に「最大のウリ」として紹介するカメラ機能になりますが、ここでようやく紹介です。Xperia 1 IVから比較すると、3つのカメラは全部変更されました。
Xperia 1 Vから「Exmor-T」という2層のセンサーを採用するようになり24mmの広角カメラの性能が一段とアップしています。加えてXperia 1 VIでは望遠レンズが85-170mmに望遠側がアップグレードされ、Xperia 1 VIIでは超広角16mmカメラのセンサーが大型化されて、より暗所での映りが綺麗になっています。
「Exmor-T」は4800万画素のセンサーなのですが、通常は1200万画素カメラとして使用。2倍クロップ時と48MPモードの際にだけピクセルビニングという4ピクセルを1ピクセルとして画像処理する機能をオフにして4800万画素カメラとして作動させるため、画質劣化のない2倍ズームができたり、ここぞというときにだけ4800万画素の48Mサイズの写真記録ができるようになっています。
こうしたカメラ性能のアップグレードもあるんですが、今回のXperai 1 VIIで一番大きな変革は「ウルトラHDR」にカメラ対応したところです。
Xperia 1 VII (XQ-FS44) 24mm F1.9 1/40 ISO640
Xperia 1 IVやXperia 1 Vをお使いでChromeブラウザを使って、この記事をご覧になっている方は上のレインボーブリッジの写真が妙に綺麗に見えませんか? これはXperia 1 VIIで撮影した写真をウルトラHDR写真として処理して掲載した写真です。
Xperia 1 VI (XQ-FS44) 16mm F2.0 1/13 ISO1600
ウルトラHDRというのはGoogleが推進している新しい画像フォーマットで通常のJPEG画像にゲインマップというレイヤーを重ね対応デバイスでは本当のHDR写真として表示する仕組みになっています。対応していないデバイスで表示する際は通常のJPEG画像として扱われるので不自然なく表示が可能。
Xperiaの場合は第IV世代から対応しています。Android OS 14でHDR対応デバイスを搭載していて、Chromeブラウザ、Google フォトを使って表示することができます。InstgramとAdobe Lightroomもアプリとしては対応していますが、現時点ではXperia 1 VIIにはアプリ側が対応していなくて使えないのですが、いずれはウルトラHDR表示が出来るようになるんじゃないかと、待っているところです。
そんなわけで、まだ全面対応にはなっていないのと、普及初期段階なので表示出来るデバイスが限られるのですが、画像の新しいフォーマットにXperia 1 VIIのカメラとディスプレイは対応しています。
現時点ではXperia 1 VIIで撮影して、Xpereia 1 VIIで表示するときしか楽しめませんが、輝度の明暗を圧縮して絵画みたいに表現する疑似的なHDRフォトとは違って「ウルトラHDR」は本当の実際の輝度差に近い写真を楽しめます。印刷ができなくてディスプレイでしか楽しめないなどの制約もあるんですが、明暗差のあるシーンとか見つけると、どんな記録になるのか楽しみでついつい写真を撮るようになってしまうかも。
Xperia 1 VIIの場合、デフォルトでウルトラHDRはONになっていますので、知らず知らずのうちにウルトラHDRを使われていて「白飛びしなくなった」とか「黒つぶれしなくなった」という声はうかがいます。
当店のblogで「ウルトラHDR」というタグを検索していただければ、Xperiaや”α”で撮影してきてウルトラHDRで編集したblog記事がたくさんご覧になれます。
Google フォトでアルバムを作るのが楽しくなりますよ
メーカーさんイチオシのオートフレーミングも実家のワンちゃんの散歩で試してみたんですが、広角フリーハンドで撮影していても犬だけをクローズアップして撮ってくれるすごい機能になっています。人物や犬でこうした撮影ができます。
ワンちゃんの決定的なシーンを撮影すべく、散歩のたびにXperia 1 VIIを持ち出すと散歩が楽しくなるかも!?
テレマクロ撮影は焦点距離120mm、最短撮影距離4cm、最大倍率2倍で撮影出来るXperiaの武器です。w
Xperia 1 VIから搭載されていて、発売当時に新紙幣の発行があったんですが紙幣に使われているマイクロ印刷の技術が肉眼ではわからず、Xperia 1 VIのテレマクロ撮影でやっと確認できたというもの。他のスマートフォンではここまで撮れません。
Xperia 1 VIIにも同じ機能が搭載されているので、お手持ちの新紙幣で是非お試しになってください。1万円、5千円、千円紙幣の表裏に1カ所ずつ、どこかにマイクロ文字が印刷されています。
↑答えはこちら
![]() ![]() (XQ-FS44) |
![]() Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
![]() Xperia 1 V (XQ-DQ44) |
![]() Xperia 1 IV (XQ-CT44) |
|
いたわり充電 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
押込式指紋認証 | – | 〇 | 〇 | 〇 |
![]() ビジュアルヘッドセット Xperia View対応 |
– | – | – | 〇 |
![]() ゲーミングギア Xperia Stream対応 |
– | – | 〇 | 〇 |
![]() Vlogモニター XQZ-IV01対応 |
– | 〇 | 〇 | 〇 |
![]() シューティンググリップ GP-VPT2BT/GP-VPT3対応 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
外部モニターアプリ | – | 〇 | 〇 | 〇 |
SONY PICTURE CORE | – | 〇 | 〇 | 〇 |
Network Visualizer アプリ対応 |
– | 〇 | – | – |
.
新機能搭載ばかりではなく、ドロップしてしまった機能もいくつかあります。目立ったところで言うとXperia 1 IVでは使えたヘッドセットの「Xperia View」が非対応になっていたり、ゲーミングスマホとして利用するときに本体の発熱を抑える「Xperia Stream」が非対応になっていたりします。またVlog撮影時に重宝していた「Vlogモニター」もXperia 1 VIまでしか使えません。
外部モニターアプリも使えなくなってしまったんですが、ソニーオリジナル以外のアプリで多数提供されているのと、現在は「Monitor & Control」というアプリがワイヤレスで使えます。動画撮影のためのモニターでしたらUVC変換アダプターなどを必要とせず、すっきりと配線無しでモニターとしての利用ができますので、特に問題はないかも。
シューティンググリップ「GP-VPT3」でのワイヤレスリモコンのコントロールは従来通り使えます。Bluetooth接続したあとに、リモコンのシャッターボタンを押せば「撮影持続モード」という熱停止の限界温度が高くなる状態にすることもできます。
昨年の夏に気温40度を記録した熊谷でテストしてきたんですが、撮影持続モードに入れてしまえば4K/60Pの撮影がXperia 1 VIで30分以上可能でした。
Xperiaの熱停止は、本体が壊れるおそれがあるので熱を停止するのではなく撮影者の手がやけどしてしまう恐れがあるので停止するようになっています。未だに「熱暴走」とか言われている方がいますが、熱暴走するのは本体が壊れたときです。その温度ははるかに上にあり、だいぶゆとりをもって設計されています。
Xperia 1 IVで夏場に撮影するとすぐに撮影が止まってしまう、という方がいらっしゃいましたが、それはXperia 1 IVの発熱が早めに来てしまうからで、ベイパーチャンバーを使って放熱したり、そもそも発熱しにくい設計になっているXperia 1 VIIで、撮影持続モードを使えば、普通の4K動画撮影ならそこそこ撮れます。やけどに注意してスマートフォンをシューティンググリップや三脚固定して使ってみてはいかがでしょうか?
SONY PICTURES COREは残念ながらプロモーションが終了になるためXperia 1 VIIは対象外機種として扱われています。Xperia 1 IVやXperia 1 Vで「SONY PICTURES CORE」を楽しんでからお乗り換えをどうぞ。
詳しくはこちらでご案内しています。
![]() ![]() (XQ-FS44) |
![]() Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
![]() Xperia 1 V (XQ-DQ44) |
![]() Xperia 1 IV (XQ-CT44) |
|
外部メモリ | microSDXC (最大2TB) |
microSDXC (最大1.5TB) |
microSDXC (最大1TB) |
microSDXC (最大1TB) |
CPU | Snapdragon 8 Elite | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 1 |
Wi-Fi | Wi-Fi 7 2周波数帯同時利用 |
Wi-Fi 6E 6GHz帯利用可能 |
Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 |
Bluetooth | ver.6.0 LE Audio Auracast |
ver.5.4 LE Audio |
ver.5.3 LE Audio |
ver.5.2 LE Audio |
発熱対策 | ◎ ベイパーチャンバー搭載 |
◎ ベイパーチャンバー搭載 |
〇 熱拡散シート60%増 |
△ |
サイズ(mm) | 約74 ×約162 ×約8.2 | 約74 ×約162 ×約8.2 | 約71 ×約165 ×約8.3 | 約71 ×約165 ×約8.2 |
重量 | 約197g | 約192g | 約187g | 約187g |
.
その他の通信系、ストレージ系の仕様は上記の通りとなります。
外部メモリーの対応が2TBまで増量している!というところですが、検証しているのが発売時に市場に流通しているSDカードで調査しているためで、規格としてはSDXCで統一されているためXperia 1 IVでも2TBのマイクロSDカードを使うことは可能です。
今年の1月に気合いを入れて2TBのマイクロSDカードを買って使っているんですが、手持ちのハイレゾ楽曲と、手持ちのReader Storeの書籍を全部、さらにここ数年で動画編集した完成作品をすべてマイクロSDカードに入れているんですけど、それでも500GBくらいしか埋まらず、1.5TBくらいは空いている状態で使っています。(T_T)
Xperiaで使うのであれば、よほどの大量データでなければ1TBもあれば全然充分なんじゃないかと思います。よく考えてご利用ください。
Wi-Fi 7対応については、ルーターがWi-Fi 7でないと意味がないんですけど、これから6年使うことを考えるとこういう規格は先端のものを搭載している方が安心です。2帯域の周波数を同時利用できるというのがWi-Fi 7の強みなんですけど、そもそもスマートフォンでそこまでの高速通信が必要なシーンというのもないですしね。(^^;)
規格についてのお話しはこちらのblogエントリーで紹介しています。
以上、駆け足でしたが「Xperia 1 VII」への乗り換えによるメリットと、なくなってしまう機能についてもご案内をさせていただきました。
明日、10時には一部モデルからですがソニーストアにてXperia 1 VIIの販売が再開します。
販売再開のタイミングについては仕様によって再開時期が異なります。
Xperia 1 VII 搭載メモリ | ソニーストア価格 | 販売再開日 |
RAM 12GB/ROM 256GB | 204,600円 | 9月12日(金)10時 |
RAM 12GB/ROM 512GB | 218,900円 | 8月27日(水)10時 |
RAM 16GB/ROM 512GB | 234,300円 | 9月12日(金)10時 |
スターウォーズコラボモデル RAM 12GB/ROM 256GB |
214,500円 | 8月27日(水) ※9月1日(月)10時販売終了 |
.
スターウォーズのコラボモデルについては当初より9月1日10時までの期間限定販売となっていましたが、こちらは期間延長されることはなく、予定通り9月1日10時までの販売となります。そのためコラボモデルについては販売再開後、4日間だけの受注再開となります。
販売再開時に気になっていた、ソニーストアのバックオーダー分については発表された週末に全数が出荷になりました。受注停止前は16GB/512GBだけ、相当数のバックオーダーがあったのですが、それはすべて解消しています。9月12日(金)に予定されている販売再開パート2の際には「在庫あり 即日出荷」ステータスにて販売が再開されるものと予想されます。
★ソニー公式「Xperia 1 VII 発売記念 最大30,000円相当プレゼント」
「ロト&最大3万円キャッシュバックキャンペーン」についても事前に案内があったとおり、購入期間と応募期間がそれぞれ延長になります。
変更前 | 変更後 | |
ロトキャンペーン購入期間締め切り | 9月1日(月)23:59 | 9月30日(火)23:59 |
ロトキャンペーン応募期間締め切り | 9月8日(月)10:00 | 10月7日(火)10:00 |
.
販売が停止していた期間は1ヶ月半ほどあったのですが、延長になるのは1ヶ月となります。
先週末にはバックオーダー分の出荷が一斉に行われているので、当店でもキャンペーン応募の方法について改めてご案内をしていますが、本体が到着してセットアップが終了すれば、Xperia Loungeから5分くらいで申し込みができます。
ロトくじをまだ抽選していない方は、今のウチにどうぞ。
それと忘れてはいけないのがソニーストアのラッキー抽選会です。AV製品割引クーポンなどがXperiaでは使えないのですが、このラッキー抽選会はなんにでも使えます。普通に大ラッキー賞が出てくれれば5,000円、特大ラッキー賞が当たれば1万円、最大で10万円引きの買い物ができます。
抽選してから24時間後のクーポン配布になりますので、ご注意を。
非常に長い販売休止期間になっていましたが、これで当店でもようやく「Xperia 1 VII」の販促記事が出せるようになります。2回目の発売日を迎える感じでオーダー集中になって、またまた納期が延びてしまう心配もあるんですが、お待ちになっていた方の手に早く渡るようにお祈りしています。
【6月5日発売 Xperia 1 VII SIMフリーモデルのご案内はこちらから】
![]() 8月27日より順次販売再開 |
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Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VII (XQ-FS44) |
ソニーストア価格: 204,600円~ 税込 |
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![]() |
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発売日 | 2025年6月5日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
【ソニーストア × STAR WARS コラボモデルはこちら】
![]() 8月27日より販売再開 9月1日10時までの期間限定販売 |
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Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル ソニーストア限定 『スター・ウォーズ』モデル Xperia 1 VII (XQ-FS44/SW) |
ソニーストア価格: 214,500円 税込 |
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![]() |
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発売日 | 2025年6月20日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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