【レビュー】『Xperia 1 VII』のメモリー搭載量によってスタミナ性能は変わるのか!? 検証してみました

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2025年モデルのスマートフォン「Xperia 1 VII」が出荷になってから5日間が経過しました。新しいスマートフォンにはもう慣れましたか? 当店では店頭展示用に12GB/256GBモデルがあるんですが、今後の検証用に16GB/512GBモデルも購入させていただいています。

せっかくなので、この2モデルでベンチマークを取っているところです。一度試してみたかったんですが、搭載メモリー量によって、スタミナ性能に変わりはあるのか?を、今回は試してみました。バッテリーベンチマークは時間がかかるので、検証はそれぞれの設定で一発ずつしかできなかったんですが、その結果をレポートします。

 

こんにちは、店員佐藤です。

バッテリーベンチマークですが当店では「PCMark for Android Benchmark」というアプリを使っています。歴代モデルのベンチマークをこのアプリで今までも行っているのですが、アプリの機能としてバッテリー性能についての指標があるので、手動計測とかではなく自動でベンチマークが取れるので重宝しています。

   

通常のパフォーマンスをみるためのベンチマーク機能もついていて、これはテキスト画面のスクロールや、写真表示、写真の画像編集、動画再生などをひっきりなしに行って計測するベンチマークです。それをバッテリー80%→20%になるまで延々と行って、そこからバッテリー消費についての性能を計測するのがバッテリーライフのベンチマークになります。

重要なのは画面の輝度で、画面が明るければ明るいほどバッテリー消費が激しくなるし、暗ければ暗いほどバッテリーの保ちがよくなります。

それを防ぐためにキャリブレーション機能が搭載されていて、キャリブレーション画面を表示させているときに200luxの明るさになるように調整するように指示されています。別のスマートフォンに輝度を計測するアプリを入れて、それで200luxの明るさになるように調整。

さらに途中で通信をさせてしまうとデータの誤差が大きくなってしまうため、Wi-FiやBluetoothはオフにして計測しています。

歴代モデルとの差を比較したものがこちらになります。

前回の12GB/256GBモデルでの検証結果なんですが、今回、Xperia 1 VIIに新搭載の「処理性能の効率化」で差が出ることが判明。

これはXperia 1 VIIの画面表示でスクロール操作などを行ったときに処理性能を調整して消費電力を抑えることをしていて、最大で10%の省電力化をしているとのこと。

さらに、低残像設定という画面表示を滑らかにするためにリフレッシュレートを最大120Hzに引き上げる機能があるのですが、これのオンオフでも大きく差が出ることが判明。

それらを加味して計測し直したわけですが、それでも「Xperia 1 VI」と「Xperia 1 VII」は歴代のフラッグシップモデルと比較してスタミナ性能が大幅にアップ。

「Xperia 1 VII」ではパフォーマンス自体も大きく延びているのがわかりました。

「PCMark for Android Benchmark」のアプリの中には他社製スマートフォンのベンチマーク結果も掲載されており、スコアを比較する事ができます。

パフォーマンススコアでXperia 1 VIIのスコアを大きく超えるモデルもありますが、Xperia 1 VIIのバッテリーライフのスコアに近いものはないようです。

またバッテリーライフのスコアで比較したときもトップのほうにあるモデルはバッテリーを2パック内蔵して5000mAhを超える容量を搭載している大型スマートフォンなどが含まれているようです。またパフォーマンススコアがXperia 1 VIIに迫るモデルもなく、Xperia 1 VIIはバランスの良く高性能を発揮しているモデル、と言えるかもしれません。

 

というところで、先週末から16GB/512GBモデルのバッテリーライフのベンチマークを計り続けていました。内蔵RAMの12GBと16GBの違いについては先週、blogエントリーでお伝えした通りです。

【レビュー】『Xperia 1 VII | RAM 16GB/ROM 512GB』ハイスペック仕様モデルの開梱レポート 12GBモデルとの違いを検証

このときは内蔵RAM8GBのXperia 10 VIも加えて3機種でアプリの同時起動をしてどこまでアプリをキルせずに使えるかテストをしていました。なかなか12GB搭載のXperia 1 VIIもしつこくて、結果、27個のアプリを同時起動したときにやっと差が出たのですが、同時に起動するアプリの数に差が出たというのは確かです。

なお、記事にはしていませんでしたがXperia 10 VIとの動作スピードにもずいぶん差があって、倍までは行きませんが、アプリの起動速度とか見ているとXperia 1 VIIとXperia 10 VIで10:6くらいの処理速度の差があるというのも実感。

大きく価格差のあるモデルでしたが、それなりに価格差分の性能差ってあるものなんだとわかりました。

 

ということで、今回の12GB/256GBモデルと16GB/512GBのベンチマーク結果がこちらです。

  

やっぱり、差が出ました。

RAMとROMのどちらで差がでているのかわかりませんが、計算してみると7%前後、12GB/256GBモデルの方がバッテリーの保ちは良いようです。意外にも大きな差が出たので驚きました。

それぞれの設定で1回ずつしか計測していないので誤差がありそうですけど、大体の数値としては参考になるかと思います。

とはいえ、画面の低残像設定のオンオフでひっくり返ってしまうくらいの差で、スタミナ性能が気になるようであれば120Hz駆動を止めて60Hz駆動で使うとかすれば良い感じですね。

 

ところで、現在も16GB/512GBのハイスペック仕様は納期が8月下旬頃出荷目安となっていて3ヶ月納期のままとなっています。3ヶ月納期になるというアナウンスがソニーストアさんから出た直後はハイスペックモデルのオーダー比率が一時的に低下したのですが、現在は、また元に戻ってきています。(^^;)

6月1日から6月9日までの当店経由でのオーダー比率は下記の様になっています。

なんと、半数近くの方は、やはり16GB/512GBのフルスイングモデルをオーダーされているようです。3ヶ月も手元に届くのが遅くなりますが、それでも6年のセキュリティアップデート期間を考えれば3ヶ月なんて一瞬ですからね。

せっかくのソニーのフラッグシップモデルを購入するんですから、最上位スペックで購入したい!というお気持ちはよくわかります。

アプリの同時起動数による差や、今回の様なバッテリー性能に差がありますので、是非、ご検討の上、納得のいくモデルの購入をどうぞ。

 

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