α7 V×Xperia 1 VIIで体験するUltra HDRの世界|秩父氷柱をRAW×16ストップで撮る

Ultra HDR対応のスマートフォン「Xperia 1 VII」と、ダイナミックレンジ16ストップの「α7 V」を使って、先週末に秩父氷柱ツアーへ遊びに行ってきました。
そういえば、この2製品の組み合わせってすごくないですか!? 広ダイナミックレンジ+14bit RAW撮影ができる「α7 V」の撮影データをUltra HDR対応の「Xperia 1 VII」で再生するって、現時点ではもしかして最強のUltra HDR環境になるのかも!?
そんなわけで、おなじみ「Ultra HDR」で現像した写真で秩父氷柱ツアーを振り返ってみたいと思います。全編、Ultra HDRフォトで紹介します。

こんにちは、店員佐藤です。
秩父氷柱ツアーですが、いやー、寒かった!です。今シーズン最強寒波がやってきているというのもありますが、今が1年で一番寒い時期ですからね。土曜日には皆さん、元気にお帰りになっていますが、その後、お風邪などはひかれてないでしょうか?
今回は、あらためて「α7 V」で撮影したRAWデータをAdobe Lightroomで現像して、Xperia 1 VIIでご覧になるとすごいことになる「Ultra HDR」で振り返ってみたいと思います。
「Ultra HDR」はGoogleが推進する新しい画像フォーマットです。通常のJPEG画像に「ゲインマップ」というHDR成分だけを記したレイヤーを重ねて記録することにより、対応デバイスではHDR画像として表示され、非対応デバイスでは通常のJPEG画像として表示されるというファイルになっています。
対応するデバイスはHDR対応ディスプレイを搭載したAndroid 14以降のスマートフォンのほか、Windows 11もHDRディスプレイを使っているときは対応します。ソフトウェア的にはGoogle フォトとChromeブラウザが対応します。
なので、Xperia 1 V以降のスマートフォンでブラウザを使って、このブログ記事をご覧いただくとUltra HDRで画像が表示されます。上の写真の太陽がやたらまぶしく光っていたら、それはUltra HDRです。
Windows 11の場合もChromeブラウザ、もしくはEdgeブラウザを使って、HDRディスプレイに表示するとUltra HDRの画像がご覧になれます。

どうしてもUltra HDRかどうかの判断がつかない、というときは「システム」>「開発者向けオプション」>「HDR/SDR比を表示する」というスイッチを入れると画面の右上に数値が表示されて、これでわかります。1.0がSDR画像で、それよりも大きな数値が表示されたら、それがUltra HDRです。
最新モデルの「Xperia 1 VII」はカメラがUltra HDRに対応しているので、機能をオフにしていない限り、撮影した写真データはすべて「Ultra HDR」で記録されています。
残念ながら「Xperia 1 VI」や「Xperia 1 V」はUltra HDRの表示はできるんですが、写真撮影でUltra HDRでの記録ができません。アプリのアップデートの可能性も低そうですので、現状では機種の買い替えをしないとUltra HDRフォトは楽しめないのですが、方法はあります。

現在はGoogle フォトの編集機能に「ウルトラHDR」という項目があり、これを使うと、昔撮影したSDRの写真もUltra HDRにしてくれます。
ただ、輝度の狭いデータを広げているだけなので、キラキラした感じにはなるんですが、Ultra HDR本来の豊かな階調感は味わえません。
本来のUltra HDRの映像を楽しむなら、やはりここはデジタル一眼カメラαを使ってしまうのが一番!

今だったらダイナミックレンジ16ストップの「α7 V」との組み合わせが最強でしょう! ということで、今回の秩父氷柱ツアーの撮影になります。

さて、ソニーさんが用意しているアプリ「Creators’ App」を使えば、α7 Vで撮影したデータをスマートフォンに取り込むことができるんですが、撮影時にいちいち、画像を選択して取り込むのは面倒。
今回は「Transfer & Tagging」を使って、FTP転送する方法を紹介します。
「Transfer & Tagging」はプロカメラマンがデータ納品を素早く行うための機能なんですけど、我々一般人も使えます。
本来は会社とかで使っているFTPサーバーにデータ転送するためのアプリなんですけど、このアプリ自体をFTPサーバーにして、αからXperiaへその場で高速に転送できます。

一番簡単な方法が「Wi-Fiテザリング」を使う方法で、Xperiaの「アクセスポイント」機能を使って、XperiaのWi-FiテザリングにαをWi-Fi接続します。Xperiaとαをペアリングした後は、アプリからFTPの取り込み設定を転送させることができるので、パスワードとか難しいものを設定しておいても大丈夫です。

XperiaとαのWi-Fi接続とサーバー設定が終わったら、カメラ側からの送るファイルの設定を行います。ここではレーティングで★3つにしたものを転送するようにしました。もちろん転送する画像ファイルはRAWです。
今のところ、Adobe Lightroomがロスレス圧縮しか現像できないので、撮影時のRAWデータもロスレス圧縮RAWにしておきます。

あとは再生時にカスタムボタン3にレーティング設定をしておいて、再生画面で転送したい画像が表示されたらカスタムボタンを押すことで、あとは自動転送してくれます。

転送されたデータは残念ながらSDカードには転送されず、Xperiaの本体ストレージに収納されます。SDカードに入ってくれると容量を気にしないで済むので楽なんですが、ま、撮影データ全部を転送するわけではないので、これでOKです。
あとはAdobe Lightroomで転送されたRAWデータを開き、「HDRモードで編集」のスイッチを入れて「自動」とすれば、ダイナミックレンジの広いRAWデータから、Ultra HDRフォトが生成できます。

α7 V+SEL2470GM2 F2.8 1/160 ISO100
まずは尾ノ内渓谷の写真で氷柱が連なる渓谷全体を俯瞰で捉えた一枚です。RAWで撮影しているため、氷の白さを保ったまま、背景の岩肌や木々の階調もしっかり残っています。
Ultra HDRで表示すると、氷のハイライトがキラッと立体的に浮かび上がり、Xperia 1 VIIの画面で見ると奥行き感が一段と強く感じられます。

α7 V+SEL2470GM2 F8 1/125 ISO100
手前の氷の塊と、奥にいる人の存在を入れることで、氷柱のスケール感が際立つカットです。通常のHDRでは潰れがちな氷の輝きも、Ultra HDRなら透明感を失わずに表現できます。
Xperia 1 VIIで見ると、光が当たった部分だけが自然に輝き、現地で見た印象にかなり近い仕上がりです。

α7 V+SEL2470GM2 F8 1/50 ISO250
一本の氷柱を主役にし、周囲の枝や背景を整理した構図です。RAWデータの情報量があるおかげで、氷の内部の層や気泡のニュアンスまで描写できています。
Ultra HDR対応環境では、氷柱の先端の明るさと背景の暗部が無理なく共存し、Xperia 1 VIIで見ると質感の違いがとても分かりやすいです。

α7 V+SEL2470GM2 F8.0 1/30 ISO200
渓谷の奥行きと、流れ続ける水、凍結した岩肌をまとめた一枚です。ダイナミックレンジの広いα7 VのRAWだからこそ、暗部の谷間から明るい氷柱まで破綻なく表現できています。
Ultra HDRで表示すると、水面の反射や氷の輝度差が自然に強調され、スマートフォン表示でも「立体的な風景」として楽しめます。

Xperia 1 VII XQ-FS44 F2.0 1/200 ISO64
こちらはXperia 1 VIIのカメラで撮影した1枚です。記録はUltra HDRフォーマットになっているんですが、薄暗い渓谷だったため、実はあまり輝度差がなく、そういう場合は無理にHDRに仕上げないので、こうした写真になります。

α7 V+SEL70200G2 F8.0 1/200 ISO2500
氷柱の密集した部分を切り取ったクローズアップです。白飛びしやすい被写体ですが、RAW+Ultra HDR現像によって、一本一本の氷の輪郭と透明感がきちんと残っています。
Xperia 1 VIIで見ると、光を受けた部分がキラキラと輝き、写真というより「そこに氷がある感覚」に近づくのが印象的です。

α7 V+SEL2470GM2 F2.8 1/80 ISO6400
現地の寒さをそのまま伝えてくれる、温度計のカットです。数字や目盛りの白さを保ったまま、背景のボケも自然に階調が残っているのはRAWならでは。
Ultra HDR対応のXperia 1 VIIで見ると、数字部分の明るさだけがスッと浮き上がり、写真が「情報としても見やすい」仕上がりになります。

α7 V+SEL2470GM2 F2.8 1/80 ISO5000
三脚に並ぶカメラと、その奥に広がる氷瀑を切り取った一枚です。暗部にあるカメラの質感と、奥の明るい氷柱を同時に成立させられるのがα7 VのRAWの強み。
Ultra HDR表示では、氷のハイライトが自然に強調され、Xperia 1 VIIで見ると現場の緊張感まで伝わってきます。

α7 V+SEL2470GM2 F2.8 1秒 ISO200
グリーンのライトアップに照らされた氷瀑を、川面の反射まで含めて捉えたカットです。通常の現像だと色が飽和しやすいシーンですが、RAW+Ultra HDRでは輝度と色が分離して表現できます。
Xperia 1 VIIで見ると、緑の光が「ベタ塗り」にならず、氷の質感を保ったまま発光しているのがよく分かります。

α7 V+SEL2470GM2 F2.8 1秒 ISO200
青と暖色が混ざり合う時間帯のライトアップを捉えた一枚です。明るい照明と暗い水面の差が大きいシーンでも、階調を失わずに描写できています。
Ultra HDR対応環境では、光の強い部分だけがキラッと輝き、Xperia 1 VIIの画面で見ると立体感が一段増します。

Xperia 1 VII XQ-FS44 F1.9 1/25 ISO1600
そして、こちらは「Xperia 1 VII」で撮影した1枚です。フルサイズセンサー並みの画質、ということにはなっていますが、さすがに24-70mm GMレンズと3300万画素のダイナミックレンジ16ストップとは、こういうシーンで差が出ます。

α7 V+SEL2470GM2 F2.8 1秒 ISO200
クールな水色のライトで統一された氷瀑の表情を写したカットです。白飛びしやすい氷と、暗く沈みがちな背景を同時に成立させられるのは、RAWデータの情報量があってこそ。
Xperia 1 VIIで表示すると、氷のエッジや透明感が際立ち、「夜の氷瀑の冷たさ」まで感じられる描写になります。

α7 V+SEL2470GM2 F2.8 1/30 ISO8000
赤いライトに包まれた氷瀑を、画面いっぱいに捉えた一枚です。非常に彩度の高いシーンですが、RAWで撮影していることで氷の白さと質感がきちんと保たれています。
Ultra HDRでXperia 1 VIIに表示すると、赤がベタっと潰れず、光だけが浮かび上がるような“発光感”を楽しめるのが印象的です。

α7 V+SEL16F18G F1.8 1/30 ISO2500
ライトアップが切り替わる合間の、比較的ニュートラルな色味を捉えたカットです。氷、岩肌、川面、それぞれの明るさの違いが自然につながり、α7 VのRAWの懐の深さを感じます。
Ultra HDR対応表示では、明るい部分を強調しすぎず、Xperia 1 VIIの画面でも「見やすく奥行きのある写真」になっています。

α7 V+SEL16F18G F1.8 1/30 ISO2000
青いライトに照らされた氷瀑を、やや引き気味に構成した一枚です。白飛びしやすい氷と、暗く沈みやすい背景を同時に成立させられるのは、RAW+Ultra HDRならでは。
Xperia 1 VIIで見ると、氷の輪郭が際立ち、夜の冷たい空気感まで伝わってくる描写になります。
今回掲載した写真はすべて、α7 VでRAW撮影 → Adobe LightroomでUltra HDR現像 → Xperia 1 VIIで鑑賞という流れで仕上げています。
Ultra HDRは「派手にするためのHDR」ではなく、光っている部分だけを正しく明るく見せるための仕組み になっています。
氷瀑のように
-
白飛びしやすい
-
暗部との差が大きい
-
光の色が強い
という被写体こそ、この組み合わせの真価が分かりやすいと思います。
撮っているとき、現像しているとき、そして Xperia 1 VIIで見た瞬間に「完成する」。そんな新しい写真体験ができるのが、α7 VのRAWとUltra HDRの組み合わせです。
今回はブログ記事の作成にはPCを使っていますが、写真選別や講評はXperia 1 VIIを使って行っています。
Ultra HDRフォトは、まだ見られるデバイスが限られていて、BRAVIAでは表示できないし、紙媒体の印刷もできません。ですが、一番、目にするスマートフォンで威力満点な画像が体験できます。このスタイルが今、一番私は気に入っています。
Xperia 1 VIIでなくても、Xperia 1 VI、Xperia 1 V、Xperia 1 IV、Xperia 5 V、Xperia 5 IVでもUltra HDR表示は楽しめます。
Xperiaの買い替え時期まで、まだ時間がかかるなー、という方は、まずはお手持ちの「α」で試してみてはいかがでしょうか? 「α7 V」最高ですよ!
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