テックスタッフの楽しい時間『夜行バスで行く尾瀬ツアー』レポート
7月8日の日曜日に当店イベントとして「夜行バスで行く尾瀬ツアー」を開催しました。たびたび、カメラレンズの試し撮りに一人で行っていた国立公園の尾瀬ですが「一度連れてってください」という声をいただいていたので実現してみました。
土曜日の閉店後に夜行バスで出発するという強行軍です。旅のレポートをお届けします。
こんにちは、店員佐藤です。
群馬と新潟、福島にかかる国立公園の「尾瀬」ですが、関東からだとそれほど遠いこともなく、高速バスを使えば簡単にアクセスができます。新宿からで往復8,000円。手軽に大自然を楽しめるんです。
ただオンシーズンだと、バスのチケットが早々に完売してしまいます。今回も3週間ほど前にチケットを購入いただいての出発です。
西日本では前代未聞の災害が起こるほどの大雨がありましたが尾瀬にはその雨雲はかかっていなくて、予報も小雨程度だったので決行してきました。
バスタ新宿を利用するのは私も初めてだったので月曜日に下見しにきているのですが、現在はコンビニのファミリーマートがあるので、そこで夜食を購入することが可能。私たちはバスタ新宿に入る前に翌朝とお昼の昼食を用意してバスに乗り込みました。
新宿を22時に出発です。
バスは全席指定席なんですが、空いている時期だと途中経由する川越出発後に自由席にしてくれて、一人で2座席を使わせてもらうこともしてくれます。
この日はほぼ満席で異グループ、異性同士で隣り合っている方を優先して少しだけ空いている席を利用させてもらっていました。
バスはトイレも装備しています。途中「三芳サービスエリア」と道の駅で休憩があり、尾瀬の玄関口「大清水」へ先に行ってから、鳩待峠への連絡バスが出発する「尾瀬戸倉」へ到着します。
関越交通の運転手さんは今回もすごくいい人で3時半くらいから小さな音量でアナウンスをはじめて、尾瀬戸倉に到着する4時まで徐々に車内照明を明るくしたり、音量を上げてくれたり、快適な目覚めを演出してくれます。
車内温度も暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい感じでした。(出発時はやや暑くて、到着時はやや寒かったのですが、たぶん、私の体温的な問題だと思います。自宅でもそうなので。)
朝4時に尾瀬戸倉のバスターミナルに降り立ちます。
鳩待峠への連絡バスは4時40分ごろの出発になります。それまでにバス停のトイレで身支度して、持ってきたお弁当をベンチでとります。
気温は18度前後。持ってきたフリースなどを着て過ごします。この時が1日で一番寒い時間。
尾瀬戸倉から鳩待峠への連絡バスは片道980円。今回はマイクロバスで出発。マイクロバスはちょうど満席になっていました。
鳩待峠に5時10分すぎに到着。ここまで来るルートがシーズン中は交通規制があり一般車は入ってくることはできません。朝5時に道路が解放されるので、一番早い時間に入ってくることができてこの時間になります。
参加メンバーは私を含めて全10人です。10人のうち、初尾瀬の方はなんと8人。尾瀬のハイキングツアースタート。
まずは鳩待峠までの3.3㎞の下りです。通常のルートタイムは約1時間となっていますが、私一人でくると30分くらいで降りています。私の足が速いとかではなく、道がしっかりと整備されていてサクサクと進めるんです。
ただ、この日は雨で濡れていて木道がツルツルだったのと。。。初めての尾瀬ということで、あちこちで写真撮りまくり大会になってしまい、普通のルートタイムでの移動になりました。そういえば、私も心当たりあるなぁ。
何人かコケつつもケガやカメラの故障もなく、尾瀬ヶ原の入り口「山の鼻」に到着。ほぼ予定通りです。
バスでの移動中は雨が降っていたのですが、尾瀬戸倉で降りてからはぴったりと雨がやんでくれています。ここまで防水装備で歩いてこられたかたもいらっしゃるのですが、気温もあがってきたので、ここで脱いで、日焼け止めを装備。
さぁ、ここからいよいよ尾瀬ヶ原へ出発です。
ここまで見通しの悪い山道をずっと歩いてきたのですが、ここで森を抜けるとどこまでも広がる大湿原を一望にできます。
この風景で感動するんですよねー。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/320 ISO100
青空であればもっとよかったんですが、初めての尾瀬ヶ原ウォーキングスタート。この写真はたまたまですが、ご参加の方々全員が1ショットに入っている写真です。まだ歩き始めたばかりですが、この時点でだいぶ列が長くなってしまいました。
でも、大丈夫です。今回はかたまって歩くのではなく、次の集合地点だけ決めておいて自由散策という作戦。全員がマップをもって行動できるようにご案内してあります。1本道なので、一番最後を私が歩けば迷子になる方もいらっしゃいません。
燧ケ岳に向かって全員で歩いていきます。
期待していた「ニッコウキスゲ」は、まだちょっと早かったみたいです。まだ1分咲きくらいでしょうか。
それでもあちこちでぽつぽつと見れます。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO100
こちらのカキツバタは最盛期でした。群生しているところもみられたし、たくさん写真が撮れました。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO125
こちらはノアザミです。これもルート中、たくさん咲いていましたね。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/250 ISO100
コバイケイソウです。毒をもっていて食べると、かなりのダメージを受けるらしいですが、さすがにこういう花を口にすることはないですよね!?
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/160 ISO100
池塘にひとつだけ咲いているのが見つけられました。「オゼコウホネ」です。
私が持ってきたのはα7III+SEL100F28GMというSTFレンズのみです。これで尾瀬の鼻を撮りまくるつもりだったんですが、木道からしか撮影ができないので、こういうシーンでは望遠レンズもあったほうが良いですね。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/160 ISO100
振り返って撮影した至仏山です。真ん中に見えるのが登山道で3時間半かけて登ります。あそこからだと、尾瀬ヶ原全体が見渡せます。
かなりきつい山道ですが、次回はあそこに登ってみたいですねー。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO100
牛首分岐を経由していくつかの橋を渡って竜宮十字路を目指します。途中、ペースを見るとやはり写真撮影が忙しく、予定よりも30分ほど遅れていることが判明。リードタイムを40分みていたのですが、このままだと時間的なゆとりがなくなり、せかしながら帰ることになりそうなので、竜宮十字路からヨッピ橋へ行くルートをあきらめて、竜宮十字路から来た道を戻ることにします。これで再び、リードタイムは40分ほど確保できます。
せかされて、ただ歩くよりもゆとりをもってたくさんシャッターを切っていったほうが楽しいですしね。
それと予想に反して全然人がいなくてガラガラなんです。ヨッピ橋に行くルートを通ると人通りが少なくなるから、という狙いもあったんですけど、それも必要がなくなりました。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO160
ということで、ここからはゆっくりとニッコウキスゲを探しながらのんびりとハイキングです。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO320
イモリ? ヤモリ? と言いながらシャッターを切っていましたが、これはイモリ。カエルの仲間で両生類のものがイモリ。トカゲの仲間で爬虫類のものがヤモリなんだそうです。
こちらはSnake kingさんのSEL100400GMのショット。一人先行していて往路ではその姿を見かけることがなかったのですが、どんどん先に行かれていたみたいです。
振り返って全員の記念写真を収めてくださいました。データ送信、ありがとうございました。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/160 ISO100
なお、こちらは最後尾からの風景です。燧ケ岳に向かって歩いて行かれる皆さんの姿をこちらは100mmのSTFレンズで撮影していました。
5月ごろにさく水芭蕉はさすがにひとつも咲いてはいませんが、木道の途中で「水芭蕉群生地」という案内を発見。
脇道にそれて行ってみると、おなじみの尾瀬ヶ原の風景がみられます。旅行パンフレットでもガイドブックでも「尾瀬ヶ原」というと、ここからの写真を使われることが多いんですよね。
ここに水芭蕉が咲いていると「THE 尾瀬」という写真になります。
予定よりも30分ほど遅れて竜宮十字路に到着しました。帰りのルートを短くしているので、ここで予定通りお昼休憩をたっぷりと取ります。
持ってきたおにぎりの他に、k-tuneさんのバーナーを使ってラーメンの配給があったのと、Sさんからはドリップコーヒーのサービス付き。山歩さんからは梅干しやナッツ類、ドライフルーツ、漬物などの提供も。
尾瀬は初めてでも山慣れしている方だと、こういうものを持ち寄られるんですね。コンビニ弁当だけではない、楽しいお昼ごはんになりました。
帰り道は往路で見逃していた撮影ポイントを探しながらの写真散歩です。
α7III+SEL100F28GM T22 1/20 ISO100
人数が集まるといろいろなアイデアが出てくるもので、こうしたワタスゲもシャッター速度を落として風を表現できないか挑戦。
あいにく、この日は風がほとんどありません。w
「逆さ燧」ポイントにつくと、今度は逆に風が出てきてしまって水面が波立ったりします。うーん、うまいこといきませんが、それが自然です。
今回は体験ツアーですから本気で作品撮りをするときは、ぜひ、お泊りでお越しください。
α7III+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO100
尾瀬名物のボッカさんにも出会えました。山小屋までたくさんの荷物を運んでいます。この姿は12年前に初めて尾瀬に来た時と変わりません。いつか、これがロボットになったりするときが来るんですかね?(もしくはドローンだったりして)
小さくて細いトンボを見かけましたが、帰ってきてから調べてみたところ、これは「オゼイトトンボ」というそうです。
高解像度なSTFレンズのおかげでばっちりと確認ができます。
こちらも離れたところで咲いていた「ヒツジクサ」です。こちらは何か所かで見つけられました。往路よりも復路で多く見つけられたので、どんどん開花している最中なのかも!?
予定通り「山の鼻」へ戻ってきました。ここで先着していた方は花豆ソフトを食べたりしていたそうですね。うーん、私もそれ、やりたかったです。
この後は1時間半の登りになります。尾瀬は盆地みたいになっていて峠から下って入山して、最後の帰りが登り道になります。距離にして3.3kmほどの短い道なんですが最後になればなるほど傾斜が急になっていきます。
ここの水場で最後の水分補給をして、いざ出発!
各自マイペースで登っていきます。
写真的には尾瀬ヶ原でおなか一杯になっているはずで、往路ではシャッターを切りまくっていた方も、ここはすでにカメラをザックにしまってしまうほど。ひたすら登ります。
12時50分、予定よりも10分早く鳩待峠に全員戻ってきました。
バスは13時40分出発なんですがメンバーの人数が多いと、それだけで乗り合いタクシーを出してくれます。
ということで、すぐにバスで尾瀬戸倉へ出発です。
鳩待峠で飲み食いしようとすると山岳地帯特有の物価高での買い物になるのですが、尾瀬戸倉まで戻ってくるとバス停の近くに普通の酒屋さんがあって、通常価格でのお買い物が可能になります。
ここで、各自、思い思いの打ち上げ食材を買ってきてベンチで慰労会開始。吹き渡る風が気持ちいい♪
尾瀬戸倉から新宿行きの帰りのバスは13時30分、14時30分、15時30分の3本があり、空いているときなら遅めのバスを予約しておいて、早く到着した場合は前のバスに振り替えてもらうことなどができるのですが、この日はすべて満席とのこと。
実は一人だけ予約がとれなくて15時半のバスチケットになっていた方がいるのですが、その方は1時間遅れでのご帰還になりました。(バス停のとなりに日帰り温泉があるので、そちらに行かれたという話です。)
我々は14時30分のバスに乗車して岐路。
大きな事故もなく無事に尾瀬ツアーは終了しました。
今回の尾瀬ツアーはもっともベーシックな初心者向けのコースでした。季節によって違う景色が楽しめるし、他にもたくさんのルートがあります。また違う機会に尾瀬ツアー、行ってみましょうね。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。また次回イベントのご参加をお待ちしています。
※当店撮影イベントは店頭購入をいただいた際にご案内している当店メールマガジン会員様へ優先してご案内をしています。当店店頭でのオーダーご利用時にメールマガジン会員の入会をお申しつけください。
【ご参加いただいた伊藤浩一様のblogです】
☆『夜行バスで行く尾瀬ツアー』初めての尾瀬をRX0だけでスナップしようかな?
デジタル一眼カメラ 『α7III』 ILCE-7M3 |
ソニーストア価格: 229,880円+税 |
|||
発売日 | 2018年3月23日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:23,000円+税
3年ワイド/5年ベーシック:12,000円+税 3年ベーシック:無償 |
|||
金利0% クレジット |
24回分割手数料0%+10%オフクーポン 月々9,300円 残価設定24回分割+10%オフクーポン 月々6,400円(初回のみ9,170円) |
|||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン(~7/30) 残価設定24回クレジットキャンペーン(~7/30) |
|||
テックスタッフ 購入特典 |
店頭にて実機展示中
サマーフェア特典あり 液晶保護ガラスプレゼント 3年ワイド保証半額クーポン(~7/31) |
.
☆当店blog 2018.7.4「『ソニーショップ サマーフェア』で3年ワイド保証半額クーポン&カメラフェア特典プレゼント! 最もお得な購入方法はコレです!」
☆当店blog 2018.6.26「α9 カメラグランプリ2018大賞受賞記念キャンペーンでステッカーとストラップのプレゼント!」
☆当店blog 2018.6.17「”α7III”で撮る『シマリスとあじさい』」
☆当店blog 2018.4.21「”α7III”で撮る『野毛大道芸2018』」
☆当店blog 2018.3.29「『α7III』で撮ってブラビアで観る『4K HDR』の話」
☆当店blog 2018.3.27「α7III+SEL100400GMで撮る『桜とシマリス』」
☆当店blog 2018.3.23「デジタル一眼カメラ”α7III”開梱レポート」
☆当店blog 2018.3.7「デジタル一眼カメラ”α7III”ショールーム展示レポート α7IIと比較してきました」
☆当店blog 2018.3.3「【これがお得な購入方法】”α7III”みんなのオーダーレポート 」
☆当店blog 2018.3.1「CP+2018で触ってきました ”α7III”実機レビューレポート 」
☆当店blog 2018.2.27「AF性能2倍!3分でわかる新型カメラ”α7III”プレスリリース発表」
デジタル一眼カメラα [Eマウント]用レンズ SEL100F28GM |
ソニーストア価格: 172,500円+税 |
|||
発売日 | 2017年3月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:18,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:9,000円+税 3年ベーシック:無償 |
|||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン(~7/30) |
|||
当店店頭購入特典 | 店頭展示品でご体験いただけます 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 サマーフェア特典あります!(~7/31) |
.
☆当店blog 2018.3.15「STFレンズ『SEL100F28GM』で撮る春の浜離宮・菜の花畑」
☆当店blog 2017.4.24「STFレンズ『SEL100F28GM』で撮る高尾山のスミレ」
☆当店blog 2017.4.14「『SEL100F28GM』と行く陣馬~高尾縦走 スミレ探しの旅」
☆当店blog 2017.4.11「”α7S2″とSTFレンズで撮る『満開の東京・桜人気スポット巡り』」
☆当店blog 2017.3.27「『SEL100F28GM』で撮る雨の六義園「しだれ桜」」
☆当店blog 2017.3.24「本日発売 STFレンズ『SEL100F28GM』開梱レポート」
☆当店blog 2017.3.17「『SEL100F28GM』ソニーショールームにて展示開始」
☆当店blog 2017.2.23「STFレンズ初公開『CP+2017』ソニーブースレポート」
☆当店blog 2017.2.13「STFレンズ『SAL135F28』の話」
※AマウントのSTFレンズを改めて紹介。STFレンズの仕組みを説明しています。
☆当店blog 2017.2.8「新型”α”レンズが日本国内向けにプレスリリース」
デジタルスチルカメラ DSC-RX100M6 |
ソニーストア価格: 138,880円+税 |
|||
発売日 | 2018年6月22日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:14,000円 3年ワイド/5年ベーシック:7,000円 3年ベーシック:無償 |
|||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 残価設定クレジット手数料0%(~7/30) |
|||
テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 サマーフェア店頭購入特典 3年ワイド/5年ベーシック保証半額クーポン 液晶保護フィルムプレゼント |
.
☆当店blog 2018.7.1「『DSC-RX100M6』で撮る「二ホンリス」」
☆当店blog 2018.6.27「RX100M6で撮る美の山あじさいハイキング 」
☆当店blog 2018.6.22「『RX100M6』開梱レポート&ミニレビュー 」
☆当店blog 2018.6.13「『RX100M6』が入荷次第出荷ステータスへ」
☆当店blog 2018.6.13「『RX100M6』みんなのオーダーレポート 」
☆当店blog 2018.6.12「ソニーストアにて『DSC-RX100M6』の先行予約販売開始!」
☆当店blog 2018.6.12「『DSC-RX100M6』先行予約販売開始直前情報」
☆当店blog 2018.6.7「『-RX100M6』展示レビューレポート&お得な買い方ガイド」
☆当店blog 2018.6.6「3分でわかる『DSC-RX100M6』日本国内向けプレスリリース」
☆当店blog 2018.6.5「ソニーUKにてサイバーショット『DSC-RX100M6』発表 」
☆ソニー商品情報ページ「DSC-RX100M6」はこちらから
☆ソニープレスリリース「広角から望遠までの新開発24-200mmズームレンズ、世界最速0.03秒の高速AF搭載『RX100 VI』発売」
☆ソニー銀行『Sony Bank WALLET』のご案内はこちらから