『SEL100F28GM』と行く陣馬~高尾縦走 スミレ探しの旅

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今日からソニーストアにて在庫販売が始まったSTFレンズの「SEL100F28GM」。非常にボケの綺麗なレンズでしかもフォーカスが合っているところの解像感も高く、これを使うと自分の写真の腕が数倍上がったんじゃないかと思える楽しいレンズです。

このSTFレンズを持って、桜の写真を撮ってきましたが、もうひとつ、この春に撮りたかった「すみれ」の写真を撮るべく、代休をいただいて山ハイキングへ行ってきました。

今回は写真がやたらと多めのblogエントリーになるのですが、お時間のある方がいらっしゃいましたら是非お付き合いください。かなり歩きやすくなった「陣馬山」から「高尾山」への縦走の旅をレポートします。

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こんにちは、店員佐藤です。

ここ数年、毎年陣馬山から高尾山への縦走をこの時期にしています。距離にして17kmほどあり、7時間ほどの行程になるので歩きごたえがあるのですが、花が咲く時期のこのコースはルート上にたくさんの珍しい花を見つけることができ、さらにヤマザクラ並木も通れるもので、とても楽しいんです。

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☆当店blog 16.4.11「『SELP18105G』で撮る桜の奥高尾 フォトスタンプハイク」

☆当店blog 14.4.29「『SELP18105G』で撮る春の高尾山」
☆当店blog 14.1.24「SEL2470Zで撮る『高尾山~陣馬山 縦走』」

☆当店blog 13.4.29「『SEL35F18』だけで高尾山~陣馬山 春の縦走ハイキング」

ふり返って見ると高尾山に行き始めたのが2006年のα100発売のときからなんです。山歩きという新しい世界に入っていくときにお供にしていたのが歴代”α”ボディとレンズで、自分の好奇心のあるときには必ずそばにデジタル一眼”α”がついてきてくれている感じ。

今回は「世界一ボケの綺麗なレンズ」の力を借りて、陣馬山から高尾山へのルートで新しい風景を切り取ってきたいと思います。

さて、自宅を出発したのが朝の6時。7時半にJRの高尾駅に到着して「陣馬高原」行きのバスに乗ります。

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これがまたいきなりすごい人数の方が並んでいるんですが、思い出しました。この時期のこの時間(7時半出発)のバスはすごい混むんですよ。しかもこのバスは地元の小学生、中学生の通学バスにもなっていて途中から子供たちがたくさん乗ってくるんです。

なので来年行くときは時間をずらして7時半のバスはやめよう、と、心に誓っていたんですが忘れていました。

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これは去年と全く同じ景色だ、と、思いつつ同乗している小学校の先生も去年と同じ方だし、子供たちもみんなちょっと大きくなっているような。

迷惑にならないように来年来るときは7時半のバスは避ける様に本当にします。(1時間おきに出ているので、ずらすと6時半か8時半のバスになります。)

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バスは約50分かけて「陣馬高原下」バス停に到着します。この陣馬街道を上って登山口を目指します。

初めての方も他のハイカーさんの後に続いていけば道は間違えることはありません。

ちなみに高尾山をスタートして陣馬山をゴールにするというルートもありますが、ゴールした陣馬山のバスが1時間に1本しかないのでタイミングが悪いと、ここでかなりの時間を潰す必要があります。私は陣馬山をスタートにするのをオススメします。

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20分ほど道を歩いたところにハイキングコースの入口があり、ここから陣馬山を目指します。

道は整備された普通の山道なんですが陣馬山到着の直前がやや急勾配になります。ハイキングコースから陣馬山山頂までは約1時間。ノンビリ歩いて行きます。ルート中、ここが一番きつい登り道になるので、ここだけ登り切ればあとは大丈夫。

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持ってきているカメラは”α6500″にSEL100F28GMを装着しているモノ。それとサイバーショット「DSC-RX100M4」をメモカメラにしています。

APS-Cセンサー搭載の”α6500″にSEL100F28GMを装着すると150mm相当の望遠レンズになってしまいます。これでハイキングのレポートをしようとするとかなりきついのでサイバーショットもポケットに入れて持ち歩いているわけです。

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ハイキングコースに入ってから1時間で陣馬山の山頂に到着。この白馬が陣馬山のシンボルです。

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周囲に視界を遮る山はありませんので360度のパノラマが楽しめます。ちなみにここに来る最短ルートは「和田峠」というところまで車で来てしまうこと。そこの駐車場からだと40分でここまで登ってこられます。天気の良い時はそれだけでも絶景を楽しんで帰ることができます。

さて、ここで焦点距離が150mm相当になる”α6500″+SEL100F28GMで風景を切り取ろうとするとこうなります。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/800 ISO100

焦点距離150mm相当だと、ちょっと離れてもこんな感じにしかなりません。仕方がないので山頂からちょっと降りて馬が見えるところを探すと。。。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/1000 ISO100

なかなかうまく行きませんね。

STFレンズ一本で旅の記録をしようとするとちょっと大変です。ですが、それを今回はやってみたいんですよね。

陣馬山を後にして、ここから高尾山まで尾根伝いにロングハイキングへ出発です。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO100</ font>

55分で次の目的地の到着しました。「明王峠」です。売店はあるのですが、ここが営業をしているところを見たことは1度しかありません。土日だけ営業をしているんだと思います。

ここも小屋が見通せないのでこうして登山道を入れて撮ってみたり。。。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/250 ISO100

下にちょっと降りて前ボケを作って山の中的な雰囲気を出してみたり。

STFレンズのおかげでこうして積極的に前ボケを作るようになりました。これまでそんなに意識してなかったのに、このレンズのおかげですっかり前ボケ星人になってしまっています。

撮影モードも今まではプログラムオートの「Pモード」か絞り優先の「Aモード」しか使ってこなかったんですが「SEL100F28GM」のおかげでマニュアルの「Mモード」に挑戦する気になりました。

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STFレンズ「SEL100F28GM」のスムース・トランスファー・フォーカス (smooth transfer focus) 効果はF5.6からF8の設定にしているときだけしか効果がなくF8よりも絞ってしまうと普通のボケになってしまいます。

柔らかいボケを最大限作ることができるのがF5.6に設定しているときになるので必然的に絞り値はF5.6に固定した形で使います。

あとはISO感度は撮影場所の状況により決めたままで使うので、こうして炎天下の下であればISO100のままで大丈夫。そうすると、あとはシャッタースピードを露出補正のつもりで調整するだけになるので、楽なんです。

いっぺんに「シャッタースピードと絞りとISO感度をコントロールするなんて無理!」とか思わずにシャッタースピードだけ調整すればOK。シャッタースピードが極端に遅くなってぶれる可能性がある、と、思ったときにだけISO感度をその分操作すれば行けます。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/200 ISO100

ということで、今回の旅はSTFレンズ1本で遊ぶのと同時に私のマニュアル撮影特訓の旅でもあるんです。

これは明王峠の横にあるお花畑で咲いていたスミレです。

スミレ初心者で、とりあえず撮ってきたものを後から辞典で調べて名前を見つけようと思っていたのですが、これがなかなか難しいんです。スミレは種類も多く花だけでは特定できず、葉の形、葉の裏の色、茎の毛などで判定するそうです。

一番多いのが「タチツボスミレ」というものなんだそうですが、葉がハート型になるらしく、これは卵型。スミレの種類が特定できませんでした。明王峠の売店のお花畑と場所は特定できているので、また次回調べに行きます。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/320 ISO100

明王峠にも大きな桜の木があるのですが、こちらはまだつぼみ状態。今週末はまだそうで来週末から再来週くらいに満開になる感じですかね?

明王峠を過ぎて、次は1時間40分かけて景信山を目指します。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/320 ISO200

Google Mapを見ると明王峠と景信山山頂の間にも小さな峠があり、それらも写真に撮っていきます。ここは底沢峠です。

blogではまだお話ししたことがありませんが、今、Google Mapの「ローカルガイド」で遊んでいて、もうちょっとでレベル5になりそうなんです。投稿した記事や写真によってレベルがあがっていくんですが、こうしたハイキングルートのポイントなどもGoogle Mapに記載があり、写真投稿をすることができます。

単に場所の写真が写っているだけではなく、ちょっとセンスの良い写真を投稿したいなぁ、ということでハイキングルートのポイント、ポイントをこうしてSTFレンズで撮り歩いているわけです。


ILCE-6500+SEL100F28GM T8.0 1/40 ISO200

「底」という文字が名前についているので、ちょっと高低差を感じられる写真にするのが良いですかね? STFレンズならではのボケを利用していろいろ工夫しながら撮り歩きます。

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ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/320 ISO200

ハイキングルート沿いのあちこちにスミレが見つけられるのですが、これは特徴があるのですぐに種類がわかりました。

これはエイザンスミレです。葉の切れ込みが特徴。花の色は白から薄紫色まであるそうで、花の色だけでは種類が特定できないそうです。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO200

これは「ミミガタテンナンショウ」だと思います。サトイモ科の植物でスミレと一緒にときおり見かけます。きれいな花ではありませんが、これも山に来ないと見ることはありません。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO200

こうして植物を下から煽ると、木漏れ日が点光源になったりするのですが、STFレンズだとこうして水彩画のようにジワーッとぼけてくれます。どの色を背景に合わせるのか、これもいろいろ試すことができます。

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あちこちで立ち止まって写真を撮っているので時間がかかっていますが1時間40分で景信山に到着。ここは広く視界が開けているのとたくさんのベンチがあります。距離的にも陣馬山と高尾山の中間地点に近いところになるので、ここで大休憩を取ります。

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眺望は埼玉県方向に開けていて、遠くに西武ドームも見つけられます。その延長線上に自分が住んでいるマンションもあるはずなんですが、ここからどれが自分ちなのか見つけられたことはありません。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/250 ISO200

売店はここには2店舗ありますが、両方とも土日祝日のみの営業で平日はお休みをしています。

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小仏城山もそうですが、ここの名物はなめこ汁です。ハイカーさんはみなさん、基本的にお弁当を持って山に入ってくるのですが、ここでなめこ汁だけ買って、お弁当をちょっとデラックスにしていただく、という作戦で来ます。

見ているとここにきて「あー、売店休みだー! なめこ汁が!」と残念がっている方が何人かいらっしゃいました。そういう風に言うのがお約束みたいです。

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私もその一人だったんですが、平日お休みなのはわかっているので、自分で持ってきました。これでなめこ汁を堪能。

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ここも桜が綺麗に咲くところで、あと2週間くらいすると満開になるんですかね? まだつぼみ状態で一輪も咲いていませんでした。

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1時間の休憩の後、高尾方面に視界が開けるところがあります。例年、ここから桜の木がたくさん見られるんですが、それも今年はやや遅い感じ。

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ちょこっとだけ桜の木が見えますが、もっと盛大に咲いているはずなんです。今年は都内もそうでしたが全体に遅いですね。

景信山から高尾山までは約120分。陽が暮れる前に下山したいので先をいそぎます。

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ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/250 ISO200

道端で個体の良いスミレをいくつか撮ってきていますが、これも先ほどと一緒で「エイザンスミレ」です。多いんですね、これ。

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ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/125 ISO200

こちらは葉の形がハート型になっていて、葉の先が丸くなっています。「ニオイタチツボスミレ」なのかな?


ILCE-6500+SEL100F28GM T6.3 1/25 ISO200

途中、中央自動車道の真上を横切るのですが、ちょうど真上に来たところで、こんな杭を発見。もしかして、これが中央自動車道の真上を知らせる目印なんですかね?

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小仏峠に到着。タヌキの置物は相変わらずですが、昔はもっと豪華に植物でデコレーションされていたはず。昨年来たときからスッキリしています。

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ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/100 ISO400

こちらは葉っぱがハート型で先が尖っているので「タチツボスミレ」だと思います。

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ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/80 ISO400

花を撮るときは2つ揃えてあげるといいよ、そうすると親子、夫婦、恋人同士、兄弟、友達などストーリーを見る人が作ってくれる、というのは馬場先生のお話。11年前に”α100″の発売イベントでのセミナーの時に聞いてからずーっと実践しています。

バランスが取りやすいですよね。

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小仏城山に到着。ここも売店が2軒あります。ベンチの数もここは多く、時期が良ければここも桜の木の下で食事が楽しめるのですが、まだ桜は咲いていませんでした。一輪も咲いていないので、もしかしてゴールデンウイークに来るとここで桜が楽しめる位な
のかも。

さて、ここまでくると高尾山山頂まではあと50分ほどです。

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で、うすうす気がついてはいたんですが、今回のルート、妙に歩きやすいんです。昔はもっと滑って転びそうな箇所がいくつもあったし、階段も丸太が広い間隔で埋めてあってどんなに足の長い人が登る大股階段なんだろう?というところだらけだったのですが、今回はそういうところが見当たりません。

それどころか、こうして綺麗に面を作った階段があちこちにあります。

高尾山がミシュランガイドの三つ星になってからドンドン豪華絢爛な山になっていっていましたが、その余波が奥高尾にも及んできているみたいですね。

ここは高尾山~小仏城山の間にあった、私の秘密のスポットで、ここに「オオバウマノクサ」という珍しい花が自生していたのですが、すっかり刈られてしまって跡形ものこっていません。こういうのは伐採とは言わず、間伐とかいうんですよね。

うーん、残念。

仕方がありません、あとは高尾山1号路に咲く、タカオスミレだけ撮れれば良しです。

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一丁平に着きました。ここもヤマザクラが盛大に咲いている桜の名所のはずなんですが、まだ五分咲きくらいでしょうか。今週末は無理でも来週半ばくらいになると楽しめるかも。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/250 ISO400

ヤマザクラです。一丁平のお手洗いの隣に盛大に咲いていました。背景の黒はお手洗いの壁です。STFレンズで強烈にぼかしてくれるのでそうとはわかりません♪

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もみじ台に向かって登りに入るのですが、ここもどうしちゃったの?というくらい階段が立派になっています。

高尾山も1号路を使えば全部舗装されるようになっているのでヒールの高い靴でも登れるんじゃないかと思えますが、その奥の奥高尾もスニーカーとかランニングシューズで行けそうですね。

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ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/160 ISO200

日向にさくスミレを見つけたので、これはもしかして珍しい品種では?と、思ってシャッターを切ってきたのですが、これも「タチツボスミレ」みたいです。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/200 ISO200

せっかくSTFレンズにAF機能が搭載されているのに、あまりAF性能を活かすシーンがないのですが、こういうときは役に立ちます。焦点距離150mm相当では全然歯が立たないのですが野鳥のエナガを見つけられました。

今回は道中、たくさんの野鳥と出会っているのですがどれも木々の多いところで写真に撮ってもわからないだろう、というシチュエーションばかりだったのですが、このときは丸裸。警戒心の強いエナガなので木の高いところから降りてはこないのですが、これならなんとか種別がギリギリ判明するくらいです。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/500 ISO400

高尾山が近くなってくると、少しずつ桜の花が目立ち始めます。もみじ台手前の富士山の絶景スポットで見つけた桜。これで5分咲きくらいでしょうか?

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高尾山まではもうあと10分くらい。もみじ台に到着。ここなんて、山道ではなくて砂利道に改装されています。これではもう静かな奥高尾の雰囲気ではないですね。(^_-)

高尾山までは人工的でもそこから1歩踏み入れれば、本格的な自然が待っているはずだったんですが、そうとう踏み入れないと本格的な自然は待っていません。

ま、それだけ人の多い山になったんですね。

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高尾山山頂に到着しました。天気は良かったんですが最後まで富士山だけは見られませんでした。

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高尾山山頂の桜は6分咲きくらいですね。これは今週末、しっかりとお花見ができそうです。

さて、時刻はすでに16時です。ちょっと道草しすぎて予定よりもだいぶ遅くなっています。いそいで下山しないと1号路は真っ暗闇になってしまいます。

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いそいでケーブルカーの駅まできて、ここからはケーブルカーで降りてしまいましょう。まだ時間があるなら歩けるんですが時間優先。

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ここまで約17kmの道のりでした。時間にして8時間。ハーフマラソンを走った時くらいのダメージが足にありますが、時間をかけられた分、こっちの方が楽です。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/100 ISO800

ケーブルカーを使って480円で下山します。

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ケーブルカーの清滝駅に着いたら、すぐに1号路を登って、沢沿いのタカオスミレポイントへ向かいます。

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ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/160 ISO1600

まだ陽は落ちていませんが、ここは谷になっているところなので元々陽が射しません。薄暗いところになります。こういうところでSTFレンズの暗さが仇になります。ボケはF2.8相当ですがレンズとしての明るさはF5.6相当。そのためTナンバーという明るさの指標でT5.6という絞りが開放値になります。

この暗さで絞りF5.6はきついところですが、今の”α”は多少ISO感度を上げてもノイズ耐性はかなりあります。ISO1600くらいだったら全然OK。これでシャッタースピードを稼ぎます。

1号路の下の方でたくさんのスミレを見つけるのですがタカオスミレは一輪も見つけられませんでした。


ILCE-6500+SEL100F28GM T5.6 1/160 ISO1600

タカオスミレの特徴は葉の表面が茶色いこと。こうして探してみるとタカオスミレの葉は見つけられます。どうやらタカオスミレは普通のスミレよりも遅咲きになるみたいですね。

何年かかよってタカオスミレ探しをしていて、いつもくたびれたタカオスミレしか見つけられないのですが、そうか、もっと時期を遅くした方が良かったのかも。

ということで、タカオスミレは今年は見つけられずに帰ってきました。


ILCE-6500+SEL1018 F8.0 1/125 ISO400

そうそう、高尾山のロープウェイの清滝駅の前の桜は今が満開です。高尾山をバックに絶好の桜写真を撮ってくることができました。

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この時期は毎年スタンプラリーもやっていて、これをポケットに入れて歩くとあちこちでスタンプをつく楽しみもあります。高尾山頂のスタンプがもらえなかったのですが、山頂の売店は16時で閉店するみたいで間に合わなかったんです。

このゴールデンウイークに高尾山へ出かけるときはこちらも是非お楽しみになってみてください。

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以上、STFレンズ1本で歩いて来た陣馬山~高尾山の春の縦走2017年版でした。

STFレンズ「SEL100F28GM」は本日よりソニーストアで在庫販売をしています。バックオーダー分もすべて発送されています。桜がまだ残っているウチに是非、STFレンズを手に入れて、この感動的な描写で2017年の春を記録してください!

デジタル一眼カメラα
[Eマウント]用レンズ
SEL100F28GM
ソニーストア価格:
172,500+税
ソニーストアでのお買物はこちらから
発売日 2017年3月24日 メーカー商品情報ページこちら
延長保証 5年ワイド:18,000円+税
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5年ベーシック:9,000円+税
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☆当店blog 17.4.14「STFレンズ『SEL100F28GM』が当日出荷ステータスになりました」
☆当店blog 17.4.11「”α7S2″とSTFレンズで撮る『満開の東京・桜人気スポット巡り』」

☆当店blog 17.3.27「『SEL100F28GM』で撮る雨の六義園「しだれ桜」」
☆当店blog 17.3.24「本日発売 STFレンズ『SEL100F28GM』開梱レポート」
☆当店blog 17.3.17「『SEL100F28GM』ソニーショールームにて展示開始」
☆当店blog 17.2.23「STFレンズ初公開『CP+2017』ソニーブースレポート」
☆当店blog 17.2.13「STFレンズ『SAL135F28』の話」

※AマウントのSTFレンズを改めて紹介。STFレンズの仕組みを説明しています。

☆当店blog 17.2.8「新型”α”レンズが日本国内向けにプレスリリース」
☆当店blog 17.2.8「海外にてSTFレンズ『SEL100F28GM』がリリース」

 

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