【プチレビュー】サイバーショット『DSC-RX100M6』開梱レポート&ミニレビュー
本日発売のサイバーショット「DSC-RX100M6」が当店にも入荷しました。いつもであれば開梱&ファーストショットでカメラの紹介をするところなのですが、今日は午後からソニーフェアが開催されるため時間がまったくありません。
ということで、開梱レポートと、超速攻で確認しておきたかった焦点距離ごとのF値、最短撮影距離の測定だけしました。速攻レビューをお届けします。
こんにちは、店員佐藤です。
今回は本当に時間がないので、超簡単な開梱レポートになりますがお付き合いください。来週月曜日の定休日にいろいろ撮影して遊んでみてあらためてカメラの紹介をしたいと思います。
さて、同梱品の紹介ですが上記のものがセットになっています。本体以外にバッテリー、ACアダプター、マイクロUSBケーブル、ハンドストラップ、ストラップアダプター、取説類です。
「ストラップアダプター」はショルダーストラップをRX100で使うためのパーツになります。RX100本体にはストラップホールが小さくベルト状のものが通せないのですが、これを使ってベルトを装着。リストストラップを使用する場合は必要ありませんが、デジタル一眼カメラ風にショルダーストラップを利用するときにお使いいただけます。
本体の背面液晶はまたまた柔軟性があがって、こんな風に引き出すことまで出来るようになりました。下向き90度の角度も使えるので真上にカメラを持ち上げて撮影するときもモニターを正面から見ることができるようになります。
その、液晶画面に貼る保護シートですが、DSC-RX100M6はタッチパネルになっているためセミハードシートの「PCK-LM15」は利用ができません。
対応しているのは液晶保護ガラス「PCK-LG1」とモニター保護シート「PCK-LS30」の2製品になります。
当店ではモニター保護シート「PCK-LS30」を貼っています。こちらはフィルム状のシートで液晶表示部だけをカバーするサイズになっています。液晶のガラス面全部を覆うモノではないのでご注意ください。
ガラス面全てを覆うタイプですと液晶保護ガラス「PCK-LG1」が必要になります。
モニター保護ガラスシート PCK-LG1 |
ソニーストア価格: 3,380円+税 |
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発売日 | 2017年5月26日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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☆当店blog 2017.8.5「モニター保護ガラスシート『PCK-LG1』が”α7 II”シリーズ、RXシリーズにも対応」
モニター保護シート PCK-LS30 |
ソニーストア価格: 1,050円+税 |
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発売日 | 2013年10月25日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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なにが違うの?というところですがポリカーボネート製のセミハードシート「PCK-LM15」は枠の部分にだけノリがついていて画面の部分は中空になっているんです。液晶保護ガラスや液晶保護シートの方は全面にノリがついていて画面に密着します。
この違いあるので、それでタッチパネルに影響があるものと考えられます。セミハードシートでオーダーをしてしまった方は部分キャンセルのお願いをされた方が良いかと思います。電話しなくてもソニーストアのチャットシステムから相談ができますのでお時間のあるときに是非。
当店で人気があるのは液晶保護ガラスで約30%の方がRX100M6本体と同時にオーダーされています。
ボディの厚みが1.8mm増えているDSC-RX100M6なんですが、どこが増えているのかとRX100M4と比較して見るのですが、こうしてボディをくっつけてみるとレンズ部分に隙間ができます。ここの分で1.8mm増えているんですかね。
ジャケットケース「LCJ-RXF」での装着も試してみましたが、こちらは問題なく装着ができました。当店の利用スタイルはこれで行こうと思います。
ジャケットケース LCJ-RXF |
ソニーストア価格: 8,380円+税 |
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発売日 | 2014年5月30日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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さて、お待たせしました。超速攻レポートで、ソニーフェアへ持ち出す前に試しておきたかったレンズ特性というか、焦点距離別の最短撮影距離のデータを取っておこうと思います。
いつもと同じ事をするのですが、メジャーとリス君を用意して、これで焦点距離毎に最短撮影距離を計測します。
デジタル一眼カメラの場合はセンサー部分から被写体までの距離を計測しますが、サイバーショットの場合はレンズ前面からの距離でワーキングディスタンスを測ります。
焦点距離はDSC-RX100M6のズーム操作でステップ操作にしたときに表示される焦点距離で計測しています。ステップズームで止まるところ、ごとに最小F値と最短撮影距離の手動計測をしています。
DSC-RX100M6 F2.8 1/30 ISO125 焦点距離9mm(24mm相当)
ちなみに、これがワイド端での最短撮影距離です。カタログ数値では8cmとなっていましたが、実際には6.0cmほどのところまでフォーカスが合います。MFで操作してもAF-Sで操作しても同じ距離で撮影ができたので、今回はAF-Sで一番近くの場所でフォーカスが合ったところを計測しました。
DSC-RX100M6 F4.5 1/200 ISO3200 焦点距離72mm(200mm相当)
こちらはテレ端200mmで撮影した時の最短撮影距離です。私の手動計測で89cmです。カタログ数値では1mということになっていましたが、こちらも実際にはやや短いようです。
24mmから200mmまでの焦点距離が使えるDSC-RX100M6。初代RX100ではちょっとでもズームを使うと最短撮影距離がグッと伸びてしまい近距離での撮影ができず、寄れないレンズ、というイメージだったのですが、さて、DSC-RX100M6はどうでしょう?
ショールームで触らせてもらった限りは、中間域も割と寄れるイメージで、焦点距離100mmでも50cmくらいまで寄れる感じでした。
結果はこちらです。
青いグラフがF値で、オレンジがレンズ前面から被写体までの距離です。これを見ると50mmまではかなり寄った感じでの撮影ができることがわかります。その後、撮影距離がずーっと延びていってしまいます。
これがわかっていればマクロ撮影をしたいなら焦点距離50mmまで。テレマクロ的な撮影はあまり得意ではなく200mmの望遠域は遠景撮影用、という割り切りで使うのが良いみたいです。
※焦点距離の説明は35mm判換算での画角になります。実際の焦点距離は9~72mmとなります。ご注意ください。
DSC-RX100M6 F4.5 1/200 ISO3200 焦点距離72mm(200mm相当)
とはいえ、こうしたグルメフォトを普通に撮る分には支障なし(焦点距離200mmを使うと1m近く離れる必要はありますが)。ここから食べ物のパーツを寄って撮りたい、というときはあとでトリミングするという使い方になると思います。
DSC-RX100M3~M5も同様にそれほどテレマクロ的な撮影はできなかったのですが、デジタルズームが付いていたので、それを使ってしまえばパーツ撮りが出来ていたんです。こういうところに重きを置くのであればDSC-RX100M5もオススメです。
DSC-RX100M6 F4.0 1/50 ISO500 焦点距離17.25mm(46mm相当)
マクロ的な撮影をするなら焦点距離は50mmまで、ボーイズサイズのやや小さめの腕時計ですが、ここまで寄ることができます。小物撮影は50mmまで使いましょう。
ということでレンズの特性はこれでなんとなくわかりました。他にもHDR撮影ができたり、タッチパネルが使えたり、レポートしたいことはいっぱいあるのですが、また次回に!
なお、当店経由でお買い上げいただいたお客様の納期情報ですが、6月15日までにオーダーいただいた方のところまで発送されています。16日以降にオーダーされた方は、もう少々お待ちください。
ショップルートでの取り寄せの場合の納期目安は本日時点で約3週間待ちとなっています。これからオーダーされる方、ギリギリ海の日の3連休にまだ間に合うかもしれませんよ。
デジタルスチルカメラ DSC-RX100M6 |
ソニーストア価格: 138,880円+税 |
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発売日 | 2018年6月22日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:14,000円 3年ワイド/5年ベーシック:7,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 残価設定クレジット手数料0%(~7/30) |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 サマーフェア店頭購入特典 3年ワイド/5年ベーシック保証半額クーポン 液晶保護フィルムプレゼント |
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☆当店blog 2018.6.13「『DSC-RX100M6』が入荷次第出荷ステータスへ」
☆当店blog 2018.6.13「サイバーショット『DSC-RX100M6』みんなのオーダーレポート 」
☆当店blog 2018.6.12「ソニーストアにて『DSC-RX100M6』の先行予約販売開始!」
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☆当店blog 2018.6.7「『-RX100M6』展示レビューレポート&お得な買い方ガイド」
☆当店blog 2018.6.6「3分でわかる『DSC-RX100M6』日本国内向けプレスリリース」
☆当店blog 2018.6.5「ソニーUKにてサイバーショット『DSC-RX100M6』発表 」
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☆ソニープレスリリース「広角から望遠までの新開発24-200mmズームレンズ、世界最速0.03秒の高速AF搭載『RX100 VI』発売」
☆ソニー銀行『Sony Bank WALLET』のご案内はこちらから
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前田やすひろ
2018年6月23日 @ PM 3:41
焦点距離を35mm換算で記載するのであれば、f値も35mm換算しないとf値計算の数式が成り立たないと思います。。。
35mm換算で200mm f12と自信を持って記載しませんか?
tecstaffŔ
2018年6月28日 @ AM 10:43
前田様、コメントありがとうございます。
「開放F値=焦点距離/有効口径」の公式ですね。
確かにこれを35mm判換算の画角で説明すると公式
崩れます。紹介の仕方には今後注意したいと思います。
今後もよろしくお願いします。