Sony CES 2020 プレスカンファレンスにて『PS5』ロゴが発表 8Kブラビアもプレスリリース
日本時間の今朝10時からInternational CES 2020のソニーのプレスカンファレンスが開催されました。ライブ中継されているので開店前にじっくりと拝見させていただきました。
会場では今年の年末商戦に発売予定の「PS5」のロゴが初めて発表になりました。
こんにちは、店員佐藤です。
毎年、年初にあるソニーのCESプレカンファレンス。ここで例年、夏商戦までの新製品が一挙に発表されるのですが、どうも今年は様子が違い、新製品の発表はブラビアとカーオーディオのデッキの2カテゴリーだけだったようです。
ラスベガスでのプレスカンファレンスが開催される裏で、ソニーヨーロッパやソニーUSのホームページでズラッと新製品のプレスリリースが行われて、日本のニュースリリースでも発表内容が簡単に要約されて公開されるのですが、今年はそれがありませんでした。日本向けの報道資料はこちらでご覧いただけます。
ソニーヨーロッパのプレスリリースページで公開されたのはブラビアの2020年モデルのラインナップのみ。ソニーUSでもブラビアに加えてカーオーディオのみとなっています。
プレスカンファレンスでは、ここ数年定番になっている映画コンテンツなどの紹介に続き、360 Reality Audioなどの新技術の発表が行われています。
ちなみに発表はすべて英語で、ところどころ製品名の単語はわかるものの、私には内容はほとんど理解できないモノで映像だけで楽しませていただいている状態です。
後ほど、ニュースサイトにて内容の詳細が発表になると思いますので、そちらでご確認ください。
PlayStation 5のボディやソフトなどの詳細がすべて発表されるのでは?という機体がありましたが、今回はPS5のロゴが正式発表になったのみです。価格や発売時期を含め、詳細はまた後日の発表となります。
すでにリリースされていますがPS5のスペック詳細の振り返りもありました。PS4 Proでは見送られたUltra HD BDの再生対応もこうして公式サイトでみられました。コントローラーのL2、R2ボタンに抵抗力を感じさせる「アダプティブ・トリガー」も試してみたいですね。
☆インプレス AV Watch『「プレイステーション 5」のロゴマーク公開』
☆インプレス AV Watch『PS4の全世界累計実売台数が1億600万台を突破。ソフトは11億5,000万本』
☆Phileweb『<CES>「PS5」のロゴが公開。PS4からデザイン継承、年末発売』
☆インプレス GAME Watch「PS5、ロゴマークを公開! 搭載予定となる一部機能も紹介」
☆CNET Japan『次世代ゲーム機「プレイステーション 5」のロゴが公開』
続いては5G通信についてのソニーの技術紹介。
話されている内容がまったくわからないので映像で見るだけなんですが、高速大量のデータ通信を活かして、こうしたスポーツ中継の現場では映像を携帯電話を使って伝送する、なんていうことを行うみたいですね。(日本向けの報道発表によると『ソニーが5Gを用いて米国テレビ放送局NBC Sports(エヌビーシー スポーツ)および米国通信事業者Verizon(ベライゾン)と行った、アメリカンフットボールの試合における実証実験を紹介』となっていました。)
今でもテレビのロケ中継でバックアップとして携帯電話の動画通信機能を利用しているケースがたまに見られますが、近い将来、これが主流になってしまう時代がくるのかも。
そして「VISION – S」とコンセプト発表があり自動車が登場してきました。このクルマの前にCMOSイメージセンサーの紹介があったのですが、それとは別で、こちらのVISION-Sでは車内オーディオなどの紹介をしています。
コンソールに広がる超ワイドディスプレイの紹介があったり。
360 Reality Audioを各座席で楽しめる技術などが紹介されているようです。
日本市場では10年以上前にカーオーディオ市場から撤退をしていますが海外では事業は継続されています。逆輸入する形で日本でもまた「ソニーの音」をクルマで楽しめる様になるといいですね。
☆ソニーUK プレスリリース『ソニー、CES 2020で「技術基盤を持つクリエイティブエンターテインメントカンパニー」としての進化を強調』
☆Phileweb『<CES>ソニーが自動車「VISION-S」の試作車公開。クルマの“エンタメスペース”化目指す』
☆インプレスWatch『ソニー、電気自動車「VISION-S」を披露。360度オーディオも【CES2020】』
☆インプレス Car Watch「ソニー、CES 2020で新たな提案「VISION-S(ビジョン エス)」の試作車を展示」
☆CNET Japan『ソニー「次のメガトレンドはモビリティ」–CESで安心安全を追求した試作車を披露』
☆ITmedia NEWS『ソニー、電気自動車のコンセプトモデル「VISION-S」を披露』
ということで、ブラビアなどの新製品の発表はなにもなく、コンセプト発表のみでプレスカンファレンスは40分ちょっとで終了しました。
今年は新製品の発表が少ない、ではなく、紹介はまったくのゼロです。こういうプレカンファレンスは初めてかも。
カメラ製品についてはCESで発表されることはあまりないのでそれほど期待はしていませんでしたが、オーディオ製品などの発表がないのも残念。また、後日、ソニーさんのタイミングで発表になるようで、それはそれで楽しみではありますが。
☆ソニーUK プレスリリース「8K LEDテレビと4K OED & LEDテレビ発表 」
☆ソニーUS プレスリリース「新しい8K LED、4K OLEDと4K LEDモデルを発表」
ソニーヨーロッパでは2020年モデルのブラビアのラインナップが発表になっています。型番が日本とは違っているのと、ラインナップがそのままそっくり日本で発売されるものではありませんが、上位機種については、ほぼそのまま日本でも発売になります。
例年、CESで発表になり日本では夏商戦で製品として発売になります。詳細については英文の機械翻訳のため正確性に欠くのですが、大体のニュアンスで分かったことをまとめて見ると「アンビエント最適化機能」というものを搭載するモデルがあり、部屋の明るさを検知して画面の明るさを調整するのと、部屋にあるカーテンや家具などの物体を検知して音響を微調整し最適な環境で映像と音を出力するようにできるそうです。
また、次世代ゲームコンソール「PS5」を使うことで8K解像度、4K 120FPSの高フレームレートでの最先端のゲーム体験を提供できるとのこと。
テレビのフレームを振動させて音を発する「フレームツイーター」や、OLEDのXモーションクラリティ、フルアレイLEDなどの高画質技術なども記載されていますが、これらの新技術は日本語での発表を待ちたいところ。
ヨーロッパで「ZH8」と「XH95」というモデルについてはバックライト付きのリモコンが付属するそうです。日本では「Z8H」「X9500H」という型番になるかと思いますが、このリモコンはパーツ取りで手に入れてみたいですね♪
最下位モデルの「X70」以外はアップルのAirPlay2対応が記載されているので、そのままのラインナップで日本で発売されるとしたらX7000シリーズ以外はすべて4Kチューナー搭載モデルになりそうですね。(日本での2019年モデルがAirPlay2対応予定モデル以外は4Kチューナー非搭載になっているため)
そして注目の8K対応テレビが「ZH8」シリーズになります。日本では「Z8H」シリーズという名称になるでしょうか? モデルは85型と75型で発表されています。昨年も海外ではソニーは8Kテレビを発売しているのですが、98型と85型の2サイズのラインナップになっていました。75型というサイズなら、なんとか一般的なエレベーターにも立てることで入れられます。
75型の8Kテレビならマンションにお住まいの方でも入れられそうですね。
☆インプレス AV Watch「ソニー、第2世代8K液晶テレビ「ZH8」海外発表。85/75型、4K/120fps入力対応」
☆Phile web『<CES>ソニー、新8K液晶テレビ「ブラビア Z8Hシリーズ」。旗艦機の技術を継承』
☆CNET Japan『ソニー、8K液晶テレビ「Z8H」シリーズを公開–「フレーム トゥイーター」でリアルサウンド』
A9シリーズには新たに48型という小型サイズの有機ELパネルモデルが追加される模様。日本市場ではどうなるかわかりませんが「A9H」の発表がないので「A9G」に48型が追加投入されるということでしょうか? 48型モデルはUSでは「A9S」という型番になっているようですので、こちらも続報に期待です。
Z9H | A9S | A8H | X950H | X900H | |
85 | ○ | ○ | ○ | ||
75 | ○ | ○ | ○ | ||
65 | ○ | ○ | ○ | ||
55 | ○ | ○ | ○ | ||
49 | ○ | ||||
48 | ○ | ||||
パネル | 8K液晶 | 有機EL | 有機EL | 液晶 | 液晶 |
4K 120fps対応 | ○ | ○ |
価格については2020年春に発表される予定とのことで目安もちょっとわかりませんが、48型の有機ELモデルと、75型の8Kブラビアの価格が非常に気になるところです。
☆インプレス AV Watch『ソニー新4K有機ELテレビ「A8」や48型の「A9」、4KフルアレイLED「XH95」など海外発表』
☆Phileweb『<CES>ソニー、新4K有機ELテレビ「ブラビア A8Hシリーズ」。有機EL初の「X-Motion Clarity」搭載で動きに強く』
☆ソニーUS マリンレシーバー「DSX-M80」商品ページはこちら
その他、日本では発売にならないと思われますがカーオーディオデッキの「DSX-M80」がソニーUSで発表になっています。こちらはまだ360 Reality Audioなどの対応はないもののFLAC再生ができるのと、スマートフォンとの接続などが紹介されています。
また海外ではこういう需要が多いんでしょうね。ボートへの搭載なども前提になっているようでUV対策や防錆処理された基板を使っているとなっています。
なお、プレスリリースはないものの会場に参考展示を行っている製品もあるそうです。ニュースサイトにてこれからレポートがあがってくると思われます。
☆Phileweb「<CES>ソニー、独自サラウンド「360 Reality Audio」対応サウンドバーとワイヤレススピーカー参考展示」
以上、CES 2020のプレカンファレンスの様子でした。
各ニュースサイトに情報が掲載されましたら追記して記事へのリンクを掲載いたします。
☆ソニージャパン『CES 2020出展について~「テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニー」の進化を紹介』
☆ソニーUS「CES 2020 プレスカンファレンス」はこちらから(英語サイト)
【過去のInternational CES 関連記事はこちら】
☆当店blog 2019.1.8「ソニー『CES 2019』出展まとめレポート」
☆当店blog 2018.1.9「ソニー『CES 2018』出展まとめレポート」
☆当店blog 2017.1.5「『Sony CES 2017』プレスカンファレンスまとめ 」
☆当店blog 2016.1.6「『Sony CES 2016』プレスカンファレンスまとめ」
☆当店blog 2016.1.6「ソニー『2016 International CES』出展について」
☆当店blog 2015.1.6「『Sony CES 2015』プレスカンファレンスのまとめ」
☆当店blog 2014.1.7「Sony International CES 2014 プレスカンファレンス」
☆当店blog 2013.1.8「2013 International CES出展レポート」
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masayan24196
2020年1月16日 @ PM 12:16
昨年はついにテレビ更新で家族内合意が成立し、ほぼ55X9500Gで決まりと言う段階まで達していたのですが、ボーナス商戦前後の激しい値動きを見て発注時期を逸してしまい、現在に至っています。
逆にここまで待ったんだからいっそ、年度末まで待つのも良くね?的な空気が濃くなっていたり…そうすれば今回発表になった新型の姿が見えてきて、現行モデルが型落ちになるし…のような打算も働き始めています。値動き次第では、A9Gシリーズも射程に入るかも知れません。
そごで気になるのが、ゲームユーザーが多い我が家での焼付きです。ピクセルシフトでどこまで救えるか。どれくらいの範囲で動いてるんでしょう?1ピクセル行ったり来たりではほぼ無意味だけど、あんまり動かすと画面からのはみ出しが無視できなくなるし、どうなんだろうなと言うのが現在の疑問です。
tecstaff
2020年1月16日 @ PM 5:37
テレビは1月になると値下がりしますからね。例年、1月中旬以降に価格改定が
入るので2019年モデルもそろそろ価格改定があるかもしれません。
焼き付きの話ですが、プレイステーションなどの一般的なゲーム機の焼き付きは
大丈夫と聞いています。ピクセルシフトの他、パネルリフレッシュ機能なども
搭載しています。参考までに下記ページをご案内いたします。ご存じでしたらすみません。
「焼き付きを起きにくくするには?」
「[ピクセルシフト]設定とは?」
「パネルリフレッシュとは?」