【レビュー】新型BDレコーダー『BDZ-FBW2200』自宅で使い比べてみましたレポート
自宅にて2023年モデルの新型BDレコーダー「BDZ-FBW2200」の試用を続けています。今回は2回目のレポートで、その後、引越併用から2週間が経っていますが、最新BDレコーダーの様子で気がついた点をレポートします。
さすがに自宅で使い続けるといろいろな気づきがあります。
こんにちは、店員佐藤です。
新型BDレコーダーの紹介なんですがお店で開梱レポートをお届けするだけだと、ほとんどメーカーさんの製品ページをなぞって紹介するだけになってしまいそうなので、実際に自宅で2週間使ってみてのレポートに今回は挑戦しています。
前回はホームネットワークを使って前に使っていたレコーダーからのLAN経由での引越の様子を紹介しました。
BDレコーダーは壊れてから引越をするのでは遅くて、それだと録画していた番組が見られなくなってしまう恐れがあります。修理に出した際も基板交換とかになると内蔵HDDの認識ができなくなってしまい、録画した番組が見られなくなる、という可能性もあります。
なので故障して完全リセットになってしまう前に調子が悪いと思ったら速攻で新型BDレコーダーを用意して引越をして併用しながら乗り換えをする、というのが良いと聞いています。
大事な番組は私はBDメディアに書きだしているので大事には至らないと思ってはいるんですが、今回、試してみたところ、前の機種が元気なうちに引越すると引き継ぎがすごい楽なことを思い知りました。
なんせ「お引越ダビング」を使えば、前のBDレコーダーの中身を新しいBDレコーダーからのぞけて、引っ越したい番組を選択するだけでLAN経由でコピーしてくれるんです。
今まで、BDメディアを用意して引越をしていましたが、こんなに楽に引越ができたとは。。。
なお、引越の際はダビング10の場合はムーブではなくコピーになるため、旧型モデルにはダビング9が残り、新型にコピー1が移ってくるという感じです。大事な番組で人にコピーしてあげる可能性があるから複数回のダビングができるように同じ番組で引越を2回するとどうなるかといういうと・・・
こんな風にコピーワンスの番組が2本移る、という感じになります。
引越ダビングをすると最初は番組の実時間のダビング時間がかかるという表示になるのですが、おうちのLAN環境次第になると思いますが、我が家では大体1/5くらいの時間でコピーが終了するようです。
お引越ダビングをしている間は新しいBDレコーダーはなにもできなくなるので最初にダビング作業をするのが良いかと思います。
※ちなみに新しい機種から古い機種へのお引越ダビングも試してみたのですが、それはできませんでした。確認したところ世代が違っている場合、新しい機種から古い機種へのダビングは予期せぬ不具合が起こる可能性あるため止めているそうです。あくまで古い機種から世代の新しい機種へのダビング機能になっているのでご注意ください。
さて、それから2週間使い続けていますが、いろいろな気づきがありました。まずはリモコンの話なんですが、ソニーのBDレコーダーには6つのリモコンチャンネルが用意されています。なのでリモコン自体は2019年モデルも2023年モデルも同じものが付属するんですが、旧型をBD3、新型をBD1に設定すれば同時利用が可能。
理論上はBD6まであるので6台のBDレコーダーを併用して使える、というのは前回の話です。
その2台のリモコンを使い分けているのですが、さすが4年も使っているだけあって?旧型のBDリモコンよりも新型BDレコーダーのリモコンの方が赤外線信号の飛びが良いみたいです。
BDレコーダーの反応がすごく良いのと、テレビの操作をしたときにダイニングで操作していてもリビングのテレビが反応することがしばしば。(我が家は1LDKで、ダイニングとリビングが同じ部屋で離れたところにあるんです) 古いBDリモコンではそういうことはなかったのに、新品はこういう違いが出てくるんですね。(ちなみに電池を入れ替えて実験もしているので電池のせいではありません)
もっというと、手触りもいいですね。新品。サラサラしてて。
使い始めると番組表の文字が小さく一度にたくさんの番組が見られたので、これはテレビの大型化に伴って、より高解像度なデザインに変わったのか!?と思ったのですが、2019年モデルも文字サイズを変更したら同じ詳細画面になりました。
どうやら、一度自分で設定を変えてしまって文字を大きくしていたようで、今回の新型モデルの試用のおかげで気づきました。
使い慣れてしまっていると、こういうのって気がつかないんですよね。
さて、ここからは2023年モデルならではの新機能の紹介です。「おうちタイム」というのは自分で設定した時間に再生した番組をピックアップしてリスト表示してくれるモノ。
家族で番組を見る時間が19~22時だとしたらその時間設定をしておき、そこで再生した番組だけをリストアップして再生しやすくしてくれる機能です。2週間使ってみて、その時間に再生した番組は録画リストに25本、すべての番組が111本あるので、この時点で大体1/4くらいの量になります。
使ってみると単純に夜みた番組だけがリストアップされているだけの機能なんですが、連ドラと普段見ているバラエティだけがピックアップされていて、1人で見ている「ドキュメント72時間」とか「ブラタモリ」はここには出てきません。
なかなか良い機能ですね。
それと、こちらは録画した番組を全部見たか、半分見たか、まだ見ていないかをアイコンで表現してくれる新機能です。まだ見ていない番組には「New」としてマークがついているのは従来機種と一緒なのですが、半分しかみていない、まだ最後まで見ていない、という番組は半月状のマークがついて、番組のサムネールにグラフ表示が出ます。どの辺りまで見たのかというのを表示してくれているみたいで、一目でどこまで見たのかがわかるようになっています。
最初は気がつかなかったのですが、これは整理しやすいですね。
今までになかった機能で、これは重宝しそう。
あと、こちらは従来機種にもついていたと思うんですが、今まで使わなかった機能。録画した番組の中で番組から「気になる語句で検索」を選択し、人名を選ぶと、番組出演した方の名前が一覧で表示されます。
日本テレビさんのドラマ「それってパクリじゃないですか?」が今シーズンは大好きで毎週見ていましたが、この主演の方って誰だっけ?というのを検索。
ここから人名で番組検索をすると、彼女が今後出演する番組を探すことができます。
おっと、ドラマが終わったばかりなので休憩の週ですね。
タイトルからしてすごくドロドロしたストーリーになるかと思いきや、とても爽やかなドラマで楽しめました。また芳根さんが今後出演される作品に期待しています。
そして、こちらも新機能。録画予約する際に「上書き」と「自動削除」が選べるようになりました。
どういう違いがあるのかというと「自動削除」はHDDの残量が少なくなると自動で消してくれる番組。見るか見ないかわからないけどとりあえず録画しておく番組などで利用すると良さそう。
「上書き」は最新1番組、4番組、7番組を残すという設定で、ニュース番組や朝ドラなどの毎日放送している番組で1週間分は残しておきたい、とかいうときに使う機能です。
今までの上書きだと1週分しか残してくれないので連ドラで上書き設定にしてしまい、1週間見ないと消えてしまっていたのですが、これなら4週まで残すこととかができます。
4週残しに設定しておいて、超お気に入りのドラマでこれは全話保存するぞ、となったら設定を変更して上書きをしないようにすれば残ります。なかなか、これもすごく良く出来ています。
なお、この機能はスマートフォンアプリ「Video & TV SideVeiew」からも利用ができます。画面左は2019年モデルの録画予約設定画面。画面右は2023年モデルの録画予約の画面で、録画した番組につけるアイコンのマークまで指定することができるようになっています。
地味にすごく便利になっています。
さて、6月も残すところあと10日になりました。ソニーのBDレコーダーはインターネットからも番組情報をダウンロードしてきてくれて、8日先までのEPGだけではなく、翌月スタートする新ドラマの録画予約もできるようになっています。
こちらの機能は2019年モデルから搭載されているので、私も愛用していて、夏シーズンドラマの先行予約もしています。
2023年モデルではそれらに加えて「特番ドラマ」という項目も追加されています。こちらも放送日時が未定の番組もリストアップされているので、ちょっと先の放送になるドラマだけど忘れないうちに録画予約しておきたい!というときに活躍しそうです。
さて、ソニーのBDレコーダーには学習機能が搭載されていて録画した番組、再生した番組から人名などを元に自動で録画する番組をピックアップして自動録画してくれる「おまかせ録画機能」が搭載されています。
再生せずにすぐに削除したり、再生しても少しだけ見てすぐに削除した番組はレートを低くしたりすると聞いているので、最初のうちは無駄に再生したり録画したりせず、真剣に番組再生をするんですが、まだ2週間くらいだと学習成果がまだみたいで、今の時点ではテレビショッピングばかり録画しているようです。
おまかせ録画機能を使い始めるのは数ヶ月使ってからくらいにした方が良さそうですね。
以上、新型の2023年モデルのBDレコーダーの実機レポートでした。
今回はレビューしていませんがドライブはUHD BDソフトの再生にも対応しています。お気に入りの映画を最高画質で楽しみたい!というときもソニーのBDレコーダーは活躍します。
7月からドラマは夏シーズンに番組改編があります。BDレコーダーの2台同時併用をする替え時って、こういうタイミングが良いでしょうね。これで前シーズンのドラマは前のレコーダーで録画しておいて、新シーズンのドラマは新レコーダーで予約するとしたら、良い感じで乗り換えができるかと思います。
BDレコーダーを5年以上使っている方は、壊れる前に併用乗り換えがお勧めです。
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ソニーストア価格: 157,300円 税込 |
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発売日 | 2023年6月10日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 5年ワイド:16,500円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:8,800円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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発売日 | 2023年6月10日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 5年ワイド:13,200円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:13,200円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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4Kチューナー内蔵 Ultra HD BDレコーダー 2番組録画対応/2TB BBDZ-FBW2200 |
ソニーストア価格: 117,700円 税込 |
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発売日 | 2023年6月10日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 5年ワイド:12,100円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:6,600円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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自宅にて2023年モデルの新型BDレコーダー「BDZ-FBW2200」の試用を続けています。今回は2回目のレポートで、その後、引越併用から2週間が経っていますが、最新BDレコーダーの様子で気がついた点をレポートします。 […]
まんぼう
2023年6月25日 @ PM 7:07
ダビング10は個人利用を前提としているので、他人への譲渡は無料頒布でも著作権法違反なので訂正されたほうがよろしいかと存じます。
tecstaff
2023年6月27日 @ AM 8:12
コメントありがとうございます。
MDへのダビングや、レンタルCDをPCに取り込むなどの行為で同様のご意見を昔からいただいていますが、当店では「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内」と考えています。
そもそも自分で観るためだけのダビングであればコピーワンスで充分なはずでダビング10は知人、友人へのダビングを想定している規格ではないでしょうか? 不特定多数の人への販売、無償公開を禁じているものと当店では解釈しています。
将来的に国民全員が「個人目的のダビングしか許さない」という解釈をするようになると違法になる可能性もありますが、現時点ではそうした話は聞いていません。合法と考えています。
まんぼう
2023年7月6日 @ AM 10:30
AV専門業者の方の認識としては残念な限りです。
https://sp.okwave.jp/qa/q8177315.html
tecstaff
2023年7月6日 @ AM 10:36
私もこの方とほぼ同じ認識です。
一応、併記させていただくと、こうしてお店の記事で録画した番組などの紹介をすると後日「ダビングしていただけないですか?」というお問い合わせをいただくことがあるのですが、それはすべてお断りさせていただいています。