Sony International CES 2014 プレスカンファレンス
今朝10時からラスベガスにて「2014 International CES」に出展するソニーのプレスカンファレンスのライブ中継がありました。
今日はこれがあったのでいつもより早めに自宅を出ているんですが、この日に限って電車が事故で遅れていて会社に到着したのは10時3分前。なんとか最初から見ることができました。
今年も会場には人がいっぱい。スピーチはCEOの平井氏から始まるんですがすべて英語でのスピーチ。昨年は4月から放送のNHK「リトルチャロ4」で英会話レッスンをしていたんですが3か月で脱落。相変わらず、まったく英語力がないまま2014年を迎えてしまい、今回も何をお話されているのかわからず、ところどころ英単語が聞き取れるだけ。
なので、画像をこうしてキャプチャーして流れをご覧になっていただきつつ、あとはヨーロッパ、アメリカのソニーサイトのプレスリリースをGoogle翻訳で日本語にして読みつつ、話を聞きつつ1時間をすごさせてもらいました。
えーと、どうやら今年のプレスカンファレンスはこれらの単語をキーにしてソニーの新製品を紹介していく流れのようです。
スピーチはソニーアメリカの社長さん(なのかな?)のMike Fasulo氏にバトンタッチ。途中で「マイケルJフォックス」という言葉を耳にしたんですが、背景には「TROPHY Wife」というスーパーが出ていますね。その隣にマイケルJフォックスの名前も見えるんですが、うーん、何を話しているんでしょう、気になる、気になる。
で、もっと気になる2014年のソニーの新製品ですが、トップバッターはこちらでした。
4Kハンディカムの「FDR-AX100」です。
昨年11月に世界初の民生向け4Kハンディカムが発売されたばかりですが、それからたった2か月でもうハンディサイズの4Kハンディカムが出てきてしまいました。えらい早いスピードですね。
ハイビジョンハンディカムの時にはHDR-HD1の登場まで確か1年くらいかかっていたのに、たった数か月でもうその後継モデルというかサイズダウンした普及モデルが登場するとは。
4Kハンディカム。。。うわー、こんなサイズにいきなりなっちゃうんですか。従来サイズの1/4までダウンサイジング。
☆ソニーヨーロッパ「世界最小最軽量の4Kビデオカメラを発表」
私の英語力ではなにもわからないところなんですが、ソニーヨーロッパにてCESでの発表とほぼ同時にプレスリリースが出ており、英語ではありますが、こちらで詳細を見ることができました。
要約するとこんなモデルなんだそうです。
- 片手操作を可能にする小型ボディの4Kビデオカメラ
- 1.0型裏面照射CMOSセンサー搭載
- 画像エンジンにBIONZ Xを搭載
- 12倍光学ズーム、光学手ぶれ補正機能内蔵の29mmからの広角レンズ
- マニュアルでのリング操作。NDフィルター内蔵
- NFC対応のWi-Fiコントロールでスマートフォンからリモート操作可能
ビデオ録画は4K映像と一緒にMP4でも記録されるそうで、MP4をスマートフォンに転送してシェアしたりすることもできる、とあります。単なる高画質モデルではなく個人使用のビデオカメラとしての新しい機能も搭載されているところが新しいですね。
しかもセンサーサイズは1.0型ですか。サイバ―ショットRX100シリーズを使っているのでレンズの威力も十分に引き出せそう。
ヨーロッパサイトの情報によると2014年5月から販売されるとありますが、さて、これは日本でどういう発表になるでしょうね。
続いてはレンズ交換式カメラのニューモデルとして「α5000」が登場しました。
従来モデルだとNEX-5シリーズが世界最小最軽量モデルを歩んできていますが、これはそれを踏襲するモデルになりそう。センサーサイズはAPS-Cセンサーでストロボを内蔵してているそうなので、これはどちらかというとNEX-3シリーズの後継モデルという位置づけなのかも。(世界最小をうたうのはAPS-Cセンサー、フラッシュ内蔵カメラとしてだそうです)
装着しているレンズはSELP1650の様です。
☆ソニーヨーロッパ「Wi-Fi搭載の世界最小最軽量レンズ交換式デジタルカメラ」
- 20.1MのAPS-Cセンサー、映像エンジンにBIONZ Xを搭載
- 自分撮りに使える180度回転可能な液晶モニター
- ポップアップ式のフラッシュ内蔵
- NFC&Wi-Fi内蔵でスマートフォン、タブレットと接続
発売はソニーヨーロッパサイトによると2014年3月の予定とのことです。カメラ製品はほかにもレンズ類などを期待していましたが、それらは日本で2月に開催される「CP+ 2014」に持ち越しになるみたいですね。
続いては4Kブラビアのニューモデルも登場しました。またまた新しいデザインになり、サイズラインナップも増えてきます。
4Kのニューシリーズは上記の3シリーズが発表。ほかにフルHDブラビアも6シリーズ、14モデルが発表された模様。ヨーロッパでは2014年春発売となっています。
うーん「春」ですか。日本では4月に消費税があがるので、その前後、どっちになるのかがとても気になるところです。さすがにソチ五輪には間に合わないと思いますが6月にはワールドカップ ブラジル大会がありますからね。
センタースタンドではなく、ボディサイドにスタンドを配置するというモデルは今までになかったデザインかも。X900Bシリーズの磁性流体スピーカーは今回も健在。
日本での発表時の価格にも注目です。
こちらも日本では発売されたばかりのモデルですがアクションカムの「HDR-AS30V」の上位モデルがもう発表になりました。ボディが白いだけのカラーバリエーションモデルに見えますが、どうやらこれは本体だけで防滴性能を実現。水没するような状況でなければ防水ハウジングなしでの利用が可能になるようです。
- 防滴ボディで防水ケースを必要とせずにダウンサイジング
- GPSデータのオーバーレイでマップビュー作成したり 、複数台のカメラからのショットを編集
- 手ぶれ補正は従来モデルに比較して2.5倍の性能向上
- ライブビューリモコンで5台のカメラまでコントロール可能
- BIONZ X搭載で最大50Mbps XAVC SフォーマットでのフルHDを実現
諸元表を読むとカラーセッティングにビビッドモードが用意されるなど、細かい進化をしていそう。
ヨーロッパでは2014年4月の販売になるそうです。
CESのライブ中継ですが、見ているユーザーさんも多いようで時々映像が途切れてしまってみることができないタイミングもありました。この時がそうで、しばらく映像が見られなくなってしまって復活した時にはこの画面。そうか、ここからはスマートフォンのXperiaのくだりで、アクセスが集中したのかもしれません。
復活した時にみられたのがこちらの「Life Logging」のためのアプリの紹介でした。
これは腕時計などのスマートウォッチではなく、人体の動きを感知するためのセンサーを忍ばせたリストバンドですね。
これを体に装着していろいろな記録を取っていくと。靴に装着している図もありますが、ジョギングが今の趣味という私にはこれは見逃せません。Xperia Aでも使えるようになるでしょうか?
引き続き「Xperia Z1 Compact」としてXperia Z1の小型モデルが登場。日本では「Xperia Z1f」として発表されているモデルのグローバルモデルになるそうです。
これが現在のXperiaシリーズのラインナップになります。
その他、Xperia Transferというスマートフォンからの引っ越し機能の話もあるようですが、こういうソフトウェアの話は英語だと全然わかりません。
ライフログ機能とともに、日本での公式発表を待つばかり。
今年の2月22日に発売を控えているPS4の話題が少ないなぁ、と、思ったら、そうか、アメリカではすでに11月に発売になっていたんでした。これもスマートフォンとの連携をアピールしているみたいです。
PS4も早く使ってみたいですね。
ということで、個人的には期待していた「make.belive」から「BE MOVED」へのコーポレートメッセージの変化の話とかはなく、今年は「Play Sony」ということのようです。
でも、明日には平井CEOによるキーノートスピーチがあるそうで、そこでまたサプライズがあるのかも、なんて話もあるみたいです。
まだまだ見逃せません。
なお、上記の話は私のつたない英語力で半分以下の読解力で記事を作ったものです。もしかしたら間違った解釈をしている部分もあるかもしれませんのでご了承ください。
日本のソニーさんのサイトでも下記のページが公式発表されていますので、こちらもご確認のほど!
☆ソニー報道資料「2014 International CES出展について」
☆ソニーモバイルニュース「ソニーモバイル、Xperia Z1 Compactの世界市場展開や ライフログ(日常の記録)を活用したスマートウェア体験を推進」