CES2023のソニープレカンファレンスレポート
今朝10時からラスベガスでのCES2023に出展するソニーのプレカンファレンスがあり吉田CEOが登壇されました。
簡単にレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
以前はコンシューマー向け製品の発表の場だったCESですが、近年はコンセプト発表が多く、昨年は新デバイスを搭載したBRAVIAの発表などはあったものの、今年はなにもそうした新製品の発表はなかったようです。
私も10時からスタンバイして見ていたのですが、ちょうど10時にお客様から電話がかかってきて、問い合わせ対応をしていたため冒頭は見逃してしまい、映画グランツーリスモのくだりから拝聴させていただいています。
映画「グランツーリスモ」はゲームをしていたユーザーが本物のレーサーになるまでのストーリーということの様ですが、ゲームを実写での映像化をするって、すごいことだったんですね。撮影シーンなどの紹介がありましたが、なるほど、あの自由なカメラアングルを実写撮影するってとんでもないことなのか。
ゲーム会社、映画会社までグループに内包しているソニーだからこそ実現できる映画作品になるかも。おそらくドローンの「Air Peak」などもふんだんに使っているんでしょうね。映画公開が楽しみになるプレゼンテーションでした。
すでにソニーストア銀座などでも体験ができる3Dディスプレイの紹介など、コンシューマー向け製品の紹介も一部ありました。従来製品化されていた15.6型よりも大きな27型モデルの開発をしているとのことで、こちらはまもなく製品発表になるようです。
aiboの映像が出たときは、次はpoiqもいくか!?と、思って期待していたのですが、ここのシーンではpoiqの登場はありませんでした。ですが、イメージ映像で一度だけ登場していたので「あれはなんだ?」という話になるかな?
そういえば、昨年末でしたが海外のツーリストさんでウチのお店に「poiq」をご覧になりに来た方がいらっしゃいました。これを買えないか?と英語でお問い合わせいただいたのですが、翻訳ソフトを使って事情を説明しています。
海外でも翻訳ソフトを使って、お調べになっている方はいらっしゃるみたいです。
当店では紹介ができないのですがモーションセンサーの「mocopi」も案内がありました。これも新しいプロジェクトなんですが、いずれ、当店でも取り扱いができる日が来ることを信じてプロジェクトの成功を祈っています。
そして新製品の「PSVR2」はたっぷりと時間をとって紹介をしています。日本と同時で2月22日発売みたいですね。
日本ではすでにソニーストアを利用しての販売がアナウンスされていて最初の抽選申し込みは終了しています。
店頭でお客様に「応募した?」という話をすると74,980円は高いよ、応募していない、という答えをいただくことが多いので、もしかして競争率はそれほど高くはないかも?とか思っています。
プレカンファレンスではPSVR2の発売時には30タイトル以上のゲームソフトが用意できるという発表がありました。そして。。。
グランツーリスモ7も無償アップグレードでPSVR2のプレイができるようになるという話のようです。PSVR2専用ソフトを用意しなくてもこれだけ楽しめればありがたいですね。
そして、新型のコントローラーの発表もありました。詳細は後日ということになっていますが、アクセシビリティコントローラー「Project Leonardo」が開発されていることも発表しています。
どういう使い方をするのかさっぱりわからないのですが、障害のある方でも快適にゲームプレイができるようなコントローラーになるそうで、コントローラーを持たなくても操作ができる形状になっているようです。
PS VR2で「グランツーリスモ7」プレイ可能。PS5用アクセシビリティコントローラ「Leonardo」 – AV Watch (impress.co.jp)
インプレスさんで速報記事になっていますが、詳細は今後明らかになっていきます。
品薄が続くPlayStation 5本体は昨年末に最大出荷数を実現しており累計で3000万台の出荷になったそうです。
ソニーストアオンラインでも12月に繰り上げ当選が多数有り、昨年の当店経由での出荷数を見ても、もっとも数の多い出荷になっていました。2023年になって、ようやく普通に在庫販売に切り替わるのでは?というところまできた感じがします。
ということでソニーのエレクトロニクス製品の発表はここまで。最後にソニーホンダモビリティの発表です。
登場したのは、またしてもプロトタイプの車なんですが、ブランド名「AFEELA」が発表になっています。
今までの「Vision-S」はソニーのクリエイティブセンターのデザインだけで作られていたと思うのですが、今回のプロトタイプはホンダのデザインも含まれているんですかね??
フロント部分のヘッドライトとヘッドライトの間の部分にある照明に見える部分を「Media Bar」と予備、なにかしらのインフォメーションに使えるような話をされていました。
「Media Bar」というと、以前、VAIOに搭載されていたAVファイルの再生に使われていたソフトウェアを思い出すのは私だけでしょうか? クロスメディアバーというのもPS2から搭載されていましたが、ソニーらしい機能の登場です。
センサーは社内外に45個搭載されているとのこと。徐々にスペックが明らかになってきています。2025年から北米で予約の受付が始まり、2026年から納車する予定となっています。
社内でのエンタテインメント機能も明らかになっていますが、移動中にも各種エンタテインメントがそれぞれで楽しめるなど、なにやら高そうな車になりそうですね。(^_-)
以上、CES2023のソニーのプレカンファレンスの様子でした。
この後、ソニー公式ホームページで日本語でもコンテンツ発表があるようですので、正確な情報はそちらでご確認ください。
☆プレスカンファレンス「Moving People Forward」はこちらから
☆ソニーホンダモビリティ「新ブランド『AFEELA』発表 CES2023にてプロトタイプ初披露」
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