2013 International CES出展レポート

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先ほど日本時間で10時(現地時間17時)から1時間弱ほど、International CES 2013開幕に先立つ、ソニーのプレスカンファレンスが行われました。

情報をまとめてお伝えしたいと思います。

 

写真はソニーの平井CEOですがスピーチは当然全部英語。

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私も今日は集中して全部お話を聞いていたんですが、思ったのは今年こそ英会話をちゃんと習ってみよう、ということだけでした。お話は全然ちんぷんかんぷんで、たまに表示される新製品の写真に一喜一憂しているだけ。

これではとてもレポートなんてできないなぁ、と、いうところなんですが、国内向けにソニーさんから報道資料が出ていて、わかりやすく案内されていました。

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☆ソニー(株)報道資料「2013 International CES出展について」

ということで、こちらの報道資料を読みながら、キャプチャーしたUstreamの映像を紹介したいと思います。

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昨年末に84型ブラビア「KD-84X9000」が登場しました。168万円の価格もさることながら購入時には一度下見が必要だったり、特別な購入手順を踏まないと搬入、設置も難しい84型サイズの4Kテレビでしたが、今年はラインナップに65型、55型が投入されるとのこと。

情報はすべてアメリカ向けのものになりますが、おそらく遅れて日本でも国内向けに発売されるモデルの発表があるはずで、4Kブラビアは日本にも当然上陸するでしょう。

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一昨年までは、3D、3Dだったのに、今度は4K旋風がもうやってきました。今年は本格的にその普及期に向けた動きが出てくるんでしょうね。

 

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そして今回のCESでの新製品発表の目玉になりそうなのがスマートフォン、Xperia Zの登場みたいですね。

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スマートフォンを軸にした製品展開を行う。昔はこういう製品ネットワークの中心にくるのがVAIOだったんですが、今年はこれ一辺倒で行きそう。

今年のキーワードは「4K」と「モバイル」ということになるのかな?

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ここからは具体的な製品についての発表になります。

65型、55型の4K対応ブラビアが登場しますが解像度をあげるだけではなく、トリルミナスディスプレイ(懐かしいですね、たしかQUALIAの時に登場した言葉だったんじゃなかったでしたっけ?)を搭載し広い色域を実現。

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さらに音にもこだわったモデルになるんだそうです。

来年には消費税が8%に上がることもあり、日本での今年の年末商戦ではまたテレビ需要が盛り上がるような気が個人的にしているんですが、価格次第ではこれらのモデルって日本でも引き合いが強そうな気がします。

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さらにこちらは参考展示でまだ向こうでも商品化のアナウンスはまだ、と、いうことになりますが、56型の4K有機ELテレビが登場しました。

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有機ELテレビといえば、民生機ではXEL-1以来ということになりますが、いきなり4Kになって登場してきましたか!

と、ここでハプニング。

映像を見ていても思ったんですが、これ手持ちで運ぶの!?とか、思っていたら映像ケーブルがどこかで外れたのか、もしくは電源が一瞬切れてしまったのか。。。持っている最中に画像が切れてしまいました。

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その後、起動画面と思われる映像になってしまったので、これは電源断だったのかな?

最初から紹介する予定であれば、もうちょっと何かしらの準備をしているだろうし、これはカンファレンスの直前まで登場させるかどうするか調整をしていたのかもしれませんね。

そんなギリギリ感を味わうことができました。

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そして、これも「もうやってくるのか!?」という感がありますが民生向けの4Kムービーカムも紹介されています。

まずはこんなごっついモデルからなんでしょうけど、これ、早ければ今年の年末とかには市場に出て来ちゃう可能性があるんですよね? ということは来年にはハンディカムスタイルで4Kムービーとか登場して来ちゃうの!?

4K時代があっという間に来てしまいそう。フォーマットはXAVCというものを採用するそうですが、そうすると4K編集に対応したさらにパワーアップしたVAIOも欲しくなっちゃいますね。

 

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そして、待望のXperia スマートフォンの話ですが5.0型のフルハイビジョンディスプレイを搭載した「Xperia Z」が発表されました。

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昨年まではXperia スマートフォンが次々と新型モデルを投入してきて、ちゃんと情報を追っていない私にはもうどれがどんなモデルなのかわからなくなってきてしまい、買い時が若楽なっていたんですが、これは久々の大きなモデルチェンジになりそう。

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フルハイビジョン対応のディスプレイになりますので、これでアプリケーションも大きな世代交代になるのかも。

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初代Xperia X10の購入以来、買い時がわからずにずーっとそのままになっているんですけど、これは良いかも。

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☆Sony USA Introducing Xperia Z –the best of Sony in a premium smartphone
 

詳しい仕様についてはアメリカソニーのホームページに記載がありますのでそちらでご確認ください。

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ハイビジョン対応の液晶ブラビアも発表になっていて、こちらでは新しいUIとして「TV SideView」という機能が紹介されています。

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Xperia タブレットを使って放送されているテレビ番組についての情報を表示しながらコンテンツを楽しむ、とかをするみたいなんですが、いかんせん英語力ゼロの私にはさっぱりです。

日本国内での発表があるときのお楽しみです。

 

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その他、ホームAVについての新製品も展示されるようです。BDプレーヤーは昨年秋に新型が日本投入されたばかりなのに、もう次のモデルが出てくるんですね。

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サラウンドスピーカーも見慣れないものが展示されています。このトールスタイルの短いスピーカーはサテライトスピーカーなんでしょうけど、面白そうですね。こういうの。

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ストレージと言えば今は「nasne」しか思いつかないんですが、新商品としてパーソナルコンテンツステーションというのが向こうでは発売されるそうです。ネットワーク製品ではなく、直接HDMIでの出力ができるところが違います。

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よくわからないんですが、これがそれに相当するモノになるんですかね!? こういうネットワーク製品だと日本国内への投入が微妙なので、今後のソニーマーケティングさんの発表に期待。

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日本ではまだ未発売のGoogle TVは海外ではまだ続いているみたいです。ヘッドマウントディスプレイは新型ではなく、日本では発売済みの「HMZ-T2」がこれからやっと海外で発売開始ということになるそうです。

 

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サイバーショットについても数機種の発表がありました。

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正直言ってそれほど目立った新機能を搭載したモデルの発表はなく、唯一10m防水、1.5m耐衝撃性能を持った「DSC-TF1」というモデルが「お!?」と、思わせてくれるんですが。。。

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☆ソニーヨーロッパ Smarter shooting, easy sharing

このモデル、ソニーヨーロッパでも同時に発表されていました。

仕様表によるとこのカメラはセンサーもCDDだそうで、CMOS仕様ではないんです。ということは。。。1月31日にパシフィコ横浜で開催される「CP+ 2013」まで、サイバーショットの上位モデルは出てこないのかな!?

ラインアップを見ると特に目立ったモデルがないもので、第2弾発表があることを個人的に期待しています。

 

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ハンディカムについては「空間手ぶれ補正」機能搭載モデルの拡充が発表されています。

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ここ数年、ハンディカムは発表されるたびに大股で進化した機能が搭載され続けていたんですが、今年はマイナーバージョンアップっぽいですね。

日本での発表時には機能面での新機能が紹介される可能性がありますが、これもCP+があるまではなんとも。

 

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その他、ウォークマンで新型のWシリーズが発表になっています。これで3世代目になるんでしょうか?

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☆SONY INTRODUCES WATER PROOF AND WIRE-FREE WALKMAN AT 2013 CES

ソニーUSAに詳細の案内があるんですが、こちらの写真をみると、どうやら今度のウォークマンWシリーズは水泳に使えるみたいで、男性がヘッドホンをしたまま泳いでいる姿があります。

一時、私も水泳をしていたことがありますが、泳いでいる最中ってヒマなんですよねぇ。従来モデルも防水仕様にはなっていましたが泳げる、というモデルではありませんでした。これはもしかすると爆発ヒットするのでは!?とか思ってしまいました。

 

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最後にVAIOなんですが、特に発表文がなく、プレス資料を見るまではなにもニュースが見つけられなかったんですが、ここの最後のところにビッグニュースがありました。

「New Color for the VAIO Duo 11」

とのことで、どうやらVAIO Duo 11にシルバーカラーのモデルが登場するそうです。

VAIO Duo 11はご存じの通り日本の長野テック製です。日本国内で生産されているモデルで、そこでシルバーボディのモデルが作られるなら当然、日本のVAIOオー
ナーメードモデルでもシルバーカラーの選択ができるようになるでしょう!?

写真掲載がないんですが、VAIO Duo 11がシルバーになるとどんなイメージになるんでしょうね。(なお、VAIO Tシリーズ14型、15型にタッチパネルモデルが用意されるのもニュースです。)

 

以上、駆け足でしたがCES 2013のソニーの発表の要約レポートでした。たどたどしい英語力で情報を集めているので誤っている内容があるかもしれません。もしも内容が違っているようでしたらご指摘いただけると助かります。

よろしくお願いします。

 

☆ソニー(株)報道資料「2013 International CES出展について」

 

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