テックスタッフの楽しい時間『秋のシマリス』撮影会レポート
10月7日の日曜日に埼玉県・見沼グリーンセンターでシマリスの撮影会をしてきました。今回もたくさんの方にご参加いただきました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
撮影会の様子を簡単に紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
今年は何度も何度もお邪魔させていただいている土呂駅から徒歩15分のところにある見沼グリーンセンターにある「リスの家」ですが、撮影会を開催するのは昨年の秋に続いて2回目です。タイミングをはかって当店のお客様と撮影会をしてみたい!と思っていたのですが、冬は冬眠してしまっていて、春先はスケジュールがつかず、夏場は猛暑のためシマリスが不在になってしまっていて、ようやく開催できました。
本当は2週前に企画をしていたのですが台風が来ていて雨予報が出てしまい延期になっていました。晴れているとシマリスが上の方まで来てくれないので曇り空の方が条件は良いのですが写真的には晴れている方がやはり元気な写真になりますからね。
今回は11時から開始して閉場する16時までの体力勝負での撮影会になりました。
初めてシマリス撮影をされる方がほとんどなので、まずは餌場から。シマリスが餌台にやってきてご飯を食べるときは比較的長時間じっとしてくれているので、ここでシマリス撮影の練習をします。
シマリスの動きを終えるようになってきて、餌台以外のところで見つけられるようになってくると、なんとか自然のシマリス風の写真が撮れるようにがんばりはじめます。
写真提供:snake kingさん α9+SEL100400GM
シマリス探しはわりと簡単で、小さなお子さんがいるとあちこちで見つけてくれるので、それを追っていくのもありです。園内には100匹以上のシマリスがいるそうで次から次へと見つけられます。
そのうち撮りたいシーンがあったらそこでシマリスがやってくるのを待っているというのも手。
そして一番撮りたいのがこれ。シマリスのジャンプ写真です。なかなか狙って撮れるものではないんですが、狙わないと撮れないカットでもあります。私もまだ完全に手足が離れている完全ジャンプの写真って、撮れたことがないんです。
今回のジャンプ写真はこれなんですが、うーん、もうちょっとでした。
ただし、この日は異常に暑かった。気温は30℃を超える猛暑日になり、人間様も長時間、ひなたにいることができず、日陰で待機するようになってしまいます。
人間がこんなんなんですから、シマリスがひなたに出てくるわけがありません。シマリスもみんな日陰に隠れています。
一通り、撮り終わったところで、一度休憩を入れるため公園の外のコンビニにでかけます。東屋でおにぎりを食べて休憩が済んだら午後の部、スタート。
午後になってから、遅れて合流する方たちもいらして、また大所帯に。なお、私たちのグループとは別にα9+SEL100400GMの方や、AマウントのSAL70300Gを使って撮影している方もいらして、この日はソニー”α”デーになっていたかも。
午後になってから日が傾いてきて日陰の部分が増えてきました。いつも午前中しか来ていなかったので気づかなかったんですが秋の夕方になると、こうして太陽が低くなってくるんですね。これは頑張って日陰から出て行って、逆光のシマリスを撮らないと!
こうして逆光状態のシマリスが撮れるというのも秋だけの風景になりそうです。
ということで、今回の私が撮ってきたシマリス写真10選です。
α9+SEL100400GM F5.6 1/800 ISO1600 焦点距離400mm
いろいろなレンズ、カメラボディを試してきましたが、やはり一番、撮影が楽なのはα9+SEL100400GMです。100mm STFレンズでも撮れないことはないのですが焦点距離が長ければ長いほど腕の長さが伸びる感じで、撮影できるシマリスの距離が伸びます。
AFの精度もα9を使えばかなりの高確率で合います。というか外すことがあるのは手前に枝があるときなど、なんですがそれもスポットフォーカスを使えば、ほとんどクリアできます。フレキシブルスポットフォーカスはマルチセレクターを押し込むとセンターにくるので、それでまずは1枚撮って、そのあともシマリスが動かない様であれば構図を作ってAF位置をずらしていく、という撮り方をしています。これでほぼ失敗なしです。
α9+SEL100400GM F5.6 1/800 ISO800 焦点距離400mm
撮影モードは私はシャッタースピード優先のSモードを使っています。シマリスは動きがとにかく速いので1/800~1/2000くらいの速いシャッタースピードで撮るようにしています。この設定になると絞りは開放になっていて、あとはISO感度をカメラに任せて、あとはAFに集中、という撮り方をしています。
ホワイトバランスはオートか太陽光で撮っておき、あとでRAW現像するさいに微調整をするくらい。
α9+SEL100400GM F5.6 1/800 ISO2500 焦点距離400mm
先日のフォトキナで発表になった「動物 瞳AF」が実装されたらこんなフレキシブルスポットフォーカスとか使わなかくてもゾーンとかワイドエリアで撮れるようになっちゃうんでしょうね。
ちなみにフレキシブルスポットAFも当然シマリスの目のところに合わせています。正確に目の位置にスポットが来なくても拡張フレキシブルスポットフォーカスを使っているとコントラストの高い目のところにAFが合うことがほとんどなので、ほぼ、動物 瞳AF風に使えていると思います。
撮影しながら「動物 瞳AF」の話題も出てきましたが、アップデートで今持っているαが全部、動物 瞳AFに対応しないかなー、と期待をしています。まー、桃井さんのインタビューを見る限りは難しそうですね。登場するのは「2019年の早い時期に登場する新型ボディから」で、瞳AFの技術は人間だとなんて簡単なんだろう、動物はかなり難しいという話がありました。
会場のデモをみると2400万画素のCMOSセンサーを使っているので、順番的に行くと”α9II”とか”α7S3”とかの搭載なんでしょうね。期待が高まります。
α9+SEL100400GM F5.6 1/800 ISO1250 焦点距離400mm
ここまで、前半はひたすら日陰に隠れるシマリス探し大会です。まー、気持ちはこちらもよくわかります。暑いよねー。これじゃ、冬眠に向けてのどんぐり集めもはかどりませんね。
α9+SEL100400GM+SEL20TC F11 1/800 ISO2000 焦点距離800mm
100-400mmに2倍テレコンを使ってみました。これだと自由度が2倍にあがります。遠く離れているシマリスも被写体に選ぶことができます。AFはそれほど遅くなることもないし、解像力もそれほど落ちずに撮れます。2倍テレコンってあまり使い物にならないんでしょう?と、聞かれることがあるのですが、超解像ズームを使うよりもやはり光学的に拡大したほうが解像度は高いと思います。
野鳥撮影やシマリス撮影にはやはり2倍テレコンがあると、条件が悪いときにかなり助けてくれます。
ここでお昼休憩をはさんで、レンズ交換。今度はSEL70200GMにSEL20TCを装着して400mmで撮影を続けます。
α9+SEL70200GM+SEL20TC F5.6 1/800 ISO1600 焦点距離318mm
SEL100400GMとSEL70200GM+SEL20TCで使うのとどっちが良いですか?というご相談もよくいただきます。テレコンの切り替えで使えるので70-200mmにもできるし140-400mmとしても使えるし、後者の方がメリットは大きいように思えますが、サイズ、重量的には100400GMで使った方がコンパクト&軽量になるという話もあります。
あと、使ってみてわかったのですがSEL70200GMはインナーフォーカスなので撮影時にレンズが伸びません。ズームリングも軽いので機動性を取るならSEL70200GM+SEL20TCもいいんですね。
α9+SEL70200GM+SEL20TC F5.6 1/800 ISO3200 焦点距離400mm
どんぐり貯めこみ中の子を発見。このあと、このどんぐりを頬っぺたの中にぐっと押し込んで入れてしまいます。
ふさふさしたシッポを見ると、この子はまだ今年生まれたばかりの、この間まで赤ちゃんリスだった子じゃないのかな?誰に教わるでもなく冬の過ごし方を実践するなんて偉いなー。
α9+SEL70200GM+SEL20TC F5.6 1/1000 ISO1250 焦点距離400mm
このあたりは花が咲いているスポットでひたすらシマリスがやってくるのを待っているところです。日中はなかなか木の上に出てきませんでしたが夕方になって気温が下がってきたのと、陽が弱くなってきたのでやっと出てきてくれました。
α9+SEL70200GM+SEL20TC F5.6 1/1000 ISO2000 焦点距離400mm
ここ、シマリスの家は16時までの開園時間となっています。夏場は陽が落ちるのが遅い時間になります。これから11月にかけて陽が短くなっている時期は夕方が見どころかも。
α9+SEL70200GM+SEL20TC F5.6 1/1000 ISO1600 焦点距離400mm
最後はミニジャンプで締めです。
今回の撮影会で撮影してきた写真ですが、お客様の作品がInstagramでご覧になれます。私もこの10枚以外にもまだ写真がありますので順次、Instagramへ投稿しようと思います。Instagramの「#tecstaff」「#sonyshop_tecstaff」でご覧になってみてください。
11月になって、もうちょっと涼しくなったら、また行ってみましょうね!
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