【Xperia 1 VII Diary 02】モデルチェンジでドロップした機能の話 Vlogモニターや外部モニターなど
金曜日から当店店頭にて展示をスタートしたXperia 1 VIIについて、ご来店いただいたお客様から多数のコメント、お問い合わせをいただいています。
その中で分かったというか、店頭で確認して判明したことがいろいろあり、ドロップした機能(従来機種では使えていた機能がなくなったこと)もあることがわかってきました。
Xperia PRO-Iの時に登場した「Vlogモニター」が使えなくなってしまっていたり、カメラ機能でつかえなくなったものがいくつかあるようです。
こんにちは、店員佐藤です。
いやー、これはショックでした。店頭でXperia PRO-Iからの乗り換えをお考えの方でVlogモニターって使えるんですか?ということで、実機テストをしたんですけど、どうやらXperia 1 VIIでは非対応になったようです。
USB Type Cケーブルで接続してもうんともすんともいわず、認識をしませんでした。
まー、Xperia 1 VIIは「AIカメラワーク」や「オートフレーミング」機能を搭載しており、より手軽に簡単に自動で撮影をしてくれるカメラに進化していますので、こうした玄人向けの自撮り機能は落としてしまっていたんですね。
Vlogモニターですが、私は普段、自宅に置いていて、緊急で動画撮影をしなくてはいけなくなったときとかに、手元に”α”やVlogcamがなくてもYouTube収録ができるということで常備していました。大ショックです。
まー、Vlogcamを使いたいときはXpeira PRO-Iを使えば良いだけの話ではあるんですが、なるほど、そうですか。
ということで、今後のXperiaのVlog撮影スタイルとしてはシューティンググリップを用意して、それに汎用のスマートフォンホルダーを使えば、手軽なVlogcamセットになる、という感じになりますね。
Vlogモニターを使うことのメリットのひとつに外部マイクを使える、というのもあるんですが、それも今年3月のblogエントリーで紹介した「TRS-TRRS変換アダプター」を使うことで、外部入力することができます。
ソニーのショットガンマイクの「ECM-G1」(ストア価格:17,700円)だとプラグインパワー対応のマイク端子に接続して使うマイクなので、この接続だとデバイス側から電源供給が行われないため音量がかなり小さくなるのですが、使えないことはない、というレベルで利用できます。
でも、それを使うよりも、Xperia 1 VIIにはカメラ側に音声優先マイクがついているので、こちらを使った方が楽ちんですね。
↑こちらでいろいろ試していますので、Xperia 1 VIIで動画撮影を重点的にしよう!とお考えの方はご参考までにどうぞ。
その他、Xperia PROや、PDT-FP1といった通信環境重視モデルに用意された「Network Visualizer」も非対応になっています。
Xperia 1 VIの時にプレインストールされているアプリではなかったのですが、Google Playでアプリ検索をすると、そのままインストールできてしまうので、東京マラソンの定点撮影の生中継の時とかにXperia 1 VIで使わせてもらっていたのですが、Xperia 1 VIIにはインストールができませんでした。
「外部モニター」アプリもドロップしていて、apkファイルをコピーしてインストールを試してもみたのですが、動作しません。
「外部モニター」アプリはソニー”α”のカメラとUSB Type C接続する事でXperiaを外部モニターとして使えるアプリだったのですが、その後「Monitor & Ctrl」というアプリが登場し、現在はワイヤレスで接続してXperiaをモニターとして使うことが可能。
それどころかフォーカス操作をXperiaで行うことができるので、カメラマンとフォーカスマンという映画撮影みたいなことができてしまいます。
どうしてもカメラの画面をXperiaで撮影したい、という私みたいなレビュー作成のためのソフトが必要な場合は「USBカメラ」というアプリがあるので、それらを使うことになりますね。
ドロップした機能ではありませんが、Bluetooth リモコンを接続しての「撮影持続モード」もお問い合わせがあって試してみました。
店頭で試したところ、ソニーのBluetoothリモコンは従来通り使うことができます。
ペアリングの際はシャッターボタンとプラスボタンを7秒間長押しです。この長押し時間がやたら長いので途中で接続方法がわからなくなってしまう人が多いようですが、長時間押しっぱなしにすればつながります。
そして、Bluetooth接続したあとに、リモコンのシャッターボタンを押せば「撮影持続モード」という熱停止の限界温度が高くなる状態にすることができます。
説明には「カメラを終了すると、本機能は無効となります」という記載があるのですが、実際にはカメラアプリを止めて、Xperiaを再起動しても、撮影持続モードは続きます。一度、設定すればそのままになってくれているので、とても楽な仕様になっているんですけど、今回もそれは大丈夫みたいです。
これは写真撮影時の画面で左上に、このマークが出ていれば高温になっても止まりにくくなります。
こちらは動画撮影時の画面で、やはりマークが出ています。Bluetooth接続したあとに本体を再起動してもアイコンは消えなかったので、ずっと、これで使えます。
※その後のテストでBluetooth機能をオフにすると『撮影持続モード」が切れることが判明しました。(Xperia 1 VIでは切れません)Bluetooth機能をオンにしっぱなしというのは難しいので、ソニー製のBluetoothリモコンはやはりひとつ揃えておきたいところです。
接続に使うリモコンはソニーの「GP-VPT2BT」(14,300円)と「RMT-P1BT」(8,470円)の2製品しかなかったのですが、今週、新型のリモコンが発表になっています。来週の5月28日(水)10時から予約販売が開始になり、6月27日に出荷開始になるのですが、今から買うのなら新型製品の方がよいですよね。
今度のモデルはシューティンググリップからリモコンを取り外して使うことができるそうです。
価格はやや高くなってしまうので、できるだけ出費を抑えたいという方は今のうちに旧型モデルを購入されると良いかも。
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ワイヤレスリモートコマンダー機能付 シューティンググリップ GP-VPT3T |
希望小売価格: 18,700 円税込 |
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![]() 5月28日(水)10時 先行予約開始 |
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発売日 | 2025年6月27日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭入特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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リモートコマンダー RMT-VP2 |
希望小売価格: 11,000 円税込 |
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![]() 5月28日(水)10時 先行予約開始 |
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発売日 | 2025年6月27日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭入特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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ワイヤレスリモートコマンダー機能付 シューティンググリップ GP-VPT2BT |
ソニーストア価格: 14,300 円税込 |
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発売日 | 2020年1月31日 | メーカー商品情報ペーこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭入特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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ワイヤレスリモート コマンダー RMT-P1BT |
ソニーストア価格: 8,470円 税込 |
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発売日 | 2019年5月 | メーカー商品 情報ページこちら |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
店頭購入特典 | 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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ちなみに高温持続モードを使うとXperiaはかなりの長時間撮影ができるようになります。昨年、気温40度を記録した際に埼玉県の熊谷で連続撮影時間のテストをしてきましたが、4K/60Pの撮影がXperia 1 VIで30分以上可能でした。
Xperiaの熱停止は、本体が壊れるおそれがあるので熱を停止するのではなく撮影者の手がやけどしてしまう恐れがあるので停止するようになっています。未だに「熱暴走」とか言われている方がいますが、熱暴走するのは本体が壊れたときです。その温度ははるかに上にあり、だいぶゆとりをもって動作しています。
そんなわけで「撮影持続モード」は三脚固定するなど手に持たずに撮影する事を前提にしたモードになりますので、設定する際は気を付けてお使いください。
週末のご来店、ありがとうございました。たくさんの気づきをいただきました。
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Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VII (XQ-FS44) |
ソニーストア価格: 204,600円~ 税込 |
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発売日 | 2025年6月5日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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Style Cover with Stand for Xperia 1 VII XQZ-CBFS |
ソニーストア価格: 5,500円 税込 |
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発売日 | 2025年6月5日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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