【レビュー】上位機種登場!『REON POCKET PRO』実機開梱レポート
冷却面積2倍、吸熱性能最大2倍、駆動時間最大2倍というビッグな新製品が本日プレスリリースになりました。早速、製品版実機を購入させてもらってきましたので、開梱レポートをお届けしたいと思います。
今回はソニーストア銀座さんで製品版を購入させてもらってきています。試用モデルではなく、製品版の開梱レポートをお届けします。
こんにちは、店員佐藤です。
今日から「Xperia 1 VII」のタッチ&トライイベントがソニーストア店舗で開催されると言うことで、人出の多い初日ではありますが、取材をさせてきていただいたのですが、取材に出発する直前、10時に「REON POCKET PRO」という新製品がプレスリリースされているではないですか。
昨年は広角ズームレンズの「SEL1625G」の取材でお邪魔させてもらっていたのですが、そのときに新型モデルの「REON POCKET 5」の展示を見つけて、その場で購入させてもらってきたのですが、なんか、こうやってレオンポケットはソニーストア銀座さんで買わせていただいています。
まずは、ソニーストア銀座さんでの展示機種の様子から拝見。
開店1時間前にプレスリリースがあったばかりで、誰も気づいていないのですが、ここでひっそりと「REON POCKET PRO」が展示されています。
左には従来モデルの「REON POCKET 5」が展示されて、並べられていました。
サイズを見比べてみると、だいぶ大きくなっていて、特に厚みについては2倍くらいのサイズにやっているような。
ネックバンドについても先端にパーツがつくなど、改良されています。
以前、当店店頭でREON POCKETの装着方法について相談されたときに先端を内側に折り曲げると、皮膚に引っかかって落ちてこないという話をお客様にしたことがあるんですが「それだと皮膚に刺さるじゃないですか」と、おっしゃられた記憶があります。
私の分厚い皮膚ではそうは感じないのですが、皮膚が薄い方というか敏感な方だと、そういう感触に感じられることがあるそうで、それを考慮して先端をより大きなシリコンパーツにすることで、負荷が分散されるようにしているようです。
そして、電源ボタンもシリコン製の柔らかい物になっていて、ここから浸水しないような工夫があるのと、電源ボタンの中央にLEDランプが仕込まれていて、ボタンを長押ししているときにLEDランプの様子が見えなかったのですが、電源ボタンと別のところにLEDランプが移動するなど「こうなっていたらもっと使いやすいのに」を実現してきているような。
REON POCKET 5は本体サイズが小さくコンパクトでしたが、PRO版になって、ボディが大きくなったこともあり、こうしたボタンの配置ができるスペースができたんでしょうね。
REON POCKET 5までは、快適な温度調整のためにスマートフォンは必須で、コントロールをスマートフォンから行う仕組みになっていたのですが、REON POCKET PROでは、これらのボタン操作だけでオート運転の切替やマニュアル運転ができるようになっています。
まさにプロ仕様です。
ということで、その場で購入させていただきました。ソニーストア銀座さんもそれほど多くは在庫を多く置いてはいないところで、すみません。
購入させてもらってきたのは本体のみでセンシングタグ無しの「RNPK-P1」(27,500円)とPRO専用ケース「RNPC-P1」(3,300円)です。
箱を開くと、いきなり「REON POCKET PRO」のド迫力冷却面が登場です。
すげー! 本当に冷却面積2倍になっているんだ! これはもうガン冷えしそう! まさにこれはプロのためのREON POCKETという雰囲気ですね。
同梱品をすべて出してみたところがこちら。エアフローパーツはロングとショートの2種類が入っていて、最初はショートがついています。ロングは夏場に使う排気を襟の上から出すためのもの。冬場の暖房では、排気はあまり気にしなくてもよい(服の中で暖気が循環しても暖かくなるだけ)ので、短めのものを装着して使います。
加えて、最近のソニー製品では珍しく、分厚い取扱説明書がついています。
最近のモデルはWEBでのオンライン説明書に切り替わっていて、地球に優しくチラシ1枚で済ませてしまうケースがあるくらいなのに、これは時代に逆行しているような。。。と、思ったんですが、なんとこちらには10カ国くらいの取説が収録されています。
ソニーストア銀座さんでうかがった話なんですが、日本では普通に買える「REON POCKET」ですが、販売されていない国から来られるツーリストさんに人気の製品らしく、よく売れるんだそうです。
これまでは日本に加えて東南アジアなどで販売されていただけなのですが、今年からはヨーロッパや中東でも取扱があるそうで、アプリもそれらの国に対応するので購入できるツーリストさんの国が増えるとか。
日本語での説明があるのは最初の10ページくらいだけなんですが、なるほど、REON POCKETの世界進出が進んでいる証拠が、この取扱説明書なんですね。
REON POCKETは新しいソニーのウォークマンみたいな象徴になっていくのかも。REON POCKETの快進撃をこういうところで感じられると嬉しい!
そうそう、熱中症対策にはならない、という話も記載されています。
REON POCKETはあくまで冷感や温感を感じるためのガジェットで医療機器や熱中症対策のための医療機器とかではありません。誤解がないように、こうしてしっかりと記載があるのも安心できるところです。
付属するUSBケーブルですが、ついに両端がUSB Type Cになりました。昨年発売のREON POCKET 5まではType A端子になっていたのですが、世の中のモバイル充電事情がついにUSB Type Cに切り替わってきましたね。
なお、ACアダプターは同梱にはなっていません。別途、携帯電話用のACアダプターなどを使って充電します。
本当に、本体だけのボタンで操作ができるようになっているので、あえてスマートフォンと接続する必要も無くなってきているんですが、センシングタグを使って、正確な外気温、湿度、照明状況を把握させるのには、やはりスマートフォンアプリと接続した方がオート運転が正確になるはず。
ということで、アプリを使って操作できるようにします。アプリがアップデートしていてVer.2.0.0にアップデートできます。アップデートするとアプリのアイコンデザインが変わります。
これで新たに「REON POCKET PRO」を接続します。アプリは「REON POCKET」と「REON POCKET PRO」の2択になっています。
従来モデルは電源ボタンを軽く押して青い点滅になったら接続していたのですが、「REON POCKET PRO」は接続方法が変わっています。電源ボタン2秒押しで電源を入れたあとに「SMART」ボタンを2秒押しして、青いランプが灯ったら接続します。
説明をみないで電源ボタンだけ押していても接続できないのでご注意を。(私がそうだったんですが)
接続すると、最初にREON POCKET本体のアップデートがあります。これは「REON POCKET PRO」だけではなく「REON POCKET 5」も必要になります。専用アプリVer 2.0.0で本体ソフトウェアのアップデートが必要になるようです。
接続後、アップデートして使い始めてみると、特に違いはないように見えて、実は画面左下のREON POCKETの動作状況を表すアイコンがPROバージョンに変更されています。これはREON POCKET 5を接続しても同様です。
REON POCKETの本体半分だけ冷却面のアイコンはもう見納めでした。
アイコンをタップして動作状況を見るときの図もPROバージョンになりました。右の図は以前のバージョンのものになります。
ここからは「REON POCKET PRO」のサイズ感をお伝えすべく「REON POCKET 5」と並べた写真をいくつか掲載してみました。
こちらは冬場に主に使うショートタイプのエアフローパーツを装着しているところです。
ネックバンドのアーム部分がより柔らかいものになり太くなっているのがわかります。内部構造の詳しいところまではわかりませんが、PROのアームは表面がやわらかいシリコンになっていて、中にやや固めの芯があり、これで形状を保っている感じです。
先端のラバーには滑り止めの模様も刻まれています。
PROバージョンのアームは取り外しが可能なんですけど、コツがあるみたいで、うまくいくときはスルッと簡単に取れるんですが、はまらないと全然取れません。まだコツがつかめてないんですけど力任せに取るものではなく、取れるときは無力で取れます。
本体下側にあるのか吸気口で内部の熱を逃がすために空気を取り込みます。以前はメッシュ状の表面になっていましたが、REON POCKET 4からこうしたスリット形状になっています。
いきなり「REON POCKET PRO」が開発されたわけではなく、今までの5世代にわたる進化の結晶なんでしょうね。
本体の厚みは2倍くらいありそうに見えますが、実はそうでもなく、アーム部やエアフローが大型化して大きくなっている、という感じがしないでもありません。
装着してみても「ああ、これは2倍くらいのサイズで重いな」という感じはなく、装着感は今までとそれほど変わりません。
ただ、店員よねっち(女性です)が試したところはズルズルと後ろに落ちていってしまっているので、細身の女性が使われる際はアームの調整が必要そうです。
私は全然調整無しで良い感じで装着できました。
排気口はこんな感じです。排気口の口はやや大きく開いていますが、奥に見えるヒートシンクはかなり目が細かくなっています。
インプレスさんのPC Watchさんで分解したレビュー記事が掲載されていますが、そちらをご覧いただくと大型化したファンやヒートシンク、バッテリーなどの様子もわかります。
夏場用のロングタイプのエアフローを装着した図です。まー、厚みは感じられるし装着しているときの膨らみも大きくなりそうですが倍まではいかないかな、というところですね。
本体を側面から見てみると、2倍になった冷却面はご覧の通りくの字になっています。その上のエアフローは逆に沿っているのですが、これが首筋にきて、くの字の部分は背中にきて、という位置で使います。
装着した状態で上を見上げると後頭部にエアフローが当たるといえば当たるんですが、使っているうちに、収まりの良いところが見つかるかな?という感じです。
冷却性能はまだ涼しくしている当店店内では全力冷却の様子まではわかりません。マニュアルでレベル5の冷却にすると確かに上下エリアが交互に冷えるのがわかります。大体10秒くらいのサイクルで冷却エリアが入れ替わるようですが、REON POCKET 5よりも広い面積を冷やしてもらっている感は得られます。
これは夏が来るのが楽しみになります。
本体サイズの大型化に合わせて専用ケースも大型になった新製品が登場しています。
見た感じのサイズの違いはこんなところです。大は小を兼ねるのでPRO用のケースを買って、REON POCKET 5を入れることもできるんですが遊びが多くなるので、やはりそれぞれに合わせたサイズで購入するのが良いかと思います。
さて、今日は東京では30度を超える予想も出ているほどの、今年一番の暑さの日になりましたが、3か月予報も発表になっていて、今年の夏も全国的に猛暑予想になっていました。昨年も暑かったので毎日「REON POCKET 5」が出動していましたが、今年もこれは来そうですね。
毎年、記録更新していくような暑さになっていますが、これに対応するのにはもう人類は「REON POCKET PRO」にバージョンアップするしかないかもしれません。
このモデルが通年販売になるかどうかは不明です。毎年そうなんですが、購入できるうちに購入することをお勧めします。REON POCKETは季節商品ですので。
さて、「REON POCKET PRO」の実力をみるべく、これから帰宅通勤で使ってみたいと思います。
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ウェアラブルサーモデバイス REON POCKET PRO 本体のみ RNPK-P1 |
ソニーストア価格: 27,500円 税込 |
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発売日 | 2025年5月20日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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ウェアラブルサーモデバイス REON POCKET PRO センシングキット RNPK-P1 |
ソニーストア価格: 29,700円 税込 |
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発売日 | 2025年5月20日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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REON POCKET専用ケース RNPC-P1 |
ソニーストア価格: 3,300円 税込 |
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発売日 | 2025年5月20日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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REON POCKET専用ネックバンド RNPB-NP1 |
ソニーストア価格: 2,200円 税込 |
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発売日 | 2025年5月20日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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REON POCKET専用 シリコンコーティングシート RNPP-SP1 |
ソニーストア価格: 1,100円 税込 |
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発売日 | 2025年5月20日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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【小型軽量コンパクトなREON POCKET 5も現在ソニーストアで販売中です】
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ウェアラブルサーモデバイス REON POCKET 5 センシングキット RNPK-5T |
ソニーストア価格: 19,800円 税込 |
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発売日 | 2024年4月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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REON POCKET専用ケース RNPC-1 |
ソニーストア価格: 3,300円 税込 |
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発売日 | 2024年4月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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