“α7C II”で撮る「男体山ハイキングで紅葉フォト」
先週末は当店店頭にて「売れる風景写真の撮り方セミナー」を開催しました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
すぐに感化されるもので、早速「まちゃー氏」の話を自分なりにまとめて実戦練習をしてきました。新型カメラ”α7C II”を背負って、日本百名山、男体山の紅葉を撮ってきました。
※今回のblogエントリーはセミナー参加者様向けに、だいぶ話を端折ってお伝えしています。ご興味ある方は店頭へお越しいただければ、簡単なPIXTA&風景撮影講座&”α”購入相談をお受けいたします。
こんにちは、店員佐藤です。
先週、土曜日はPIXTAで風景写真売上ナンバーワンのまちゃー氏をお迎えして、店頭セミナーを開催。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
まちゃー氏のこの10年間の取り組みを失敗談を交えながらお話しいただき、PIXTAでの「売れる風景写真」の撮り方についてレクチャーいただきました。
驚いたことにすでにPIXTAでアカウントを作って販売されている方などもいらして、その体験談などをうかがうこともできました。
この日、セミナーは3回開催されているんですが、毎回、違う話が出てきて、最後の3回目が一番、話としては充実していたかも!? 1回目、2回目のセミナーに参加された方には後日、店頭へお越しいただければ、聞いてなかったお話、などもいたします。
さて、私も先日、PIXTAにアカウントを作って5枚の写真をアップロード。(いきさつは上記リンクにてご案内しています PIXTAの登録は簡単で30分もあれば申請は終わります)
すでに販売ははじまっていますがまだ実績はゼロというところなんですが、その最初のアップロード&審査がわりと厳しいという話をまちゃー氏、そしてお客様からもうかがいました。
売り物になる写真なのでちゃんとした写真データでないといけなくて、弾かれるのは構図とか作品としての出来以前に、センサーにゴミがのっているとか、ピントが甘いとかもあるんだそうです。
もうこれは基本中の基本ではあるんですが、写真にゴミがあると審査で簡単に弾かれるとのこと。まちゃー氏もレンズ交換のたびにブロワーでゴミは飛ばしていて、絞り込んで空を見上げてチェックをしているとのこと。
そうだ、デジタル一眼カメラを始めて、レンズの交換方法を教わったときに、まずはセンサーにゴミがつかないようにカメラは下向きにしてできるだけ素早くレンズ交換をすることなどを身につけるように言われていました。
たまに気が緩んで、ブロワーを持って行くのを忘れたりしていますが、そんなことでは良い写真は撮れません。あちこちのカバンにブロワーを入れっぱなしにしてはあるんですが、それでもまだ忘れることがあります。もう一度、初心に返ってちゃんとした写真を撮るようにしなくては。
それとPLフィルターについても繰り返し案内されていました。「売れる風景写真」というのは奇抜な作品ではなく、ユーザーさんが観たい、欲しい、と思われている写真で、良い天気でのポジティブな風景写真がマスト。
光の角度とPLフィルターを使った撮影は知識としてはもっていて、条件が合うなら使える様に準備している感じでしたが、まちゃー氏の撮影方法は、PLフィルターを使うための角度と天候での撮影のために動くという、徹底したプロ意識の塊みたいな撮影でした。
「サンサベイヤー」アプリや「Windy」アプリを利用して、撮影場所での太陽の位置のチェックはもちろん、Windyをはじめとする天気予報アプリを複数利用して、できるだけ精度の高い天気予報を元に撮影計画をねり、SPRINTARSというwebサイトでの空の透明度までチェックするというのは初めてききました。
サイトをブックマークしてスマートフォンのホーム画面に並べておけば、これら3点でまとめて条件のチェックができます。
☆サンサベイヤーアプリ Android版(1,320円) iPhone版(1,500円)
プロカメラマンのまちゃー氏の場合は、これを元に最高条件のところで撮影に出かけられますが、我々サラリーマンカメラマンは休日にこれらの良い条件が当てはまるかどうかになります。最高の条件を求めるならコスパ、タイパを考えて出撃するかどうかの判断に使う感じですね。
さらに、現地の最新情報は逐次「X:Twitter」などで情報収集。リアルタイムの現地情報はSNSで取得するそうです。加えて、私の場合は登山アプリの「YAMAP」をよく使います。
★YAMAP MAGAZINE『紅葉登山2023【関東編】秋だけの絶景を! おすすめの山と見頃まとめ<高尾山、御岳山、大山、那須岳、筑波山など>』
「YAMAP」は登山のときに道案内と登山記録をするのに使うスマートフォン用のアプリですが、活動日記機能があり、登山された方はそのときの風景、景色をスマートフォンで撮影して日記に記録して公開してくれています。
それをまとめてくれているので、目的の山の現地の様子が、こちらもほぼリアルタイムに得ることができます。
ニュースでも伝えられていますが先週辺りから関東地方近辺でも山の方で紅葉が始まっていて「今が見頃」というところがいくつか出てきています。
先週末はまちゃー氏のPIXTAセミナーに感化されて、なにか風景写真を撮りにいかなくては!という使命感に駆られ、当初、那須岳へ行く計画を立てていました。YAMAPで観てもちょうど紅葉しているところで、当初、Windyでも雲もなさそうだったものが、日曜日になってから変化がありかなり風が強く登山には天候が向いていないことが判明。
他に紅葉してそうなところが日光で、こちらにも百名山「男体山」というところがあり、Windyで観ても問題なさそう。ただサンサベイヤーによると、中禅寺湖が逆光になるので時間的な条件はあまりよろしくないんですが、PIXTAを観ると、中禅寺湖を挟んで反対側の半月山からの写真がたくさんあるものの、男体山から撮影している写真がほとんどないので、穴場狙いで行くことに。
ここがプロカメラマンのまちゃー氏との差になりますが、撮影出来る写真の量よりも、登山を楽しみたくて♪
ということで、月曜日の朝4時起きで自宅を出発して、途中、道を間違えるアクシデントがあったんですが朝8時に二荒山神社に到着。
入山料1000円を納めて歩かせてもらってきました。
ちなみに、今回、ここで使っている写真はすべて「Xperia 1 V」によるものです。α7C IIのレビュー記事作成のためにカメラを持ってきているんですが、”α”を使うのはここぞというPIXTA撮影のところのみ。
旅の記録はすべて「Xperia 1 V」です。Exmor Tセンサーを搭載し、暗所にも強く、コントラストも高い最新カメラシステムに頼ってみました。
Xperia 1 Vのおかげで、こんなに綺麗な写真が。。。と、言いたいところですが、天気が良いと全部綺麗に映ります。
サンサベイヤーと、Windyと、SPRINTARSは今後は愛用して絶対チェックを怠らないようにしたいと思います。
いつもなら、ここでしつこいくらいに登山記を掲載するんですが、それが今回のテーマではないので、あっという間の山頂です。
ちなみに標準コースタイムは6時間20分で、それにプラス1時間くらいでルートをみていたのですが、結果的には8時間25分の行動になっていて2時間もオーバーをしていました。YAMAPによるとコース行動は標準タイム通りらしいんですが、どうも休憩時間が多いみたいで、それが全部写真撮影だったみたいです。
体力が落ちてきている(というのもあるんですが)のが原因かと思って大反省会をしなくてはいけなかったところが、まー、仕方がないか。ということにしました。
紅葉の男体山 / 店員佐藤さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
登山記はYAMAPの方に掲載していますのでご興味ある方は上記リンクにてご覧ください。
なお、使っている写真はほぼすべてXperia 1 V(ところどころXperia 5 Vと数枚”α7C II”)で構成しています。スマートフォンだけでもここまで撮れるんですねー。
さらに、Xperia 1 Vならではですが「Video Creator」アプリが使えるので、YAMAPで使った写真を中心に集めて、1分くらいで自動編集した動画もアップロードしています。
30枚ほどの写真を使って1分の動画にし、途中、”α7C II”で撮影したタイムラプス動画も加えています。Xperia 1 Vだけで編集して、YouTubeへのアップロードもXperiaから行っています。凝った編集はできないものの、使い方がわかるとあっという間に動画編集ができます。もう、これ無しにはスマホ動画(&”α”動画の簡易編集)は考えられません。
ということで1分で観られるXperia 1 VでのハイキングVlogがこちらです。
さて、PIXTAに掲載するための写真撮影に持って行った機材がこちらです。左から「SEL70200G2」と「SELP1635G」と”α7C II”に装着しているのは「SEL2070G」です。
風景撮影メインの場合は単焦点レンズよりもズームレンズの方がフレーミングを自由にできるのと、風景撮影の場合は絞るこんで撮影する事が多いので明るいレンズを持って行く必要がありません。それよりも軽量化して機動力を上げた方が良い写真が撮れる、というのがまちゃー氏の考え方。私も同様なんですがまちゃー氏よりもちょっと広角側のレンズで揃えてみました。
この3本のレンズにすることによって生まれるメリットがあります。
それはフィルター系がすべて72mmで揃っていること。これならPLフィルターが1枚あればすべてのレンズで使えます。
実際にPLフィルター1枚をもっていって、付け替えて使ってみたら付け替えに時間がかかるのでせめて2枚は用意した方がよいことに気がつきましたが、それでも万一の時に付け替えができるといのはメリット。
「SEL70200G2」はハーフマクロで使えるので、なにか小さな小物や花、昆虫などの撮影などにも使えるかもしれません。
さて、そのPLフィルターの効果ですが、多くの方はご存じだと思いますが、こんな効果があります。
PLフィルターというのは装着するだけでは効果がなく、リングを回転させて光の反射が一番少ないところを探して使います。
上記のカット、上はPLフィルターが一番効いていないところ、下はPLフィルターが効いているところです。湖の反射光がなくなっているだけではなく、よく見ると山肌の色も出ていることがわかります。
PLフィルターの原理は私も詳しい事はわかっていないのですが、反射した光というのは一定方向の光の振動になるらしく、その方向の光の並みをフィルターで止めることで反射光の少ない写真が撮れる、というものらしいです。
鏡や水の反射などをこれで抑えられるんですが、空の青さもこれでより濃い色にすることができます。空気中の水蒸気に反射してしまう光をPLフィルターで抑えるわけです。しかし順光や逆光ではあまり効果がなくサイド光でないと効果が薄くなります。
はっぱの表面の反射も抑えられるので、紅葉撮影でもご覧のとおり、色の濃い写真にすることができます。”α7C II”に搭載されているクリエイティブルックの「VV」を使ったような効果になっていますが、それ以上の効果があります。
こうして撮影時にPLフィルターを装着して、一番、色が濃くなるところを探して撮影します。
そして、今だけの絶景風景ということで、これを”α7C II”搭載の「タイムラプス」動画でも撮影してきました。
まちゃー氏はタイパが良くないのでタイムラプスはやらないとのことでしたが、PIXTAでは写真だけではなく、動画素材の販売もしており、そちらのほうがインセンティブが大きいんだとか。
タイムラプス動画は手持ちの素材もいくつかあるので、それを合わせてPIXTAに登録してみようかな、という作戦です。撮影は山頂でのお昼休憩の時に20分回しているだけで、それで20秒ほどの動画を撮影してきました。
従来のモデルで使っていたインターバル撮影での静止画写真とは違い、タイムラプス動画は4Kの場合、5秒間隔までの撮影間隔になりますが、直接動画ファイルでの書き出しができます。事前にお店でテストをしてみたのですが、気温24度以下であれば熱停止もなくバッテリーが切れるまで撮影が可能。
今回も試してきました。映像素材としては4:2:2 10bitの方が良いんですが、Xperiaに転送してVideo Creatorアプリで編集するには4:2:0 8bitである必要があるので、今回は4K 60Pの4:2:0 8bit収録です。
なお、PIXTAで動画販売を行うためには、また新たな審査が必要になります。あらかじめ販売する予定の動画素材を5作品用意して、YouTubeなどにアップロード。それを審査してもらって審査に通れば映像素材販売ができるようになります。
アップロードできるのは4GBまでで5~60秒の素材になります。タイムラプス動画とかなかなか需要がありそうな気がします。
ということで、α7C IIで今回撮影してきた写真の一部がこちら。
α7C II SELP1635G F4 1/500 ISO100 焦点距離33mm
えーと、紅葉がきれいだったのはふもとだけで、男体山を登れば上るほど紅葉は少なくなっていきました。写真のことだけ考えたら、この日は中禅寺湖の周辺で、男体山を被写体にするのがベストだったと思います。w
α7C II SEL2070G F8 1/200 ISO100 焦点距離70mm
山頂より。中禅寺湖の左側は完全な逆光になってしまうんですが、右側は斜光気味になっているので、なんとかPLフィルターを使って色を出すことができます。遊覧船がのどかでいい感じです。
「まだ、見たことのない日光へ」とかでどうでしょうか?
α7C II SELP1635G F8 1/160 ISO100 焦点距離24.5mm
こちらが今回の中禅寺湖全景になるんですが、立ち入り禁止区域になっていて手前の丘を切ることができません。なるほど、画にするのが難しいからあまり写真があがっていないんですね。
α7C II SEL70200G2 F8 1/200 ISO125 焦点距離200mm
もっていった望遠レンズも試してみます。ここはあえて逆光全開。
これらの写真はRAWで撮影してきて、Imaging Edge Editにて現像しています。使い慣れたCapture Oneで現像したいのですが、そちらはまだ”α7C II”のRAWファイルに対応していないので、もう数週間待ちです。
“α7C II”らしいAIプロセッシングユニットを使った写真がなにもなくてすみません。ただ”α6700″からAIプロセッシングユニットを使ってホワイトバランスの調整もしていると聞いています。今回の撮影はすべてAWBで撮ってきたのですが、ホワイトバランスに違和感が全然ない感じです。(本当は今回は”α7CR”で行きたかったですね)
店頭でお客様とPIXTAのアップロード上限(最初は月間30枚まで)の枚数分、毎月アップロードしよう、という約束をしてしまっているので、少なくとも年内はこのペースで頑張ってみたいと思います。
来週も天気が良かったら、どこか行くぞ! PIXTAでもうけて、いつか”α1″を買おう!(というか、一番うらやましいのは自分の写真がJRの駅とかでポスターになってり、JTBの旅行パンフの表紙になっているとかですよねー まちゃー氏、すごいなー)
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