【レビュー】Xperia 1 V / Xperia 5 V搭載の『Video Creator』アプリで長編大作!?に挑戦!?
ソニー「Xperia」発の新アプリ「Video Creator」という自動動画編集を皆さん使っていますか? まだ利用ができるのはXperia 1 Vユーザーさんだけなので利用者さんはかなり少ないのですが、今月末にはSIMフリーモデルのXperia 5 Vも出荷が始まるので、これで一気にお手軽動画編集をされる方が増えることと思います。
私もXperia 1 Vで、先週末、いろいろVideo Creatorで動画編集にチャレンジしてみたので紹介したいと思います。夏の最後にでかけてきた美ヶ原高原美術館の写真をこれで一気に編集してしまいました。
こんにちは、店員佐藤です。
「Video Creator」アプリはXperia 5 Vのプレスリリースの時に公開されました。Exmor-Tセンサーを搭載し進化したボケ表現機能や、ピクセルビニングを解除して4800万画素センサーとして使う2倍ズーム機能や、モンスター級のスタミナ性能などがアピールされていますが、セールスポイントのひとつが、この新アプリです。
ソニーのオリジナルアプリとしてはPOBoxやアルバムアプリ、ミュージックアプリなどがありますが、久々のオリジナルアプリ登場は動画の自動編集アプリでした。
音楽に合わせて自動で動画や写真を編集してくれるアプリで、音楽も最初から12曲がプリセットされています。
自動編集の後から自分でシーンを入れ替えたり音楽を入れ替えることもできて、テロップ入れやフィルターをかける事も可能。高度な編集を目的にするアプリではありませんが「動画編集ってなんか面倒そうだし大変そうだし」という方の最初のとっかかりにはとても魅力的なアプリだと思います。
ソニー純正と言うことでXperiaユーザーさんでしたら無料で使えるし、4K出力ができないとか、3回しか書き出しが出来ないとかの、無料アプリによくある制約がなにもないのもありがたい限り。
Xperia 5 Vの発売前に、9月26日からXperia 1 Vユーザーさん向けにアプリがリリースされていて、現在はXperia 1 Vユーザーさんが先行してアプリ体験をできます。
当店のXperia 1 Vには、この夏、持ち歩いた先の写真がそのまま残っているので、それらを使ってVideo Creatorアプリでじゃんじゃん30秒動画とか1分動画を描き出して遊んでいます。
こうなるといろいろコツが分かってきて、できるだけ素材は画角を合わせた方がよかったり、動画撮影時にはHDR機能などを入れずに、手振れ補正高品質で撮っておいた方が、編集が楽だったり、気づきがたくさん。
動画編集は回数を重ねれば重ねるほど、いろいろな学習をして知識が増えてくるものなんですがVideo Creatorアプリも一緒ですね。
ということで、ある程度短い動画編集を繰り返してシーンの入れ替えなどの方法も分かってきたので、ここで編集したいんだけど面倒で手を付けられなかったアレをVideo Creatorアプリで編集することにしました。
アレというのは美ヶ原高原美術館の写真です。
美ヶ原高原に9月下旬に遊びに行ってきたのですが、そのときに美ヶ原高原美術館にもお邪魔させてもらっています。
天気が猛烈に良い感じで、まさに高原の美術館!という画が撮れて、大興奮のうちに100カット以上の美術品の写真を撮ってきています。周りながら、作品を観ては「この作品のタイトルはなんていうんだろう?」というのを想像しながら拝見させてもらってきたんですが、それと同じ気持ちをもう一度味わえるようにスライドショーを作りたいと思っていたんですが。
ですが、数にして100カット以上もあるものを編集するのはちょっと骨が折れるので、なにか簡単にやる方法がないかなー、と、思っていたところでのVideo Creatorアプリです。
写真の選出はRAW現像したファイルなどもあるので、PCで管理しているファイルをすべて同じサイズにリサイズして連番で書き出し。それをXperia 5 Vに転送して、あとはVideo Creatorアプリから使う順番に指定して「おまかせ編集」です。
選出した写真は90点で約半分くらいになるんですが、飽きずに見られるのはこれくらいが限界かな?ということで。(編集に使えるのは99クリップまでなのでこれでギリギリくらいです)
12曲のプリセットから一番長い曲を選んで動画の長さは「制限なし」にしてみました。
これで編集してみると、なんとも上手い具合に曲の長さぴったりに90枚の写真をつぎはぎしてくれています。順番もちゃんと作品と作品タイトルが順に出るようになっていて、狙ったとおりのものになっています。
あとは書き出しの設定を自分で行うんですが、解像度は4Kで、写真だけなのでフレームレートは24fpsにしてみました。4分10秒の長さで1.2GBのサイズで書き出しができます。
4K動画編集をし始めた頃(2016年頃)はPCを使ってアップアップしながら編集していたのですが、今はこんな手の中サイズのスマートフォンで編集できてしまうって、技術の進化には驚くばかりです。
出来上がった動画がこちらです。
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このとき、実はα7R Vのバッテリーが最後までもたなくて、途中からXperia 1 Vで撮影をしています。α7R Vには新発売のSEL1635GM2が装着されていて、Xperia 1 Vも画角は16mm、24mmが使えます。画角だけでは差がないんですね。
アスペクト比はαが3:2でXperiaが4:3なんですけど、それで判断ができないようにXperiaの写真はすべて3:2にトリミングしてあります。でも、どこでXperiaに切り替わったのかは写真をよく見ていると分かるようになっています。
お時間のある方は探してみて下さい。(^^)
なかなかセンスがなくて動画素材が揃わないんですが、今週末、頑張ってきます。
☆Google Play公式サイト「Video Creator」アプリはこちらから
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