α6600や新型レンズが発表! イベントレポート『Sony Live Event-AlphaUniverse.com』
ニューヨーク時間の8月28日朝10時、日本時間の同日23時から『Sony Live Event-AlphaUniverse.com』というスペシャルイベントが開催され、ソニー“α”の新製品が発表になりました。
英語は全然わからないのですが、プレゼンチャートを見れば90%くらいの意味はわかるという発表イベントでした。キャプチャー画像を中心にレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤@自宅です。
なんのイベントなのか特に案内もなかったのですが、やはりソニー“α”の新製品の発表イベントでした。以前は日本での発表が先陣を切った形で行われていたのですがフルサイズセンサー搭載の“α7”登場後、海外に発表の舞台は移されてしまい、日本国内向けの発表は後回し、というスタイルが定着。
おそらく海外の方がマーケットシェアも大きくなっているんでしょうね。今回はニューヨークでの発表となっています。日本での正式発表は翌日の8月29日午後あたりになるでしょうか?
スピーチの内容は全部英語です。中学校の時から英語が苦手科目で今もほとんど聞くことも話すこともできず、ひたすらGoogle翻訳に頼り切っているもので、スピーチ内容はまったくわからないのですが、プレゼンチャートだけで大体の意味はわかります。
冒頭からフルサイズ(海外ではフルフレームと呼ばれています)の技術をAPS-Cセンサーのカメラに凝縮したものがα6400だったという説明をしていると思うのですが、そのAPS-Cセンサー搭載カメラの新型モデルの発表がありました。
まずは“α6600”です。
スペックの詳細は日本向けのプレスリリースで正確なものが発表になると思います。
簡単にご案内するとボディ内手振れ補正機能を搭載した“α6400”、もしくはリアルタイムトラッキングAFを搭載した“α6500”といったモデルが発表になりました。
バッテリーは“α9”以降のモデルで採用されたNP-FZ100という大型バッテリーを採用。世界最速0.02秒のAF性能、秒11コマのAF/AE追従高速連写などが特徴。α6500にはあった内蔵フラッシュがドロップしているモデルになっています。
α6100はピクチャープロファイルを非搭載にした“α6400”といったモデルで、EVFの解像度などもドロップした“α6400”の廉価版モデル、もしくは“α6000”にリアルタイムトラッキングAFを搭載して4K動画撮影を可能にしたエントリーモデル、というスタイルになります。
そして新型レンズも発表になっています。APS-Cセンサー専用のEマウントレンズとして、標準ズームレンズとしては初めてのF2.8通しで使えるGレンズです。
16-55mmとなっていますがAPS-Cセンサー専用なので35mm判換算で焦点距離は24~82.5mmのズームレンズになります。
そして、こちらは個人的にビンビン来ました。APS-C専用の望遠ズームレンズの登場です。
70-350mmのズームレンズですが35mm判換算の焦点距離では105~525mmとなります。望遠レンズはフルサイズEマウントレンズではいくつも発売になっていますが、APS-C専用の小型レンズとして500mm相当までいける望遠レンズは非常に興味をそそります。
同じことをフルサイズ“α”でやろうとしたらSEL200600Gレンズを使わなくてはいけなかったものが、写真で見た通り、超コンパクトな500mmズームが使えるレンズセットの登場です。見た目のサイズ感は1/3程度。200-600mmを山歩きに持っていこうとは、これっぽっちも思いませんが、これはありかも!
これは昨年のフォトキナから言い出しました。ソニーは「ワンマウント」です。フルサイズもAPS-Cも同じマウントでレンズの使いまわしが可能。
安価なAPS-Cセンサー搭載のボディでデビューして安価なAPS-Cセンサー専用のレンズを買い集めていって、ある日、フルサイズセンサー搭載ボディにアップグレードしても、従来のAPS-C専用レンズはそのまま使えるし、フルサイズEマウントレンズを購入しても、以前使っていたAPS-Cセンサー搭載“α”でも使える、というシステムになっています。
ソニー“α”を使っているユーザーさんには当たり前の話ですが、これって他社のミラーレス一眼ではできていません。センサーサイズが変わるとマウントも変わってしまうものになってしまっています。
非常に多くなりがちな広角レンズですがイベント撮影などでワンシーンでしか使わない、ということであれば軽量コンパクトなAPS-C専用レンズの「SEL1018」をフルサイズセンサー搭載“α”で使ってしまい、あとはSEL24105Gでカバーする、なんてこともできます。
普通にこんなことをしていますが、これができるのはソニー“α”のシステムだけです。もっとアピールしないと。
ということで、ここ5年くらい、フルサイズセンサー搭載のボディ&レンズばかりの発売でしたが、APS-Cセンサー専用製品がいっぺんに4モデルも発表になったわけです。
会場のテーブルの上には新製品がずらっと並んでいる図がでます。うーん、F2.8通しの標準ズームレンズがわりと大き目に見えるのですが、逆に75-350mm望遠ズームレンズはかなりコンパクトに見えます。
SEL55210はペットボトル500mlサイズという表現をしていましたが、70-300mmのGレンズは750mlサイズくらいですかね!?
α6600、α6100ともにリアルタイムトラッキングAFやリアルタイム瞳AF、動物瞳AFを搭載していて、オートフォーカス性能が一番のウリという案内になっているようです。
5年ほど前まではミラーレス一眼はAFが弱点で、AF性能を求めるなら一眼レフカメラがお勧め、と、言われていた時代がうそのようです。今やソニー“α”の一番のウリがAF性能になってしまいました。
α6600で採用されたNP-FZ100バッテリーの搭載。これにより電力容量は220%相当になり、撮影可能枚数も810枚というアナウンスになっています。
写真で見る限りはNP-FZ100を採用してもグリップ部があまり大きくなっているようには見えません。実物はどんな感じなんですかね。
ということで、こちらがα6600です。November 2019発売となっていますので日本でも11月発売になる可能性があります。10月1日に消費税の増税があるので、もしかすると今回は製品の予約販売開始が10月以降になるかも!? いつもどおり9月中の予約販売開始だと消費税8%での購入ができることになります。
微妙な発売時期になっていますね。
USAでのボディのみの販売価格1400ドルは日本円で148,000円になります。SEL18135のズームレンズキットが1800ドルで日本円にすると190,500円となります。
α6500のボディのみ価格がソニーストアで税別129,880円となっているので、なかなかいい線の価格になりそうです。
α6100はボディのみで750ドル(79,400円)、SELP1650の標準ズームレンズキットで1100ドル(116,400円)となっています。
こちらは発売がOctoberとなっているので発売時期はやや早めで10月には出荷になりそうですね。
新しい標準ズームレンズ「SEL1655G」です。
最短撮影距離0.33mはかなり寄れるレンズになりそう。
SEL400F28GMで初搭載された高速なXDリニアモーターを搭載していることからもフォーカス性能、速そうです。
サイズはフィルター系が72mmとかになるとしたら、相当な大口径レンズになります。よく見たら重量も494gとなっています。大口径のレンズになりそうですね。
個人的に興味ありまくりの「SEL70350G」も紹介されています。
350mmというのは絶妙な焦点距離です。これと同じことをしようとするとフルサイズEマウントレンズの「SEL70300G」とか「SEL100400GM」を使うしかなかったのですが、APS-C専用レンズとして非常にコンパクトな望遠ズームレンズになっているのがわかります。
しかもこれで35mm判換算で525mm相当の望遠撮影ができます。これ、すごく欲しい。5軸手振れ補正搭載の“α6600”とセットで買いたくなります。
手振れ補正やAF、MF切り替えスイッチ、カスタマイズ可能なフォーカスロックボタン、ズームロックスイッチなどを装備していて、本格的な望遠ズームレンズという仕様になっています。
標準ズームレンズSEL1655Gが10月発売予定で1400ドル(日本円で148,000円)、望遠ズームレンズのSEL70350Gが1000ドル(日本円で105,900円)で11月発売予定となっています。
APS-CレンズがこれでEマウントレンズのラインナップに2本加わり、これで合計で54本になりました。2020年までに60本のラインナップにする、というのを昨年アナウンスしていますのでこれで来年度までにあと6本のレンズが登場することになります。
積みあがってきましたね。あと6本はどんなレンズになるでしょう!?
最後にα9のファームウェアアップデートが紹介されていました。当初、2019年夏予定となっていたVer.6.0ですが9月リリース予定になったようです。
動物瞳AFの対応と、タイムラプスのためのインターバル撮影機能が搭載されます。SEL200600G0+α9の最強タッグでの多摩動物公園撮影を今から楽しみにしています。
α新製品については8月29日中に日本でも正式リリースがあるものと思われます。詳細はその際にご案内させていただきます。
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