SEL24F14GMで撮る『森林公園 紅葉見ナイト 』
天気の良い3連休でしたね。私も23日にお休みをいただいて紅葉狩りへ行ってきました。近所。。。のはずの埼玉県・森林公園なんですが道が大渋滞で空いていれば1時間のところを3時間かけていってきました。
ちょっと時間がかかりましたが目当ては紅葉のライトアップだったので特に問題なし。紅葉のライトアップを期待していってきたのですが、いろいろな演出で楽しませてくれるとても凝ったライトアップに感動してきました。写真でイベントの様子をレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
正式名称「国営武蔵丘陵森林公園」は日本初の国営公園です。東武東上線で快速に乗って1時間のところにある「森林公園」駅からアクセスが可能で入場料は大人一人450円。12月は16時までしか営業していないのですが12月の土日祝日はライトアップイベントを行っており20時半まで園内にいられます。
先週末は秩父・長瀞と森林公園の紅葉が見ごろを迎えているという話だったので、まだ行ったことのない紅葉シーズンの森林公園へ行ってきました。
通常の閉園時間をすぎても空いている入り口(非常に広い公園なので入り口が4か所あります)は中央口のみ。中央口に車を停めて入場します。園内にある公式駐車場は650円に設定されていますが、外にある民間駐車場は300円で停められます。たいして歩く距離も変わらないので民間駐車場の方がおすすめ。
入り口を入ると「紅葉見ナイト」のマップが用意されています。非常に抽象的なんですがこれが良いんです。園内には森の妖精があちこちに飾られているのですが、このシーズンはそれとアート作品がコラボレーションして展示されていてなにやら物語が用意されているみたいなんです。
それを追って歩いてみます。
あちこちにオブジェが展示されていて、いかにもライトアップされますよ的なつくりになっています。このあと、どんなライトアップになるんでしょうね。
こちらがその物語のスタートになります。
なにやら「はいぷぅ」という新しい生き物が生まれて園内のあちこちにいるそうですが、一匹のはいぷぅが行方不明になっていて、それを探してきてほしいということになっています。
コース上に順番にヒントが置いてあるそうです。
エントランスを過ぎて坂を上ると、入り口の絵にあった顔が書いてある木が並びます。これもライトアップするといい感じになりそう。
ヒント二つ目をここで発見。この森には魔女と魔獣が住んでいるそうで、はいぷぅがつかまっていないか心配しているそうです。
ちなみにこの辺りは針葉樹の見本園になっていて、たくさんの種類の針葉樹が植えられています。こんな風に紅葉してしまう針葉樹というのもあるんですね。
丘を上がると「はいぷぅ」がたくさんいる広場を発見。「オブジェにはさわらないでね」ではなく「オブジェにはすわらないでね」と注意書きがあるところがミソです。はいぷぅには触ってもOKなんです。
こちらがはいぷぅです。キルト地でできていました。そこにはスプリングがついていて触るとぼよんぼよんと動きます。なるほど子供たちはこれに乗ってしまうんでしょうね。
行方不明になっているはいぷぅは麦わら帽子をかぶっているらしいので、ここにはいないようです。
ここではいぷぅは生まれたそうで、きっとここに帰ってくると森の妖精「モーリー」が待っています。この先には魔女がいるそうです。
いました。これが魔女です。どうやらむぎわらはいぷぅは魔女の攻撃を避けて逃げたそうです。しかし魔獣を放ったそうではいぷぅはきっと食われてしまっているはずとのこと。
こちらがその魔獣です。単なる倒木に見えますが、これも夜になるとライトアップされて魔獣になってしまいます。プロジェクションマッピングの技術はこんなところでも使われています。
園内はいたるところで紅葉が見られます。
この先にはカエデ園という、20種類のカエデを育てているエリアがあり、そこの紅葉も楽しみです。種類が違うと紅葉する時期も変化するので、この時期なら必ずなにかしらの紅葉が見られる、というわけです。
不思議なオブジェを途中で発見。夜になると蛍の光のイルミネーションでキラキラしていました。
カエデ園の途中にうどん屋さんを発見。3時ごろはまだ全然行列にはなっていませんでしたが、ライトアップが行われていた18時前後は長蛇の列になっていました。とてもにぎわっているので食事は外でするのと、ポットに温かい飲み物を入れて持ってくるのが吉です。
カエデ園に入りました。なるほどー。見事な紅葉が見渡す限り続きます。あちこちで記念写真をスマートフォンで撮っていますね。
私も持ってきたα7III+SEL24F14GMでパチリ。F8まで絞ってあげればパンフォーカスで全体がシャープに映ります。周辺が流れることもなく、すごい解像感のあるレンズです。
近接撮影も得意なので寄って撮ることも可能です。EXIFデータを見ていただければわかる通り、今回はSEL24F14GMだけで撮影しています。1枚だけSEL70200GMを使っているカットがあるので、それがどれなのか見つけてみてください。
第5ヒントを発見。モーリーがこの辺りも探してみたけどむぎわらはいぷぅがまだ見つからないそうです。この先は海賊ブラックモーリーがいる危険な場所なんだけど。。。というフラグを立ててくれています。
SATOYAMAアート展という、森のアート展示会も兼ねているカエデ園を抜けると中央レストランです。
中央レストランもはいぷぅランドと化していました。
ここも入ってもいいし触っても良いけど、座らないでね、というルールになっています。
たくさんのはいぷぅがいます。どれもキルト地なので、雨の日はビニールとかかぶせているんですかね?
普段はこちらのモーリーたちがいるだけなのですが2倍にぎやかになっています。
こうしたオブジェの撮影もSEL24F14GMなら絞り開放F1.4で無茶苦茶被写界深度の浅い写真が広角で撮れます。主人公を切り絵で抜き出したみたいに浮き上がらせることができるので、ついつい癖になってしまいます。絞り開放で撮りまくりです。
同じ24mm画角でもSEL24105GやSEL2470Zではこうは撮れません。
そして、ここに最終ヒントです。
ここにもいないので残るは「光の湖」だけです。そこに海賊ブラックモーリーとドラゴンがいるそうです。
レストランから広場に降りると、そこにイルミネーションで作られた湖と海賊船がいます。
麦わらはいぷぅもついにここで発見。ただし、海賊ブラックモーリーはドラゴンと戦う大変な状況に追い込まれているそうです。はいぷぅの運命は!?
と、この結末はイルミネーションで行うそうで17時以降、10分おきにここで上映があるそうです。
ということで、ここから道をショートカットして入り口まで戻って、再度、今度はイルミネーションが点灯している状態でコースを歩いてみます。
ここからはα7IIIに搭載されているXAVC S 4KのハイブリッドログガンマによるHDR撮影をしてきました。デジタル一眼αで撮影できる4K HDR撮影ですがこうしたイルミネーション撮影や花火撮影がもっともきれいに見えるコンテンツだと思います。
動画撮影なのでここからは三脚を使って撮影して、ついでに写真撮影をしています。本当はすごい人込みなんですが長時間露光で動いている人たちを消してみました。シャッタースピードは20秒です。
こちらは先ほどのはいぷぅの広場です。昼間とは雰囲気が全然違っていて箱類がすべてイルミネーションになっていました。
絞りF1.4で使えるのでこういう真っ暗に近いシーンでも手持ちで行けます。絞り優先にしておくと絞りF1.4でシャッタースピードが1/30秒になります。焦点距離24mmで手振れしないシャッタースピードをギリギリ選んでくれます。
蛍の光が流れるオブジェクトです。
カエデ園の紅葉もライトアップされました。ここも長時間露光で人を消しています。人がたくさんいるところで三脚を立てるとこういうところでは邪魔になりますので、なるべく人がいないところを探して三脚を立てるのですが、そうすると、そこがフォトスポットなのかと思って人が集まってきてしまうんですよね。(^^)
まだ緑のカエデが残っているのでとても色が豊富になっています。
昼間は気が付きませんでしたが、こんな風に川を模したイルミネーションも出現しています。
中央レストランまで戻ってきました。すごいなー、1日で二度楽しめるイベントです。
レストランから見下ろす「光の湖」です。こちらで「はいぷぅ」の冒険を最後まで見届けてイベント終了です。
すみません。写真ではかなり端折って説明しています。実際のイルミネーションはぜひ、会場にお出かけになって楽しんでください。夜のイルミネーション撮影は4K HDRでの撮影がメインで、これを編集して12月8日に当店で開催する「α ムービーフェスタ」で上映させていただこうと思っています。是非、私も参加させてください♪(※12月11日以降、店頭の4Kブラビアでご覧になれますのでご興味ある方は店頭でお声がけください。)
持ち帰った動画を4Kブラビアで再生してみましたが、やっぱりHDR撮影はきれいに撮れるし失敗がないんですよね。ダイナミックレンジがとても広くなるので白飛びしてしまったり黒くつぶれるシーンがなく、多少露出を失敗してもなんとか見られる画になります。
森林公園の「紅葉見ナイト」は12月2日まで毎日開催しています。森林公園からは無料のシャトルバスも土日のみ運行されています。
12月8日(土)からは「スターライトイルミネーション」に切り替わり、12月30日までの土日祝日に夜間営業が開催されています。
はいぷぅのストーリーですが12月8日からは「紅葉見ナイト」の続編として「モーリーのフィールドラリー」が開催されているとのこと。はいぷぅの旅の最後のゴールを楽しめるそうですので、こちらも是非。
以上、SEL24F14GMで撮影する紅葉ライトアップイベントの様子でした。本当は流星群撮影でばっちり流星を撮影してSEL24F14GMのPRをしようと思っていたのですが、この秋は3つとも流星群が全部曇りor雨で撮影できませんでした。次は12月13日~15日にやってくるふたご座流星群で活躍してもらいますよ。
24mm単焦点レンズ「SEL24F14GM」も現在、大人気で品薄レンズになっています。店頭取り寄せの納期目安では約4週間待ちとなっています。「入荷次第出荷」になっているソニーストアの納期もそれに近いものになっているはずです。年末年始にお使いになる方には今がギリギリの納期になる見込みです。ぜひ、ご検討ください。
24mm単焦点レンズ SEL24F14GM |
ソニーストア価格: 179,630円+税 |
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発売日 | 2018年10月26日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:18,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:9,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 開店5周年記念品プレゼント中 ソニーロゴ入りステンレスボトルプレゼント |
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tecstaffŔ
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お知らせありがとうございます。
ウィルタネン彗星のことは全然知りませんでした。
こちらは数日にわたりチャンスがありますし
24mm F1.4 GMで狙ってみたいと思います!