ソニーVlogcamでどこかにビューーン!『燕三条駅』編
ゴールデンウイーク、終わっちゃいましたねー。後半の5連休は天気も良くおでかけされた方も多いのでは? 私も5/4にJR東日本の「どこかにビューーン!」を利用して新潟県へ日帰りで遊びに行ってきました。
新発売のフルサイズVlogcam『ZV-E1』とG Masterレンズ2本を持って旅の記録をシネマティックVlogで撮影してきましたので紹介させてください。
こんにちは、店員佐藤です。
昨年12月に続いて2回目の「どこかにビューーン!」をしてきました。JR東日本でおこなっている「どこかにビューーン!」は繁忙期でもなんでもいつでも開催していて、必ず行き帰りの新幹線が指定席券で確保できます。ゴールデンウイークやお盆休み、お正月休みなどでも使えるので、こうした連休でも宿泊を必要とせずに日帰り旅行であればかなり使い勝手の良い旅商品なのでは!?ということで、2週間ほど前に申し込みをしてチケットを確保していました。
「どこかにビューーン!」をご存じない方のために説明を加えさせていただくと、この商品は事前抽選で自分で選んだ「行き先候補」の4駅の中からどれか抽選で行き先が決まり、当選した駅までの往復交通費は6,000円分のポイント決済だけで済む、というものです。一番遠いのが新青森駅になるんですが、普通にチケットを購入すると片道23,000円になるところが「どこかにビューーン!」で当選すれば片道3,000円でいけてしまう、というものになります。
抽選申し込み前に、ランダムで4つの行き先候補が表示されるので、自分で行きたい!と、思える4つの駅が揃うまでなんども抽選表示を繰り返します。行きたいのは「新青森」なんですが、それが外れてもガッカリしないように、まだ行ったことがない駅が他に3つ揃うまで何度も何度も繰り返し行き先候補表示をリロードして出します。
今回の抽選では上記の4つの駅表示になったところで申し込みをしました。行きたいのは「新青森」なんですが「角館」も「白石蔵王」も「燕三条」も行ったことのないところ。詳しい観光スポットは知りませんが、それは当選してから考えるとして、これで申し込みをします。
申し込みをして数日後にメールで連絡がきて、マイページで結果を確認します。今回は「燕三条駅」に決定。
燕三条背脂ラーメンがデカデカと表示されているので、これはラーメンは必ずいただいてこないといけなさそうです。
しかし、前回の長野駅もそうだったんですが4つの候補駅の中で一番近い駅が2回連続で当選しています。抽選はさせてくれるけど最短距離の駅しか当たらないんじゃないか説がでてきました。(^_-)
さて、そこからの2週間は「燕三条」についての観光情報集めをしてゴールデンウイークの到来を待っていました。
調べて見た結果、あまり交通の便が良くないようなので、今回は現地でレンタカーを使うことを早々に決めました。クルマがあれば時間的にもかなり余裕と自由のある観光ができそうです。
どこかにビューーン!の当選があるとメールで駅レンタカーの案内などもいただくのですが、それを詳しく調べてみたところ、格安でEVカーをレンタルすることができることが判明。
通常のエコノミーカーが7,000円~という価格設定なのに対して、EVカーは4,000円~程度。しかもJRの駅レンタカーでEVカーのレンタカーを利用できるのは5駅だけらしく、その数少ない該当駅に当選できたというのは運が良かったのかも。
ゴールデンウイーク中の申し込みになりますが、申し込みが早かったからなのか簡単にこれがゲットできました。
お借りしたのがこちらのクルマです。
トヨタの「C+pod」という二人乗りの車で扱いとしては軽自動車になるみたいです。充電できない仕様になっているため、日帰りでのレンタル提供しかなく、航続距離は私が乗ったところで「143km残」となっていました。
運転の仕方によってバッテリーの減りが変わるそうであくまで目安らしいんですが、ガソリン車と違ってガス欠(電欠?)になった際はガソリンスタンドに面倒をみてもらうこともできず、JAFを呼んでレッカーで帰ってくるしかないんだとか。
ということで、いつもであればGoogle Mapに行き先候補を入れておき、現地でそれに従って移動をするんですが、今回は移動時間だけではなくEVカーで移動できる距離を頭に入れながら観光する必要があります。
それがあって、今回は手書きの地図で、大体の場所を書き入れて、移動に必要な時間と距離の記載をしたメモをもっての旅になるわけです。こういう制約があっての旅って面白そうでしょ!?
なお、せっかくなのでトヨタ「C+pod」の内部装備なども紹介します。一見普通の軽自動車に見えますが横幅は1200mm程度なので、もっと小型。ナビは標準装備ではなくシガーライターソケットから電源を取る後付けのものがついていました。
「C+pod」は一般販売はされていなくて、法人向けの販売しかしていないそうですが車両価格は160~170万円程度。1回の満タン走行で最長140km前後の走行ができるとなっていました。
乗ってみて初めて知ることも多いんですが、シフトレバーはなくてリバース、ニュートラル、ドライブの切替はボタンのみ。カーオーディオはついていません。
エアコンは付いていてクーラーは利用ができますが、暖房はついていなくてシートヒーターを使うことになるそうです。
窓の開け閉めをしたいんだけど、パワーウインドウのスイッチもないし、ハンドルもないけど。。。窓はレバー固定になっていて、自分で上げ下げするようになっていました。ちょっと開けて走っていると振動で降りて来てしまうので、全閉か全開かでしか使えないようです。w
メーターには速度表示があるのと、あとはバッテリーの残量表示があります。借りた当初は143kmの残り距離表示ができていて、時速40km以下での走行だと、ほぼ距離に応じた減り方をしていきます。
エアコンをつけると、いきなり残走行距離が半分になってしまい、エアコンの消費電力のすごさを思い知りました。というか、この季節だったらいいけど夏場は走行距離は70kmくらいにしかならないことを考えるとちょっと大変。あと冬場はヒーターがないので寒いだろうなー、というかこちらの方は雪が積もるのでレンタルしていないのかも。
そういえばハンドルもパワーステアリングではなく、昔懐かしい重たいステアリングでした。電力を消費するモノを徹底して載せていない感じです。
肝心の走行感ですが、トランスミッションがなくてタイヤがモーター直結状態。ニュートラルでスーッと走ることができず、常にアクセルを踏み込んでいないとスピードが落ちてしまうワンペタル操作に近い感じでした。
最高時速は60kmに制限されているのですが、50kmを超えると安定性がかなり低くなるので、実質、50km/h前後でしか走れない感じ。
しかし、通常のガソリン車と違って満タン返しをしなくて済むので、ガス代込み、保険料込みで4,600円というのは、こうした日帰り旅ではすごくありがたいかも。
こちらは荷室ですが、普通に二人分の荷物を積むくらいは問題なし。
ということで、旅のスパイスがこんな風に出来たところで、朝の8時に燕三条駅を出発しました。
最初の行き先は寺泊の「魚の市場通り」です。有名な観光スポットで海産物の食べ歩きなどができます。自宅で作ってきたおにぎりを片手に、ここで焼き魚と汁物を買って、朝食をいただきました。
おにぎり作戦、大成功。勝手に定食を作って獲れたて焼きたてのノドグロなどをいただいてきました。
続いては「弥彦神社」という有名な神社へ。歴史のあるところで、さすがゴールデンウイーク、かなりの混雑でした。
その弥彦神社からケーブルカーで弥彦山の山頂にあがると「パノラマタワー」なる、昭和の時代を感じさせる展望施設があります。山頂から一度、崖の下にある駐車場まで下って、そこからタワーに乗るのですが、クライミングカーとパノラマタワーのセット券がたったの500円です。
これは絶対に乗った方がおトク。
展望台からは佐渡島も見えます。(展望タワーに乗らなくても見えますが)
弥彦山から下ってきたら、燕三条名物の背脂ラーメンのお店へ。5店舗ほど候補を挙げておいたのですが、1軒目は大行列であきらめ、2軒目は麺が売り切れてしまい閉店、3軒目でやっといただけました。
お邪魔させていただいたのは「ラーメン 勝」さんです。メタル丼に盛られたラーメンは背脂が一面に浮いていて、いかにもギトギトな感じですが、食べてみるとなぜかさっぱり。脂でフタをされていて保温性の高い中空ステンレスの器のおかげで最後までアツアツ。シャッキシャキのタマネギが、その熱でほどよく茹でられて最初と最後で違う食感が楽しめるのも良い感じです。
なるほど、競合店がこれだけひしめいているところだと、美味さも格別です。
その後は「金物の街」ということで、あちこちに洋食器や金物を扱う販売所があるので巡ってきました。「ストックバスターズ」と「村の鍛冶屋」と「道の駅・燕三条地場産業振興センター」を予定していたのですが「村の鍛冶屋」は休業しているとのことで2カ所だけ。道の駅が一番品揃えも多くて買いやすいかも。
下調べして、ほしい食器などを調べていたのですが、私も目的だったアウトドア用の食器が買えてラッキーでした。
これで日帰り旅終了。C+podは70kmほど走行して、電力残半分くらいでの返却ができました。
ZV-E1での撮影ですが、すみません、そんなわけでレジャー最優先で、全然、凝った撮り方をしていません。
ただ、Vlogcamならではの映画っぽい写りにしたくて、全編、シネマティックVlog設定にして撮影をしています。Look:FRESH(色鮮やかなルック)にしてMood:AUTO(環境に適した色合い)ですべての動画を撮影しています。
上下に黒みがついているのと、24pでの撮影になっています。編集時にAdobe Premiere Proで採取的な色味調整をしているので、ZV-E1のオリジナルの色味ではありませんが、シネマティックな写りになっているかと思います。
レンズはお気に入りの「SEL14F18GM」と「SEL24F14GM」という単焦点レンズ2本を使っています。極力、絞り開放になるようにして撮影していました。デジタル一眼シネマティック動画になっているでしょうか!?
操作はほぼハンディカムと一緒でかなりラフな撮り方をしているんですが、フルサイズセンサーならではの写りがチラホラ見られて、本人はかなり満足です。
写真はもう少し時間をかけて追い込んだ撮影をしたいんですが、同行者のいる旅だとそういう風にもいかなくて。。。あと、ZV-E1のRAW現像がまだCapture Oneで行えないので、今回もJPEG画像をそのまま使っています。
そうそう、ムービーの途中でタイムラプス風の動画が出てきますが、新搭載のタイムラプス撮影モードで撮りました。撮影は2fpsで記録は24pにしています。後から加工する必要がなく、そのまま動画ファイルとして編集素材にできるので、楽でした。
新機能盛りだくさんのカメラで、まだ全機能を試せていないんですが、こうしてハンディカム的な撮影から始めて、本格的なユーザーLUTまで使えるというのは本当にユニークです。旅行が楽しみになるカメラですよ。
デジタル一眼カメラ Vlogcam ZV-E1 |
ソニーストア価格: 328,900円 税込~ |
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発売日 | 2023年4月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:33,000円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:16,500円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
24mm単焦点レンズ SEL24F14GM |
ソニーストア価格: 206,800円 税込 |
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発売日 | 2018年10月26日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:19,800円 3年ワイド/5年ベーシック:9,900円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
14mm超広角単焦点レンズ SEL14F18GM |
ソニーストア価格: 209,000 円税込 |
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発売日 | 2021年5月28日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:20,900円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:11,000円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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