『LinkBuds』で楽しむムーミンバレーパークの「サウンドウォーク ~春のしらべ~」
東京マラソンが終わったら遊びに行こう!と、心に誓っていた埼玉県・飯能市にあるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」へ行かせてもらってきました。
ここでソニーの新型ワイヤレスイヤホン「LinkBuds」と、立体音響を利用したコンテンツサービス「サウンドウォーク」が行われている、ということで、それを試しに行ってきました。デジタル一眼“α”も持って写真遠足です。
こんにちは、店員佐藤です。
2年ぶりに「ムーミンバレーパーク」へお邪魔してきました。2年前に来たのは2月の冬でコロナウイルスの感染拡大の直前。そのときも、ここでだけ楽しめるという「サウンドウォーク」の体験のために遊びに行っていたのでした。
当時はまだ「Locatone」としてのサービスはスタートしていなくて、その実証実験という形だったのかスマートフォンとオープンイヤーヘッドホンをセットにしてアプリをインストールした端末をセットにして貸し出し。1台1,000円という設定でサービスを行っていました。
内容は「ムーミン谷の冬」というストーリーで、冬眠中にひとりだけ目覚めてしまったムーミンが誰も起きていない世界を旅して、最後に春がやってきてスナフキンに出会う、というものでした。
今回は「サウンドウォーク ~春のしらべ~」という内容で、自身のスマートフォンとイヤホンを使って、アプリをダウンロードして610円にてプレイしてください、というアトラクションになっています。
このサービスにソニーの「Locatone」が利用されている、というわけです。
このサービスを新発売の「LinkBuds」で利用すると、ヘッドホンに搭載されたジャイロ機能を使うことでより臨場感のあるコンテンツが楽しめるというので、以前のサービスよりも期待して参加してみたいと思います。
早速、このサービスの内容を紹介したい所なんですが、前回はサウンドウォークと園内でやっているクイズラリーを同時にやって、さらに入園するのも初めてという感動状態を3ついっぺんに楽しんでしまい、訳が分からなくなってしまっていたので、今回はひとつずつ。
まずは入園して園内を一通り散策して心を落ち着けてから「サウンドウォーク」だけをしっかり楽しんでみたいと思います。
まずは入園なんですが、2年前は1,500円の入園料と別途アトラクション料金だったものが、フリーパスで3,000円というものになっていました。そのかわり駐車場代金が土日最大2,500円→1,500円に値下げ。Web予約制だったモノが予約はなくなって早いもの勝ち、ということになっていました。
オープンしたあとの10時過ぎぐらいの到着を狙ってきたら、周辺道路は入間アウトレットパークの渋滞も重なり、久々の長時間渋滞を味わってきました。地元民(高校時代まで)ならではのショートカットルートも駆使してきましたが、予定よりもだいぶ到着が遅くなりました。
てっきり空いているモノと思っていたのですが、なめたらダメですね。
入口ゲートはこの1カ所でディズニーランドみたいなズラッと改札があるのとは違い、二人だけの受付窓口なのは、小さな動物園クラスですね。
受付のお嬢さんが二人とも花の髪飾りをしていてキレイだな、と、思っていたら、これがスプリングフェアの飾り付けの一部だったようです。
園内のあちこちにムーミンの世界を表現するような小物が置いてあるんですが、そこに「花手水」の飾り付け。水を張った入れ物にギッシリと花が浮かんでいる情景をあちこちで楽しめます。
なるほどー、これはキレイですね。入口からメインの広場までのストリートにいくつかのベンチなどがあるんですが、こうしたものが点々と置かれています。これをアップで撮るだけでも画になりそう。
ムーミンのうちの近くを流れる小川にも岩の形をした水槽が置かれています。
ここのテーマパークはディズニーランドやディズニーシーみたいに完全に造形された自然ではなく、もともとあった宮沢湖の地形を活かして、自然そのままの姿を活かしつつ、要所要所に最低限の建物だけで世界観を作ったテーマパークになっています。
悪い言い方をすると低予算でスカスカになっている感じがするかもしれませんが、造形物はしっかりと作り込まれているのと、私は詳しい事がわかりませんが、おそらくムーミンの世界を一貫して厳しく監修して作り込んでいるんだろうな、というテーマを感じる展示で、ここの展示にはかなり引き込まれます。
小さな子供たちはここをどういう風に記憶するんだろうな。公園なのか遊園地なのか、それとも「ムーミンの世界」として記憶をするのかもしれませんね。
こんな遊具みたいなものにも花手水の飾りを発見。春の訪れを感じさせてくれます。
そういえば場内ですが、入口の受付嬢以外にもたくさんの来園者、ゲストの女性が花飾りをつけています。他にもスナフキンの帽子を被っている人、スナフキンやミーのぬいぐるみを身につけている人がやたら多く、グッズが大人気なんだな、と、思っていたら場内奥で、その秘密がわかりました。
こちら、本当はジップラインを行っていて、その受付事務所になっているところなんですが、現在、ジップラインはお休み。その代わりにここがアウトレットセールの会場になっています。
テーマパークでアウトレット販売って私は初めて目にするんですが、そういうのアリなんですか? こちらの花の髪飾りは660円。他にも前年までのフェスティバルのものと思われるグッズが半額くらいになって販売されていました。
ここでだけアウトレットセールが行われているわけではなく、入場口にあるお土産ショップでも割引き販売されていて、それで園内にこの花の髪飾りをつけている人が多いんですね。
ということで、我が家もひとつだけ購入して春気分を盛り上げてみました。うちに持って帰ってからもどこかに飾っておけそうです。
以前はキャラクターが出てきて園内で記念撮影ができていましたが、さすがコロナ感染予防対策がとられていて、キャラクターは特定の場所に出てきて写真撮影のサービスをするのみ。見分けがつきませんが、これはムーミンではなくムーミンママです。エプロンをしてハンドバッグを手にしています。
縦位置撮影で地面ギリギリの撮影ができるのは“α7 IV”ならでは。バリアングル液晶のおかげで撮れた1枚なんですが、ムーミンバレーパークはこうした画角で撮影する必要があるところがいくつもあります。
“α7 IV”で写真撮影リハビリするのには持って来いの場所でした。ちなみに持ってきているレンズはSEL24F14GMとSEL24105Gの2本です。撮影の9割はSEL24F14GMだけしか使っていません。ズームレンズを持ってきてもワイド端しか使わないことって多くて、今回もF1.4の開放で広角撮影を楽しんできました。
とはいえ、ここ2年ほどはあまり外で撮影する機会がなく、面白そうな画を探す目が衰えまくりでした。まだリハビリが必要そうです。
ということで、3時間ほど園内を自由に散策して1日2回だけあるショーも遠目に見させてもらってから、いよいよサウンドウォークに参加してみます。一旦、入口まで戻ります。
「サウンドウォーク」はソニーの「Locatone」というサービスのひとつです。新発売のLinkBudsを使わなくても普通にいつも使っているスマートフォン+ヘッドホンで参加が可能。ソニー製品でなくても大丈夫です。
詳しくは公式ホームページでのご案内をご覧いただきたいのですが、いくつものチャンネル(というか番組)があり、ムーミンバレーパークもそのひとつです。
地図と連動してストーリーを音声で楽しむコンテンツになっていて、特定の場所でのみ楽しめるコンテンツになっています。
アプリをインストールすると「Locatone ツアーズチュートリアル」というコンテンツが無料で楽しめて、ここでほとんどのことが体感できます。スタートから5つの音声が用意されていて、立体音響技術を使って身の回りを包み込むような音とナレーションで物語がすすみます。
ソニーの新型イヤホン「LinkBuds」を使うと、ヘッドトラッキング機能が利用可能。現時点では対応するヘッドホンはソニーの「LinkBuds」のみなんですが、今後、ラインナップ展開が増えそうな感じがしますね。
LinkBudsを使っている場合はコンパスの調整でヘッドホン装着をした状態で頭をグルグル動かしてコンパスの精度をあげる作業をします。
LinkBuds以外のヘッドホンを使っている場合はスマートフォンのジャイロ機能を使います。スマートフォンを8の字に動かしてコンパス調整を行い、Locatoneツアーに出たときはスマートフォンを自分の体の正面に持ってきてそのまま歩くことで同様の効果を得る、ということになります。
「LinkBuds」を使う場合は、そういうのを気にせずに没入感のある音声が楽しめる、ということになります。
園内のサウンドウォークの案内を読むと、LinkBudsのことについては案内はなくアプリでダウンロードして楽しんでください、という案内だけが紹介されています。
Locatoneには無料コンテンツがいくつも用意されていますが「サウンドウォーク」は有料コンテンツになっていて610円の設定になっています。
私もLocatoneでコンテンツ購入するのはこれが初めてです。チケットを610コインの購入で行うことになっていますが、指示に従って進めばGoogle Playで610円の決済を行うように案内されるので迷うことはないかと思います。
ツアーは標準的な移動で約45分かかるとなっています。その間にバッテリーが切れてしまうと途中までしか楽しめなくなってしまうのでバッテリー残量は50%以上あることを推奨されています。
またツアーが始まったら微弱な電波をひろって通信が不安定になる可能性があるのでWi-Fiはオフにする必要があります。
ヘッドホンを接続しBluetoothとGPSをオンにしたらいざ、出発です。
画面には地図表示があるので、それを見ながら指定の場所に向かって歩いて行きます。最初は1番がふってある「水浴び小屋」近辺まで移動します。GPSを取得して場所に近づくと自動的にコンテンツが再生されます。
ツアー中はコンテンツの再生を自由に行うことができず、一度再生したらそれっきりになるのでお話しが始まったら、その場所でじっと話を聞くのがお勧めです。
再度、コンテンツを再生したいときは一度ツアーを中断してマップ画面から再生をすることは可能。再びツアーを始めるときに「つづき」から再生することでツアーを続けることができます。「はじめから」を選んでツアー再開をすると、また1番から聴く必要があるので注意です。
ストーリーはスナフキン目線でのお話しになっています。来るべき春に向けて曲を作っているようで、そのための情景を楽しんでいます。
自分が歩くとその足に合わせて足音が聞けたり、小川を渡るときはジャブジャブという川の中を歩いて行くようなエフェクトが楽しめるのですが、これがヘッドホンのジャイロ機能を使っている効果みたいです。
頭の向きを変えると、それに合わせて位置が変わっていく、というエフェクトはまだ実装されていないのか、全編にわたってそれを感じるシーンはありませんでした。(iPhoneで楽しめるMicroSoft Soundscapeが唯一、ヘッドトラッキング対応のコンテンツに思えます)
ストーリーがすすみ第3話で「はい虫」との出会いがあり、いろいろ変化が起こります。小さな「はい虫」はスナフキンの周りを移動しながら話をするんですが、これが360度の立体音響のおかげであちこちから聞こえてきます。
歌を作っていたスナフキンの思考が止められてしまったようで、イライラするスナフキンの様子もよくわかります。
妻と二人で一緒にサウンドウォークを楽しんでいるのですが、コンテンツは二つ購入する必要がありました。一緒に歩いてもGPSの位置情報はわずかにずれるため一緒にストーリーは進まず、ちょっとだけ時間差が生じてしまうのは仕方がないところ。
二人で楽しむときはイヤホンジャックを二股にわけるアダプターなどを使って有線で楽しむというのも良いかも。
園内の一番奥にあるスナフキンのテントまで行って、再びムーミン屋敷まで戻ってくる、というルートを進みます。
第6話で話は完結するのですが、なるほど、ここで前回、2年前に楽しんだ「ムーミン谷の冬」のお話しとつながるんですね。前回は冬を越したムーミンがスナフキンと出会うまでのストーリーでしたが、今回はスナフキンがムーミンと出会うストーリーになっていました。
たまたまですが、ムーミン屋敷ではスナフキンさんがキャラクターグリーティングをしている時間だったようで、物語の中のスナフキンとリアルスナフキンが合致するという偶然を楽しめました。
この後、エンディングで完成した春の歌が流れるんですが、この曲は後から再生ができませんでした。この場でしか再生ができないのでじっくり味わうことがお勧め。
その後、ムーミン屋敷のとなりにある展示施設「コケムス」に進むと、そこにボーナストラックが2つ用意されていて、これをゲットするとサウンドウォークの旅はコンプリートになります。
この中で作家「トーベ・ヤンソン」の生い立ちを紹介するムービーなども展示されているんですが、ムーミンが大ヒットして仕事がそればっかりになり嫌気が差してきてしまったとき、軌道修正できたのが「冬をひとりで過ごしたムーミン」のお話しだったそうで、サウンドウォークのストーリーとここでもつながっていることがわかりました。
ムーミンのストーリーを先に全部知っておいた方が楽しめるのは間違いがないんですが、ほとんどストーリーを知らなくても、ちょっと哲学的なムーミンのストーリーが楽しめる様になっていました。
「Locatone」はムーミンバレーパークまで遊びに行かなくても、他のチャンネルが身近で無料にて楽しめるコンテンツが用意されています。
ソニーストア銀座がある銀座地区でも期間限定ですがYOASOBIの「大正浪漫」という泣けるストーリーが展開していて、5月29日までは福島県会津若松や埼玉県川越市、石川県金沢市、岡山県倉敷市、青森県弘前市などでも楽しめる様になっています。(ストーリー前半をダイジェスト版にした特別編)
これらのコンテンツも是非、ソニーの「LinkBuds」をお持ちの方はお試しになってみてください。
まだ「LinkBuds」をお持ちの方はこれを機会に購入をご検討になってみてはいかがでしょうか?
ワイヤレスステレオヘッドホン WF-L900 LinkBuds |
ソニーストア価格: 23,100 円 税込 |
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発売日 | 2022年2月25日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:3,300円 3年ワイド/5年ベーシック:2,200円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割払手数料【0%】 |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
店頭にて実機展示しています テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
★【Tips】必見!耳をふさがないワイヤレスイヤホン『LinkBuds』使いこなしガイド!
「ヘッドホンを正しく装着する方法」「スマートフォンやパソコンと接続する方法」「便利な機能の使いかた」「困ったときに確認するポイント」など、使いこなし方法をご紹介♪
★ソニー「LINE友だち登録で!『いい音で新生活をもっと楽しもう 2022春』キャンペーン」はこちらから
【今回撮影に使ったカメラ&レンズはこちらです】
デジタル一眼カメラ 『α7IV』 ILCE-7M4 |
ソニーストア価格: 328,900円 税込 |
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発売日 | 2021年12月17日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:33,000円(税込)
3年ワイド/5年ベーシック:16,500円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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金利0% クレジット |
24回分割手数料0%+10%オフクーポン 月々-円 残価設定24回分割+10%オフクーポン 月々-円 (初回のみ-円) |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ α7 IV 購入者限定 レンズキャッシュバック 【最大2万円】対象レンズの購入でキャッシュバック 24回払いまで分割払手数料【0%】 残価設定クレジットの分割払手数料が【0%】 |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
24mm単焦点レンズ SEL24F14GM |
ソニーストア価格: 179,630円+税 |
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発売日 | 2018年10月26日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:18,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:9,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
当店店頭にて実機展示中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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