SEL24F14GMで撮る『等々力渓谷』の紅葉
秋真っ盛りの今日この頃。天気さえ良ければ紅葉狩りに出撃すべく待機をしているところなんですが、月曜日にまだ紅葉していないことはわかっていたのですが都内にある唯一の渓谷という「等々力渓谷」へ遊びに行ってきました。
紅葉本番前の下見のつもりだったのですが、ここはフォトジェニックとしてすごい場所ですね。感動しました。
新発売の単焦点レンズ「SEL24F14GM」をα7IIIに装着してお邪魔してきましたのでフォトレポートで紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
どこか紅葉狩りに行きたいよー、どこか良い場所ないですか? この辺で、と、土曜日にご来店になっていたお客様に相談したところいくつか場所をピックアップしていただいたのですが、その中のひとつが「等々力渓谷」でした。
世田谷にあるところでとても都内とは思えない景勝地という話は聞いたことがあるのですが、実際に足を運んだことがありませんでした。
11月5日の月曜日の定休日の話なんですが5日はプレイステーション クラシックのソニーストアでの一般販売日でもありました。チャンスがあるなら私も個人的に欲しかったので11時の販売開始時には自宅でVAIOの前に座っている必要もあり、午後から出かけられる景勝地という条件も満たしているのは「等々力渓谷」しかありませんでした。
渋谷から東急東横線で自由が丘まで行き、そこで東急大井町線に乗り換えて3駅で到着するのが「等々力駅」です。埼玉にある自宅からだと1時間ちょっとかかりましたが都内からだったらあっという間のロケーションです。
さて、場所が便利なら駅から渓谷までの道のりも超駅チカです。
Google Mapで見ても駅からすぐのところを渓谷が流れていますが、実際に行ってみると本当にこの近さです。徒歩2分ほどで渓谷に到着します。
こちらが概略図です。地図だけみるとなにか庭園みたいになっているところで、ミニ渓谷みたいな景色が楽しめる風に見えると思います。
確かに駅を降りると普通の商店街が広がっているし、ここから歩いて2分で渓谷にたどり着けるとはとても思えません。
ですが、歩いて3分も時間があれば、この道路に書いてある概略図みたいな図形の風景が本当に味わえます。
ここははっきり言ってミラクルです。
こんなに便利な景勝地って世の中にあるのか、と、驚かされます。
商店街は本当に普通の商店街なんですが、その商店街の裏に沿って川が流れているみたいで、どうなっているのかというと。。。商店街から1本道をはいって数十メートル歩くと渓谷の入口を発見。
ここから階段を降りていくと「等々力渓谷」に到着です。
渓谷に入って50mほど進んでふり返って見るとこの景色です。
ILCE-7M3+SEL24F14GM F1.4 1/2500 ISO400
先ほどの道路の図形のまんまの風景がそこにはありました。
なるほど、ここは渓谷になっていて、川の流れにより浸食されているため周りよりも20mほど下ったところにあります。そのおかげで角度がつくため周りの建物は目に入らなくなり、本当に渓谷の中から空と崖を見上げることができるだけとなります。
ゴルフ橋という赤い橋(ここの橋の脇に入口の階段があります)以外の人工物は遊歩道だけです。
すごい、ここは奇跡の絶景です。この崖の向こうは商店街だったり普通の住宅街だったりするわけです。こんな場所、よく東京の23区内に残ってましたね。
ILCE-7M3+SEL24F14GM F16 4秒 ISO50
さらに驚くことに、この渓谷は約1kmに渡り続きます。この渓谷を歩いている限りは奥多摩とかの山の中に居るようにしか思えません。
先ほどまでは住宅街の中を走る東急大井町線にゆられていたのに「どこでもドア」で山奥にワープしてきたかのような錯覚を起こします。
ILCE-7M3+SEL24F14GM F4.5 1/160 ISO100
さっきまで自宅でVAIOに向かって複数のブラウザを使ってソニーストアのプレイステーション クラシックの購入ページをひたすらリロードしていたのに、その1時間後にはこんな景色の中に居るのが信じられません。
あいにく紅葉時期には早く、まだ渓谷の中で葉っぱに色づいているところはどこもありませんでしたが、11月下旬~12月上旬頃の紅葉シーズンになれば、紅葉フォトが撮れそうです。
写真はあまり人がいないところを狙ってシャッターを切っているので人影がありませんが、平日の昼間にもかかわらずわりと多くの方が歩いてらっしゃいます。
地元の方の散歩道になっているんだと思いますが老若男女、いろいろな方が癒やしを求めて歩かれているみたいです。
流れている水も非常に綺麗で案内板によると上流よりも下流の方が水質が良くなっているとのこと。どういうことなのかというと、ここは断崖絶壁になっていていろいろな地層がむき出しになっているのですが、そこから湧き水が大量に出ているそうで、それが途中から流れ込んでくるため、下流に行くほど水量が多く綺麗な水になっているんです。
遊歩道のあちこちにこうして溝が掘られていて水が流れているのですが、これは崖から湧き出てきた水を流しているわけです。
なるほどー。こういう風に水が近くで見られるので赤い紅葉とか流れていると画になりそうです。
ILCE-7M3+SEL24F14GM F8.0 1/100 ISO400
いくつかの道路が上を渡っていきますが、それと遊歩道をのぞくと自然の風景だけしか目に入ってきません。
一部、こうして色づいている葉もありましたが、モミジもあるみたいですし来週末くらいに来ると良い感じかも。
ILCE-7M3+SEL24F14GM F16 1/4 ISO100
途中、川に降りることができるところもあります。
α7IIIのチルト液晶を使って上からのぞき込みつつ水面ギリギリのところでシャッターを切ってみました。
これで紅葉していると良い画になりそう。
ILCE-7M3+SEL24F14GM F8.0 1/13 ISO400
渓谷を進むとゴールは等々力不動尊になっているようで、そこへあがる階段の入口のところにはこんな滝もありました。
ILCE-7M3+SEL100F28GM F5.6 1/15 ISO400
ここも地層の境目をうまく利用しているというか、湧き水が出ているところにこうて龍の頭を取り付けているとかアイデアですね。
ILCE-7M3+SEL24F14GM F1.4 1/800 ISO400
時間は3時頃になります。渓谷の中をすでに1時間半もウロウロしていたみたいです。まだ早い時間なのにこんなに影が長くなっています。
階段を登ると「等々力不動尊」です。
こちらがゴールの等々力不動尊です。境内に見晴台があり川は見えないモノの渓谷を見下ろすことができる場所があります。
多少色づいている木々もありましたが、本格的に紅葉するとここからの景色は絶景になりそうです。
ILCE-7M3+SEL24F14GM F1.4 1/1000 ISO400
ここから目黒通りという太い道路につながっているので一般道を歩いて等々力駅まで戻ることもできます。
来た道をもう一度、別のレンズを装着して歩いて帰ることもできるので、ここでレンズチェンジ。SEL24F14GMからSTFレンズのSEL100F28GMに付け替えて歩いて帰ってきました。
ズームレンズの「SEL24105G」が大人気ですが、そうしたズームレンズって結局ワイド端とテレ端を使うことがほとんどなので、こうして24mmと100mmの単焦点レンズがあれば、それでも不自由しないんじゃないかな?ということで持ってきたのですが、多分、不自由しないと思います。(^^)
往路では「望遠で撮りたい!」と思っていたところを思い出しながら歩いて帰ってきます。
24mm単焦点レンズではこうした圧縮効果が使えないのでS字構図が作れません。紅葉している木々が多ければ、もうちょっと目線が上に上がって望遠レンズの使い処も多いかと思います。
以上、SEL24F14GMで歩いてきた「等々力渓谷」のレポートです。初めて写真散歩に使ったSEL24F14GMですが、多くの方がおっしゃるとおり、これは軽くて良いですね。ここ最近はズームレンズの「SEL24105G」を持ち歩くことが多かったのですが、それと比べると羽根が生えたような軽さです。w
いつもはプログラムオートか絞り優先モードで撮影することが多いのですがズームリングが付いていない分、他の操作に気を回せるというか今回はマニュアルモードで撮影したシーンも多かったです。
AFも速いし静かだし動画撮影にも良さそうです。
等々力渓谷は時間がないけど自然の中を散策した気分になりたい、身近で本格的な紅葉狩りをしたい、という方に超オススメです。
遊歩道は狭いところだと人とすれ違うのがやっと、というところもあるので三脚を持ち込む方は邪魔にならないようにご注意を。紅葉したらまたお邪魔してきたいと思います。
☆世田谷区公式ホームページ「楽しむガイド 等々力渓谷」
☆ジョルダンの季節特集 紅葉情報2018「等々力不動尊の紅葉情報」
☆ウェザーニュース 紅葉情報2018「等々力不動尊(東京)の紅葉見頃情報」
★当店blog 2018.11.2「【特集】ソニー”α”、サイバーショットで楽しむ秋の紅葉 」
24mm単焦点レンズ SEL24F14GM |
ソニーストア価格: 179,630円+税 |
|||
発売日 | 2018年10月26日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:18,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:9,000円+税 3年ベーシック:無償 |
|||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
|||
テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 開店5周年記念品プレゼント中 ソニーロゴ入りステンレスボトルプレゼント |
.
■G Masterレンズ「SEL24F14GM」はソニーストアにて絶賛販売中!
単焦点24mm F1.4のG masterレンズ「SEL24F14GM」は9月27日からソニーストアにて先行販売を開始しています。11月8日時点で「入荷次第出荷」ステータスになっており、即納にはなりません。販売店ルートでは現時点で4週待ち程度という納期になっていますので、4週前後での出荷になる見込みです。(たいていは店頭ルート納期よりも早くソニーストアの方が出荷になります)
ソニーストア価格は179,630円(税抜)でAV10%OFFクーポンを使えば161,667円(税抜)で購入できる計算です。昨年の4月以降、My Sony ID会員さんがお持ちの「長期保証割引きクーポン」がαレンズ適用外になっているため、ソニーストアで購入する特典のひとつであるワイド保証割引きが効かないんですが、その代わりに「αあんしんプログラム」に加入することで3年ワイド保証を無料にして購入する事ができます。
αあんしんプログラムは2017年3月1日からスタートしたサービスで、入会金が3,000円、年会費が6,000円かかるサービスです。入会すると5つの特典をもらえます。現在は入会金の無料キャンペーン中なので3,000円はかからないものの、年会費が6,000円もかかるのか、と思えてしまいます。しかしSEL24F14GMなどの約18万円クラスのレンズを1本購入すると、その時点ですでに元が取れてしまう計算。ソニーストアでαレンズを購入するなら絶対に入会しておいた方が良いシステムになっているんです。
SEL24105Gは3年ワイド保証が8,000円、5年ワイド保証が15,000円に設定されていますので、これ1本で元が取れます。
レンズ購入前に先に「αあんしんプログラム」に入会していただき、月払いの場合は翌日正午以降、年払いの場合は2時間ほどで会員専用ページにアクセス出来る様になり、そちらの会員限定ページでαレンズを購入すると3年ワイドが無料、5年ワイドは半額で購入できます。
☆当店blog 2017.7.4「ソニーストアでのレンズ購入前に『αあんしんプログラム』」
αあんしんプログラム (入会金+ご利用料金) ZZ/A-AP |
ソニーストア価格: 0円~+税 |
|||
発売日 | 2017年3月1日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 入会金無料キャンペーン |
☆当店blog 17.5.26「『入会金無料キャンペーン』期間延長!5年ワイド半額などお得な特典が追加!」
☆当店blog 17.3.28「『αあんしんプログラム』の入会は3月末までがおすすめです」
☆当店blog 17.3.1「ソニーストア新サービス『αあんしんプログラム』を発表」
こちらに入会してからレンズ購入をすることをオススメします。
当店店頭から「SEL24F14GM」のオーダーをいただいた方にはもれなくソニーロゴ入りステンレスボトルをプレゼントしています。また開店5周年記念のソニーロゴ入り手帳も差し上げています。WEB上でも当店経由でソニーストアへご予約いただき、後日、当店店頭へお越しいただければこれらの記念品をプレゼントいたします。
☆当店店舗のご案内はこちらから
☆ソニーストア・直営店をご利用のお客様へのお願い
.
当店店舗「ソニーショップ テックスタッフ」の住所はこちら |
東京都港区新橋5-12-6 ヴェルディ新橋1F 電話番号:03-6809-1868 営業時間:11~20時 定休日:毎週日・月曜および祝祭日 |
ソニーVlogcamでどこかにビューーン!『燕三条駅』編
ゴールデンウイーク、終わっちゃいましたねー。後半の5連休は天気も良くおでかけされた方も多いのでは? 私も5/4にJR東日本の「どこかにビューーン!」を利用して新潟県へ日帰りで遊びに行ってきました。 新発売のフルサイズVl […]
『LinkBuds』で楽しむムーミンバレーパークの「サウンドウォーク ~春のしらべ~」
東京マラソンが終わったら遊びに行こう!と、心に誓っていた埼玉県・飯能市にあるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」へ行かせてもらってきました。 ここでソニーの新型ワイヤレスイヤホン「LinkBuds」と、立体音響を利用した […]
“α”レンズ『SEL24F14GM』本体ソフトウェアアップデート『Ver.03』で長時間使用時の動作安定性を向上
G Masterレンズ「SEL24F14GM」についてソフトウェアアップデート「Ver.03」が公開になりました。
ソニー“α”で撮影してきた『ふたご座流星群 2020』
今夜は木星と土星の超大接近という今年一番の天体イベントがありますが、先週の12月13日(日)の夜から14日(月)の未明にかけて、3大流星群のひとつ「ふたご座流星群」のピークがありました。 今年は14日夜が新月ということも […]
小澤忠恭写真展 @ 大磯『私版・大磯百景 2020』
写真家の小澤忠恭氏が毎年大磯で開催される写真展が今年も開催されています。今年もお邪魔させていただいてきました。
【これを読めば全てわかる!】20mmの画角と開放F値1.8を併せ持つ小型・軽量の超広角単焦点レンズ『SEL20F18G』総まとめレビュー!
超広角単焦点Eマウントレンズ「SEL20F18G」に関する当店の記事をまとめたページになります。機能や実機の様子、実際に「SEL20F18G」で撮影した店員による作例などをご覧いただけます。 1.「SEL20F18G」の […]
SEL24F14GMで撮る『尾瀬ツアー2019』
先週末に開催した当店の撮影イベント「尾瀬ツアー2019」へ、私もデジタル一眼カメラ”α”をもって行っています。一度、山歩きに持っていきたかった「SEL24F14GM」が週末に空いていたので、このレンズ1本で尾瀬を歩いて来 […]
テックスタッフの楽しい時間『尾瀬ツアー2019』イベントレポート
夏の当店の一大イベント、尾瀬ツアー2019を週末に開催しました。昨年は秩父へ流星群の撮影をする予定が雨で、福島開催に変更になったのですが、今年は「天の川」を撮影すべく、尾瀬ヶ原へ行って参りました。 今回もたくさんの奇跡が […]