『CP+ 2015』ソニーブースレポート

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今年も待ちに待った写真カメラショー「CP+2015」へ行ってきました。

すでにニュースサイトでも報じられていると思います。遅くなってしまいましたが店員レポートをお届けしたいと思います。

【2日目の2月13日もお邪魔してきました。新たにご案内できる内容が増えたので記事に追記して掲載をします。追記はすべて赤文字で記入しますので一度ご覧になった方も是非、もう一度お目通しください。】

【3日目も撮影禁止区域の緩和についてお知らせがあります。青文字にて追記しました】

 

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今年はちょっと早めに会場入り。今回は1泊2日で取材させてもらうことになっていて、宿泊のための荷物などがあり会場のコインロッカーを使う必要があったんです。10~12時のプレミアタイムが始まる40分前に会場に到着してパシフィコ横浜のコインロッカーを使用。

朝はガラガラで、夕方みても8割くらいしか使われていない(2Fのコインロッカーだけしかチェックしていません)ので、ふむ、来年はこんなに早く会場入りしなくても大丈夫そうです。

荷物を預けて身軽になってから1Fの受付へ。

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受付で入場パスをもらい、開場を待ちます。今年から3,000円を払うとプレミアタイムに入場できるチケットを有料で販売するとのことでしたが、それほど利用している人はいない模様です。

ただ、今年はプレミアチケットをたくさん配布しているのか10時過ぎからいきなり人が多くなっていて昨年までのスカスカ取材はできませんでした。ソニーブースも人だかりにはなっていませんでしたがあっという間に混み混み状態でした。

新製品が発表されているわけでもないのに、ソニー人気、高いですよ。

で、開場してからすぐにソニーブースに駆けていって、挨拶もそこそこに見せてもらったのがこちら。

参考展示のFEレンズ4本+コンバージョンレンズです。

まったくスペックなどの発表もない開発中の新レンズなのでまずはこれからざっとご案内していきます。

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個人的に一番ヒットしそうなのがこちら。Gレンズ初のマクロになる90mmマクロです。

レンズサイズは割と大きくα7IIに装着してこんなサイズ。

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フォーカス機能が面白いことになっていて、このフォーカスリングなんですが前後にカチカチと移動をします。奥側に押し出すとAFモードになって固定されていないどこまでも回るリングになり、DMFを使うと相対的にフォーカスを合わせることができるようになります。

手前に引き寄せるとマニュアルフォーカスになるのですが手前に見える距離数値と連動するようになり、こちらはグルグル回らずにロックされる仕組みで実距離でのフォーカスになります。

ボディ側でMFにするとAFモードでもグルグル回る相対フォーカス合わせになり、手前にすると実距離フォーカスになる仕組み。慣れたらどちらかしか使わないのかもしれませんが、MFモードの方がマクロ撮影に慣れている方には使いやすいんでしょうね。

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ボケを重視したGレンズ。フォーカスが合っているところからアウトフォーカスになる部分が柔らかく感じられます。DMFを使って拡大フォーカスを使うとピーキングを出さなくてもまるでそれが感じられるくらい。

装着されたα7IIの5軸手振れ補正とも相まって、これは超楽しいレンズになりそうです。今回試用したレンズの中でも、これは絶大な人気になりそう=超品薄レンズになりそうな予感がぷんぷんします。

うーん、これ、一体、いつ発売になるでしょうね!?

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続いては35mm F1.4 ZAです。大口径レンズになるかと思いきや、意外とコンパクト。今回、展示されているレンズの中でも私が見ていると、これが一番列が長いというか触っている人の時間が長い気がします。

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絞りリングをレンズに装備。ボディ側で絞り優先にしてもこちらの絞りリングの数値が優先されます。絞りリングをA(オート)にするとボディ側で絞りが操作できるのと、あとはPやSモードにすると絞りはオートになります。

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絞りリングはクリック感のオンオフをすることができます。オンにすると0.3段ずつカチカチと周り、オフにするとにゅるにゅると絞りリングが回ります。動画撮影時に威力を発揮。

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最短撮影距離は0.3mとなっているので30cmまで寄れます。デジタル一眼カメラの場合、最短撮影距離30cmと言ってもレンズ先端から30cmではなく、イメージセンサーからの距離で表記されます。

なので35mm F1.4は結構な長さのレンズがあるのでレンズ前、大体15cmくらいまで寄れるかも。

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手前側の濃いピンクの花にフォーカスを合わせて、最短撮影距離で撮影してこんな感じです。

ここまで寄れるなら、グルメレンズとして使えるかな? 24mm F1.8 ZAほど近寄れないのですが、これもFEレンズの定番レンズになりそうですが。。。これは価格もそれなりにしそうですね。

【追記 4/6に発表になりました】

SEL35F14Z.jpg カールツァイス単焦点レンズ
(FE 35mm F1.4 ZA)
SEL35F14Z
ストア価格199,880+税
 ソニーストア長期保証選択
 ・5年ワイド:20,000円+税
 ・3年ワイド:
無償
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名称未設定-.jpg
発売日:2015年6月26日
ソニーストア購入特典: 
 3年ワイド無償 “α”30周年記念ステッカープレゼント
テックスタッフ店頭購入特典:
 長期保証半額クーポン 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中
 ミニ・ソニーフェアご成約記念抽選会開催中(~7/31)
 その他サマーフェア特典あり(~7/31)
APS_252_65-240.jpg
 当店blog記事:6/29 6/26 6/25  5/29  4/7  4/6  プレスリリース

★ソニーストア カールツァイス単焦点レンズ「SEL35F14Z」のご案内はこちらから

☆ソニー商品情報「SEL35F14Z」商品ページはこちらから 
☆ソニー商品情報「SEL35F14Z」作例サンプルはこちらから 
☆SEL35F14Z 新商品ニュースPDFファイル(1,345KB)はこちらから

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こちらは事前アナウンスだと発売がもっとも早い24-240mmのズームレンズです。

APS-CのEマウントレンズでいうところのSEL18200みたいなレンズになりそうですね。カールツァイスでもGレンズでもなく、ブランドレンズではないのでそれなりに安価に出てきてくれそうな雰囲気ですが、それでもSEL18200が9万円近くするので、これはもうちょっとするでしょうね。

今回の取材もα6000+SEL18200でやってきていて、こういう高倍率ズームレンズはなんの撮影をするのかわからないときにも威力を発揮します。

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こちらがワイド側いっぱい。ここで同じ距離でズームをいっぱいにすると。。。

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ここまで寄れるんです。これが発売されると取材時のα7Sの出番がますます増えるというか、たまにやるα7S+SEL18200という使い方をしなくて済むので、これも個人的には早く使ってみたいレンズ。

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なお、テレ側いっぱいにするとレンズはかなり延びます。一番いっぱいに伸ばしてこれくらいです。倍までいきませんが、それなりに大きくなってしまいます。このあたりもSEL18200と一緒ですね。

【3月7日に発表になりました】

SEL24240.jpg ズームレンズ
(FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS)

SEL24240
ストア価格134,880+税
 ソニーストア長期保証選択
 ・5年ワイド:14,000円+税
 ・3年ワイド:
無償
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発売日:2015年8月7日
ソニーストア購入特典: 
 3年ワイド無償 “α”30周年記念ステッカープレゼント
テックスタッフ店頭購入特典:
 長期保証半額クーポン 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中
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 その他サマーフェア特典あり(~7/31)
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 当店blog記事:4/28  4/3  3/15  3/12  3/5  3/4  プレスリリース

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そして、こちらはコンバージョンレンズの装着ができる28mm F2です。口径は大きくなくフィルター径も49mmなんですが、それでもF2.0で使えるのは魅力。ワイドコンバージョンレンズ、フィッシュアイコンバージョンレンズを使ってもF2.0で撮影ができるので天体撮影にも威力を発揮してくれそうです。

ワイドコンバージョンレンズ、フィッシュアイコンバージョンレンズを装着するとそれをレンズが感知してそれぞれ絞りが変更されることが判明しました。

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ワイコンとフィッシュアイですが、並べてみたところがこちら。APS-Cの16mmの時と違ってかなりコンバージョンレンズがでかいんです。

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ワイコンをつけた状態でこちら。デザイン的にもコンバージョンレンズをつけているという感じではなくレンズフードを装着した大口径レンズチック。

ワイドコンバージョンレンズ装着時には21mm F2.8になります。最短撮影距離も28mmで使っている時は29cmが最短撮影距離になりますが、ワイドコンバージョンレンズを装着すると約25cm近辺になる模様。

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ワイコンをつけるとグッとここまで寄れます。(フォーカスを合わせているのは手前の葉の赤いラインです。)

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28mmの時は距離メーターも0.3mからとなりますが、ワイコンを装着すると0.2mという表示になります。

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なお、49mm径のレンズに装着するアタッチメントの機構ですが、これ、実機でテストはしていませんが話によると他の49mm径レンズにも装着はできるそうです。ただ、16mm用のワイコン、フィッシュアイと同様で写りについてはメーカーでは保証はしない、というスタンス。

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ただし、新発売の28mm F2に装着するときは”α7II”の5軸手振れ補正も効くように変更された焦点距離、距離データも変更されるため、それがわかる仕組みがレンズに仕込まれていることになります。

うーん、28mmのレンズ表面を見てもなにも金属の端子などはないので電子的にデータをやりとりしていることはなさそうです。

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コンバージョンレンズ側をみても特別な突起があるわけでもないので機械的に何かで判別させているわけでもなさそう。

うーん、どうやって情報伝達をしているんでしょう? なにかヒントと言えば、あ、リングの一部でプラスチックの黒い部分が長いところがありますね。電気的でも機械的でもなければ磁気的に!?

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こちらはフィッシュアイコンバーターを装着した図です。かなりの迫力になります。

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フィッシュアイコンバーターを装着した際は16mm F3.5になります。最短撮影距離はさらに短くなって約20cm弱くらいまで寄れます。見ての通り、フィッシュアイで寄りまくれてしまいます。フィッシュアイでこんなに最短撮影距離が短いレンズはそうないんじゃないか、とか。 

そんなわけで各コンバージョンレンズを使った時のスペックの違いをまとめると。。。

   焦点距離  開放F値  最短撮影距離
 28mm F2.0  28mm  F2.0  約29cm
 ワイド
 コンバージョンレンズ
 21mm  F2.8  約25cm
 フィッシュアイ
 コンバージョンレンズ
 16mm  F3.5  約20cm

ということになります。あくまで参考出品になっているレンズでこれらの数値もメーカーの公表値ではありません。製品化される際は数値が変わってくる可能性もありますのでご了承ください。

予定では2月に24-240mmが、それ以外のレンズは3月発売になるとのことで、この「CP+ 2015」の初日に全てのレンズの発売日とか価格が発表になるものと思っていたんですが、それはどうやらないようです。ということは、もしかするとこれは発売日がやや後ろ倒しになるのかも。

2月もすでに12日ですからね。来週以降、いきなり発表&発売が同時になるのかもしれませんが、うーん、気になる、気になる。

【4月6日に発表になりました】

SEL28F20.jpg 単焦点レンズ(FE 28mm F2)
SEL28F20
ストア価格52,880+税
 ソニーストア長期保証選択
 ・5年ワイド:6,000円+税
 ・3年ワイド:
無償
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発売日:2015年4月17日
ソニーストア購入特典: 
 3年ワイド無償 “α”30周年記念ステッカープレゼント
テックスタッフ店頭購入特典:
 長期保証半額クーポン 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中
 ミニ・ソニーフェアご成約記念抽選会開催中(~7/31)
 その他サマーフェア特典あり(~7/31)
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 当店blog記事:6/26  5/20  5/5  5/3  4/16  4/7  4/6  プレスリリース

★ソニーストア 単焦点レンズ「SEL28F20」のご案内はこちらから

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☆SEL28F20/SEL057FEC/SEL075UWC 新商品ニュースPDFファイルはこちらから

SEL075UWC.jpg FEウルトラワイドコンバーター
SEL075UWC
ストア価格30,880+税
 ソニーストア長期保証選択
 ・5年ワイド:4,000円+税
 ・3年ワイド:
無償
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発売日:2015年4月17日
ソニーストア購入特典: 
 3年ワイド無償 “α”30周年記念ステッカープレゼント
テックスタッフ店頭購入特典:
 長期保証半額クーポン 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中
 ミニ・ソニーフェアご成約記念抽選会開催中(~7/31)
 その他サマーフェア特典あり(~7/31)
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 当店blog記事:6/26 4/16 4/6  プレスリリース

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SEL057FEC.jpg FEフィッシュアイコンバーター
SEL057FEC
ストア価格36,880+税
 ソニーストア長期保証選択
 ・5年ワイド:4,000円+税
 ・3年ワイド:
無償
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 作例見本ページはこちら
名称未設定-.jpg
発売日:2015年5月22日
ソニーストア購入特典: 
 3年ワイド無償 “α”30周年記念ステッカープレゼント
テックスタッフ店頭購入特典:
 長期保証半額クーポン 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中
 ミニ・ソニーフェアご成約記念抽選会開催中(~7/31)
 その他サマーフェア特典あり(~7/31)
APS_252_65-240.jpg
 当店blog記事:6/26 5/21 5/20  4/7  4/6  プレスリリース

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気になるといえば、これ、なんだかわかるでしょうか?

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この黒いレンズ風のもの。

αブースの隣に、αの技術展示を行っていて、その中にあったものです。答えは「アポタイゼーション光学エレメント」です。

なにそれ?というところですが、あれです。STFレンズの中に入っている世界一ボケを美しくする仕組み。これが周辺部をソフトにぼやかす効果を生み出すそうです。もしかしたらどこか別のところで展示があったかもしれませんが、私ははじめて見ました。

こんな黒い玉だったんですね。

それともうひとつ、技術展示で面白かったのがこちら。

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これは5軸手振れ補正機能を搭載したα7IIに搭載されたボディ内手振れ補正です。手振れ補正ユニットのデモで写真ではわかりませんが、右にあるセンサーはデモ用にウニウニと動作しているんです。

動画撮影をしてきたのがこちらです。

すごいですよね。回転軸のブレ補正とかってどれくらいの効果があるモノなんだろう?と、正直疑わしい気がしてもいたんですがトンでもありませんでした。こんなに開展しちゃうの!?というくらい回るし、全方向のブレ補正をみるとたまげます。

これは良いものを見せていただきました。

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そして参考出品になっているものはもうひとつありました。そう、アクションカムです。

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探していたんです、これ。聞けば会場で用意されているのはこの1台だけとのこと。むむ、女性の手にもたれていますが、なんか大きくないですか?

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1月にInternational CESで発表された4Kアクションカムですが、そうなんです、実はサイズがちょっと大きかったんです。ま、それほどでかくなるわけでもなく、ちょっと長くなるくらいですかね。

ちなみに上に並んでいるのは、こちらも参考出品されているHDR-AS200Vです。

見たところサイズは変わらなさそうなので並べてみました。

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4Kアクションカム、サイズはやっぱり大きくなっちゃうのか。。。というところですが、実はそれによるメリットもあって、レンズ側には今までと同じ、やや径の小さな独自の固定穴が見えますが、ボディ中央にあるねじ穴は、これ、通常の三脚で使うねじ穴と同じ径のものなんだそうです。

なので、4Kアクションカムでは通常の三脚にアタッチメントなしで装着が可能になるとのこと。それはそれでありがたい話になります。アタッチメントを装着するのが面倒とかではなくて、アタッチメントを持って行くのを忘れたときにどうにもならない、とかの状況に陥らないで済むのが超助かります。

USAでは500ドルという話だったと思いますが、これ、日本で49,880円とかで出たら買いたいなぁ。まぁ、このサイズのレンズなので画質は4Kハンディカムにはかなわないモノの、それでも4K解像度の30P動画が撮影できるようになるなら、4Kブラビアを買った後のまず最初の1台にできそう。

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メニュー操作をいろいろいじっていましたが、動画の録画モードはXAVC Sの4KとHD、そしてMP4のみの搭載。AVCHDには相変わらず対応はしていません。

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手振れ補正機能を試してみようとしたら4K撮影モードではSTEDY機能をオンにすることができないことが判明。

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よく見ると書いてありますね。手振れ補正機能を使えるのはHD動画撮影時のみとなっています。4K撮影の場合はCMOSセンサーの全画素を使う必要があるので画角をクロップすることができないみたいです。

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一緒に展示されているライブビューリモコンは「RM-LVR2」でした。今のところHDR-AZ1の同梱品としてしか販売されていませんが、このリモコンにも「参考出品」の文字がついているので単品販売があるのかもしれません。

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製品展示からはちょっと離れて、ここからは撮影体験コーナーの紹介です。こちらは中井精也氏監修の「鉄道ジオラマ撮影体験」コーナーです。

いろいろな仕掛けをしてあるジオラマコーナーで、ここ、時間があったら1日かけて遊びたいくらいのコーナーになっています。

フィギュアというか風景というか、写真に撮ったら画になるところがあちこちにあるんです。

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フィギュアを見つけて、ここにこんな風に電車がきたらなぁ。。と、思うと、そこに思い通りに電車が来てくれる感じ。これは楽しい!

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駅名などもよくみるとソニー”α”にもじってあったり、完全にこれ、趣味の世界ですよ。そういう隠れアイテムを探すのも楽しいジオラマになっています。

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30分に一度、夕暮れの照明になる仕掛けも用意されています。運良く夕暮れモードになったら、すぐに撮影です!

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ちなみにこのジオラマコーナーの空には中野耕志氏監修?の猛禽類も飛んでいます。

危険はありませんので、こちらの撮影にも是非、チャレンジしてもらいたいところなんですが、ワシはここで見上げるように撮るためのものではありません。

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実はブースには2階建て部分があって、そこにズラッと望遠Gレンズが並んでいる、というところがあるんです。ここから先ほどのワシを狙うと。。。

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4Dフォーカスでワシを全自動追尾状態で連写撮影が試せる、という仕組みになっています。AF-Cの連写モードにしてくれているのでシャッターを合わせれば簡単にロックオンします。

これがすごいんです。望遠レンズに興味あるなしにかかわらず、これも体験しないともったいありませんよ。

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おなじみポートレートの撮影コーナーもあるんですが、今回は島の中にモデルさんがいらっしゃって、それを囲むようにして撮影コーナーがあります。

なのでちょっと難しいのが背景。会場内が背景になってしまうので、そこは割り切って撮影するしかありません。

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まぁ、ここは作品作りをする場所ではなくて試し撮りをするところですからね。モデルさん自身を綺麗に撮れればOK!ってことですね。

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なお、これらの撮影ブースですが2日目からこういう案内が出ています。「他社製カメラでの撮影はご遠慮ください。展示カメラで撮影をお楽しみください。」とのこと。

ま、他のメーカーさんの撮影ブースもみんなこういう案内は出ていて、ソニーさんだけ無防備状態だった様な気もします。土日に撮影に行かれる際は是非、ソニー”α”、もしくはサイバーショットを持ってお出かけください。

展示カメラで撮影をお楽しみください、とはなっていますが、手持ちのソニー製カメラであれば撮影はOKです。 

【さらに追記】

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☆中井精也氏公式blog「ソニー有葉線撮影ルールについて」

ソニーブースでのソニー製カメラ撮影制限について、3日目にまた新しい情報があります。中井氏プロデュースの鉄道ジオラマ撮影については他社製カメラでの撮影も可能になったそうです。ただ、せっかくなので”α7II”での試し撮りも体験してください、ということを中井氏のblogにて案内があります。

また、許可が出ているのは鉄道ジオラマの場合のみでモデル撮影については適用されませんのでご注意ください。詳細は現場にてご確認ください。

そして、こちらは未発表新製品ではなく、すでに発表された新製品の紹介。

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PlayMemories Camera Appsの新アプリ「ストップモーション+」のデモ展示もありました。実際に撮影しているところを見せてもらったんですが、これは劇的に良いかもしれません。

私の大好きなアプリ「タイムラプス」に匹敵するか、それ以上のキラーアプリが登場したかも。

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「ストップモーション+」アプリはパラパラ漫画のように、自分で模型などを用意して撮影してはちょっと動かして、またシャッターを切って、というのを繰り返してアニメーションを作るためのアプリになります。

動きをつけるのがかなり面倒そうに見えるのですが、やってみるとこれが実にわかりやすくできています。

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アプリをスタートさせて、まずはシャッターを1枚切ります。続いてその残像が残っている状態で画像を見ながら模型を動かすことができるんです。写真は1枚目の残像が残っているところで、手で模型を動かそうとしている瞬間の図なんですが、うっすらと手が見えていますね。こういう状態で模型の動きを画面で重ねて見ながらチェックできるんです。

その場で3枚写真を撮っただけで、もうアニメーションに見えるんです。

おお、これはやってみたい!!

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なお、記録方式は動画と静止画が選べます。動画の場合は1秒あたりのフレーム数の指定も出来ます。10fpsあたりから始めた方が良いですよ、というアドバイスもいただきました。

いきなり30fpsにすると超大作になってしまいそうなので注意を。2月中にはリリースされる予定となっているそうです。リリースが楽しみです。 

Camera Appsの隣には、待望のVAIOの展示もありました。

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ジャジャーン。VAIOプロトタイプPCが2台、ソニーブースの中に展示されています。わーい、こういう展示があると、VAIOってやっぱりなくなっていない、バリバリ、ソニーグループ感満点になります。

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展示されているのは2台で、ひとつは現像ソフト「Capture One Pro」を使って来ビュビューをVAIOに表示して撮影するデモ。

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もうひとつはAdobe Photoshopを使っての画像表示なんですが、暗部までしっかりと表現ができる、というデモをα7Sの撮影画像を使って行っています。α7Sでしか撮れない沈んだ暗部の表現を出せるのはVAIOだけ!みたいな、αの作例を使ったデモをしています。

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こちらでVAIOのデモに参加すると、なんとVAIOロゴの入ったクリーナーがプレゼントされます。CP+2015のソニーブースへ行ったらVAIOのデモ体験もオススメです。

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そしてソニーブースならではのスペシャルセミナー。今日のトップバッターは鉄道写真家の中井精也氏でした。

いつもながらの軽妙なトークで鉄道写真、ゆる鉄写真を紹介。ソニー”α”ならではの写真を次々と見せてくれます。

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今回は特定のモデルのセールス用のトークショーではないので、今まで撮影してきた写真作品、そしてテレビで放送されている「てつたび」の最近の撮影で撮られた作品を惜しげも無く紹介してくれます。

中井氏からは自身が肖像権を主張することはないし作品もドンドン撮っていって!と、言ってくださっていたので多くの鉄道ファンの皆さんが作品を自分の”α”にパシャパシャと入れていました。

私も思い出の”α77II”で撮られた「こまち」と中井氏の写真を記念に撮らせてもらってきました。うれしー。

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続いての森山大道氏は月曜日まで秘密だったスペシャルゲストのひとり。こちらは本日2回の講演があったんですが、2回目のときに見たら「撮影禁止」と出ていたのでレポートは自主規制します。

すごく雰囲気のある写真を撮られる方なんだなぁ、と、いろいろ勉強させていただきました。

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そして、今日私が聞いた中で一番衝撃的だったのが高城剛氏のトークでした。

クリエイターとして写真が必要になるときはプロのカメラマンに撮ってもらっていたんですが、6年前から自分で写真を撮るようになったとのこと。

フィルムカメラの延長にあるのがデジタルカメラというのが他のメーカーのカメラなんですが、ソニーの”α”はPCにレンズが付いたイメージがあるとのこと。もしかしたらEVFの搭載がそれを感じさせているのかもしれませんが、フィルムの代わりのデジタルではなく、デジタルで新しいものを創造していくというのが高城氏の感性にあったのかもしれません。

超解像ズームを多用するため”α7R”を気に入られていることや、BIONZ Xの搭載のおかげだと思いますが高感度ISOでの撮影のメリットなど、特に目新しい話はないはずなのに、高城氏がそれを語るときの情熱が、全てを熱くしてくれていました。

今までもいろいろなトークをしてきたけど「カメラマン高城剛」としてトークをするのはこれが初めてなんだ、ということでだいぶサービスしてスピーチをされていました。

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猿がエビアンを飲んでいるところ、とかこういう一瞬を撮っちゃうんだもんなぁ。スナップ撮影の極意を聞いた気がします。

いやぁ、魅せられました。ますます、ソニー”α”が好きになりました。
(しかし、すごい人を引っ張り出してきましたね。企画された方、すごすぎです。)

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その後、魚住氏のトークもあったんですが、ここで他の用事があり会場を離脱する必要があり1日目はここでソニーブースを後にしました。

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2日目も朝10時から会場入りしています。トップバッターは小澤忠恭氏です。あこがれの大カメラマン。ですが、今回は小澤忠恭氏のトークは全面撮影禁止でした。鈴木知子氏も全面撮影禁止とのこと。

どうやらカメラマンさんによってそういう規制があるらしく、私が知る限り、中井精也氏と中野耕志氏と高城剛氏は撮影が可能で、それ以外の方は全面撮影禁止となっているようです。

小澤忠恭氏の写真は後日JTBの旅行誌で全て使われるそうで、そういう権利関係があるのかもしれませんね。お話の内容ですが今回はDSC-RX100M3を使っての旅写真で、すごく面白かったです。旅に出たくなると言うか、小澤忠恭氏のトークは写欲を思い切り高めてくれる話がテンコ盛りなんですよね。今回は生でお話を聞けて本当に良かったです。

土日もトップバッターは小澤忠恭氏とのことです。開場と同時に是非、ソニーブースへ向かってください。一気にテンションが全開になります。

【さらに追記】

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小澤氏のFacebookにて小澤氏のスペシャルセミナーでは撮影が可能になったことがお知らせされています。詳しくは現場にてご確認をお願いします。

 

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中野耕志氏も撮影NGというのはなかったようです。途中からお話を聞くことができました。(2日目は会場を出たり入ったりする必要があって中抜けしているんです)

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魅せていただく写真すべてが奇跡の1枚ばかりでたまげました。これ、熊本空港のものだそうですが飛行機がロケット噴射しているのではなく、夕日なんだそうです。滑走路の向こうに地平線が広がり、そこに夕日が重なるって、どんだけ奇跡を重ねているんでしょう?

プロのすごさを思い知りました。ソニーのスペシャルセミナー、全部お話を聞きたいんですが、今年はYoutubeで公開してくれるかなぁ。

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スペシャルセミナーで紹介された主な写真作品は、ステージ裏にある4Kフォトミュージアムにて4Kブラビアの高解像写真で見ることができます。どうも今回はステージのプロジェクタースクリーンの調子が悪いみたいで1日目はピンぼけしているみたいな画だったし、2日目もどうもコントラストが低い画になっていて、セミナーでお話になっている先生方も納得がいかれていない様子でした。

本当の画質はこちらの4Kフォトミュージアムでチェックするのがオススメです。

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会場内を一応、ぐるっと一周してきて、ソニーブース以外のものも一通り見てきているんですが、中でも面白かったのはNHKの8Kブースでした。

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4Kを超える8K映像。画素数にすると3300万画素相当になるスーパーハイビジョンで、技術展示を含めて何度か目にしているんですが、今回のコンテンツが素晴らしいんです。

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映像は撮影禁止になっているので紹介ができませんが「富士山 森羅万象」と「牧野植物ふしぎ図鑑」の2タイトルがデジタル一眼レフカメラ撮影となっています。

デジタル一眼レフカメラで8K撮影ができる機種はまだないはずなんですが、どうやって8K映像にしているかというと、両方ともタイムラプスをしているんです。3300万画素あれば8Kタイムラプスをすることができて、しかもこの2作品とも映像がすごい綺麗!

タイムラプスファンの方にはこれは必見だと思います。紅白よりも興奮します。8K撮影はともかく、このレベルの4Kタイムラプスが撮れたら、それだけでも嬉しいだろうなぁ。

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そうそう、ソニーブースの背面にはこんな超大型モニターも設置されていて、こちらも必見でした。これがもしかして4Kタイムラプスの映像なのかな? 

「CP+2015」は日曜日まで4日間の開催となっています。

ここでレポートした以外にもソニーのデジタルイメージング製品のニューモデルは全て展示されています。CP+へお越しの際には、是非当店レポートを参考にがっつりとお楽しみになってきてください。

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☆ソニー製品情報「『CP+ 2015』ソニーブース出展のご案内」はこちらから

☆当店blog 15.2.6「『CP+2015』ソニーブースにFEレンズとVAIOが登場予告」 
☆当店blog 15.2.5「Camera Apps『ストップモーション+』発表」 

☆ソニー企業情報「カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)2015」出展のご案内 ~開発中レンズの体験コーナーやプロ写真家による多彩なセミナー開催など~」 

☆PlayMemories Camera Apps「ストップモーション+」のご案内はこちらから

 

【当店blogのCP+関連過去記事はこちらから】

☆当店blog 2014.2.18「CP+2014 小澤忠恭氏、萩原史郎氏のαスペシャルセミナー」
☆当店blog 2014.2.18「CP+2014のαスペシャルセミナーがYoutubeにアップロード」
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