『CP+ 2011』次世代α中級機レポート
先ほどの「CP+ 2011 レポート」の続きというか別枠でどうしても紹介したいのがこちらのα中級機の話です。
今回はスケルトンモデルの展示ということだけで、あまり話題になっていないような気がするんですが、いやいや、これスケルトンモデルなんです。中が透けて見えてしまうんです。おかげでこれはいろんなことがわかるんじゃないの!? これ、単にα55をメタルボディにしただけじゃないんじゃないの!?というポイントがわかるかもしれない!
ということで、出来る限りいろんな角度から撮影をしてきました。真後ろからの撮影だけはできないんですが、それ以外の角度からはほぼ全周囲撮ってきましたので、それを見ながら勝手に中級機に実装されるであろう機能を予想したいと思います。
ちなみに、こういう話ができるのも私は一切、中級機についての話を誰もしていないから。内容を話されてしまうと守秘義務ができてしまって、予想もなにも書けなくなってしまうんです。逆をかえしていただければ、今回私が語る内容は完全に自分で考えていることで、メーカーさんの裏付けもなにもありません。
今回の記事を元にメーカーさんに問い合わせるとかそういうことは一切しないでください。メーカーさんも私も責任は一切取りません。
ま、こういのは予想するのも発表前の楽しみの一つですから、ワクワクしながら正式発表を待ちましょう!
逆に当店blogの読者様にはこれらの写真をご覧いただいて私の気づいていないポイントがあったら是非、コメント欄でご指摘いただきたいなぁと。ドンドン好き勝手に予想して楽しみたいと思います。
今のところわかっていることは「年内発売予定」「新開発のCMOSセンサー搭載」「AVCHD動画撮影対応」ということくらいで、後は全部が謎、ということになります。
さて、まずは昨年展示されていたブラックボディのコンセプトモックとの違いを見ていきたいんですが、かなりあちこち変わっています。まずはシャッター周りなんですが、ボタンの数がだいぶ増えています。基本的な配置は一緒なんですけど奥に二つ、それと上面液晶の脇にもひとつボタンが増えてします。
スケルトンモデルのボタンにはボタンの機能を示す印刷がありませんので、すべて謎。
上面液晶についてもサイズが変わっているのと、ラインがマーキングされています。前回のものはここに液晶表示の窓がつくよ、という単なる窓でしたが、今回はどうみても稼動する液晶に見えます。
業界筋の見方によると、普通、ここまで作り込んであるなら、もう製品化まですぐとの話。昨年登場したモデルは確かに展示されたときから「ここからかなり作りは変わってきますよ」とは言われていたんですが、確かにかなり変わってきています。
今までのα700、α900の時とはだいぶ様子が違います。
レンズ付け根にあるプレビューボタンも向きが変わりました。こうしてみると、2010年登場のモックアップはα700の部品をそのまま使ってイメージを作ったモックなんだけど、今回のはちゃんとデザインが追い込まれたもの、という感じでしょうか?
軍艦部の上にもなにやら半円形のメッシュがついており、これはおそらくマイクですよね。ポップアップフラッシュの手前にマイクが配置されるのではないかと。
さらに、これはオートフォーカスのモードを変更するダイヤル。これはダイヤル形状自体が変わるみたいです。印字がないと何がどうなんだかわかりませんが、普通、こういうものって大幅な配置変更はしませんよね。
そして、今回の違いで一番大きいのがこれではないでしょうか? 背面の液晶モニターですがα55と同じ様なヒンジがボディ下部についていてバリアングルチルト液晶化されているのは間違いないのではないかと。
良かったですねぇ。ボディ固定の液晶ではちょっとねぇ。ソニーαはこうでないと。
で、話はこれでは終わりません。
液晶画面脇にあるこの突起はなんでしょう。上下に軸になると思われる形状のものも見えます。
さらにこれは反対側から見たところ。こちらにも同様の突起があり、液晶モニターの両脇をはさむようにして存在します。
α55にはこんなものはありません。すっきりとしていてこんなデザインのモノはないんです。
ということは。。。液晶画面下のヒンジで回転してα55同様の動きを見せてくれるのと同時に実は液晶画面の下のプレートが2重構造になっていて従来のα550までと同じ様な引き出すタイプのチルト機構が追加されていたりして。。。
なんか心なしか液晶の枠が厚めに見えなくもないじゃないですか? ちょっと謎のお楽しみ機構がここに用意されているのかもしれません。
ちなみに間違いなく搭載されるEVFですが、こうして見てみるとα55みたいに手前に出っ張っていません。なにかそれを解決する技術が使われているのか、それとも製品版ではやはりα55の時の様に出っ張るのかも謎。
事業部の方の話を聞くと、α55の発表会当時の話ですがEVFはこれからドンドン進化していくよ。楽しみにしててね。とは言われているので、このEVFの進化も楽しみなところではあります。
これは正面から露出をあげて撮影した写真です。見れば奥にCMOSセンサーも入っているみたいだし、これってバッテリーを入れたら使えるんじゃないの?と、思えるんですが、そういう質問をしても誰もちゃんと答えてくれないんです。
今回もばっちり箝口令がしかれているみたいで、本当に教えてもらえた情報はゼロ。まったくありません。(ま、なのでこんな風に予想して楽しめるんですが。)
あとはボディサイドにあるメディアスロット。こうしてみてみると背の低いフラップで中に1列だけスロットが見えます。なので、これはSD&メモリースティックの両対応スロットがひとつ入るだけなのかなぁ。それにしても開口部が大きいので製品版では実はデュアルになっていてメモステとSDと同時に挿せるようになっていたりしないかなぁ。。。
α700、α550を使っていると思うんですが、デュアルスロットになっていると常に片方のスロットにメディアを挿しておけるので、カメラを持ち歩いたときに「あ、メディアを入れてくるのを忘れた!」という悪夢を味わうことがなくて助かるんです。
スロットがもう一つ見えないかなぁ。。。
以上、α中級機の写真レポートでした。なにかお気づきの点がありましたら、是非コメント欄で教えてくださいませ。昨年夏からカメラ系のエントリーを書くとネガティブなコメントが集中して入ることがあるので、このblogエントリーも承認表示にさせていただきます。ご了承くださいませ。
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