『VAIO F16』『VAIO F14』のCore 7-150U搭載モデルが受注開始 最短8月8日お届け

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部品調達の都合により受注開始時期が未定となっていた「VAIO F16」と「VAIO F14」のCore 7-150Uプロセッサー搭載モデルが10時よりソニーストアにて販売を開始しました。

最短で8月8日のお届け目安となっています。

 

こんにちは、店員佐藤です。

スタンダードノートPC「VAIO Fシリーズ」が2年ぶりにモデルチェンジしました。

インテルCore プロセッサーシリーズ1を搭載した「VAIO F14」と「VAIO F16」の第2世代モデルが6月に発表になり、ユーザーさんからの声を受けてさらに進化したスタンダードノートPCとして販売開始になっています。

搭載しているプロセッサーですが、SX14-Rなどの上位機種では「Core Ultra」プロセッサーという最新のプロセッサーを搭載しているのですが、VAIO Fシリーズでは第13世代Core i プロセッサーのマイナーチェンジ版の超低電圧プロセッサー「インテルCore プロセッサーシリーズ1」を採用。

 

6年前に発売されたVAIO S15(2019年モデル第8世代)とF16(2025年モデルCore7シリーズ1)でベンチマークを取った結果がこちら。ついでなので、SX14-R とかSX14シリーズ、そしてVAIO Zの結果とかも並べてみました。

  VJF162 VJS4R1 S146 S145 Z1411 S153
発売年 2025年 2024年 2023年 2022年 2021年 2019年
CPU Core 7
150U
Core Ultra
7-155H
13th
i7-1370P
12th
i7-1260P
11th
i7-11375H
8th
i7-8750H
Clock 1.8GHz 3.0GHz 2.19GHz 2.10GHz 3.30GHz 2.20GHz
Core 10 16 14 12 4 6
Thread 12 22 20 16 8 12
Turbo Boost 5.40GHz 4.80GHz 5.20GHz 4.70GHz 5.0GHz 4.10GHz
Cinebench 2.3
multi 6937 13231 9054 8314 5454 4681
single 1374 1754 1853 1549 1448 940
MP Ratio 5.03 7.54 4.89 5.37 3.84 4.98

.
当たり前ですが、VAIO S15の第8世代プロセッサーから比較すると5世代の違いがありパフォーマンスの差は大きいですね。SX14-RなどのモンスターノートPCは別にして、こんなスタンダードノートPCでも4年くらい前のモデルには大きな差を付けるわけです。

そして、こんなベンチマークソフトの数値では実際の動作スピードの違いがわからない!という方のために(私もそうなんですが)、実際にAdobe Premiere Proをインストールして4K動画データをレンダリングしてみました。

4K1本とFHD2本の素材をミックスして編集したファイルがあって、これが完成動画が3分ちょうどとなります。単なるカット編集で難しい処理はなにも入っていませんが、これで出力にかかった時間は下記の通り。

  搭載プロセッサー レンダリング所要時間
VAIO F16(2025年モデル)32GBメモリ Core 7 150U  約3分41秒
VAIO S15(2019年モデル)32GBメモリ Core i7-8750H  約8分15秒

.
VAIO F16は圧倒的な速さで書き出してくれました。

4:2:2 10bitやIntraで撮影しているというわけではなく、XAVC S 4Kで普通に動画撮影をされている方でしたら、もうこれで充分。プロキシファイルを作らなくてもスムーズに編集が可能です。

 

この「Core 7 150U 」が部品調達の都合により受注開始日未定となっていたのですが、それが本日10時より受注を開始しています。Core 7プロセッサー搭載が条件になっていた内蔵メモリ32GBとSSD 1TBの搭載も受注停止になっていたため、これでやっとフルスイングモデルのVAIO F16とVAIO F14が注文できるようになります。

まず、こちらが「VAIO F16」です。Core 3-100Uにメモリ8GB、SSD 256GB仕様で146,801円にてオーダーが可能です。

プロセッサーをCore 7-150Uにアップグレードして、メモリー32GBとSSD 1TBにアップグレードすると+90,000円になります。

 

ディスプレイのWQXGAもCore 7プロセッサー選択が必須となっていたため、これで+20,001円で選択ができるようになります。

写真左がVAIO S15の15.6型 16:9ディスプレイで、写真右がVAIO F16の16型 16:10ディスプレイになります。横幅はそのままで画面の高さだけが増えている様な状態になっていて、画面が広くなった感じがします。

ディスプレイ解像度も2023年モデルではWUXGA(1920×1200)の一択だったので、これもVAIO F16の第2世代ならではのアップグレード項目になります。

これらのアップグレードパーツをフル搭載で256,802円となります。(他にOfficeなども選択可) ここからさらに、8月8日までは10%オフクーポンがあるのと、ソニーストアのラッキー抽選会5,000円の割引きクーポンが使えます。購入時には226,121円まで安くなります。

物価高の激しい昨今でホームノートPCのフルスイングモデルが22万円ちょっとで買えると思うと安く感じるのは私だけでしょうか?

第1世代ではmicroSDカードスロットの搭載になっていましたが、第2世代になりスタンダードサイズのSDカードスロットが搭載されます。ディスプレイも16:10になっており、Excelや動画編集ソフトなどではより広くデスクトップを使うことができます。

  VAIO F16
2025年モデル
VAIO F16
2023年モデル
ストア価格 146,801円~ 136,800円~
発売日 2025.6.13 2023.6.2
CPU インテル Core
プロセッサーシリーズ1
インテル第13世代
Core U プロセッサー
重量 約1.65kg 約1.65kg
USB type A×2、type C×2 type A×3、type C×1
ACアダプター Type-Cタイプ DCジャックタイプ
AIノイキャンマイク 3マイク 2マイク
Wi-Fi Wi-Fi 6E Wi-Fi 6
Bluetooth Ver 5.3 Ver 5.1
SDカードスロット フルサイズSD microSD

.
デジタル一眼”α”やVlogcamの編集にVAIO S15を今もお使いの方は、ここでの乗り換えを考えてみてはいかがでしょうか? ちなみに第7世代Coreプロセッサー以前のモデルを搭載しているVAIOはWindows 10から11へアップグレードができなかったかと思います。Windows 10のサポートは今年の10月14日で終了します。Windows 11 への乗り換えを検討するなら、まさにジャストタイミングになるモデルかと思います。

 

 

VAIO F14についてもCore 7プロセッサー搭載モデルが受注解禁になりました。7月22日時点で最短7月30日出荷となります

Core 7-150Uプロセッサー搭載で8月8日お届けになり、価格は32GBメモリーとSSD 1TBで231,801円となります。

  VAIO F14
2025年モデル
VAIO F14
2023年モデル
VAIO S13
2025年モデル
ストア価格 141,800円~ 131,800円~ 169,800円~
発売日 2025.6.13 2023.6.2 2025.3.21
CPU インテル Core
プロセッサーシリーズ1
インテル第13世代
Core U プロセッサー
インテル Core
プロセッサーシリーズ1
重量 約1.23kg 約1.34kg 約1.02kg
USB type A×2、type C×2 type A×3、type C×1 type A×2、type C×2
ACアダプター Type-Cタイプ DCジャックタイプ Type-Cタイプ
AIノイキャンマイク 3マイク 2マイク 3マイク
Wi-Fi Wi-Fi 6E Wi-Fi 6 Wi-Fi 6E
Bluetooth Ver 5.3 Ver 5.1 Ver 5.3
SDカードスロット × microSD ×
モバイルノート向け
特別品質試験
×

.
搭載しているWi-Fiは新規格の6GHz通信に対応したWi-Fi 6Eを採用しています。ハイエンドモデルでは最新のWi-Fi 7まで対応をしていますが、まだWi-Fi 7環境の普及には時間もかかるでしょうし、エンジニアさんみたいな高速通信が必要なく一般的な動画視聴などであれば、つながりのよいWi-Fi 6Eで大丈夫じゃないでしょうか?

 

「VAIO F16」「VAIO F14」の共通項としてACアダプターは専用DCジャックを廃してUSB Type C端子のACアダプターになりました。VAIOの電力に余裕があるときはPC操作をしながらACアダプターを抜いてスマートフォンの充電に使う、なんてこともできます。

そのため、DCジャックの入力端子がなくなり、USB Type C端子が2つに増えています。VAIO S15からそうだったと思いますが、Type CがひとつにUSB Type A端子が3つ装備されていたかと思います。新型モデルからType Cがふたつと、Type Aがふたつになります。

モデルチェンジ前の2023年モデルのVAIO F16ではマイクロSDカードスロットを装備していて、時代はカメラよりもスマートフォンになっているのかなー、と、思っていたのですが、今回の新型モデルではフルサイズのSDカードスロットに変更されました。※VAIO F14ではメモリーカードスロットはなくなりました。

やはりデジタル一眼カメラからの取り込みに使えるフルサイズSDカードの方が需要が高かったということのようですが、それはそうですよね。

タッチパッドは2ボタン式ではなくワンパッドのシンプルタイプになります。このサイズのPCですとマウスを使うことが多いでしょうから、あまり気にしなくてもよいかも。マウスが動かないとかの緊急時にBluetoothの設定などが見られたらOKですからね。

キートップは指先にフィットするディッシュ形状になっていて、これは本当に打ちやすい。SX14-Rなどで採用している静音キードード構造を継承していて、とても使いやすいキーボードになっています。

VAIOならではの「いたわり充電」についても設定できる充電容量が変更されています。従来は80%と50%の選択になっていましたが、新型VAIO F14では90%と80%の選択設定になっています。50%まで減らさなくても80%で充分な劣化抑制ができるとのことです。

VAIO Fシリーズはバッテリー交換が自分ではできませんが、いたわり充電といった対策でバッテリーの劣化は最小限に抑えられていて、バッテリー交換をしなくて済むようにしている、という考え方です。

 

ソニーストアでのVAIO購入時にAV商品10%オフクーポンの利用はできませんが、My Sony IDをお持ちの方の多くが利用できる3年ワイド保証無料クーポンが使えます。無料で3年間のワイド延長保証がついてきますので、そちらも是非利用の上お買い上げください。ラッキー抽選会のお買い物クーポンも使いどころです♪

そしてVAIO F14/F16の発売記念としてVAIO Fシリーズの10%オフキャンペーンを開催していましたが、こちらが8月8日までとなっていました。ギリギリにはなってしまいましたが、こちらのキャンペーンに間に合ったというのも嬉しいポイントです。

キャンペーンページにて10%オフクーポンが配布されていますので、そちらをご自身のMy Sony IDに登録してからご購入ください。クーポンはすぐに登録ができて、すぐに使えます。

お盆休み前に、購入して、お盆はゆっくりとPCの引越が今ならオススメです。

 

パーソナルコンピューター
VAIO F16

VJF162シリーズ
ソニーストア価格:
146,801 税込~
発売日 2025年6月13日 メーカー商品情報ページこちら
長期保証
サービス
3年ワイド:7,700円(税込)
3年ベーシック:無償
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ
店頭ご利用特典
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内

 

2025年モデル『VAIO F16』(VJF162)実機レビュー AVノートPCとして乗り替え時かも!?

 

パーソナルコンピューター
VAIO F14

VJF142シリーズ
ソニーストア価格:
141,800 税込~
発売日 2025年6月13日 メーカー商品情報ページこちら
長期保証
サービス
3年ワイド:7,700円(税込)
3年ベーシック:無償
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2025年モデル『VAIO F14』(VJF142)実機フォトレビュー 上位機種の技術を搭載したスタンダードモバイル

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