【これを読めば全てわかる!】最新のAI機能を搭載! 静止画・動画に対応する小型・軽量のフルサイズミラーレス一眼『α7C II』総まとめレビュー!
“Compact”ボディに、ソニーが持つフルサイズのハイブリッド機としての性能を搭載した、ミラーレス一眼「α7C II」に関する当店の記事をまとめたページになります。機能や実機の様子、実際に「α7C II」で撮影した店員による作例などをご覧いただけます。
5.CFexpress Type AカードとSDカードの連写性能比較 「α7R V」「α7 IV」「α7C II」編
■α7C IIの機能まとめ
「α7C II」はα7Cのコンセプトである小型・軽量を受け継ぎながら、静止画・動画における撮影領域のさらなる拡大を目指し、さまざまな進化を遂げたモデルになります。
正常進化した”α7 IV”のコンパクトモデルではありますが、世代が2年も新しい事になり、AI被写体認識をはじめ、最新の”α”の新機能がほぼ全て搭載されています。
特長をざっと書き出すと以下の通りです。
- コンパクトボディに、ソニーが持つフルサイズのハイブリッド機としての性能を搭載
- 効最大約3300万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー Exmor R
- 高い処理能力を持つ画像処理エンジン BIONZ XR
- 露出制御と色再現性の精度・安定性がさらに向上
- 写真も動画も、カメラ単体で思い通りの表現が可能な「クリエイティブルック」
- 7.0段高性能光学式5軸ボディ内手ブレ補正
- 用途に応じて選べる最適なRAW画像サイズと細やかな画質設定
- 高度な被写体認識を可能にするAIプロセッシングユニット
- リアルタイム認識AF
- カメラが被写体認識してクロップするオートフレーミング
- 最高約10コマ/秒のAF/AE追随連続撮影
- 最高60pの優れた4K動画記録
- シネマのようなルックを手軽に再現できるS-Cinetone
- Log撮影とLUTの活用
- 手持ち撮影を強力にサポートする高性能手ブレ補正アクティブモード
- 撮影時の画角変動を抑えるブリージング補正機能
- 撮影の自由度を高めるバリアングル液晶モニター
- 約236万ドット高精細XGA OLED電子ビューファインダー
- イメージセンサーのアンチダスト対応
- タッチで操作ができる直感的な新メニュー
- 高い堅牢性を実現するマグネシウム合金ボディ
■ポイントとなる機能
「α7C II」は2020年発売の”α7C”の後継機種と言いたいところですが、たった3年とはいえ、先代の”α7C”は8倍の高速処理を行う「BIONZ XR」非搭載モデルだったこともあり、ボディデザインは踏襲しているものの、中身は完全に別物のカメラになっています。
効画素数3300万画素の「α7C II」はもはや”α7 IV”のコンパクトモデルで、有効画素数6100万画素の”α7CR“は昨年末発売の”α7R V”のコンパクトモデルと言えるかと思います。
“α7C II”と比較検討するカメラとしては現時点では同じAI被写体認識機能を搭載した新型モデルで、APS-Cセンサーの”α6700″と検討される方が多そうですね。
カメラのボディサイズはほぼ同等くらいなんですが、センサーサイズは写真左のフルサイズと、写真右のAPS-Cでこれだけサイズが違います。
ランクとしては”α7 IV”の下位機種という位置づけにならなければいけないところなのですが、「α7C II」は世代が2年も新しいので、AI被写体認識をはじめ、最新の”α”の新機能がほぼ全て搭載されています。
ある意味、下剋上的なモデルになるので「フルサイズセンサー搭載の”α”に乗り換えたい」という他社メーカーをお使いのお客様がいらっしゃった場合、まずはこの”α7C II”をベースにご案内をすることになりそう。
とはいえ、”α7 IV”はデュアルのメモリースロットになっていたり、CFexpress Type Aカードに対応していたり、ファインダー倍率、そしてファインダーがレンズ軸上にあるなど、スポーツ撮影を考えると上の機能もまだあります。
「α7C II」はSDカードスロットのみでUHS-IIまでの対応なので、連写撮影枚数などでは”α7 IV”に分があるのですが、これはカメラボディのサイズが小さいがための仕方がない仕様と言えます。デュアルスロットで2枚挿ししてCFexpress Type Aカードに高速書き込みで連写し続けたい、という撮影をされる方は”α7 IV”を選択することになります。
ファインダーの位置もレンズ軸状にある”α7 IV”に対して、”α7C II”はレンジファインダーカメラ風にレンズ軸からずれたところにファインダーが位置しています。風景撮影などでは特にデメリットはないかと思いますが、撮影目的にオールマイティなものを求められる方は”α7 IV”で、特に気にならない方はより小型ボディで安価な”α7C II”を選ぶことが出来ますね。
その代わり「α7C II」では静止画、動画、スロー&クイックの3モードの切り替えと、撮影モードの切り替えが2段重ねになっているメゾネット式モードダイヤルが搭載され、さらに従来はリアダイヤルしかなかった”α7C”に前ダイヤルも搭載。さらによく見ると「C1」ボタンも搭載されています。
マルチセレクターこそ搭載されていません(ボディが小さいため省略されています)が、ここ最近のAI被写体認識搭載の”α”をお使いの方や、リアルタイムトラッキングAF搭載の”α”をお使いの方からは「ジョイスティックはあまり使わなくなったな」という声もあるように、タッチパネルがそれを補うようになってきているので、さほど不便は感じないかと思います。
“α7 IV”の下剋上機能としては手振れ補正の段数もあり、”α7 IV”が5.5段補正だったものが、”α7C II”では7段の表記になっています。これまでの”α”で7段補正と掲載されているのは”α7R V”ただ1モデルだけでした。『高精度な手ブレ補正ユニットおよびジャイロセンサー』について製品の特長で説明があるのも”α7R V”以来なので、どうやら「ジャイロセンサー」で補正値が変わってくるようですね。
従来モデルの”α7C”と比較するのは気の毒なんですが、動画撮影時の機能がまだ発展途上だったモデルなので、”α7C II”では動画撮影時のアクティブモードにも対応するなど、必要な機能がすべて搭載されてきています。
従来はモニター画面の上辺右にあった液晶モニターの切り欠きが右辺の下に移動し、代わりに「C1」ボタンが増設されています。
MENUボタンも右に移動して押しやすくなっています。従来の”α7C”では右手で操作するのか左手で操作するのか迷ってしまうくらいの位置だったので、このボタン配列の改善はものすごく使いやすくしてくれていると思います。
液晶モニターは3.0型でサイズこそ変わらないものの画素数は92万ドットから103万ドットに少しだけ増えていて、さらに液晶モニターのアスペクトが4:3から3:2に変更されています。画面サイズは変わらないものの写真の3:2なら全画面に表示されるし、動画の16:9表示の際も上下の黒みが少なくなります。
モニターサイズは変わりませんがアスペクト比の変更のおかげで映像の表示面積が増えているので、結果、画素数はもっとあがっているような見え方をすると思います。ちょうど”α7 III”と”α7 IV”の様な違いになります。
そして、これがもしかしたら、ある意味一番大きな進化になるかもしれません。電子ビューファインダーが0.59倍→0.70倍になり、かなり見やすくなっていると思います。
これでイメージがわくと良いのですが、”α6700″のものが、おそらく”α7C II”とほぼ同じ見え方をするものになります。直接比較しないと”α7 IV”と”α6700″のファインダー倍率はわからないかも(並べて比較するとやはり”α7 IV”の方が一回り大きくは感じます)
ファインダー倍率のアップで”α7C”の弱点はひとつ消えた感じがします。
電源オフ時のシャッター機能も新たに搭載。この機能を入れておくと電源を切ったときに、ご覧のとおりシャッター幕が下りてくれてセンサーをガードしてくれます。
レンズ交換のときにこうしてシャッターを閉じてくれていると安心感はありますね。
オートフレーミング機能というのも搭載されています。
これはZV-E1から搭載された機能だったかと思います。三脚固定して使うものなんですが、動画撮影時に被写体を自動で追いかけてクロップして撮影してくれます。
まるでカメラマンがいて、動画撮影してくれている様な状態で自撮りができます。
これが、その画面で、画面の右の方をお客さんが歩いているのですが、それを白枠で追いかけようとしてくれています。画面は全体像を映していますが、実際に撮影記録される動画データは白い枠で切り取られたところ。
精度も高く、動画撮影にはかなり威力を発揮します。これも”α7 IV”には搭載されていません。
メニューを見ていくと、「LUT-PPLUT」という項目がありますが、これは「ユーザーLUT」という機能で、従来は撮影後に編集段階で変換していたLUTをあらかじめカメラに記憶させておいて撮影時に色変換をしてしまうというものです。Cinema Lineの「FX30」から搭載が始まっているのですが、これが”α7C II”にも搭載されています。
動画撮影においても強力な撮影機能を搭載していることがわかります。
フルタイムDMFというのはSEL70200GM2やSEL400F28GMなどの一部の望遠レンズに搭載されている機能でAF-SでもAF-CでもどのモードのAFを使っている時でもフォーカスリングを回すと瞬間的にマニュアルフォーカスになり、自由にフォーカスを操作できる機能です。
奥にある被写体を狙っているんだけど、手前にフォーカスが来てしまい、奥にフォーカスを持っていきたい。
逆に手前に被写体があるんだけど奥にピントが抜けてしまい、しかたなく手をレンズの前にかざして近くにAFをもってくる、なんてことをしたことがあると思いますが、そのときにフォーカスリングを回すだけでOK。
レンズの種類によらず、”α7C II”ではどのレンズででもDMF操作が利用できます。これが搭載されているのは現時点では”α7R V”と”α6700″と”α7C II”、”α7CR”の4機種だけとなります。特に不便を感じる機能ではないので、購入したら是非最初に「フルタイムDMF」機能を探して「入」にしておきましょう。
“α7 IV”の下剋上機能としては手振れ補正の段数もあります。”α7 IV”が5.5段補正だったものが、「α7C II」では7段の表記になっています。
これまでの”α”で7段補正と掲載されているのは”α7R V”ただ1モデルだけでした。『高精度な手ブレ補正ユニットおよびジャイロセンサー』について製品の特長で説明があるのも”α7R V”以来なので、どうやら「ジャイロセンサー」で補正値が変わってくるようですね。
従来モデルの”α7C”と比較するのは気の毒なんですが、動画撮影時の機能がまだ発展途上だったモデルなので、「α7C II」では動画撮影時のアクティブモードにも対応するなど必要な機能がすべて搭載されてきています。
■α7C II 実機の様子
写真左が「α7C II」で写真右が “α7CR”です。外観上の違いは機種名のプリントと右肩のバッジだけで他に差異はありません。“α7CR”にはエクステンショングリップ「GP-X2」が付属します。
「α7C II」も“α7CR”もボディカラーはシルバーとブラックの2色展開になっているので、ボディカラーが上記の様になっているのはたまたまです。”α7C II”にもブラックはあるし“α7CR”にもシルバーカラーがあります。
ボディは上部のシルバーカラー部分も含めてマグネシウム合金になっています。
こちらの写真は左から”α7C”、「α7C II」、 “α7CR”です。シルバー部分のカラーに違いはないようです。そういえばマウント部分のネジが4カ所になっています。レギュラーサイズの”α7″シリーズが6カ所のビス留めになっていて、強度的に大丈夫なのかという話が”α7C”登場時に話題になっていましたが、モデルチェンジして「α7C II」になってもビス4カ所のままなので、特に問題にはなっていなかったということですね。
グリップの形状比較です。本体幅が数ミリ程度ですが大きくなっていて、握りがやや深くなった感じがします。
こうして並べて見るとシャッターボタンのある上面が少しだけ気持ち高くなっていて、これでグリップの握りが大きくなるようにしているのかも。
底面からみると下は方向はグリップが絞られていました。浅い握りだった”α7C”から、「普通」の握りになったという感じの「α7C II」です。
シャッターボタンの下には「前ダイヤル」が装備されるようになりました。これで従来からあるリアダイヤルと、回転ホイールを合わせて3つのダイヤルが使える様になります。
そして”ZV-E1″と”α6700″に載っていなかったので、もしかして廃止されてしまったのかな?と、思っていた「フレキシブル露出モード」が復活していました。
フレキシブル露出というのは、動画撮影時に設定して使う機能で、従来のPASMモード切り替えの代わりに3つのボタンと3つのダイヤルに、シャッタースピード、絞り、ISO感度を割り当てて使います。
デフォルトでは上記の設定になっています。ボタンを押せばオートにするかマニュアルにするかをボタン一発で切り替えられて、マニュアルの場合は設定されたダイヤルを操作するだけ、という使い方ができます。
動画撮影のときにはどうしてもシャッタースピードを固定して撮影する必要があり、明暗差の大きなシーンでは絞りやISO感度を犠牲にしてもシャッタースピードを固定したいシーンがあります。
露出、ISO感度のオート操作などをいちいちモードダイヤルを回して設定し直すというのは面倒なので、慣れてしまえば、こちらの方が楽。ある意味、Vlog撮影には”α6700″やZV-E1よりも向いているかも!?
静止画、動画、スロー&クイック撮影のモード切り替えをする専用ダイヤルが通常のモード切り替えの下に入っています。”α6700″と違ってツマミがあるので、指触りだけでどのモードになっているのか確認ができます。
液晶モニターの切り欠きも右下に移動しているのを確認。こっちの方が力が入りやすいので液晶モニターを展開しやすくなったかも。
AIプロセッシングユニット搭載によるAI被写体認識の設定画面です。2022年11月発売の”α7R V”から搭載が始まり、AI被写体認識の機能自体はアップデートされたという話は聞いていないので、今のところ同じ性能のものが搭載されているものと思います。
ただし、”α6700″からはAI被写体認識を使ってホワイトバランスを取るようになっているそうで、色温度がバラバラの光源下でも比較的正確な色味の再現をしてくれるようになったという話なので、カメラ全体としてはAIプロセッシングユニットの進化はあることになります。
これがないと被写体認識してくれない、というものではなく、トラッキングAFの追従性能が破壊力満点に向上する、という感じ。
今まで列車撮影で列車の先頭にロックオンしてトラッキングAFを使っていても、ときたま、全然違うところにトラッキング枠が飛んでいってしまうことがあり、二度と撮れないようなチャンスのときには使用を躊躇する感じでしたが、AIプロセッシングユニットが搭載されたモデルでは、ものすごい信頼性があがっています。
列車などであれば、まず被写体のロックが外れることはないので安心して使えます。
ただ、被写体を認識させれば誰でも上手く撮れるもの、でもなくて、被写体認識の感度調整や意地特性の調整が必要なので、こういうところで腕の見せ所というか、使いこなしテクニックの開発は必要になります。
動画撮影のフォーマットです。
従来はXAVC-Sしか搭載されていなかったと思いますが、XAVC S-Iというイントラ撮影ができるようになりました。イントラ撮影というのは前後のコマによるデータ圧縮を行わない撮影方法で一コマ一コマの映像だけで圧縮しています。ファイルサイズが大きくなるんですがプロが利用するフォーマットです。
XAVC HSは従来の2倍の圧縮を行う記録方式です。編集時にPCへの負荷がかかりますが、ファイルサイズを小さく高画質に記録ができます。
「タイムラプス設定」というのも最近搭載された機能です。スロー&クイックでは1コマの撮影間隔が最長1秒までしか設定できないのですが、タイムラプス設定では4Kの場合1~5秒、HDなら60秒までの設定が可能。撮影が終わると動画ファイルとして書き出してくれるので、撮影したその場でスマートフォンに転送してSNSへ投稿することもできます。
インターバル撮影の場合はPCに入れて編集作業をしないといけなかったものが、手軽に動画を完成させられます。
それと、BIONZ XRが搭載されて、メニュー構成も新しいUIのものになっています。タブの一番上にはメインメニューの表示があり、静止画撮影の際にはご覧の項目が一度に表示され、各項目をタッチするとそれだけで設定値を変更できます。
こちらは”α7C II”と”α7CR”ではじめて搭載される新機能です。アクセシビリティというユーザー補助の機能で「画面拡大」というものが追加されました。
機能を設定するとC1ボタンに機能が自動で割り当てられます。
一瞬驚きますがメニュー画面がこうして拡大表示されます。メニュー画面の全部が表示されず、一部左上を拡大表示している状態で、これで画面をスワイプすると画面がスクロールします。
拡大率は1.5倍、2倍、2.5倍から選択出来て、自分でボタンを使って拡大する倍率を設定しておくことができます。
年々進んで行く老眼との戦い。これがあれば、まだあと10年くらいはカメラ操作に困らないかも。
■α7C II 初期設定でしておきたいこと
さて、ここからは”α7C II”の初期設定です。最初に「音声読み上げ」などのアクセシビリティの機能設定とプライバシー通知があり、次に行うのがなんとスマートフォンとの接続になっています。
少し前のモデルでは時間設定と地域設定などがありましたが、それよりも前にスマホ接続が案内されます。
確かに今はスマートフォンと連動させて使うことも多いし、スマートフォンの利用率も相当な高さだと思います。スマートフォンの設定を飛ばす事もできますが、最初にスマートフォンの設定をするメリットは多数あります。
なんと、言ってもスマートフォンとの接続を設定しておくと、位置情報連動として、スマートフォンの位置情報を元に撮影場所の記録ができるのと、スマートフォンの時刻設定、エリア設定を取り込むことにより、正確な時間設定ができます。
ここでスマートフォンのセットアップをしっかりしておくと、実際にカメラを使い始めたときにスマートフォンとの連携が始めやすくなります。
ここで、リモート撮影がどんなものなのか、スマートフォンから設定できるメニュー構成がどうなっているのか、なども確認しておくと、リモート撮影機能が使いやすくなると思います。
それと、ここでWi-Fi周波数の案内が出ますが、スマートフォンが5GHz対応になっているのであれば(ほとんどのモデルが対応していると思います)カメラの設定でWi-Fi周波数帯を5GHzにすべしです。
デフォルトでは2.4GHzになっているのですが、これを5GHzにしておくと画像の転送速度が体感で10倍くらい速くなります。動画データの転送とか5GHzでないとやる気になれません。これは最初の設定で変えておくべし!です。
一部のお客様からご質問をいただいていましたがマウンドアダプター「LA-EA5」も”α7C II”はバッチリ動作します。
フォーカシングモーターを内蔵していないAマウントレンズ「SAL85F14Z」もちゃんとAF動作しました。
同様にフォーカシングモーターがないレフレックスレンズ「SAL500F80」もAFがちゃんと動作します。相変わらずAFエリアは中央固定になるんですが、これでオートフォーカスで動作します。
ということで、当店の”α7C II”の店頭展示機のファーストカットはSAL500F80の写真になってしまいました。リングボケとか懐かしいですね。
■CFexpress Type AカードとSDカードの連写性能比較 「α7R V」「α7 IV」「α7C II」編
“α7″シリーズの上位機種を中心に対応が進んでいる「CFexpress Type A」カードは2020年10月に発売された次世代メモリーカードです。
ソニーでは「TOUGH」シリーズとして展開しており高い信頼性、耐久性を実現した製品として販売しています。容量の割に価格が高いというのはよく言われるんですが、これはTOUGH仕様によるもの。
CFexpress Type Aカード | SDXCカード | |||
CEA-Gシリーズ | CEA-Mシリーズ | SF-Gシリーズ | SF-Mシリーズ | |
最大読出速度 | 800MB/s | 800MB/s | 300MB/s | 277MB/s |
最大書込速度 | 700MB/s | 700MB/s | 299MB/s | 150MB/s |
最低持続書込速度 | 400MB/s | 200MB/s | 90MB/s | 60MB/s |
ビデオパフォーマンス | VPG400 | VPG200 | V90 | V60 |
.
SDカード、CFexpress Type Aカードともに高速なGシリーズと廉価版のMシリーズが用意され、それぞれの書込/読込速度の違いは上記の様になります。
写真撮影であればどのカードでも記録が可能ですが動画撮影の場合は「最低持続書込速度」により、記録できないフォーマットが出てきてしまうということ。
とはいえ「SF-G」のV90カード規格であれば、ソニー”α”でならほぼ全てのフォーマットで書込が可能で、記録できないのは一部のフォーマットだけになります。
8K撮影のXAVC HSなどはSDカードでもOK。記録できないのはXAVC S-IというIntra撮影の際の一部の設定のときです。
こちらがその対応表になります。Intra撮影というのは動画記録時に前後のコマの間で共通部分の圧縮を行わず1枚1枚のコマだけで圧縮している記録方式のため、データが大きくなりがち。
それに加えてSDカードでは、プロキシ動画という、編集に使うサブの動画を同時記録することができなくなります。またIntra記録でのスローモーション撮影などにも制限があるので、Intra撮影をする方には必須のカードということになります。
静止画撮影の場合も記録スピードが上がるので連写枚数が違ってくるのですが、動画撮影時の様に記録ができないフォーマットがある、というわけではありません。
感覚としては「SDカードよりも高速に書き込めるカード」という位置づけなのですが、これもスポーツ撮影などでは重要なファクターになるかと思います。
ということで、メーカーさんのカタログスペックでも記載はあるんですが、実際のところどうなのかを店頭にある”α7R V”で試してみました。
マニュアルフォーカスでシャッタースピード優先、連写最高スピードにしてシャッターを長押しして、バッファが一杯になって連写が途切れるまで何枚撮れるか。そしてそのバッファを何秒で書込終えるかを修道計測しています。
連写枚数は途切れたあとまで撮影しているので1~2枚多めに記録しています。バッファの書込時間も手動でのストップウォッチ計測なので参考程度になりますが、目安にしていただければ幸いです。
なお、今回は記録時に8つの方法で記録をしています。
- JPEG FINEでスロット1に入ってるカードに記録
- JPEG X.FINEでスロット1に入っているカードに記録
- 圧縮RAWでスロット1に入っているカードに記録
- 非圧縮RAWでスロット1に入っているカードに記録
- 圧縮RAW+JPEG FINEでスロット1に入っているカードに同時記録
- 非圧縮RAW+JPEG FINEでスロット1に入っているカードに同時記録
- 圧縮RAWをスロット1のCFexpress、JPEG FINEをスロット2のカードに振り分け記録
- 非圧縮RAWをスロット1のCFexpress、JPEG FINEをスロット2のカードに振り分け記録
わかりにくく面倒なことを書いていますが、”α7″シリーズではデュアルスロットで振り分け記録といってRAWとJPEGを別々のカードに記録することができます。これをすることで連続撮影枚数を増やすことができるんですが、スロット2のカード種別によって記録枚数が変わってくるか、というのをテストします。
振り分け記録の設定は記録メディア設定から通常は「スロット1」とか「スロット2」になっている部分を「振り分け」に設定することで行えます。
他に「同時記録」という項目がありますが、これは同じデータをスロット1とスロット2のカードに記録する方法です。
プロカメラマンなのの業務用途で、バックアップが必要な撮影で利用されるものなんだと思います。
その後、振り分けされたスロット1とスロット2の記録方式を別々に設定することができるので、ここでスロット1はRAW、スロット2はJPEGなどにします。
“α7R V”で撮影したものが下記のようになります。
なお、これはカメラの仕様になりますが「非圧縮RAW」で撮影した場合は連写速度が半分になります。圧縮RAWでは秒10コマでの撮影になりますが、非圧縮RAWでは秒5枚での撮影になります。
ややわかりにくくなってしまいましたが緑が連写枚数でグラフが長いほどたくさん撮れます。赤は連写撮影後のバッファの書込時間で短いほど速く書込が終了しています。
こうして比較するとやはりCFexpress Type Aカードの圧倒的なスピードがわかるのですが、注目は一番最後の振り分け記録で非圧縮RAWをスロット1のCFexpress Type Aカードに記録してJPEGをスロット2に書き込んでいるシーンなんですが、スロット2のカードは何を利用しても連写枚数がほとんど変わらないことがわかります。
スロット1に書き込んでいる非圧縮RAWのデータ量で連写枚数が決まってしまい、JPEG記録の方はどのカードを使っても影響がないことになります。6100万画素のビッグデータで記録する”α7R V”ならではの話になるかもしれませんが、非圧縮RAWで撮影される場合はJPEG記録に足はひっぱられないようです。圧縮RAWでは影響があるので、できればダブルでCFexpress Type Aカードを使うのが良さそうですが。
ついでなので”α7 IV”と”α7C II”でもテストしてみました。
同様のテストではありますが”α7 IV”はスロット1のみがCFexpress Type Aカード対応でスロット2はSDカードしか使えないため、振り分け記録はSDカードでのみテストしています。
“α7 IV”での記録は上記の通りです。RAWで連写撮影をされる場合はCFexpress Type Aカードは必須ですね。
非圧縮RAWでの撮影時にはSDカードへの振り分け記録をすることで、かなり撮影枚数が増やせます。
そして”α7C II”の連写撮影がこちらです。”α7C II”はCFexpress Type Aカード非対応のSDカードだけのシングルスロットになります。
なので、”α7 IV”と比較するとSDカードをシングルスロットで利用しているのとほぼ同じ結果になります。
それでもSD-GシリーズとSD-Mシリーズで見数が変わってきます。できるだけ高速なSDカードを用意するのが良さそうです。
容量 | SD Gシリーズ | SD Mシリーズ | CFexpress Type A |
1920GB Mシリーズ | 286,000円 | ||
960GB Mシリーズ | 154,000円 | ||
640GB Gシリーズ | 187,000円 | ||
512GB | 55,000円 | ||
320GB Gシリーズ | 99,000円 | ||
256GB | 77,000円 | 30,800円 | |
160GB Gシリーズ | 60,500円 | ||
128GB | 44,000円 | 17,600円 | |
80GB Gシリーズ | 31,900円 | ||
64GB | 23,100円 | 9,900円 | |
32GB | 13,068円 |
.
上記の表はソニーのTOUGHシリーズ各モデルの価格一覧です。
CFexpress Type AカードもSDカードもMシリーズの方が大容量&低価格の設定になっています。
CFexpress Type Aカードは価格が高い設定になっている印象がありますが、こうして容量別にSDカードと比較してみると、SDカードもそれなりの価格設定になっているのがわかります。高耐久性のTOUGHカード仕様での価格設定となります。
■「α7C II」「α7C」「α7 IV」比較表
α7C II | α7C | α7 IV | |
ソニーストア価格 | 295,900円 | 262,900円 | 372,900円 |
発売日 | 2023.10.13 | 2020.10.23 | 2021.12.27 |
質量(バッテリー、 メモリー含む) |
約514g | 約509g | 約658 g |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ X | BIONZ XR |
有効画素数 | 3300万画素 | 2420万画素 | 3300万画素 |
フォーカス測距点 | 位相差検出:759点 コントラスト:25点 |
位相差検出:693点 コントラスト:425点 |
位相差検出:759点 コントラスト:425点 |
オートフォーカス | リアルタイム認識AF (人物/動物/鳥/昆虫/ 車/列車/飛行機) |
リアルタイム瞳AF (人物/動物) |
リアルタイム瞳AF (人物/動物/鳥) |
ファインダー形式 | 0.39型235万ドット XGA OLED 最高120fps |
0.39型235万ドット XGA OLED 最高120fps |
0.5型368万ドット Quad-VGA OLED 最高120fps |
ファインダー倍率 | 0.70倍 | 0.59倍 | 0.78倍 |
液晶モニター形式 | 3.0型103万ドット 縦横比 3:2 |
3.0型 92万ドット 縦横比 4:3 |
3.0型103万ドット 縦横比 3:2 |
角度調整機能 | バリアングル | バリアングル | バリアングル |
Log/HLG/ S-Cinetone |
S-Log3/○/○ | S-log2 S-log3/○/× | S-log3/○/○ |
LUT-PPLUT | ○ | × | × |
α7C II | α7C | α7 IV | |
動画記録方式 | XAVC S XAVC S-I XAVC HS |
XAVC S | XAVC S XAVC S-I XAVC HS |
XAVC HS 4K記録 | 60p 4:2:2 10bit 60p 4:2:0 10bit |
– | 60p 4:2:2 10bit 60p 4:2:0 10bit |
XAVC S 4K記録 | 60p 4:2:2 10bit 60p 4:2:0 10bit |
30p 4:2:0 8bit | 60p 4:2:2 10bit 60p 4:2:0 10bit |
タイムラプス動画 | ○ | 非搭載 | 非搭載 |
記録スロット | SD UHS-II シングルスロット |
SD UHS-II シングルスロット |
SD/CFexpress Type A デュアルスロット |
手振れ補正 | 7.0段 +動画時 アクティブモード |
5.0段 | 5.5段 +動画時 アクティブモード |
ブリージング補正 | 〇 | 非搭載 | 〇 |
オートフレーミング | 〇 | 非搭載 | 非搭載 |
フレキシブル露出 | 調査中 | 非搭載 | 〇 |
LA-EA5 像面位相差AF対応 |
〇 | 非対応 | 〇 |
シャッター スピード |
30~1/4000秒 | 30~1/4000秒 | 30~1/8000秒 |
先幕シャッター | 電子のみ | 電子のみ | メカ搭載 |
連続撮影速度 | 最高10コマ/秒 | 最高10コマ/秒 | 最高10コマ/秒 |
連写可能枚数 JPEG L XFINE |
88枚 | 215枚 | 1000枚以上 |
連写可能枚数 JPEG L FINE |
1000枚以上 | 223枚 | 1000枚以上 |
圧縮RAW | 44枚 | 115枚 | 1000枚以上 |
RAW+JPEG | 35枚 | 86枚 | 1000枚以上 |
RAW(ロスレス圧縮)+JPEG | 20枚 | – | 1000枚以上 |
本体内充電 /USB給電 |
〇 USB PowerDelivery対応 |
〇 | 〇 USB PowerDelivery対応 |
静止画撮影可能枚数 ファインダー使用時 (モニター使用時) |
約530枚 (約560枚) |
約680枚 (約740枚) |
約520枚 (約580枚) |
実動画撮影時間 ファインダー使用時 (モニター使用時) |
約100分 (約105分) |
約140分 (約140分) |
約170分 (約175分) |
.
「α7C II」「α7C」「α7 IV」を比較した表です。”α7 IV”と「α7C II」の価格差は約7万円あります。それにも関わらず、上位機種に搭載されていないAIプロセッシングユニットが搭載されているなどもあって、価格面で見るととてもお得なモデルと言えます。
一方的に”α7C II”だけが優れている!というわけではなく、上位機種の”α7 IV”と比較すると、多数の短所長所が見つかるかと思います。
コントラストAFの測距点が25点に激減しているので、どういうことだ!?という方もいらっしゃるかと思いますが、これは2022年11月発売の”α7R V”と同等の仕様。従来と違い、AI被写体認識が優秀でもはやコントラストでの測距については25点あれば充分で、それ以上は必要がない、という流れになっているようです。
電子先幕シャッターというのも”α7C”が登場した時に話題になっていました。メカシャッターの場合、先幕シャッターと後幕シャッターの2つがあるんですが、”α7C”は先幕シャッターを省略していて後幕シャッターだけで動作します。
これにより高速シャッターでの撮影時に点光源の玉ボケが少し欠けてしまう現象が起こるのですが、それらの仕様は変わっていません。ただボケ欠けが起こるのは1/2000秒以上の高速シャッター時におこるのと電子シャッターにすればそれもなくなりますので、気になる方はそういう使い方をすることもできます。ここで少し「ボケ欠け」について説明したいと思います。
用意したのは”α7C”とソニー”α”レンズでもっとも明るいレンズになる「SEL50F12GM」です。
これで”α7C”の電子先幕シャッターでシャッタースピードを最高速の1/4000秒で切ってみます。
これが”α7C”でシャッタースピード1/4000でシャッターを切ったところです。わかりやすいように玉ボケをまん丸くしてみました。
はて、特に変な感じはしないけど、という方は、次の写真をみると違いがわかるかも。
こちらは1/2000秒にして撮影したカットです。これだけでほぼボケ欠けはなくなっているのですが、まだ玉ボケの下の方がちょっと暗めになっていますね。
そう、玉ボケの下の方が欠けてしまう現象が電子先幕シャッターの高速シャッター時に起こります。
そんな速いシャッタースピードで撮らないよ、と思われるかもしれませんが、こうした玉ボケを作るのには大口径レンズを絞り開放に近い状態で使う必要があり、これが屋外ではかなりの明るさになるため、シャッタースピードを相当速く鳴ってしまうシーンが多くなります。
そういうときは電子シャッターを使うという手もあります。こちらは電子シャッターで1/4000秒で撮影しています。素早く動く被写体でなければ歪みも出ないので、花や小動物の撮影であれば問題ないかも。
α7C II | α7CR | α7R V | |
ソニーストア価格 | 295,900円 | 449,900円 | 555,500円 |
発売日 | 2023.10.13 | 2023.10.13 | 2022.11.25 |
質量 (バッテリー、メモリー含む) |
約514g | 約515g | 約723g |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ XR | BIONZ XR |
有効画素数 | 3300万画素 | 6100万画素 | 6100万画素 |
APS-Cクロップ時 | 1400万画素 | 2600万画素 | 2600万画素 |
ISO感度 | 100-51200 | 100-32000 | 100-32000 |
ファインダー形式 | 0.39型235万ドット XGA OLED 最高120fps |
0.39型235万ドット XGA OLED 最高120fps |
0.64型943万ドット XGA OLED 最高120fps |
ファインダー倍率 | 0.70倍 | 0.70倍 | 0.90倍 |
液晶モニター形式 | 3.0型103万ドット | 3.0型103万ドット | 3.2型209万ドット |
角度調整機能 | バリアングル | バリアングル | 3軸チルト |
動画記録時最高解像度 | 4K | 4K | 8K |
Log撮影/HLG/S-Cinetone | S-Log3/○/○ | S-Log3/○/○ | S-Log3/2/○/○ |
ピクセルシフトマルチ撮影 | 非搭載 | 〇 最大2億4080万画素 |
〇 最大2億4080万画素 |
α7C II | α7CR | α7R V | |
像面位相差AF測距点(フルサイズ) | 759 | 693 | 693 |
像面位相差AF測距点(APS-C) | 713 | 693 | 693 |
位相差AF画面カバー率 | 約94% | 約79% | 約79% |
手振れ補正 | 7.0段 | 7.0段 | 8.0段 |
AI被写体認識 |
搭載 | 搭載 | 搭載 |
RAW撮影時 高感度ノイズ低減オフ |
× | 対応 | 対応 |
LA-EA5 像面位相差AF対応 |
〇 | 〇 | 〇 |
可視光 IRセンサー | × | × | 〇 |
HDMI端子 | マイクロHDMI | マイクロHDMI | Type A |
メディアスロット | SD UHS-II × 1 | SD UHS-II × 1 | SD UHS-II × 2 or CFexpress Type A × 2 |
シャッター スピード |
30~1/4000秒 | 30~1/4000秒 | 30~1/8000秒 |
先幕シャッター | 電子のみ | 電子のみ | メカ搭載 |
連続撮影速度 | 最高10コマ/秒 | 最高8コマ/秒 | 最高10コマ/秒 |
連写可能枚数 JPEG L XFINE |
1000枚以上 | 320枚 | 1000枚以上 |
RAW | 44枚 | 36枚 | 583枚 |
RAW+JPEG | 35枚 | 32枚 | 184枚 |
RAW(ロスレス圧縮)+JPEG | 20枚 | 15枚 | 159枚 |
エクステンショングリップ | 対応 | 付属 | ー |
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ついでに「α7C II」「α7CR」「α7R V」との比較です。
「RAW撮影時 高感度ノイズ低減オフ」という項目がありますが、”α7C II”にはなくて”α7CR“に搭載された差分の機能になります。
これは星景撮影時に星をノイズと間違えて消してしまう問題を解決するためのもので”α7R V”に搭載されていた機能。”α6700″にも搭載されているのですが、”α7C II”には非搭載となっています。
“α7C II”と”α7CR”の共通項としては5GHz Wi-Fiに対応しています。スマートフォンへの転送も5GHzを使うと超スピーディーになるので購入したらすぐにWi-Fi設定は5GHzに切り替えるのがオススメ。USB Type CはUSB PDに対応しているのと、SuperSpeed USB 5GHzに対応しているのでPCが対応していれば4K 30fpsでのUSBストリーミングが可能です。
■店員が実際に撮影したα7C II作例
“α7C II”+SEL70200G2 F4.0 1/1000 ISO6400
☆当店blog 2023.11.28「【レビュー】”α7C II”と『SEL70200G2』で撮る「冬支度するシマリスの秋」」
☆当店blog 2024.1.5「“α7C II”で撮ってきた『どこかにビューーン! 新青森駅編』」
■お得な購入方法
My Sony ID ご登録でカメラ・レンズが10%OFF
ソニーストアではMy Sony IDを新規登録すると、AV商品が10%OFFになるクーポンが自動的に登録したIDにプレゼントされます。さらにMy Sony IDをお持ちの方には年2回ソニーストアの割引率クーポンをプレゼント。ぜひMy Sony IDをご登録下さい。
ワイド保証
メーカー直販のソニーストアでは強力な保証サービスを用意して販売をしています。
通常のメーカー保証1年が3年ベーシック保証という3年に延長されたものになっているのが初期状態で、さらに有料でソニーストアの保証をアップグレードすることが可能。
5年ベーシックは通常1年のメーカー保証を5年にするものなんですが、アップグレードして3年ワイド保証と5年ワイド保証を付けると落下破損や水没などの事故の際も全額保証をしてくれます。言うなれば動産保険の様な保証サービスになっています。
残価設定クレジット
返却時の買取予定価格を残価額として、その金額を差し引いた代金を24カ月の分割で支払いできる「残価設定クレジット」。最終回にあたる25カ月目のお支払方法は、買取りか返却か、お客様のご要望に応じて選択できます。
対象モデル:カメラ本体、レンズ※一部対象外の商品があります。
■テックスタッフ店頭購入特典のご案内
ソニーストアを初めてご利用になるお客様は保証についての割引クーポンをなにもお持ちでないと思うのですが、当店の店頭からAV商品の購入にソニーストアをご利用いただければ、3年ワイド保証、もしくは5年ベーシック保証を半額にするクーポンをプレゼントできます。(5年ワイド保証、“α”レンズやPlayStation製品など一部対象外製品があります)
3年ワイド保証、5年ベーシック保証の加入料は通常商品価格の5%程度に設定されているのですが、その保証アップグレード料金を当店では半額にすることができます。
αレンズは対象外になりますが、その分、αあんしんプログラムでカバーできるようご案内します。ソニーストアのご利用が初めて、という方にはたくさんのお得がありますので是非ご相談ください。
東京、新橋にある当店テックスタッフでは、店頭にてソニー製品のご購入相談を頂いた方へ様々な特典をご用意しております。“α7 IV”のボディを店頭にてお買い上げの方には店頭ご利用特典がございますので、ぜひご利用下さい。詳細は上記リンクにて。
時期によって特典内容も変わってきますので、ぜひお得にお買い求め下さい♪
デジタル一眼カメラ ILCE-7CM2 |
ソニーストア価格: 295,900 円~ |
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発売日 | 2023年10月13日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:29,700円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:15,400円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
デジタル一眼カメラα [Eマウント]用レンズ SEL24105G |
ソニーストア価格: 164,593円 税込 |
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発売日 | 2017年11月25日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:16,500円 3年ワイド/5年ベーシック:8,800円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 残価設定クレジット 分割払手数料0%キャンペーン 24回分割払手数料0%キャンペーン |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 |
G レンズ 標準ズームレンズ SEL2070G |
ソニーストア価格: 184,800円 税込 |
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発売日 | 2023年2月10日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:-18,700 円 3年ワイド/5年ベーシック: 9,900 円 3年ベーシック: 無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
発売後、実機を当店店頭にて展示予定 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |