【Xperia 1 VII Diary 03】『両面照度センサー』の威力を試してみました
ソニーの最新スマートフォン「Xperia 1 VII」の新機能のひとつに「両面照度センサー」の搭載があります。従来製品ではディスプレイ面にしかなかった照度センサーを背面のカメラ側にも搭載。
両面で周りの光環境を測定して動作するということになっていますが、どんなことが出来るのか試してみました。
こんにちは、店員佐藤です。
2週間前に渋谷で開催された体験会で、ひときわ目を惹いたのが両面に搭載した照度センサーでした。従来モデルではディスプレイ側に照度センサーがひとつ搭載されていて、ディスプレイ面にあたる光を検知して、ディスプレイの明るさを自動で調整する、ということをしているのですが、Xperia 1 VIIでは初めて、背面のカメラ側にも照度センサーを搭載しており、こちらで背面の光を検知して、こちらもディスプレイ輝度の調整にデータを利用する、ということをしています。
体験会でのデモンストレーションの様子はこちら。
非常にわかりやすいデモになっていて、背面にだけ光がある状態でXperia 1 VIIだけディスプレイ輝度があがり、手で隠すと徐々に暗くなっていく、というのがわかります。手を離すとあっという間に明るくなり、動作スピードに違いをつけています。
仕組みとしては、背面のあるカメラ部に照度センサーを新たに搭載していて、ディスプレイ面とカメラ面の両方で明るさを検知し、どちらかの輝度が上がったらディスプレイを明るくするということをしています。
カメラ部に照度センサーが搭載されているので、これはカメラ撮影のときにも利用されているのでは?と、思ってしまいますが、カメラ撮影時に露出計測とかには利用をしていません。カメラの露出はレンズを通してカメラセンサーだけで行っているとのこと。
また、照度センサーは明るさだけを検知するもので、色温度などの検知もしていないとのことでした。
こちらは「GPS Status & Toolbox」と「Device Info」アプリで照度センサーの数値を表示しているところです。
ディスプレイ面とカメラ面に二つの照度センサーを搭載しているわけですが、こうしたアプリで検知しているのはディスプレイ面のセンサーだけの様で、背面側に強い光を受けても数値は大きくなりませんでした。
直列式に照度センサーをつないでいるのかと思いきや、両方別々のセンサーとして認識していて、カメラ側のセンサーのデータを使っているのはディスプレイ輝度の調整だけ、ということになりそうです。
ということで、実際の見え方について違いがどんなものになるのかテストしてみました。ここからはウルトラHDR(Ultra HDR)で紹介します。そのため、画像に文字入力ができないため、配列はここで覚えておいてください。
右上にあるのが最新モデルの「Xperia 1 VII」です。他に比較用として「1 VI」と「1 V」と「PRO-I」という第III世代のXperiaを用意してみました。
4つのスマートフォンをホールドすることができるアタッチメントなんですが、多分これは「Pokemon GO」が流行したときに販売された商品なんでしょう。一度にたくさんのポケモンGOをプレイすることができます。
まずはこちらは背面に太陽を受けて、直射日光がディスプレイに当たっているときの状態です。
ディスプレイ輝度については第III世代から第V世代になるところで輝度が1.5倍になり、第V世代から第VI世代になったところで1.5倍になっています。なので、第VI世代、第VII世代のモデルは第III世代と比較すると2.25倍ほどの「輝度になっていることになります。
みればそれは一目稜線で、下段のXperiaよりも上段の第VI世代、第VII世代だけがくっきりと明るく見えています。
太陽にカメラを向けてみました。逆光状態になっています。それでもXperia 1 VIの画像はよく見えるし、右上野Xperia 1 VIIと同じくらいの明るさに見えるかもしれないのですが、実際にはXperia 1 VIIの方が一段明るい感じ。
カメラ画像ではなく、シャッターボタンの白いところをみると明るさが違うのがおわかりになるかと思います。
この場合は逆光にはなっていますが、背面も直射日光を受けた明るい路面になっているので、そこそこ、ディスプレイ側も明るかったりします。
こちらはお店の軒先に入ってディスプレイ面はそこそこ暗くなっているところです。こっちの方が違いが出やすいですかね。やはり写真画像よりもシャッターボタンの明るさを見てもらえるとディスプレイ輝度が違ってみえるかと思います。
それと、Xperia 1 VIIは「ウルトラHDR」に対応したモデルになります。カメラアプリでの撮影時もウルトラHDRの描画がされているので、光点などがあると、そこの輝度はかなり明るくなります。これがカタログに記載のあった「ピーク輝度20%アップ」を指しているのかも。
Xperia 1 VIのディスプレイも見やすくなっていましたが、Xperia 1 VII、最強です。
さらに違いが出やすいのが地図表示などの画面です。
↑こちらはディスプレイ側に直射日光を当てているところです。直射日光下では、Xperia 1 VIから搭載の2.25倍の輝度表示ができる上段のディスプレイがかなり明るく見えます。
こちらはお店の軒先で、手前側は暗くてカメラ側だけが明るくなっている環境です。Xperia 1 VIIだけが明るい表示になっているのがわかります。
Xperiaをカーナビ代わりにして使う際、Xperiaは車載スタンドなどに固定して使うと思うのですが、車内は暗くて外は明るい、という環境になりがちだと思います。そういうシーンで違いが味わえるかと思います。
写真撮影時に、サンライトビジョンを搭載したXperia 1 VIは直射日光下でも明るいディスプレイで撮影出来ます!というのは昨年アピールしていたところです。
ですが、そういえば、逆光状態になるときはそうでもなかった様な気がしてきました。
こちらが逆光状態になっている時の画面になります。なるほど、こういうシチュエーションでも画面は明るいままで使える、ということになりますね。
2週間前に店頭セミナーを開催したときに両面照射センサーについても、いろいろなお問い合わせをいただいていましたが、これで動作状況がおわかりいただけたでしょうか?
私の調べた限りでは、こうして両面に照度センサーを搭載したAndroid スマートフォンはないようなので、これがおそらく世界初になるんじゃないかと思います。
アクティブにアウトドアで遊ばれる方にも重宝するスマートフォンになっていると思います。
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