【レビュー】『Xperia PRO-I』と『Vlog Monitor』の開梱&セッティングレポート
新発売の「Xperia PRO-I」と、同時発売の「Vlog Monitor」が揃いました。シューティンググリップやマイクなどを装着して、製品が到着するまで試すことができなかったことをいろいろやってみました。
今日から出荷になった「Xperia PRO-I」のアクセサリー追加購入の参考にしていただけると幸いです。
こんにちは、店員佐藤です。
ついに「Xperia PRO-I」が発売になりました。私も今回は私用のスマートフォンとして購入しています。まさかスマートフォンに20万円近い支払いをするとは思ってもいませんでした。20万と言えば普通にVAIOのそこそこのスペックのモデルが買えますからね。
ただ、実機をこうして使わせてもらうと「買って良かった」という想いしかありません。撮影した写真も動画もかなりのレベルです。いろいろ試させてもらっていて、感動ポイントがいくつかあるんですが、とりあえず、今回はPRO-Iの専用アクセサリー「Vlog Monitor」の紹介から。
Vlog Monitor『XQZ-IV01』はソニーストア価格:24,200円のPRO-I専用アクセサリーです。冷静に考えるとそれなりの価格なんですが、なんせXperia PRO-I本体が20万円近くするモノで気が大きくなってしまい誤差みたいに思える価格とも言えます。写真はレビュー用の機材ですが、これも私はオーダーしてしまいました。w
Xperia PRO-I以外の製品では使えず、Xperia PRO-Iと接続した際も「Videography Pro」「Photography Pro」アプリでしか使えないことになっています。
製品としては液晶モニター本体と専用USBケーブル、そしてXperia PRO-I本体をホールドしてモニターをマグネット装着するホルダーの3点が入っています。
組み立ててシューティンググリップ「GP-VPT2BT」をセットしたところがこちらです。単なる板状のスマートフォンが見事Vlogcamに変身しました。
Vlog Monitor『XQZ-IV01』を使うコトで、スマートフォンのメインカメラで自撮りをすることができるようになるわけです。スマートフォンでの自撮りというとアウトカメラではなく、液晶モニター側にあるインカメラを使うのが普通ですが、インカメラの間に合わせみたいな画像ではなく、これだったら自慢の1型センサーを使った撮影が可能。
Vlog Monitor『XQZ-IV01』とXperia PRO-Iとの接続はUSB type Cケーブル1本で接続されています。モニター自体にはバッテリーは内蔵されていないため電力はXperia PRO-Iから映像信号と一緒にもらっています。
これだとスマートフォンのバッテリー消費が大きくなり長時間撮影が厳しく思えますが、モニターに「POWER」と書かれたUSB type C端子がもうひとつあり、ここに外部電源を接続すると、今度はモニター側からXperia PRO-Iに電力供給できるようギミックが搭載されています。
なので、この状態で外部電源をつないであげればスマートフォンのバッテリー残量を気にせずに撮影が続けられる、というわけです。
液晶モニターの反対側にはモニター本体の電源スイッチがあり、これでモニター表示のオンオフを行います。その下にある「FLIP」は映像の左右反転、上下反転を行うボタンになります。後ほど紹介しますが、モニター設置の自由度がこれであがります。
Xperia PRO-I本体にヘッドホン端子はありますがマイク端子は搭載されていません。そのため外部マイクを使う際はモニターにあるマイク入力端子を使います。ここにマイクからの有線接続をすることで音声入力ができるようになります。
ホルダーの頭の所にはコールドシューがついているので、マイクはここに固定できます。写真のマイクケーブルは付属していないので別途購入する必要があります。長さ10cm程度あるステレオミニケーブルを適当に用意すると良いと思います。
手元にちょうど良い長さのものがなかったのですが、こうしてシューの足下にくるっと回して装着したのですが、本当はこうした邪魔なものはない方が良いんですよね。
じゃじゃーん。ということで、Vlogcamスタイルが見事完成しました。で、ここで予想外のコトが起こります。
なんと、液晶モニターを表示させているときはXperia 本体の画面には映像が映らないんです。なんだ、撮影者と演者の両方で画面が見られるモノと思っていたのに、それはできないんですね。ちょっとショックでした。
なんでしょうね。有機ELパネルなので映像を出すと電力消費があるため、節電のために画面を暗くしているんですかね?
で、これはちょっとした裏技になりますが、液晶モニターの裏にも三脚のネジ穴がついています。そこでアクセサリーシューに三脚ネジがついているアクセサリーを適当に用意して、これをホルダーのコールドシューの頭に付けてあげると。。。
なんと、Vlog Monitor『XQZ-IV01』がXperia PRO-Iのチルトモニターとして使える様になります。
そうそう、低い視点で撮影するときにスマートフォンの画面ってチルトしないから見にくいんだよねー、ということはたびたびあるんですが、こうすることによって、チルトモニター的に使うことが可能。というか、わざわざホルダーをつけなくても液晶モニターを別途持ち歩けばできることなんですが、地を這うようなスリリングな演出での撮影をするときなどに使えるかもしれません。
ちなみに外部マイクを使わなくてもXperia PRO-Iにはセンターマイクの搭載があり、撮影時にステレオマイクを使うか、ナレーションを収録するためのセンターマイク(モノラル)を使うか、選択して利用するコトができるようになっています。
センターマイクの位置はケースに入れるとわかります。カメラの脇のここの位置にリアマイク、センターマイクが搭載されています。
ステレオマイクはこの位置です。左右に小さな穴が空いていますが、ここがステレオマイクの位置です。上下というか左右についています。
脱線しますが、こちらは社外品で購入したXperia PRO-I用のシリコンケースです。昨年登場した「Xperia PRO」はこうしたサードパーティのケースなども発売にならず、裸で使うしかなかったのですが、PRO-Iは早々にサードパーティーからケースがいくつも発売になっていて助かりました。
普段の持ち歩きにはソニーストアで販売している「Style Cover Leather」を使うつもりですが、別途シリコンケースを購入。これは後でアタッチメントを装着してロードバイク搭載の時に使うつもりでいます。
ですが、これ、使ってみるとなかなか良い感じ。
シンプルで、ただ本体を覆うだけのシリコンカバーなんですが、レンズ部分の厚みがジャストミートで、ホンのちょっとだけレンズ部よりも厚みがある作りになっています。ホントに微妙な厚さなんですが、レンズ面を下にして置いたときにもテーブルにレンズがふれないギリギリの高さになっています。
なので、このシリコンケースを装着した状態で窓に押し当てると、ピッタリとくっついてくれて全然動かない状態で撮影ができます。
電車の窓からの車窓を撮影するときなどは窓にスマートフォンをそのまま押しつけることでしっかり安定して、レンズがガラスに当たることもなく撮影ができます。
で、またまたここで話が脱線するんですが、その状態で「Videography Pro」を使って撮影した動画がすごい!
Xperia PRO-Iの1型センサーを使っての動画撮影では、なんと4K 120pの動画撮影が可能なんです。α1やα7S3などでも4K 120pでの動画撮影ができますが、撮影した動画は120pで再生出来る環境がそもそもあまりないこともあってスローモーション動画として使うのがほとんど。
ところがしかも! Xperia 1 IIIとXperia PRO-Iは4Kディスプレイを120Hz駆動できるじゃないですか。
そうなんです。4K 120p動画を撮影して、4K 120p動画の再生が自分で出来る、自己完結した使い方ができるんです。しかもHDR撮影が可能。
すごいですよ。もう見たまんまの動画があるというか、ヌルヌルでキラキラの映像が自分で撮影して自分で観られるんです。うわー、これは買って良かったー!と、Xperia PRO-Iユーザーさんは全員感動するポイントだと思います。
デフォルトでは30p撮影になっているので「VideoGraphy Pro」を使ってHDR & 120p設定をしてから、ドキュメンタリー作品「日本の車窓」をお楽しみになってみてください。
ちなみにBRAVIA XR搭載モデルの上位機種、A90J、A80J、X95Jでは120p再生に対応。同じく120p出力が可能なPlayStation 5を接続すると一部対応した120p描画のゲームプレイができます。
ならば、このXperia PRO-Iの120P動画も映せるんじゃないか!?ということで、ブラビアA90Jに接続してみることにしました。
120p入力に対応したHDMI入力3番に、USB type C→HDMIの変換ケーブルを使って接続。
これだけでブラビアにXperia PRO-Iの映像が映し出せるんですが、うーん、これはどうみても120pではないなー。60pくらいかなー、ちょっと映像がカクつくし、そもそもXperia PRO-Iの21:9画面を横幅で合わせて表示するため上下左右に黒みが出てしまい4Kではなくなってしまっています。
撮影した動画ファイルをそのままUSBメモリーに入れてブラビアで再生することもできるんですが、これも120P再生にはなっていないような。。。
ということで、Xperia PRO-Iで撮影した120p動画をどうにかして4Kブラビアで観る方法をこれから探してみます。なにか良い方法がありますかね?
すみません、センターマイクの話から脱線につぐ脱線をしてしまいました。話を元に戻します。
あ、そうそう、話を戻す前に、このシリコンケースですが、入れたままでVlog Monitorのホルダーに装着できます。
ホルダーは上下方向にバネで伸びる構造になっていて多少の厚みのケースであれば問題なく装着可能。このソニーのロゴが嬉しいですね。
ということでVlog Monitor『XQZ-IV01』ですが、その他の機器には対応をしていません、と言われてはいても試してみたくなるじゃないですか。
意地でもどうにかしよう、というわけではありませんが、ちょっとだけ試してみます。
まずは、一番つながってくれると嬉しいデジタル一眼カメラ”α1”なんですが、奇跡的につながってくれたりしないかな?ということで、USB type Cケーブルでつなぐんですが画は出ません。
UVC信号などに対応しているわけではないのでVlogcamのZV-1などとつないでもダメなんだとは聞いています。
当然、α7Cとつないでもだめです。考えてみたら液晶モニターの電力もUSBケーブルからもらうのでHDMI変換ケーブルとか使っても映らないんですよね。
兄妹機種のXperia 1 IIIとつないでみました。こちらにも「Photography Pro」が入っているのでアプリを起動して試してみましたがウンともスンとも言いませんでした。
って、Xperia 1 IIIで使えるならそれは使えるってアピールしますよね。販売台数が飛躍的に増えるんですから。
Vlog Monitor『XQZ-IV01』は「Videography Pro」アプリの他に「Photograpy Pro」アプリでも動作します。こちらは「Photograpy Pro」をプログラムオートで使っているところですが、写真の自撮りもこれでできるようになります。
BASICモードにすると動画撮影もできるようになるのですが、こちらでも動作します。
シューティンググリップ「GP-VPT2BT」との接続をすると「撮影持続モード」という、本体が高熱になったときに動作を止める安全装置の働きをより高温になるまで待ってくれる機能がついています。
1型センサーを使って4K 120P収録をできるスマートフォンです。ボディの大きなαでさえ熱くなるし、4K録画ができたサイバーショットの初代モデル「DSC-RX100M4」なんて4K動画は最大5分しか撮れない仕様になっていました。
それがこんなに小さくて薄いスマートフォンで撮影するんですから、もうすぐにチンチンに熱くなりそうなものですが、ちょいちょい使っている分には熱を持つことはありませんでした。テストでずーっと「Videography Pro」を起動したままにしていたら、さすがにホカホカにはなりましたが、どこか一カ所が熱くなる、というものではなく、全体に熱を持つ感じでした。
ややボディが厚いXperia PRO-Iですが、そのおかげで通常は半分はバッテリー、半分は2層基板になっているところをフルボード基板にしており全面で放熱をすることができる設計になっているそうです。撮影時のことを考えてのことですがゲームのヘビーユーザーさんにもメリットがあるかもしれませんね。
試用しているときに加熱防止のため機能停止をすることはなかったのですが、その設定温度をさらに高める機能がついていて、「Videography Pro」「Photograpy Pro」をソニー製のリモコンで使っている時だけ「撮影持続モード」を使える、と、なっています。
で、この機能をオンにすることがなかなかできなかったのですが、やり方がわかりました。シューティンググリップとペアリングして接続している状態で、なにかリモコンからキー操作をしながら「持続撮影モード」をタップすると設定画面が開きます。
この画面が開いたら、あとは機能をオンにするだけです。
ちなみに、この加熱防止機能ですがカメラが壊れるのを防ぐためではなく、持っている人間の手がやけどしないようにするためです。それがあってシューティンググリップを持っていること前提で、この機能が使えるとなっているわけです。
ですが、試してみたらBluetoothリモコンの「RMT-P1BT」でも動作しました。こちらはペアリングの時は「シャッターボタン」+「+」or「-」ボタンの7秒長押しです。
この場合はグリップがありませんが、ホルダー+三脚などで本体を保持して使うようにすると良いかと思います。
その他、気がついたことですが、ZV-E10、α7C、α7 IVに続いて、このXperia PRO-Iも動画撮影時の動物瞳AFが使えるカメラになります。最新のミラーレス一眼カメラの最先端機能がスマートフォンに載ってくるなんて。。。
ペットの撮影にデジタル一眼カメラと同じ撮影機能が、こんなスマートフォンで出来るってとんでもないことですよ。これはα買うよりスマートフォンを買った方が。。。って、価格を考えたらXperia PRO-Iのフルセットを買うとZV-E10が3台くらい買えるんでしたね。(^_-)
で、その動画撮影での動物瞳AFを試してみたんですが、あらら、顔は認識してくれていますが瞳にはAFがいかないですね。なにか機能をオンにしないといけないんだっけ?
って、試してみたらRECを始めると瞳AFのマークに切り替わるようです。撮影前は顔認識の表示で撮影時だけ瞳AF表示になるのは、動物ではなく人物の瞳AFでも同様でした。
ま、この方が表情が見やすいかもしれません。
そして、最後に「Xperia PRO-I」だからこその1型センサーの高画質さを味わいたくて、パネルに新聞紙を貼ってレンズの解像度とか試してみました。
1枚目がXperia 1 IIIで、2枚目がXperia PRO-Iです。メインカメラの24mmを絞り開放(って言ってもPRO-IはF2とF4しか選べないんですが)で撮影しています。
プラスチックレンズとガラスレンズの違い、というよりは精度の違いなんだと思いますが、ま、これくらいの差があるわけです。ちなみにXperia 1 IIIは片ボケしているんじゃないかと思ってXperia 5 IIでも試しているんですけど、ほぼ同様でした。個体差もあるとは思います。
作例とか撮れるような腕前はないので、Xperia PRO-Iを使ってちょこっとだけ写真散歩してきたので、数枚、そのときのカットを用意しました。
Xperia PRO-IはRAWでの撮影もできるので、これはRAWで撮影したモノをXperiaにインストールしたAdobe Lightroomアプリで現像したものです。
なるほど、画面で現像したものがそのまま見られる感じですね。
こちらはJPEGで撮影したもの、そのままです。設定はアスペクト比「3:2」設定にしています。RAWだと4:3のデータが残るので、RAW+JPEGとかで撮っておくと良いかも。
内蔵メモリーは512GBもあるので、12Mサイズくらいの写真では製品寿命までに満杯になることはなさそうです。w
こちらもJPEG撮影のもの。
撮影は埼玉県・飯能市にある「あけぼの 子どもの森公園」です。週末だけライトアップをしていて、たくさんの人が集まっていました。
現地で撮影しているときにモニターがやや暗めにしているのかな?と、思っていたら、ほぼそのまま撮れているんですね。
こちらもJPEG撮影のものなんですが、これをRAWであとから持ち上げてみました。
同じ写真ですがガラッと雰囲気がかわり、しかもノイズもあまり浮いていません。
撮影にはZIP SHOTという超軽量三脚と付属のホルダーを使っています。
こういう時にリモコンの「RMT-P1BT」をもってくれば良かったんですが、本体にセルフタイマー機能がついているので、それを使って撮影してきています。
いやー、これだけ撮れるんだったらαはともかく、サイバーショットは使わないかも!? いつも撮影の時にはαの予備機というか万一の事態用にRX100M7を持ち歩いているんですが、それをXperia PRO-Iに引き継げそうです。(というか、そのために買っているんですが)
ということで、システマチックに使える「Xperia PRO-I」です。せっかく本体を198,900円も出して買っているんです。ちょっと足すだけでフル装備になりますので、これらのアクセサリーも是非!
あ、そうだ。サイズ感がわかりませんよね。
こちらはVlogcam「ZV-1」と並べたところです。ほぼ同じというか、ちょっと大きい位なんですが、Xperia PRO-Iなら本体で編集作業とWebへのアップロードができますから。
この後は自分の「Xperia PRO-I」を使っていろいろ撮って遊んでみたいと思います。まずはリニアモーターカーとか新幹線とかを120p撮影してみたいんですよねー♪
【販売終了モデルです】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia PRO-I |
ソニーストア価格: 198,000 円税込 |
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発売日 | 2021年12月15日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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発売日以降 店頭展示予定 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
Vlog Monitor XQZ-IV01 |
ソニーストア価格: 19,800円税込 |
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発売日 | 2021年12月15日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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ワイヤレスリモートコマンダー機能付 シューティンググリップ GP-VPT2BT |
ソニーストア価格: 14,300 円 税込 |
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発売日 | 2020年1月31日 | メーカー商品情報ペーこちら | ||
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当店にて店頭展示しています テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
ワイヤレスリモート コマンダー RMT-P1BT |
ソニーストア価格: 8,470円 税込 |
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発売日 | 2019年5月 | メーカー商品 情報ページこちら |
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店頭購入特典 | 当店にて店頭展示しています テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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ステレオマイクロホン ECM-XYST1M |
ソニーストア価格: 16,368円 税込 |
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発売日 | 2013年2月28日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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