【レビュー】迷ったら高い方!『Xperia PRO-I』店員解説レポート
同時発表された『Xperia 1 III』と『Xperia PRO-I』でどちらを買おうかと悩んでいる子羊さんが多数いらっしゃるかと思います。私も同様です。この秋にXperia 1 IIIのSIMフリーモデルを購入するつもりでいたのですが、まさかの1インチセンサー搭載でカメラ機能を強化したモデル「Xperia PRO-I」が発表になるとは思いもよりませんでした。
前回は「Xperia 1 III」寄りの実機レポートをお届けしましたが、今回は各方面から取り寄せた情報を元に「Xperia PRO-I」寄りの解説レポートをお届けしたいと思います。というか、個人的には心が決まったというか私は今回は「Xperia PRO-I」を購入することにしました。その経緯などを紹介します。
今回は実機が手元に無いもので話が長いblogエントリーになってしまうんですが、是非、最後までお付き合いください。
こんにちは、店員佐藤です。
16mm、24mm、70mm、105mmの3つのカメラで4つのレンズが使えるXperia 1 IIIは超魅力でした。ディスプレイが120Hz駆動するのと、なんと言ってもリアルタイムトラッキングAFが使える様になり、飛躍的にカメラ性能がパワーアップ。
楽天モバイルの5G通信にも対応したデュアルSIM、SIMフリーモデルなので、これでしばらくは通信環境が変わっていっても使い続けることができるスマートフォンが買える!と、思っていたんですよね。
新色のフロストグリーンの登場もあり、グリーンカラーが嫌いではないどころか、気づいたらグリーンカラーのソニー製品を割と集めていることもあって、買うならフロストグリーンのXperia 1 IIIだな。
ご愛顧感謝クーポンと、ソニーバンクWALLETを組み合わせて、今なら1万円のキャッシュバックキャンペーンもあるので、少し経って本体が値下がりしたときもそれで吸収できるので悔しくないし、こういうのは発売日到着で購入するのが精神的にも一番安心なんだというのは傍目で見てても思うところ。
よし、オーダーするぞ!という直前のところで「Xperia PRO-I」についての情報をまとめてみました。
細かいところはいろいろ違うとしても、ざっとスペックを見ると同世代のモデルだけあって基本的な機能は一緒。120Hzディスプレイやカメラアプリ「Photography Pro」の搭載なども同じです。通信バンドも一致しているので、大雑把に言うと24mmのカメラが1インチセンサーに変更されているスマートフォンとなっています。
メーカーではRX100M7の性能を凝縮とうたっていますが、24mm単焦点レンズをつけているので、RX0M2相当のカメラ機能が搭載されている、というイメージでしょうか。
Xperia PRO-I (SIMフリー) |
Xperia 1 III (SIMフリー) |
Xperia 1 III (キャリア版) |
|
サイズ | 72×166×8.9mm | 71×165×8.2mm | 71×165×8.2mm |
重量 | 211g | 186g | 188g |
販売価格 | 198,000円 | 154,500円 | docomo:154,440円 au:178,000円 SoftBank:188,640円 |
CPU | Snapdragon 888 | Snapdragon 888 | Snapdragon 888 |
5G Sub6対応 | ○ | ○ | ○ |
5G ミリ波対応 | × | × | ○ |
楽天モバイル5G | 確認中 | ○ | × |
RAM/ROM | 12GB/512GB | 12GB/512GB | 12GB/256GB |
ディスプレイ | OLED 4K HDR 120Hz | OLED 4K HDR 120Hz | OLED 4K HDR 120Hz |
リアカメラ | 16mm:12MP 24mm:12MP 50mm:12MP |
16mm:12MP 24mm:12MP 70-105mm:12MP |
16mm:12MP 24mm:12MP 70-105mm:12MP |
オーディオ | 3.5mmジャック搭載 360 Spatial Audio |
3.5mmジャック搭載 360 Spatial Audio |
3.5mmジャック搭載 360 Spatial Audio |
バッテリー | 4500mAh | 4500mAh | 4500mAh |
ワイヤレス充電 | × | ○ | ○ |
耐久性 | ゴリラガラス Victus | ゴリラガラス Victus | ゴリラガラス Victus |
SIM | SIMフリー/デュアルSIM | SIMフリー/デュアルSIM | SIMロック/シングルSIM |
ストラップホール | ○ | × | × |
Videographyアプリ | ○ | × | × |
4K 120Pハイフレーム 撮影&再生 |
○ | × | × |
センターマイク搭載 | ○ | × | × |
Vlogモニター対応 | ○ | × | × |
Xperia View 対応 | × | ○ | ○ |
FMラジオ | × | × | ○ |
,44.
ということで当店でわかる範囲内で違いのあるところを中心にXperia 1 IIIとPRO-Iの違いをまとめてみました。基本性能はほぼ同じでカメラが違うだけかと思っていたのですが、詳細を見ていくと違いは多数出てきました。
超細かい話をすると、カメラストラップの装着なんていうのもあります。画像を加工してわかりやすくしてみたのですが、おそらく、このボディサイドにあるホールがそれに当たると思います。
Xperia RPO-Iは「エクスペリア・プロ・アイ」と読みます。昨年登場したHDMI入力端子が搭載されたXperia PROの後継モデルに見えますが、このプロ・アイの「I」はImagingの「I」で、プロユースの業務用スマートフォンだった「Xperia PRO」とは流れの違うモデルになっています。
HDMI入力端子などの装備はなく、カメラ機能にこだわったモデルとして開発されていて、その一つがこうしてデジタル一眼“α”やサイバーショットの様にストラップホールを当然ながら用意するというところに現れているようです。
そのこだわりの一番の象徴が1インチセンサーの搭載になります。16mm、24mm、50mmの3つのカメラ、レンズを搭載していますが1インチセンサーを使っているのは24mm画角のものだけになります。
16mmの超広角カメラレンズはXperia 1 IIIと同じモノを搭載しており、望遠レンズの70-105mmの代わりに「カメラにこだわった」というXperia PRO-Iでは標準レンズの50mmレンズを搭載。Xperia 1 IIIの広角から望遠までの便利ズームではなく、単焦点16mm、24mm、50mmのこだわり画角レンズの採用になっています。
なお、お気づきの人も多いと思いますが1インチセンサー搭載で12MPって画素数が少ないな、という話。
これは販売促進の仕方でRX100M7を引き合いにもってきてしまっているので感じられていると思うんですがRX100M7は画素数20MPなんですよね。これから比べると同じ1インチセンサー搭載なのにずいぶん少ないな、という話になってしまうんですが、これはセンサーのアスペクト比などに絡んでくる話でもあります。
RX100M7では3:2のセンサーを最大限使っていますが、Xperia PRO-Iでは4:3で使っているはず。さらに「ハイブリッド手振れ補正」ということで光学手ぶれ補正と電子手振れ補正の両方を使っていて、手振れ補正のためのマージンなどもあり使っている画素が少なくなっていると思われます。
同じ1型センサーを使っている4Kハンディカム「FDR-AX700」の場合も有効画素数は1420万画素で、24mm F4の単焦点レンズ「RX0M2」も有効画素数は1530万画素になります。
24mmの単焦点レンズでズーム機能も搭載していないしRX100M7を引き合いに出すのではなくRX0M2をイメージすればもっとわかりやすかったかもしれないですね。
なお、Xperia 1 IIIのセンサーサイズは1/1.7インチです。ピクセルピッチは1.8μmになります。Xperia PRO-Iのピクセルピッチは2.4μmになるので1ピクセル当たりの面積は1.7倍ほどになります。暗所でのノイズ耐性などがあがっていることが期待できますね。
絞りは切替式のものでF2.0とF4.0で使えます。RX0M2がF4固定ですので、Xperia PRO-Iの方が背景ボケなどは作りやすそう。
最新“α”に搭載のBIONZ XRこそ搭載していないモノの、BIONZとフロントエンドLSIを搭載しているとのことですので、α7IIIあたりと同様の映像処理を行うことができるはず。
センサーはRX100M5以降で採用されている像面位相差AFも使われている積層CMOSで、撮像エリアの90%をAFエリアとしてカバーしているのと、メモリー一体型の積層CMOSのおかげで高速読み出しを行い、動体歪みの低減も実現しています。シャッター膜がないスマートフォン場合は電子シャッターでしか撮影出来ないので、このRX100M5から搭載している積層CMOSセンサーの搭載意義はかなり大きなものになるかと思います。
なお、この24mmのレンズはプラスチックではなくガラスのレンズを採用しているとのこと。
光学手振れ補正も行っており、24mmセンサーについてはやはりただ者ではないソニーの本気性能のものが搭載されていると言えます。
3カメラ3レンズ仕様にはなっていますが、Xperia PRO-Iを手にしたら24mmだけを中心に使うことになりそうです。
そして動画撮影時には世界初の4K 120コマ/秒のハイフレームレート撮影も可能にしています。これもすごいことになっていて、従来は120Pハイフレームレート撮影というと、撮影は120Pだけど記録を24Pとか30P、60Pにしてスローモーション動画としての撮影をしていたと思うんですが、Xperia PRO-Iの4K 120Pは等速での撮影になっています。
本体ディスプレイが120P表示対応になっているからこそですが、120P撮影した4K動画を本体のディスプレイで4K 120P再生出来るというシステムになっています。
なるほど、細かいところを掘っていくと、ドンドンすごいことになっていきます。
先にハードウェアの話をしていくと、シャッターボタンにもRX100シリーズと同様のスイッチ部品を採用しています。「シャッターの形がRX100シリーズとは全然違うけど」という声もありそうですが、使っているのはシャッターの奥にあるユニット部分です。
クリック感などはRX100譲りのもので確実にシャッターが切れるようになっています。
こうしたシャッターボタンがあると手袋などをしてタッチパネルに触れても反応がないシーンで、ダイレクトにボタン操作だけで撮影ができます。スマートフォンの画面が消えたスタンバイ状態でもシャッターボタンの長押しでカメラアプリが起動し、撮影もシャッターボタンだけで行えるので、いろいろなスポーツシーンで使える様になります。
冬山登山をしているシーン、とかはまれですが、サイクリングや冬のジョギング、ウォーキングでも、これからは手袋をして外出することもあるかと思いますが、こういうときにも確実に撮影ができるスマートフォン、と言えます。
撮影のためのアプリはXperia 1 III同様に新バージョンの「Photography Pro」が搭載されていて「BASIC」モードと、プログラムモード他に切替ながら使えて、そのUIはデジタル一眼“α”に近い操作性を実現するモノとなっています。
瞳AFはXperia 1 IIから搭載されていますが、Xperia PRO-Iでは動画撮影時の瞳AF、トラッキング瞳AFにも対応するようになっているとのこと。
このあたりでもXperia 1 IIIと差別化されています。
動画撮影時には「Videography Pro」というアプリも搭載。従来の「Cinema Pro」はきっちりと作り込んだ映像を撮影するためのものだったのが、「Videography Pro」は即時撮影用、つまり配信動画撮影を考えたソフトウェアの作りになっています。
画面を見るとT-Wというスライダーがありますが、これはテレ端からワイド端へのズームレバーになっていて、スライダーを移動した量によってズームスピードが変わるという操作になっています。T側に目一杯動かすとテレ端に移動するのではなく、もっとも高速にズームしていくという可変スピードスライダーになっているわけです。
フォーカスも同様にスライダー方式になっていて、いわゆるデジタル一眼のフォーカスリング的なダイレクトに操作するモノではありません。
「Auto」スイッチというのもあり、シャッタースピード、ISO、ホワイトバランスをオートにするスイッチがあるのですが、画面下にある各ステータス表示をタップするとその項目をマニュアルで操作するように瞬時に切り替わる、という機能もあります。
以下にこれらの撮影詳細データの操作を手軽にして、撮影者がフレーミングや音声に集中出来るように設計されたアプリになっています。タイムコードの隣には水準器も見られますが、こちらも1台、1台チューニングをした上で出荷されるそうです。
先日、海外でプレス発表になったα7 IV同様に、Xperia PRO-Iは写真にも特化、動画撮影にも特化したハイブリッドなカメラ機能を搭載しているようです。
Xperia PRO-I専用のアクセサリーとしてVlog モニター「XQZ-IV01」も発表になっているのですが、別売りになってはいるものの、これもほとんどXperia PRO-Iの一部みたいな製品になっています。動画撮影をお考えの方は絶対に一緒に購入した方が良いオススメアイテムです。
製品としては3.5インチの16:9液晶モニターと、Xperia PRO-Iをマグネットで装着するホルダー、Xperia PRO-Iと液晶モニターを接続するUSB type Cケーブルで構成されています。
ホルダーには三脚穴を使ってシューティンググリップに取り付けができるのと、天面にコールドシューがあるので、ここにマイクを装着することもできるようになっています。
マイクはコールドシューに装着されるのでそのままでは音声がXperia PRO-Iには入力できません。Xperi PRO-Iにはヘッドホン端子はありますがマイク入力端子がありません。そこで、3.5インチモニターのマイク入力にマイクを接続。PRO-IとつながったUSBケーブルで音声信号を渡すと言うことをしています。
Vlogモニター自体にバッテリーは搭載されていないためXperia PRO-Iと接続されたUSBケーブルから電力をもらうことになるのですが、Vlogモニターにはもう一つUSB type C端子が搭載されており、ここにポータブルバッテリーなどで電力供給をしてあげると、今度はモニター経由でXperiaにも電力が供給される、ということをしています。
さらにスゴいのはシューティンググリップ「GP-VPT2BT」はα専用の特殊Bluetooth機器になっています。通常のスマートフォンやPCとはペアリングする仕組みが用意されていないので「Photography Pro」「Videography Pro」の2つのアプリが起動しているときにだけ、アプリ内から「GP-VPT2BT」とペアリングができる、という仕組みを用意したそうです。
逆に言うとシューティンググリップ「GP-VPT2BT」は、この「Photography Pro」「Videography Pro」という2つのアプリでしか使えないことになります。
ちなみにシューティンググリップ「GP-VPT2BT」で使えるならBluetoothリモコンの「RMT-P1BT」も使えるんじゃないか?と、思われると思いますが「RMT-P1BT」も使えるそうです。
両製品とも「C1」というカメラコントロールをひとつだけ割り当てられるキーがありますが、Xperia PRO-Iの場合はデフォルトでレンズ切替機能が搭載されているそうです。
さらにユニークなのはこうしてシューティンググリップ「GP-VPT2BT」を使っている際はスマートフォン本体に手が触れないという前提になるため、本体の過熱防止機能で止まるカメラオフ温度をあげることができる設定ができるようになります。
「Photography Pro」「Videography Pro」を使ってシューティンググリップ「GP-VPT2BT」を接続している時だけ撮影持続モードというのが表示されるようになり本体の高温オフ温度をさらに上まであげることができるわけです。
“α”にもそういう機能が搭載されていましたね。本体の熱というよりもボディが高温になると人間がやけどをしてしまう恐れがあるため、安全装置として自動停止する機能があるのですが、それを三脚撮影前提で高温モードに設定することができるアレが、Xperiaにも搭載されている、というわけです。
なお、通常のカメラ機能でも撮影を続けると高温になってしまい、撮影を続けることができないという表示が出てしまうことがありますが、1インチセンサーとか搭載したらさらに熱が出やすそう、とか思えます。
対策といえるかどうかはわかりませんが、通常のスマートフォンでは本体の半分くらいがバッテリーだけで占めていて、残りの半分に基板がはいり、そこの基板が過熱してしまうんですが、Xperia PRO-Iではボディにやや厚みがあるので、コレを活かし、フルボードという全面に基板を配置するレイアウトをとっているそうです。
これにより放熱に優れた設計になっているとのこと。実際にどれくらいの効果があるのかは自分で試してみないとわかりませんが、1日中撮影をしているわけではないので、放熱に有利な構造があるというのはありがたいところです。
なお、ワイヤレス充電のQiには非対応となっていて、そういう便利さではXperia 1 IIIに分があります。それでもおサイフケータイ機能は搭載されているので、日常使いに使えるというのはありがたいところ。
VlogモニターはUSBケーブルでの映像信号の伝送をしていて、端子の形だけみたら“α”などとも接続できないかな?と、思ってしまうんですが、中を通っているのはUVCなどの信号ではなくディスプレイポートの信号を流しているそうで、現時点ではXperia PRO-I以外の製品とは接続はできないとなっています。
Xperia PRO-I側はXperia 1 III同様のUSB端子になっているので、ここにUVC信号を入れてあげればXperia PRO-Iの画面をモニター代わりにすることは可能。Vlogモニターだけでなにか使う方法は今のところないそうです。
なお、写真ではどこにも映っていないのですが、Vlogモニターの裏にも三脚のネジ穴があるそうです。ホルダー上部にコールドシューがあるので、コールドシューに三脚ネジ穴のついたコネクターを装着するとチルトモニターとして使うコトもできるみたいです。
Xperia PRO-IおよびVlogモニターはまだどこにも実機展示がありません。ソニーショールーム/ソニーストア銀座での展示も11月下旬以降の展示見込みとなっています。
なので実機の様子を見ようとすると、一番近い体験になるのが、ソニーストア銀座さんで10月26日に行っていたライブ配信による説明会になります。こちらの動画の34分あたりにVlogモニターが登場します。
マグネットで装着出来るVlogモニターとXperia PRO-Iの装着の感じはこれでおわかりになるかと思います。
撮影時に従来のステレオマイクと別にセンターマイクが搭載されていて切替でナレーション録りにするか、環境音と録るのか選べたり、まだまだ、説明しきれないほどの機能があるのですが、それはまた追って実機を触らせてもらったときに試してみたいと思います。
レンズの出っ張りが気になる部分もありますが、こうして商品写真を観る限りは大きく出てるわけではないのでそれほど気になるモノではないのではないかと思います。
今回はスタイルカバーで本革製の専用ケースも発売になっています。先代のXperia PRO(XQ-AQ52)ではケース、カバーがどこからも登場しなかったのですが、今回のXperia PRO-Iはauからもキャリア版が発売される予定となっています。
業務用向けの先代Xperia PROとは違って、今回のXperia PRO-Iは販売台数が2桁以上は違ってくると思いますのでサードパーティーからのケース、カバー類の発売も期待できます。シリコンカバーなどが発売されれば、このレンズ部分の突起もカバーされる感じになるかと期待しています。
以上、駆け足ではありましたが「Xperia PRO-I」の詳細案内でした。
デジタル一眼“α”をメイン機にして、万一の時のためのサブカメラとしてRX100を持ち歩くというのは、ここ10年近く私も体験してきたことです。“α”を持って旅に出て、そこで万一壊れた(壊した)りして撮影ができなくなってしまったら、旅の全てが無駄になってしまう場合があり、最低でもRX100の画質があれば大丈夫、せめてこれが防水性能も持っていたらな、と、思っていた時期がありましたが、それがRX0M2で実現し、ついには通信機能も搭載したカメラになってしまいました。
シューティンググリップやVlogモニター、マイクまですべて揃えようとすると、すごい値段になってしまうんですが、こんなシステムアップができる手段を考えたスマートフォンというのも今までになかったですからね。
RX0をポケットに入れて持ち歩くのでなく。動画撮影を考えたらデジタル一眼“α”をポケットに入れて持ち歩くようなスマートフォンに思えます。
ここはやっぱりカメラ性能を考えて「Xperia PRO-I」を買わないと、“α”ファンとは言えないですよね。(^_-) 12月15日発売になりますが、私もこちらのモデルでオーダーをしてスマートフォンの乗り換えをしようと思います。
決定打はやはり1インチセンサー搭載によるこれだけの撮影機能の充実と拡張性ですね。おサイフケータイが使えてモバイルSuicaが使えるなら各辺1mmくらい大きいのは気にならないか、と思いました。
やっぱり、迷ったら高い方ですよ。(ちなみにお弁当とかは迷ったら安い方を買っています)
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ソニーストア価格: 159,500 円税込 |
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