【レビュー】『Xperia 1 VI』と「春の尾瀬ヶ原ハイキング」 テレマクロ撮影使いまくりレポート
木曜日にお休みをいただき急遽、尾瀬ヶ原へ行ってきました。新発売のSIMフリースマートフォン「Xperia 1 VI」を持って、実際に山歩きしながらの「テレマクロ」撮影をしてみたかったのと、超絶スタミナ性能が実戦で本当に威力を発揮するのかテストしてきました。
「Xperia 1 VI」ですが、こうして遊びに持ち歩くのにも世界最高性能のスマートフォンかも! 最新の尾瀬ヶ原ハイキング情報と一緒にレポートします。
※今回はXperia 1 VI自体を撮影している写真以外はすべてXperia 1 VIで撮影したショットのみで構成しています。
こんにちは、店員佐藤です。
店頭展示機として用意している「Xperia 1 VI」を現在ほぼ毎日、お客様が試用されにお越しになっているため、なかなか持ち出せないのですが今回は1日だけ、外に持ち出させてもらって尾瀬ヶ原でフィールドテストさせてもらってきました。
21:9の4Kディスプレイから19.5:9のFHD+ディスプレイになり、消費電力が激減。ベイパーチャンバー内蔵で発熱を抑えて、画面輝度が従来から1.5倍も明るくなっているにも関わらず、Xperiaシリーズでは最高のスタミナ性能を誇るモデルになっています。
加えて170mmまでの光学ズームレンズを搭載し、デジタル一眼”α”を超える最大倍率2倍になる超接写性能を誇る「テレマクロ」機能も用意された、スーパースマートフォン「Xperia 1 VI」を実際に使わせてもらってきましたので、旅の様子と一緒に体験してきたことをレポートします。
さて、時を水曜日に戻します。水曜日の営業が19時で終わってから、残業をせずに、すぐに帰宅して着替えて速攻で出発。埼玉にある自宅から尾瀬の入口になる「尾瀬戸倉」の駐車場までは高速を使って約3時間です。
途中のサービスエリアから「Xperia 1 VI」の撮影テストがスタート。
「Photo Pro」「Video Pro」「Cinema Pro」の3つのカメラアプリがひとつの新カメラアプリに統合され、まだその使い勝手が謎のままなんですが、モード切り替えで「プロ」にすることで、Photo Proに近い操作感、デジタル一眼”α”同様のUIで使えます。
ファンクションキーで12個の操作ができるショートカットを呼び出すと、その中に見慣れない「コンピュテーショナルフォト」という項目があります。「AUTO」と「Off」の切り替えしかできないのですが、これがなにをするかというとシーンを自動認識して重ね合わせなどを自動でしてくれるというものになっています。
プロモードにしてもオートでHDR撮影や手振れ防止の重ね撮りをしてくれるという便利もので、この威力をまずは試してみました。
こちらは「コンピュテーショナルフォト」をオフにした状態です。夜中のサービスエリアで外観を撮影しようとしても、店内の明るい照明はこうして白く飛んでしまいます。
人間の目はこうしたときのダイナミックレンジがとても広く出来ていて、自分の目の情報を脳内で自動補正するため暗いところも明るいところもわかるんですが、まだ、現在の化学ではそこまで広いダイナミックをもったセンサーはスマートフォンには搭載されていません。
ですが「コンピュテーショナルフォト」をオートにしてみると。。。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『プロ』モード使用 コンピュテーショナルフォト
どうやら自動でHDR撮影に切り替わったようで、手前の地面の様子がよりわかりやすくなっているのと、店内の様子がバッチリ分かるようになり「赤城高原」の文字も読めるようになりました。
なるほど、これはもう機能をオンにしっぱなしで良いように思えるんですが、これをオンにすると「オートHDR、オートDRO」などの機能を使うことができなくなるのと、測光モードの指定ができなくなります。「コンピュテーショナルフォト」オートの場合は測光モードのエリアは「マルチ」になっているんでしょうね。
このあたりの機能を自分でコントロールしたい人は「オフ」。気にせず使いたい方は「コンピュテーショナルフォト」オートが良いかと思います。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『写真』モード使用 ナイトモード発動
尾瀬戸倉の駐車場に到着しました。時刻は木曜日の深夜1時頃です。尾瀬は交通規制のため一般車は入ることができず、乗合バス、乗合タクシーで入山するルールになっています。5時30分に始発のバスが出るため、それまでここにクルマの中で車中泊をして過ごします。
なお、この写真は新カメラアプリの「写真」モードでナイトモードが発動しているところ。このシーンで「プロ」モードを使ったら真っ暗な写真になってしまいました。「プロ」モードはそうした見栄えのよい写真ではなく見た目に近い写真を撮るモード。「写真」は見栄えの良い写真になるようにしてくれるみたいで、この2つを切り替えるだけで、いろいろなシチュエーションに対応出来ます。
朝になりました。私は5時起きで準備をしようと思っていたのですが、すでに5時にはバスの乗車券を買う列が出来ていて、5時半前に続々とバスが出発していきます。ですが、入山するためのゲートが開くのはまだなので5時半出発のバスに乗れば、到着時間はほぼ同時。
ディズニーシーみたいにスタンバイパスを取らなくてはいけないとかはないので、そこはノンビリ。
大人1枚1,300円でチケットを購入してバス、もしくはタクシー(バンタイプ)に分乗して出発します。
尾瀬の玄関口である鳩待峠に到着しました。朝の6時です。
2年半ぶりの鳩待峠なんですが景色がだいぶ変わっています。奥にあった鳩待山荘はなくなって工事中になっているのと、待合所の正面にもなにやら鉄骨を組んだ建造物が作られています。
調べてみると山荘と待合所を作り直しているそうで、元々は駐車場だったところに新しい建物ができるようです。完成は2025年の9月末予定ということなので、来年の秋口もしくは再来年の春に新しい施設が利用できるかも。
尾瀬に初めてやってきたのが2006年のソニーデジタル一眼レフカメラ”α100”が発売された時なのでそれから18年間、通っていた景色が大きく変わろうとしています。こうした看板など変わらないものは変わらないんですが、今までの鳩待峠が楽しめるのは来年までになりそうです。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『ボケ』モード使用
Xperia 1 VIのカメラアプリに搭載の「ボケ」モードを使うとこんな感じ。50mm F1.2のG Masterレンズをイメージして作り込んだという話でしたが、まさにそういうイメージ。
これがXperiaで撮れるならSEL24F14GMとか持ってこなくても良いかも!?
ということで、鳩待峠を出発。
昔はここに入場する人の数を数えるカウンターがありましたがなくなってしまっているみたいですね。なにか、もっとわかりにくいセンサーで数えているのかな?
通常、山登りというと山頂を目指して登り続けるものですが、尾瀬の場合は盆地みたいになっている湿原に向かうため、最初に下りがあります。尾瀬ヶ原に向かって木道をどんどん下っていきます。
20分ほど下ると、あとはなだらかな下りになっていきます。
帰りはここを登り返すことになるので、どんなペースでの登りになるのか覚えておきましょう。
鳩待峠から「山ノ鼻」という尾瀬ヶ原の入口までは約60分です。途中に水芭蕉の群生地があって、それがここなんですが、むむむ、なんか元気な水芭蕉が少ないような。
あれれ? 前日にGoogle Discoverで山ノ鼻にあるビジターセンターからのニュースで水芭蕉が満開状態の写真が掲載されていて、今コレだったらすぐに行かなくては!ということで思い立ったんですが、そうか、どうやら最盛期のときの写真を使っていたんですね。よく読んでみたら「まだ水芭蕉はがんばっています」という一文があったので、そうか、最盛期だったら「がんばっています」はないですよね。
なにか、数年前にも同じ様にスクランブル発進して同じ思いをした記憶が。。。w
でも、探せば「がんばっている水芭蕉」が見つけられます。
水芭蕉はすぐに茶色くなってしまうので、こうしてフレッシュな色の個体を見られるのはありがたいです。水芭蕉はXperia 1 VI搭載の「テレマクロ」を使うまでも無く大きなサイズのお花ですので普通に撮影出来るんですが、これを水滴写真で水滴の中に閉じ込められないかなー、とか思っていたのですが、そんな都合の良いところには咲いてなさそう。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
水芭蕉の葉っぱの水滴写真はこんな感じです。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
サイズ感が分からないと思いますが、ものすごい小さなものが撮れます。これ、長さ1cmちょっとくらいしか長さのないものなんですけど、”α”には撮れない世界が簡単に撮れます。
まだ目的地にも着いていないんですが楽しいですねー。
「山ノ鼻」に到着しました。単なる空き地に見えますが、ここはキャンプ場。この日は1張りしか残っていませんでした。
ここで小休憩をして、さぁ、いざ、尾瀬ヶ原へ出発。ここからが本番です。
2年半ぶりに尾瀬ヶ原へやってきました。「山ノ鼻」を抜けて、湿地帯に入った瞬間が「THE 尾瀬」という感じで一番興奮します。
向こうに見るのは燧ヶ岳で、行きはあの山をずっと見ながら歩きます。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
たくさんのワタスゲが咲いていました。足下の撮りやすいものを「テレマクロ」にて撮影。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
リュウキンカです。サイズ感が全然わからないと思いますが、とても小さな花でサイズ的には黄色いタンポポの小さいものくらい。
とんでもなく大きく写せるカメラなので、今までの感じと全然違います。小さな花が多い高山植物の撮影にとても向いているかも。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
タテヤマリンドウです。テレマクロ撮影でデカデカと撮影しました。ちなみにこの時は風もある程度ふいていてじっと静止しているわけでもないので、ぶれてたりフォーカスがずれていたらやだなと思って2~3枚ずつ撮影しています。その中からぶれていないもの、画角が一番良さそうなものをピックアップして掲載しています。
打率は3~4割くらいという感じなので2枚撮っておけば失敗はないかなー。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
サイズ感がわかるように自分の指も入れてみました。「ヒメシャクナゲ」です。風が強かったので自分の手で風を防いで撮っているんですが、ね、このサイズ感はすごくないですか!?
なお、撮影はすべてマニュアル撮影で、そう簡単に撮れる感じではありません。ちゃんとフォーカスを合わせてピーキング表示を見ながら花やしべに黄色いピーキングが来てるかチェックして撮影しています。
フォーカス合わせを画面のスライダーを使って行うですが、スライダーから指を離すときに少しずれてしまうことがあって、それが難しいんですがなにかコツがあるかなー。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
スミレです。スミレは種類がたくさんあるので特定が難しいんですが植物手帳によると「オオバタチツボスミレ」に近いかな?
こうした花の名前は”α100”とほぼ同時に購入した「尾瀬植物手帳」でいつも見分けています。
関東に季節ごとに見られる花を集めたビジュアルインデックスがあるので、そこを見るだけでたいていの花は見つけられます。とても見やすくカバーの裏は尾瀬の地図になっているので、迷子になったときも便利?に使えます。
こうした植物手帳を持っておき、撮ってきた花の名前を調べるわけですが、この本の発売から18年経って、今はスマートフォンでも調べる事ができるようになっています。
「ハナノナ」というアプリがあり、これはカメラを植物に向けると、それで花の名前を推測してくれるという機能がついています。どうしてそんなことができるの?と、今でも不思議なんですが水芭蕉とかリュウキンカとかちゃんとわかるところがすごい。
実際に使う際にはオンラインである必要があるんですが、尾瀬は全体的に電波が届きません。今回もドコモとauを使っていて、山ノ鼻まではなんとか通信ができていたのですが、尾瀬ヶ原に入ったら全然だめ。
そういうときは現地で使わずに、あとで電波の届くところで使って、撮影してきた写真を読み込ませることで判別してもらうことができます。今回はたくさんの花の写真を撮ってきたのでいろいろ試せました。
ですが、こうして間違っているケースもあります。画面下に候補がいくつかあり数字で出ていますが可能性を%表示してくれています。
このパーセント表示が低いときは要注意です。現地でカメラ機能を使って検索しているときは映す角度によって数値が変わっていくので花の特徴がわかるカットだと認識率があがるみたいです。あとから写真で検索する際は難しいみたいです。
上記の花は植物手帳によると「ワタスゲ」「ヒメシャクナゲ」「ズミ」になるようです。
ざっくりと簡単に花の名前が調べられるので、こうして山歩きに持ち歩くときは「ハナノナ」をインストールしておくとよいかも。
さて、Xperia 1 VIの新カメラアプリの「写真」モードで撮影しているんですが、風景を撮影する際にそのまま撮ると、やや露出オーバー気味になります。画面をタップしてトラッキングをさせると、被写体に合わせた露出追従を始めるので適正露出に近い感じになるんですけど、どうも全体に露出が明るく感じとしては+0.7EV~+1EVくらいになっています。
カメラアプリの「写真」モードのセッティングがこうして明るい映像になるのは、暗部を探してそこを持ち上げてくれているからなんですかね? この場合はフルオートで撮影しているんですけど、真ん中にある池塘(ちとう:湿地帯にある池のこと)にフォーカスと露出を合わせているみたいです。
ですが、どうも明るすぎる感じ。
ところが「プロ」モードにするとほぼ適正露出になります。露出オーバーだと色が載らなくなってしまうんですが、プロモードだと普通に撮れる感じ。
体験会やうちのお店の店内で撮影しているときは気にならなかったんですが、こうした屋外などでの撮影の際は「写真」モードは使わずに「プロ」モードにした方が良さそうです。
ここからは「プロ」モード主体で使って行きたいと思います。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
「ミツガシワ」です。これだけ模様が出ていると、ピーキング表示で花が真っ黄色に見えます。w
背景に点光源があるんですが望遠レンズを使っている「テレマクロ」ではかなり独特な点光源ボケになるようです。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
ヒメシャクナゲです。ものすごく小さな花ですが、ここにアリがついていました。このアリは普通サイズのアリではなくて、小アリというのかちっちゃいサイズのアリです。
普通のマクロレンズ撮影よりも桁違いの接写ができるので、サイズ感が今までと全然違っています。小さな花が多い高山植物の撮影には”α”を持ってくるよりもXperia 1 VIの方が良いかも!?
ここまで鳩待峠から歩いて約2時間半ほど。今回の目的地に到着します。
燧ヶ岳に延びる尾瀬ヶ原横断木道から左に少しだけ逸れる道があります。この先に今回の目的地があります。
下の大堀川のミズバショウ群生地という案内が出ていますが、この時期の「水芭蕉の尾瀬ヶ原」を紹介するときの代表的な撮影場所がここになります。
木道の先端部分がその撮影場所になります。
木道のそばには「ここで撮ってください」と言わんばかりの切り株があり、これを足場にして皆さん撮影されているんだと思います。
ということで、これがその代表的な撮影場所からの眺めです。中央に見えるのは至仏山です。あの山の麓にあるのが山ノ鼻で、あそこからここまで2時間くらいかけて歩いてきたことになります。
手前にはたくさんの水芭蕉が咲いていたんだと思いますが、あと1週間ほど早く来ないといけなかったようです。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
おかげで、空いている尾瀬を堪能しているので良しとします。
そういえば、ここ尾瀬ヶ原はまだ海外ツーリストさんがまったくいらっしゃいませんでした。海外向けの日本旅行サイトではまだ紹介されていないんですかね?
それと、木道で三脚を立てて道を塞いでしまっている人も見かけませんでした。そちらはマナーを守る方が増えたのと、カメラの性能アップがあるんですかね?
Xpeira 1 VIには「ここぞ」というときのための「48MP」撮影モードというのが追加されています。
4800万画素のセンサーを1200万画素のセンサーとして使う「ピクセルビニング」という手法を使って、ノイズに強いカメラにしているのですが、Xperia 1 VIではピクセルビニングを解除して4800万画素センサーとして撮影する機能が追加されています。
JPEGで24mm画角に固定され、アスペクト比は4:3に固定されますが「ここぞ」というところで高画素写真撮影ができます。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『48MP』モード使用
Xperia 1 VIの「ここぞ」というとき撮影はこういうところでしょう! 本当はもっとたくさん水芭蕉が咲いているところで48MPモードを使ってドヤ顔するつもりだったんですが、残念ながらそれは来年に持ち越しになりました。w
48MP撮影のデータを等倍で切り出して、そこに12MP撮影の同じところを切り貼りして並べてみました。同じセンサー、同じカメラで撮影していますが12メガピクセルと48メガピクセルでの撮影ではこれだけ解像度が違ってきます。
SNSにあげたり、blogに使うくらいだったら違いはわからないと思いますが、あとからトリミングして使う可能性があったり、プリントしたり、ブラビアなどの大画面で表示する可能性があるときに使えます。
Xperia 1 VIで「ここぞ」というときに使いましょう♪
尾瀬ヶ原のど真ん中にある「竜宮小屋」へ立ち寄って、ここからヨッピ橋まで回って帰路につきます。
今度は至仏山を見ながら歩くことになります。
ヨッピ橋に到着。名前からしてどんな橋なのか楽しみにして来られる方も多いと思いますが、そんな凝った橋ではないんですが、一応吊り橋になっています。
今回のお弁当。以前はバーナーを持ってきてお湯を沸かしたり料理したりしていたこともありましたが、だんだん手を抜くようになってきて、今はコンビニおにぎりにすることばかり。
次はまた頑張って美味しいものを持ってこよっと。
さて、こうした山歩きに使える登山アプリというのもいくつかあります。私も複数使っていますが、今回「Xperia 1 VI」にインストールしてきたのは「YAMAP」です。
ほぼ電波のつながらない尾瀬ヶ原なんですが、入山する前に地図をダウンロードして入れておくのでオフラインになっても地図表示は可能。
この日の山ナビは「Xperia 1 VI」に任せていて、YAMAPを見ながら歩いています。現在地が常に表示されるので迷子になることもなく、地図におよその時間行程もしるされているので、これを見ながら歩けば到着予想時間の目安も立ちます。
帰り道は45分+50分+90分なので3時間ちょっとってところですね。ちなみに、この標準タイムはゆっくり歩いた時のペースなので、まだ現役の方でしたらこれよりも速いペースで移動できると思います。ただし、こうしてあちこちで写真を撮りながらの移動だとちょうど標準タイムくらいになってしまうという。。。うまいこと出来ているんです。
帰り道もXperia 1 VIでのカメラ撮影を楽しみたいところなんですが天気が曇ってきてしまったので、サッサと歩いて帰ることに。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『プロ』モード使用 望遠 170mm画角相当
85~170mmまでの光学望遠撮影も楽しめるXperia 1 VIですが、あまり利用するコトはありませんでした。遠くにシカなどの野生動物が見えると撮りたくなるんですけど、今回は尾瀬では出会えませんでした。
山ノ鼻に到着。すでにお昼頃なんですけど、団体さんが続々と入山してきています。旅行会社さんの引率でこれから山小屋にお泊まりするんでしょうね。
鳩待峠から出発するバスの最終便は16時30分なので、それまでに下山するとなると、この山ノ鼻をゆとりをもつと14時30分くらいには出発しないといけません。2時間だけのハイキング、ということはないでしょうね。
尾瀬に泊まると夜明けと夕暮れ風景が見られます。泊まらないとここではドラマチックな時間が過ごせないんです。羨ましいです。
今回は泊まる用意はしていないというか、次の日は出勤しなくてはいけないので、ここから最後の山歩き。鳩待峠まで90分の登山になります。と、言っても登りになるのは最後の1/3くらいの行程だけです。
のんびり帰ります。
★Xperia 1 VI 新カメラアプリ『テレマクロ』モード使用
「テレマクロ」撮影は花撮影だけではなく、こうして昆虫の撮影とかにも使えますね。ネイチャー撮影にもってこいのスマートフォンです。
ということで、無事に鳩待峠まで帰ってきて、これで今回の山歩きは終了です。
Xperia 1 VIでの山歩きハイキングを帰りの乗合タクシーの中で始めます。
先ほども紹介しましたが「YAMAP」という登山アプリを使って振り返りをします。このアプリは基本無料で使えます。月に2回までの山歩きしかしない、というのであれば無料で充分使えます。月に3回以上行くというのであれば、ダウンロード出来る地図が月に3枚以上使える有料会員になる必要があります。
プランは年間払いで5,700円/年(月額475円計算)か、月払い780円/月になります。登山シーズンだけ月払いで利用する、というのも良いかと思います。(私も夏休みシーズンだけ有料会員登録しています)
どんなことができるかというと。。。
最初に地図をダウンロードしておき、出発時に「活動を開始」として記録を始めます。登録しておけば家族に「みまもり機能」として入山したことをお知らせしてくれたりもします。
下山してきたところで活動終了にすると、ご覧の様に活動記録で振り返りが可能。今回は6時間40分の活動で17km歩いたそうです。活動時間はフルマラソン並、移動距離はハーフマラソン並でした。のぼり314mとなっているので、ほとんどアップダウンのないルートなので、こんな長距離移動ができるわけです。
平均ペースが110~130%と、いつもよりもやや速めなのは”α”ではなくXperiaでの撮影が主体だったからですかね?
行動した履歴ですが、ご覧の通りタイムラインの記録が取れています。チェックポイントに何時に着いて何時に出発したのか記録されるので、移動時間と休憩時間も見られます。
そして、その活動記録を元に、写真データを加えて「活動日記」を作ることができます。YAMAPの中にあるマイページには自分の活動日記が残せて、それを公開することも可能。ここまで無料で出来るって、YAMAPサンには感謝しかありません。
今回の私の活動日記はこんな感じです。(YAMAP会員さんでないと読めないんですが)
今までの私のYAMAPの活動日記の自慢は、ほとんどがデジタル一眼”α”で撮影した高画質写真で構成されていることだったんですが、これからはXperia 1 VIのテレマクロ機能があるので、Xperiaを武器にして行けるかも♪
これだけの花のマクロ撮影写真があるのに、全部スマートフォン1台で撮影しているってすごくないですか!?
ちなみに、こちらはYAMAPのおまけ機能。以前は有料会員さんでないと作れなかったんですが、今は無料会員でもムービーの書き出しができるようです。ルートを移動する軌跡がショートムービーになっていて、しかも撮影した写真データも入れてくれます。
YAMAP、ここまで無料で使えます。
Xperia 1 VIを山歩きに使うなら、これはインストールするしかありません。
そして、こちらは尾瀬ヶ原の電波状況です。nPerfをインストールして電波状況をチェックしてきたんですが、尾瀬ヶ原はほぼ全域、電波は通じません。こうして記録をみるとログが残っているので通話はできるかもしれませんがデータ通信ができず、山ノ鼻を過ぎてからはツイートもできず、LINEでの通信も出来ませんでした。
バックアップで使っていた「Xperia 1 V」にはドコモとauのデュアルSIMにしていたのですが、両方とも使えず今回は通信不能。
電波の弱い地域では常に電波を探すため消費電力が増えるという話なので、尾瀬ヶ原では通信したいときをのぞいてはモバイル通信もWi-Fiもオフにしておくと良いかもしれません。
以前からそうですが、尾瀬ヶ原の電波状況は変わらないですね。(もしかすると、それが海外のツーリストさんに人気がない原因なのかも!?)
そして、今回のXperia 1 VIのスタミナテストなんですけど、おなじみ「Accu Battery」アプリを使って記録を取りました。このアプリはバッテリーの充放電の記録を取っていて、バッテリーの充放電によるダメージなどを計測。内蔵バッテリーが実際、どれくらいの容量で使えているのかモニターしてくれるアプリです。無料で使えますが480円で有料会員になると広告無しで使えます。
この日は朝の5時17分(尾瀬戸倉で自分の車から出発した時間)から無給電で使っています。
13時過ぎに山ノ鼻まで戻ってきてYAMAPの記録を止めて、乗合タクシーに乗ったところで計測したものがこちらです。
下山してきてバスに乗るまでの8時間で57%の電力を使っていることになり「なんだ、メーカーさんが言っている2日間も使えないじゃないか」とか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いやいや、使い方がこの日はかなりヘビーなんですって。
8時間の間にXperiaを使っていた時間は累計1時間46分で、しかも晴天の屋外なのでディスプレイ輝度は、この間、ほぼ全開なんです。計算してみると使用している時間は22%で、その間に59%の電力を使っている計算。逆に画面が消えている時間は78%あるんですが、この間に消費した電力は41%だけなので、使用時間が半分だったら6割くらいのバッテリー残量になっている計算です。
アプリ別の消費電力も見られるので、そちらをチェックして見ると、カメラの消費電力が圧倒的。バッテリー消費57%のうちの20%くらいはカメラアプリで消費したようです。
ちなみに撮影した写真データは225枚と動画撮影は2分ほど。容量にして1.4GBです。
比較するものがないとなんとも言えないのですが、今回はメインカメラとして使っていて、それと道中の山道のナビもYAMAPを使っているので、この二つでだいぶ電力は使っているはず。
X:Twitterも消費電力の多くを占めていますが、この間にポストしたのは9回です。大した時間使っているわけではないと思っていたんですがX:Twitterは文字入力を含めて起動時間が長いんでしょうね。頻繁に見ていたYAMAPは短時間で画面をオフにしているのに対してX:Twitterは画面表示時間が長かったため、こうした結果になったかと思います。
晴天の直射日光下での使用だったのですが、これが通常の室内での使用だと結果はもっと違っていたかもしれないです。
ちなみに画面の明るさは最高です。晴天下でも全然、画面表示を暗く感じることはなく視認性バッチリでした。
それをなんとか写真で表示出来ないかと撮影にチャレンジしているんですけど、映り込みがあると画面が真っ白に見えてしまってうまくいきません。人間の目ではこの映り込みがあっても透過している光を見ることができるですが、カメラだと普通に全部映ってしまいます。
影を作って撮影してみるとこんな感じなんですが、見た目にはもっと差がある感じです。
特にカメラでの撮影中がなんと言っても使いやすくて、この晴天下の直射日光が当たっている状態で普通に見られるのはスゴいです。
晴天下でこんなに見やすいディスプレイで撮影ができるのってデジタル一眼”α”より上かも。
というか、一緒に持っていった”α7C II”の屋外晴天モードよりも明るく見えました。
Xperia 1 VIを購入された方、このカメラ機能利用時のディスプレイの明るさについては期待して良いと思います。
蛇足ながら、最後にこちらはドライブレコーダーの映像なんですけど、帰り道のドライブで、私は人生で初めて熊に出会いました。
普通に犬みたいに道路を横切っていくんですがサイズがサイズだけに見間違うわけもなく、あれ、絶対に熊だったんです。あいにくドライブレコーダーの録画ボタンを押すのが遅くて記録は残らず上書きされてしまったんですが、それ以外にキツネも見かけていて、そちらはうまく録画が残っていました。
ドライブレコーダーはケンウッド製のものなんですがマイクロSDカードに記録をしていて、それを抜いてXperia 1 VIで再生し、そこから動画を切り出して確認しています。
初めてやったんですが、こんなことできるんだ。でした。キツネは中身の入ったペットボトルを加えて持ち帰ろうとしていたんですけど、上手く栓を開けることができたかなー。
以上「Xperia 1 VI」の実機、おでかけレポートでした。1日だけですが店頭から持ち出してしまいましたが、運良く、この日はXperia 1 VIでの接客はなかったと聞いているのでホッとしています。
この後は常時、店頭展示していますので、是非、体験していってくださいませ。
新橋にあるテックスタッフ店頭にてXperia 1 VIをお買い上げくださった方にはご成約記念品を用意しています。当店blogを経由してオンラインで購入された方も後日ご来店いただければ、おもてなしさせていただきますので、お気軽に店頭まで遊びにお越しください。
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
ソニーストア価格: 189,200円~ 税込 |
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発売日 | 2024年6月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
1年残価設定 クレジット |
月々のお支払い 7,900円(1回目のみ8,300円) 12回お支払い総額 95,200円 13回目 94,000円(※ 商品返却時はお支払いが不要) |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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MST
2024年6月10日 @ PM 4:53
テレマクロ時はスライダーの左右(縦持ち時)に出るアイコン(山と花)をタップするとフォーカス位置の微調整ができますよー
tecstaff
2024年6月11日 @ AM 9:19
コメントありがとうございます。
なんと! 明日、出勤したときに店頭で試してみます。それはとても助かります!