【Tips】7/14発売 SIMフリースマホ『Xperia 1 V』が到着したらやってみたい負荷耐熱テストの方法
「Xperia 1 V」SIMフリーモデルの出荷まであと3日と迫りました。気温が爆上がりしてスマートフォンには厳しい季節がやってきていますが、放熱性能に優れプロセッサーの省電力動作を実現している「Xperia 1 V」なら心配はありません。
暑くても長時間撮影をしても耐えられる新型モデル、なんですが、それって実際に自分でも調べてみたいですよね? ということで当店のレビュー記事でも紹介している耐熱テストのベンチマークで使った「TakoStats」というアプリの使い方を今回は紹介したいと思います。このアプリがあるといろいろな実験ができます。
こんにちは、店員佐藤です。
5月23日から予約販売開始したソニーストアのSIMフリースマートフォン「Xperia 1 V」がやっと、本当にやーっと今週末の発売日を迎えます。当初8月下旬見込みになっていたカーキグリーンの納期も7月25日に一気に早まったので現時点で予約オーダーされている方のところへは今月中にほとんど出荷されるかと思います。
世界初の「Exmor T」センサーの搭載など話題満載のモデルですが、個人的にもっとも優れたポイントは「ハイパフォーマンスを持続するヒートマネジメント」ではないかと思います。店頭展示用モデルを使ってレビュー記事を作らせてもらっていますが、今まで使ってきた「Xperia PRO-I」や「Xperia 1 IV」と圧倒的に違うのが発熱の少なさと、負荷をかけたときの安定動作が抜群です。
こちらはXperia 1 Vがやってきたばかりのときに最初にテストした、4K/60P動画撮影テストの様子。まだこのときは気温26度くらいでのテストでしたが、それなりに発熱がありXperia PRO-Iが15分でダウンしてしまっていました。
テストしたときの詳しい状況は上記リンクでご覧になれます。
熱でダウンしたときの時間を手動計測でアナログなレポートをしたわけではなく、このときに「TakoStats」というアプリを使って、それぞれのスマートフォンで個別にCPUの使用率やバッテリー電圧、バッテリー温度などを計測してそれを参考に記事作成しています。
こちらがそのアプリを使って計測したグラフになります。
無償アプリではなく年間270円のサブスクリプション、もしくは買い切りだと440円(初回購入時特価、通常価格は670円)のアプリになるのですが、内容的にはかなり安いアプリだと思います。私も解説サイトを見ながら設定をしていたんですが、従来だとプロ向けのアプリでかなり高額な設定しかなかったものが、気軽に利用できる価格になっている唯一のアプリなんだそうで、私も年間サブスクリプションで使わせてもらっています。
1週間のお試し期間があるので「Xperia 1 Vがやってきて最初にいくつか試してみたいだけ」ということであれば無料のお試し期間だけ使うというのもありかと思います。
どれくらいの負荷がかかるものなのか、ケースに入れて使ってみるとやはり排熱性能は下がるのか、本当に当店でレビューしていたような結果がでるのか?w などを試されてみると良いかと思います。
設定がやや難しいアプリで、私も使えるようになるまで半日くらいかかってしまったので、その使い方をここでご案内したいと思います。
まず「TakoStats」アプリを使う前に「Shizuku」というアプリも必要になるので、この二つのアプリをGoogle Playで検索してインストールしてください。インストールするだけではこれらのアプリは動作しません。
いずれもインストールする際にはお金はかからないのでご安心を。
「TakoStats」にアプリ内課金ありという表示がありますが、これが先ほどお伝えした年間サブスクリプション270円、もしくは買い切り440円で利用できるようになります。お試し期間は1週間あり、その間に買い切りを利用すると440円で永久に使える様になります。これを私も利用すればよかったのですが、お試し期間を一度解約すると670円になってしまうので、実際に使うことができてずっと利用しようと決めたら、お試し期間を中断せずにそのままアプリを買い切りにすることをオススメします。
なお、お試し契約をしないと全機能は利用ができないのでご注意ください。無課金というかお試しのサブスク契約をしないとバッテリー温度のログが取れないし見られません。動作するかどうかの確認しかできないのでご注意を。
さて、ではこの2つのアプリをインストールしたところから設定を始めていきます。
まずはAndroid OSを「開発者向けオプション」で動作するように設定します。なにやら難しいそうに見えますがやってみるとそうでもありません。やり方は下記の通り。
Android OSの設定メニューから一番下にある「デバイス情報」を選択。そのさらに一番下に「ビルド番号」というのがあるんですが、これを複数回連続タップすると、裏メニューである「開発者向けオプション」というのが表示される様になります
「開発者向けオプション」は「設定」>「システム」の中に表示されます。ここを開いて「開発者向けオプションの使用」をオンにしたら、これで下ごしらえは終了です。
続いて「Shizuku」アプリを開きます。このアプリは本来、Root化という専門的なモードで動作させないと操作できないような項目を利用できるようにするアプリです。Shizukuが動作しているところでTakoStatsが動作して、この2つのアプリを使ってXperiaの動作ログを記録する、ということをします。
「Shizuku」の中の「ワイヤレスデバッグで開始」から「ペアリング」をタップします。
sうるとペアリングの案内で「開発者向けオプション」を開いてUSBデバッグ、ワイヤレスデバッグをオンにする旨、案内が表示されるので、それに従ってワイヤレスデバッグをオンにします。
ワイヤレスデバッグをオンにする際にWi-Fiネットワークへの接続が必須になります。なのでこのアプリの設定をする際はWi-Fi環境で行うか、もう1台スマートフォンを用意してテザリングしてWi-Fi接続しながら設定を行います。
一度、ワイヤレスデバッグがオンになれば、あとはWi-Fi接続は必要なくなるのですが、オンにするたびに必要になります。
ワイヤレスデバッグをオンにしたら続いてピンクで囲われた「ワイヤレスデバッグ」の文字の部分をタップします。これでワイヤレスデバッグの詳細画面が開くので「ペア設定コードによるデバイスのペア設定」をタップします。
するとペアリングサービスを探しに行き、上からペアリングコードを入力する画面が出てきます。ここに表示されているペア設定コードを数字キーを使って入力します。数字コードはメモったり暗記したりしなくても表示されたままなので、それを観ながら入力することができます。
慣れれば簡単。初めてやるときはこんな動作させたことがないので不安になるかと思いますが、何度かやっているうちに慣れてきます。
ペア設定ができたら「Shizuku」アプリに戻って「ペアリング」の下にある「開始」ボタンをタップします。
ところが、ここでエラー表示が必ずでます。何度やっても毎回でます。というか、エラーが出るようになっています。エラーが出たら、再度開発者向けオプションの画面に戻り「ワイヤレスデバッグ」のスイッチを一度オフにしてから、またオンにしてください。
このときにペアリング動作を再度する必要はなく、単にスイッチをオフにしてオンにするだけでOKです。
再度「Shizuku」アプリの開始をすると、今度は画面が変わって起動のコマンドが画面に流れてきます。数秒でこれは自動で消えます。
画面が切り替わると一番上にあるステータス表示が「停止中」から「実行中」に変わるので、これでShizukuアプリの操作はOKです。
「Shizuku」アプリが実行中になったら「TakoStats」アプリを開き、こちらもサービスを開始します。
その後、オーバーレイのところでモニターに表示される項目を選択したり、表示の位置などをゲームアプリによって見やすい位置に移動させたりという細かい設定を行います。
そして肝心のベンチマーク記録をとるための設定でログをとるアプリの指定を行います。Xperia 1 Vの動画撮影などのベンチマークを試してみたいなら「Videography Pro」などのアプリを登録しておきます。
こちらは原神をプレイ中の画面になるんですが、ここではCPU使用率、バッテリー温度、FPSを画面左下表示にしてプレイしています。プレイを始めると同時にログの記録も始めます。
プレイが終わった後にTakoStatsアプリの「記録の表示」からプレイログを開くと上記のグラフが見られるようになります。
原神はAndroid版では60fpsが上限になっているのでそれ以上の表示にはならないのですが、こうしてみてみるとバッテリー温度の上昇とともにFPSが下がっていっているのがわかります。さすが気温が35度を超えたなかでプレイするとXperia 1 Vでもみるみるバッテリー温度があがります。
こういうときはゲーミングギア「Xperia Stream」を装着するとパフォーマンスを落とさずにプレイができるかもしれません。
これらの記録したログはCSVファイルで書き出すことができます。記録の表示画面の右上にある上矢印のボタンを押すとデバイスストレージ内にCSVファイルを書き出してくれるので、あとでPCなどに移してExcelで編集すると自分でグラフを作ることが可能。
こちらは昨日、灼熱の埼玉県をエアコン無しでドライブしているときのYahoo!カーナビの動作の様子です。
シリコンカバーを付けているときと付けていないときと温度変化に違いがあるかどうか試そうと思ったんですが、車についている温度計で40度くらいまであがっているときだとカバーとかはもう関係ないみたいですね。w Xperia 1 Vのバッテリー温度が50度まで上がったのはこれが初めてなんですが、この状態でもカメラ機能が動作して写真を撮ることができたのには驚きました。
高熱時の耐性も「Xperia 1 V」は強い。
ということで、あと3日に迫った「Xperia 1 V」のFPS、CPU使用率、バッテリー温度のベンチマークを記録するアプリの使い方紹介でした。
「Xperia 1 V」以外のXperiaでも動作しますので、今まで使ってきたXperiaにインストールして現時点での性能を記録しておき、Xperia 1 Vが到着したら、同じ様な方法でベンチマーク記録を取ってみてはいかがでしょうか?(※無理なテストをしてXperiaを最初から壊さないようにご注意も(^_-))
この夏はかなり暑くなりそうですが「Xperia 1 V」なら、撮りたいときに写真も動画も撮影出来ますよ。
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