【レビュー】新ギミック満載!ゲーム専用機でなくても欲しくなる『Xperia 1 IV Gaming Edition』超詳細実機レビューレポート
今週発表&発売になる、ソニーストアから発売のSIMフリースマートフォン「Xperia 1 IV」に「Gaming Edtion」が登場。
スマートフォンの背面にファンを装着してスマートフォン本体の熱を下げるとともにHDMIによる映像出力や、給電機能なども搭載。単にファンを回して背面を冷やすだけではなく電力マネジメントまで行うスーパーアイテムになっています。
Xperia 1 IVもソニーのSIMフリーモデルとしては初めて「eSIM」を採用するなど、見所山盛りのモデルになっています。
早速、実機の様子を紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
今年の6月3日にドコモさん他のキャリア版が発売された最新フラッグシップモデル「Xperia 1 IV」がなんとたった3ヶ月でSIMフリーモデルとしてソニーストアから発売されることになりました。
しかも価格も174,900円と、キャリアモデルよりも2万円以上安い価格設定。しかもしかも!メモリーはRAMが16GB、ROMが512GBと、キャリア版の12GB/256GBよりも大盛り仕様になっています。
さらに!今回の目玉とも言えるのがゲーミングギア「Xperia Stream」という背面に装着する冷却アタッチメントで、Xperia 1 IVとセットで購入すると189,200円という価格設定になっています。
ゲーミングギアとセットにしてもまだキャリア版モデルよりも安い、というバーゲンプライスでの登場になりました。
まだ製品が発表になったばかりで、実機の様子がわかりかねると思いますが、かなりよく出来ています。冷却についてはただ単に冷やしているだけではなく、本体の温度をみながら冷却ファンの回転数を制御していたり、外部電源をつないでいるときは、ファンの電力、システム本体の消費電力、そしてバッテリーの充電まで3つの電力をマネジメントする機能も搭載。
さすがソニーがゲーミングギアを作ると、ここまでやるのか!という仕上がりになっていました。
では、Xperia 1 IVのパッケージ開梱から紹介していきたいと思います。
こちらが「Xperia 1 IV」のパッケージの背面です。従来はXperiaのパッケージと言えば白い四角い箱でしたが、こうして角の取れたプラスチックフリーのパッケージになっています。
素材はソニーのワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM4」や「LinkBuds」シリーズで使われている新開発の「オリジナルブレンドマテリアル」を採用しているとのこと。市場回収したリサイクルペーパーを原料としているパッケージになっています。
紙パッケージで包まれた中から出てくるXperia本体ですが、こちらも従来は透明フィルムが画面の保護のために貼られていましたが、これも紙製になっていました。徹底しています。
この「オリジナルブレンドマテリアル」をスマートフォンで採用するのはSIMフリーモデルの「Xperia 1 IV」が初めてとのこと。キャリア版とはパッケージから差がついていることになります。
ということで、本体を取り出して並べてみました。左からXperia 1 IV、Xperia 1 III、Xperia PRO-Iです。画面サイズは同じ6.5インチの21:9ディスプレイなので、ほぼ同じ大きさになっています。
Xperia 1 IIと、Xperia 1 IIIでは、Xperia Viewというヘッドマウントディスプレイのアタッチメントが共用して使えるなどサイズが合わせてあったのですが、今回のXperia 1 IVもXperia Viewに対応しています。サイズはほぼ一緒です。
こちらはXperia 1 III用のシリコンケースをXperia 1 IVにかぶせてみたところです。カメラ位置がややずれていますが使えないことはない。。。と、言いたいところなんですが、ボリュームボタンの位置がやや変更になっています。
そういえば、Xperia 1 IIIにはあった、Google アシスタントのボタンがXperia 1 IVではなくなっているようです。
ということで、見かけはあまり変わらない「Xperia 1 IV」で、最も大きな進化は「カメラ機能」という説明になってしまうところなんですが、実は中身はかなり進化していて列記してみると、下記の様な進化をしています。
Xperia 1 IV SIMフリー |
Xperia 1 IV キャリアモデル |
Xperia 1 III SIMフリー |
Xperia PRO-I SIMフリー |
|
ストア価格 | 174,900円 | 190,872~ 204,480円 |
129,800円 | 159,500円 |
発売日 | 2022.9.16 | 2022.6.3 | 2021.11.19 | 2021.12.15 |
本体重量 | 185g | 187g | 186g | 211g |
バッテリー容量 | 5000mAh | 4500mAh | ||
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform |
Snapdragon 888 5G Mobile Platform |
||
内蔵メモリ (RAM/ROM) |
16GB/512GM | 12GB/256GB | 12GB/512GB | 12GB/512GB |
ディスプレイ輝度 | 従来比約1.5倍 | 従来モデル | ||
リアカメラ (焦点距離) |
16/24/85-125mm | 16/24/70/105 | 16/24/50 | |
フロントカメラ (画素数) |
1220万画素 | 800万画素 | ||
無線LAN | Wi-Fi 6Eレディ | Wi-Fi 6 | ||
LEオーディオ | 対応予定 | 非対応 | ||
ワイヤレス充電 | ○ | ○ | × | |
SIM | nanoSIM/eSIM | nanoSIMデュアル | ||
5G通信 | ミリ波非対応 | ミリ波対応 | ミリ波非対応 | ミリ波非対応 |
フルセグテレビ | × | × | × | × |
FMラジオ | × | ○ | × | × |
おサイフケータイ | ○ | ○ | ○ | ○ |
NFC | ○ | ○ | ○ | ○ |
その他 | ゲーミングギア Xperia Stream 対応 |
ヘッドセット Xperia View 対応 |
1型センサー内蔵 フルボード放熱 |
個人的に目をひくのが「Wi-Fi 6E」対応と「LEオーディオ」の対応予定です。Wi-Fi 6Eというのは9月2日に日本で認可された6GHz帯を利用できる無線LAN規格です。通信速度が速くなるものではないのですが、新しい周波数帯で帯域が広く取られているため混雑のない通信が可能になり、結果的に高速通信ができるというものになります。
Wi-Fi 6Eを利用するためには新規格に対応した無線ルーターとVAIO、Xperiaなどの通信機器で揃える必要があるんですが、2022年モデルのVAIO SX14/SX12/S15という最新モデル。そしてスマートフォンでは「Xperia 1 IV」と「Xperia 5 IV」が対応を予定しています。
現時点ではまだ対応するファームウェアなどが公開されていないので利用ができませんが、これから数年かけて徐々に6GHz対応の無線LAN機器に入れ替わっていきます。Xperia 1 IVで最初のWi-Fi 6E対応機器を手に入れて切替をスタートする、ってことができます。
「LEオーディオ」はBluetooth通信の次世代規格です。従来のSBCコーデックをベースにしたBluetooth通信は「通話品質」をターゲットに策定された通信規格で音楽データなどを高音質に伝送するのには向いていませんでした。各社、LDACやAACなどのコーデックを策定して高音質化をはかってきましたが、ここで大きな規格変更があり、それが「LE Audio」となります。
「低遅延」「新コーデックLC3」「左右独立」「複数人でシェア」などの通信をすることが出来るようになります。
ソニー製品ではワイヤレスイヤホンの「LinkBuds S」が対応を予定しており、超低遅延での音声伝送なども実現予定となっています。
こちらも当時調べていたところAV Watchさんの記事で「Xperia 1 IV」が対応予定となっていました。ファームウェアのアップデートで対応予定となっており、LEオーディオの規格策定が2022年7月12日に完了して今後数ヶ月で製品がリリースされるのでは、となっています。
早ければ、今月、来月のうちにはリリースがあり、LinkBuds SとXperia 1 IVがあれば、いち早くLE Audioが楽しめるようになるかもしれません。
Snapdragon 8 Gen 1 | Snapdragon 888 | |
コア数 | 8 | 8 |
周波数 | 1.80GHz | 1.80GHz |
ターボ(1core) | 3.00GHz | 2.84GHz |
ターボ(ALL) | 2.50GHz | 2.40GHz |
内蔵GPU | Adreno 730 | Adreno 660 |
GPUクロック | 0.84 GHz | 0.84 GHz |
GPUテクノロジー | 4 nm | 5 nm |
プロセッサーは「Snapdragon 8 Gen 1」を採用しています。Xperia 1 IIIやXperia PRO-Iよりも一世代新しいプロセッサーを搭載していて、どれくらいの差があるものなのか調べてみたのですが、スペック的には上記の様な差になるようです。
スマートフォンのプロセッサーの仕組みがPCほどよくわかっていないのですが、比較して見るとインテルのCore iプロセッサーの様に、スマートフォンもオーバークロックして使っているんですね。ターボブーストをかけているときのクロック数の上がり方に差があり、なるほど、この状態で使えば、それは発熱するよなー、という感じです。
一般的に「Xperia 1 IV」の進化点は?と、聞かれたときに最初に説明しないといけないのがカメラ機能になります。Xperia 1 シリーズになってから、新モデルが登場するごとにカメラ性能がアップしてきて「Cinemagraphy Pro」「Photography Pro」「Videography Pro」などのソフトウェアがXperia 1 IVには全て搭載。
「Videography Pro」にはストリーミング配信の機能も搭載されています。一度、使ってみると分かるのですがYouTubeのライブ配信の設定画面を見ると「RTMP」とおいう設定項目があり、ここのURLとパスキーなどをコピーして「Videography Pro」に設定すれば、それだけでモバイル通信による配信ができるようになります。
やってみると、設定はそれほど難しいものではなく、誰でも生配信のユーチューバーさんになれます。
カメラ機能は16mm、24mmに加えて望遠レンズが搭載されています。Xperia 1 IIIでは70mmと105mmの2つのレンズを切り替えて使っていましたが、Xperia 1 IVでは初めて、デジタルカメラと同じ様に中間域も使える、本当のズームレンズを搭載しています。
85mmから125mmの区間は切れ目無く無段階にズームが可能。Xperia 1 IIIの105mmよりも焦点距離が長くなり125mmまで撮影ができるも嬉しいポイントです。
そして、個人的には、これもXperiaを使っているときの嬉しいポイントなんですが、VAIOの様に「いたわり充電」ができるようになっています。初代Xperia 1 の頃は自動学習で、利用開始する予定時間の直前に100%になるようにゆっくりと充電していましたが、今は上限90%、上限80%という容量制限をした充電ができます。
バッテリーをアスリートに例えると「明日はレース本番だから完全な体調を作ろう!」というのが100%充電です。毎日、そんなことをしているとストレスですぐに選手(バッテリー)が弱っていってしまいますが、80%充電が可能ということは「明日はトレーニングだけだからノンビリ過ごして」という状況なわけです。バッテリーの劣化をできるだけ少なくして長く本体を使うための機能が今は利用できます。
普段の通勤などの時は80%充電にしていて、旅行や山登りなどで長時間使う時は90%充電、もしくは100%充電にして使うことでXperiaの寿命を長くすることができます。こちらもXperia 1 IVには引き続き搭載されています。
ということで、実機をセットアップしていくんですが、現在は「データのコピー」機能があり、以前使っていた機種からの引越が、かなり完璧にできるようになっています。引越前のスマートフォンから壁紙やアイコンの位置まで含めて、ほぼそのまま引っ越しできて、一部、ゲームや電子決済系の設定だけ行えば、数時間で元の環境が手に入れられる感じ。
今までと違っていたのは「SIMをダウンロードしますか?」という案内が出ている点なんですが、これが「eSIM」でのセットアップの案内でした。
とりあえず、自分の持っている回線で「LINEMO」が余っているので、そのSIMを挿してセットアップしていったのですが、改めて、eSIMの設定をしてみたいと思います。
まずはXperia 1 IVのSIMトレーなんですが、従来機種と違ってSIMカードが2枚挿せる仕様にはなっていません。表裏でnanoSIMを1枚、マイクロSDカードを1枚挿せるだけのSIMトレーになっています。
商品案内や仕様表で「デュアルSIM」という案内がされていますが、SIMカードのデュアル仕様ではなく、nanoSIMカード1枚と、eSIMでのデュアルSIM仕様になります。
ただ、今まではマイクロSDカードと2枚目のSIMカードが排他利用になっていたのですが、これだとデュアルSIMと、マイクロSDカード利用ができるようになります。
SIMフリーモデルの「Xperia 1 IV」はROMに512GBも搭載しているのでマイクロSDカードの増設なんて必要なさそうな気もするのですが、ムチャクチャ撮影をしまくる人、ハイレゾ音源をダウンロードして保存しまくる人、映画ファンで動画ファイルをやたらめったら保存して持ち歩きたい人などは助かるかもしれません。(私も映画を10本くらい保存しているんですが、そうすると200GBくらいは消費してしまうので)
ということで、eSIMの設定をしてみます。
今回は月額0円で使える「povo 2.0」のeSIM設定にチャレンジしてみます。
まず、一番最初にSIMフリーモデルの「Xperia 1 IV」がeSIMで使えるかどうか、なんですが9月9日現在のpovoサイトのデータによるとSIMフリー端末の欄に「Sony」が出てこないので、どうやら検証をしてくれていないみたいです。
ただし、auとソフトバンクで発売している機種の中で対応モデルとして「Xperia 1 IV」がありました。SIMフリーモデルとは厳密には仕様が違うんですが、たぶん、大丈夫でしょう、ということで設定をすすめます。
というか、結果的にpovoのeSIMは当店のSIMフリーモデルのXperia 1 IVで設定できたので問題はないかと思うんですが、それを当店で公式に責任持ってご案内はできないので、ご了承ください。
さて、申し込みの流れですが、最初はPCからでもスマートフォンからでもブラウザですすめるのですが、途中で専用アプリのダウンロード&インストールが案内され、そこからは専用のアプリ上で行います。
SIMタイプ、契約タイプを選んで、免許証などの写真データと、自撮りした自分の顔写真をアップロード。その後、クレジットカード情報を登録して申し込みをすすめていきます。
免許証と顔写真の照合はプログラムではなく、どうやら人間が手作業でしているみたいで、本人確認にはちょっと時間がかかりますが、ほぼリアルタイムで作業は進みます。
通常のSIMカード申し込みの場合は、申し込みが済んでから2日後くらいにSIMカードが到着するところですが、eSIMの場合はその日のうちにすぐに発行されます。
ただし、発行されるeSIMのデータというのがこんな感じ。
えーと、QRコードで送られてきて、これを設定する端末で読み込んでください、ということになっているんですが、申し込みをしている端末でQRコードを表示されても、それはカメラで読めないという。。。
仕方がないので、非常に原始的ですが、他のスマートフォンでこのQRコードを撮影して、それを画面に映しておいて、それをXperia 1 IVで読み取る、ということで乗り越えました。w
案内には新しく通信するスマートフォンにAPNという接続するモバイル通信局のデータなどを設定する必要がある場合がある、と、なっているんですが、ソニーのSIMフリースマートフォン「Xperia 1 IV」の場合は最初から主なAPN設定は書き込まれているので、気にしなくても使えます。
「SIMのダウンロード」という聞き慣れない項目が出てくるのですが、そこでQRコードを読ませたら、SIMがインストールできました。
一度、設定してしまえば今までのデュアルSIMとまったく同じ操作で利用ができます。電話番号も振られているので、2本の電話回線を同時に待ち受けにして使うコトができます。
しかもKDDIの「povo 2.0」であれば、利用するときだけトッピングで通信データ量を購入するだけで月額0円で利用ができます。自分から電話をかけるときはメイン回線の「LINEMO」(こちらも今なら半年間はPayPayのキャッシュバックで3GB通信まで実質0円、通話も5分以内なら無料)を使って、待ち受けだけに使う番号としてeSIMに設定しているpovoの電話番号を教えておけば、すごい低価格での運用ができます。
povoが使っているKDDIの回線は、山の中とかだとドコモ回線よりもつながりやすいので、こうしてeSIMに予備として入れておくのには最高のサブ回線なんじゃないかと思います。
ということでeSIMの設定までできたので、続いてはゲーミングギア「Xperia Stream」の紹介です。
こちらが新発売のゲーミングギア「Xperia Stream」です。単体で23,100円になっています。
Xperia 1 IVとセットになった「Xperia 1 IV Gaming Edition」での購入の場合は189,200円になります。Xperia 1 IVと別々に購入した場合は198,000円になるため、セットで購入すると8,800円お得に購入できます。
ただし「Xperia 1 IV Gaming Edition」ではセットになっているのは本体カラーがBlackのみとなります。本体カラーをアイスホワイトやパープルにしたい場合は別々に購入することになります。
また、すでに6月から販売されているキャリア版モデルの場合も本体の仕様は同じなので「Xperia Stream」を単体購入するコトでGaming Editionと同様の操作ができるようになります。
モデルは「Xperia 1 IV」の専用アクセサリーとなっていて従来モデルの「Xperia 1 III」や「Xperia PRO-I」では利用はできないのでご注意ください。
こちらがパッケージから開いた「Xperia Stream」です。こちらもプラスチックフリーのパッケージになっています。入っているのは本体のみで、簡単な取説が同梱されているだけでした。
「Xperia Stream」の脱着ですが、かなりしっかりしています。本体の向かって左側がスライドする仕組みになっていて、そこを開いてからスマートフォンを差し込みます。
Xperia 1 IVの底面から入れていき、USB type C端子を挿し込んでからフタをロックする、ということで装着します。
ガッチリとはめ込まれているのでプレイ中に外れてしまうという感じはありません。
なお、フタの構造が引っ張り出す形なので、フタになっている側をこうしてつまんで持ち歩くのはNGとなっています。
背面の手触りはサラサラした触感で、また形状もセンター部分にファンがあるものの、それほど邪魔にならず、メーカー純正ならではのデザイン性の高さとなっています。
ちなみにここにあるメッシュは排気口ではなく吸気口で、ここから空気を取り込んで中に新鮮な空気を送り込む流れになっています。
背面のファンの電源はスマートフォンから供給されるのですが「Xperia Stream」にUSB type C端子が装備されていて、ここから電源供給をすると「Xperia Stream」のファンを電源供給先からのものにうつすのと、Xperia本体の給電、充電も行えます。
ただ「Xperia Stream」のUSB端子を通しでのXperia本体とのデータ転送はできないため、PCを使ってXperia内のデータにアクセスしたい、というときは「Xperia Stream」から本体を外して、直接スマートフォン本体にUSBケーブルを接続する必要があります。
USB type Cの他に、有線LANケーブル、HDMIケーブル、ステレオミニ端子も装着可能となっています。有線LANは100BASE-Tとのこと。
これだけつなぐと、邪魔になりそうな感じはしますが、すべて両手でホールドしたときに邪魔にはならない位置に来ています。
想定しているのはゲーム大会の本番などで完璧な環境でのプレイをするときに使ってもらいたい、ということ。それに近い環境でプレイしたいときに個人でも全部接続をしてみては、というところのようです。
HDMI接続は特になんの設定の必要もなく、単にテレビにつながっているHDMIケーブルを挿すだけで、Xperiaの画面がテレビに映ります。こんな簡単にミラーリングができるとは。
Xperia 1 IVは21:9ディスプレイを採用しているため16:9のディスプレイに表示すると自動で上下に黒みがつくようになります。
なお、単にミラーリングしているだけなので、ゲーム画面だけではなくホーム画面などもミラーリングが可能。縦表示しているときは自動で出力映像も縦表示になります。
なるほど、これだとYouTubeでの動画配信のときとかにスマートフォンの操作画面を送り出すのが超簡単にできますね。HDMI出力にUVCの変換アダプターを挿すだけで、USBでの映像送りができるようになります。
さて、肝心の「Xperia Stream」による本体の冷却機能なんですが、Xperiaのゲームアプリを司る「Game enhancer」が制御します。
新機能のお知らせということでVer.8.0に「新ゲームモード」が追加されたとのこと。これにより「Xperia Stream」のファンの制御なども行っています。
最初のセットアップ時にファンの制御についての設定も行っており、使い方によるんでしょうけど常時ファンを回転させる設定があったり、カメラのシャッターボタンにファン動作のオンオフを割り当てたり、いろいろな設定をすることができるようになっています。
ひとまず、どんな感じで冷却されるのか試したいので、ほぼ全部オン(もしくはオート)にしてゲームプレイをしてみます。
最初にインストールされているのは「PUBG MOBILE」ですが、ここでは私の好きな?「Call of Duty MOBILE」をプレイ。
なるほど! ゲームプレイを始めるとすぐにファンの回転数があがり冷却が始まったのがわかります。背面を回ってフロント側にも両サイドの隙間から空気が流れてきているようで背面だけではなく前面からも冷却をしているのがわかります。
ファンの音もそれなりに聞こえるんですが、そんなにうるさい音ではありません。もしかすると、昔VAIOのファンで使っていた不等ピッチのファンとか使って、特定の周波数がブーンと鳴るのを防いでいるのかも。
「Call of Duty MOBILE」をプレイしたことがある方ならわかると思いますが、これは3Dでグリグリ動くゲームアプリで、すぐに本体が熱を持ち、操作する指先で熱さを感じるところなんですが、2ステージくらいプレイしても本体は全然普通のまま。
背面からの強制空冷もそうですが、フロントの風が画面を熱くするのを相当抑制している気がします。
こちらは「Game enhancer」が新搭載の「新ゲームモード」画面です。
かなりグラフィカルになりました。画面一番上に横スクロールで「パフォーマンス優先」「バランス優先」「省電力優先」「カスタム」などの設定ができるんですが、それ以外の表示はすべてVer.8.0で追加されたもののようです。
これ、すごくないですか?
表示されている画面のFPSやメモリーRAMの使用状況、さらにはファンの回転数や、電源のマネージメントまで表示されています。
この時はUSB type C端子を装着して外部電源で動かしていたのですが、20W の入力があって、ファンで1.8W、システム動作で4.2W使い、さらに14Wで内蔵バッテリーを充電しているのがわかります。
これ、すごいなー。
ちなみに、こちらはXperia 1 IIIの「Game enhancer」のゲームモード画面です。バーションは本日時点でVer.6.1.Aでした。こんな簡素な画面だったものが、すごいことになっています。
「HSパワーコントロール」という機能を使ったのがこちら。これはゲーム中にバッテリー充電をしないようにして熱が上がるのを防ぐモード。
電源供給で5.6Wの入力があり、ファンで1.7W、システム動作に3.9Wを消費していて、バッテリー充電はしていないことがわかります。
こちらは外部電源を外したところ。スマートフォンのバッテリーで駆動させています。
「Xperia Stream」自体にはバッテリー内蔵はありませんので、スマートフォンのバッテリーを使ってファンを回しているのがわかります。
こうして動作状況が可視化されて、動作状況がわかるのはいいですね。自分にとってのベストセッティングを見つけるのがこれなら早いかも。
そんなにゲームをしているわけではないから、こんなスペックのゲームギアは必要ないかな? ということはなく、PSPもあればゲームをやってしまっていたではないですか? PSPよりも10倍くらいの値段にはなりますが、超ハイクオリティゲーム専用機がやってきた感じです。
これならゲームをするだけではなく、長時間、映画などの動画を見るときにも良いかも。バッテリーに負荷がかかり熱を持つと、さきほどのいたわり充電以前の話でバッテリーの劣化につながるため、負荷軽減のために良いかも。
HDMIでのミラーリング出力ができるので、これをカメラにして動画配信に使って、その際の冷却にも使いたいところですが、あいにくカメラのレンズ面は全部「Xperia Stream」で塞がれています。カメラ機能はなにも使えなくなります。
今やスマートフォンと言っても、ゲームマシンになるし、動画プレーヤーになるし、音楽プレーヤーんなるし、カメラになるし、カーナビになるし、GPSロガーになるし、マラソンログ記録マシンになるし、以前のパソコン以上の働きができるようになってきています。ゲーム以外でもこうしてスマートフォンに負荷のかかる使い方をしている人に「Xperia 1 IV Gaming Edition」は必要かもしれません。
今回は実機の様子をblogレポートの形で紹介しましたが、明日、9月16日(金)19時から当店のYouTubeチャンネルで「Xperia 1 IV Gaming Edition」のご案内動画生配信を行います。
ここ数週間、内緒でYouTubeでの動画配信のテストをしてきたのですが、明日は一般公開にして「Xperia 1 IV Gaming Edition」の紹介をしたいと思います。
ご興味ある方は是非、ご参加ください。
ファンの音とか気になるかと思いますが、実機を使って生でご案内したいと思います。
★ YouTubeライブ配信『9月16日版 テックスタッフのライブ配信ニュース(仮)』
※ 9月16日19時から配信予定です
■Xperia 1 IVをキャンペーンでお得に購入!
★ソニーストア「Xperia 1 IV SIMフリーモデル発売記念 ¥15,000キャッシュバックキャンペーン」
Xperia 1 IV SIMフリーモデル発売記念として『15,000円キャッシュバックキャンペーン』がスタートしています。対象モデルはSIMフリーモデルの「Xperia 1 IV」と、ゲーミングギアがセットになった「Xperia 1 IV Gaming Edition」も含まれます。
応募期間中にご購入端末でインストールされている「Xperia Lounge Japanアプリ」 より、キャンペーンページにアクセス、応募フォームにて必要情報を入力してご応募ください。
応募の際は販売店名、購入日が記載された購入証明(レシートや領収書等)のキャプチャ画像、および、ご購入いただいたXperia 1 IV、Xperia 1 IV Gaming Editionの端末内または個装箱に記載されたIMEI番号が必要となります。
このキャンペーンはキャリア版は対象外です。ただでさえキャリア版モデルよりも2万円近く安くなっているSIMフリーモデルなのに、そこからさらに15,000円のキャッシュバックがあるので、実質的には159,900円相当で購入できてしまう計算になります。とんでもないキャンペーンをやってきました。
キャンペーンの締め切りは11月30日までとなります。
それと、忘れてはいけないこちらのキャンペーン。10月31日までの期間限定で「ソニーストア 2022 秋のラッキー抽選会!」を開催しています。My Sony IDがあればどなたでもすぐに参加ができます。
当たれば5,000円の大ラッキー賞!とはいえ、これは滅多に当たることはなく、大体エントリー賞の100円とかしか当たらないんだよなー、というところですが、このキャンペーンは違います。
大ラッキー賞!!!! (20人に1人の強運の持ち主!) |
お買物券 5,000円分 |
かなりラッキー賞!! | お買物券1,500円分 |
プチラッキー賞! | お買物券500円分 |
エントリー賞 | お買物券100円分 |
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今のところ、当店の調査では「かなりラッキー賞!」が一番多いというか、1,500円当たった、という人しか見かけていません。w かなり高い確率で1,500円もらえるので、Xperia 1 IVの購入前に、是非、抽選をしておいてください。翌日のお昼頃にクーポンが発行されます。
☆ソニーストア「ソニーストア 2022 秋のラッキー抽選会!」のご案内はご案内はこちらから
★「PUBG MOBILEスペシャルボイスプレゼントキャンペーン
「PUBG MOBILEスペシャルボイスプレゼントキャンペーン」では「Xperia 1 IV Gaming Edition」の購入で、人気ゲームPUBG MOBILEで使える豪華声優たちのスペシャルボイスカードがもれなくプレゼントされます。
古谷徹さん、鬼頭明里さんら人気声優たちの声がゲームの中に。更にPUBG MOBILEの世界が楽しめます。
キャンペーンページでは限定ボイスカードでもらえるサンプルボイスが掲載されていますのでぜひご試聴下さい。
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ソニーストアではお支払い方法で「分割クレジット」をご利用の場合、36回払いまで分割払手数料が【0%】でご利用できます。月々の分割価格は以下の通りとなります。
◆Xperia 1 IV
36回分割価格 月々4,800円( 初回のみ6,900円)
◆Xperia 1 IV Gaming Edition
36回分割価格 月々5,200円( 初回のみ7,200円)
■2年後に返却して買い替える方におススメ!「残価設定クレジット」
残価設定クレジットは、ご購入された商品返却時の買取予定価格を残価額とし、残価額を差し引いた代金を24カ月の分割で支払いできるので、月々の支払いを抑えられます。最終回にあたる25カ月目のお支払方法はお客様のご要望に応じて選べます。それぞれの支払額は以下の通りです。
◆Xperia 1 IV
総額131,900円※(金利0%)
※ 24回分割5,400円/月(初回のみ7,700円)
※ 2年後43,000円で買取もお選びいただけます
◆Xperia 1 IV Gaming Edition
総額142,200円※(金利0%)
※ 24回分割5,900円/月(初回のみ6,500円)
※ 2年後47,000円で買取もお選びいただけます
スマートフォンの買い換えサイクルですが、おおよそ2~3年くらいと言う方が多い様です。36回分割払いも、残価設定の24回払いも、かなり良い線をいっている買い方かと思います。
ぜひキャンペーンも利用してお得にお買い求めくださいませ♪
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 IV XQ-CT44 |
ソニーストア価格: 174,900 円税込 |
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発売日 | 2022年9月16日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
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残価設定 クレジット |
月々のお支払い 4,400円(1回目のみ4,500円) 24回お支払い総額 105,700円 25回目 34,000円(※ 商品返却時はお支払いが不要) |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 IV Gaming Edition XQ-CT44-KIT |
ソニーストア価格: 189,200 円税込 |
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発売日 | 2022年10月14日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 36回払いまで分割払手数料【0%】 残価設定クレジットの分割払手数料が【0%】 PUBG MOBILE スペシャルボイスカードプレゼント peria 1 IV 発売記念 15,000円キャッシュバック |
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残価設定 クレジット |
月々のお支払い 5,900円(1回目のみ6,500円) 24回お支払い総額 142,200円 25回目 47,000円(※ 商品返却時はお支払いが不要) |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
ゲーミングギア Xperia Stream for Xperia 1 IV XQZ-GG01 |
ソニーストア価格: 23,100 円税込 |
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発売日 | 2022年10月14日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
Style Cover with Stand for Xperia 1 IV XQZ-CBCT |
ソニーストア価格: 3,830 円税込 |
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発売日 | 2022年6月上旬 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
☆ソニーストアで最大5%おトクに購入する方法 ソニー銀行の外貨預金積立購入のすすめ
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2022年モデルのSIMフリーモデル「Xperia 1 IV」の本体ソフトウェアアップデートがあり、Android OSが13→14になりました。早速、当店店頭展示機もアップデートしてみたので、その様子をレポートします。 […]
【プライスダウン】36回分割払いで月々3,000円! RAM16GB・ROM512GB搭載の5G対応SIMフリースマートフォン『Xperia 1 IV』が15,400円値下げ!
ソニーストアにて『Xperia 1 IV』SIMフリーモデルが15,400円の値下げになりました! これによりストア価格124,300円→108,900円になり、36回分割払いですと月々3,000円(初回3,900円)で […]