【レビュー】SIMフリー『Xperia 5 III』 ソニーストア限定ブラックモデル実機レビューレポート
4月22日発売のスリムデザインのプレミアムモデル「Xperia 5 III」の実機レポートです。ソニーストアで販売するSIMフリーモデルだけの限定カラー「ブラック」モデルの様子を紹介したいと思います。
今まで通信事業者のキャリアモデルをお使いの方も簡単に乗り換えができるモデルで、その扱いやすさをご案内したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
2020年秋からソニーストアで販売が再開したSIMフリースマートフォン。通信事業者での発売から約半年後の発売になり、秋に大型フラッグシップの1シリーズ、春にスリムモデルの5シリーズが発売になる、というのがおおまかなスケジュール。III世代のスリムモデル「Xperia 5 III」もようやくソニーストアから4月22日に発売になります。
新型モデルをいちはやく使いたい!という方はドコモやauなどの通信事業者で購入することになりますが、後出しで出てくるSIMフリーモデルでは搭載メモリーが倍増されていたり、どこのキャリアでも使えるよう使用可能周波数帯域が広く取られていたり、キャリア特有のアンインストールできないアプリが入っていなかったり、多くのメリットがあります。
一度、SIMフリーモデルを使い始めるともう辞められません。
今回発売されるのは「Xperia 5 III」のSIMフリースマートフォンです。先に発売されたフラッグシップモデル「Xperia 1 III」のコンパクトモデルという位置づけになるのですが、まずははその違いから紹介します。
写真左が「Xperia 1 III」のフロストグリーンモデル。写真右が「Xperia 5 III」のブラックモデルになります。いずれもソニーストアの限定カラーモデルになります。キャリア版にはないカラーになっているのも魅力のひとつです。
さて、Xperia 1 IIIとXperia 5 IIIの一番の違いはサイズです。ディスプレイは6.5インチと6.1インチ、ボディの横幅は71mmと68mmというたった3mmだけの違いなんですが、これが握ってみると大きな差に感じます。
Xperia 1シリーズ、Xperia 5シリーズはこの超縦長ボディが特徴的で、初めて見た方は大体「長い!」と驚かれるのですが、以外にも横幅は従来のスマートフォンと同じか、ややスリムなくらい。
イメージとしてXperia XZとXperia X Compactみたいな握り心地になり、たった3mmでかなり扱いやすさが違ってきます。手の小さな女性向けのモデル、という位置づけでキャリア版などは販売していると思うのですが、手の大きな男性の私が使ってもXperia 5 シリーズはハンドリングが良く持ちやすいイメージがあります。
具体的な2モデルのSIMフリー機ですが違いのあるところだけをピックアップしたものがこちらです。
Xperia 1 III | Xperia 5 III | |
ストア価格 (発売時) |
149,600円 | 114,400円 |
発売日 | 2021.11.19 | 2022.4.22 |
サイズ | 165×71×8.2mm | 157×68×8.2mm |
重量 | 188g | 168g |
ディスプレイ | 6.5インチ 21:9 4K | 6.1インチ 21:9 FHD |
RAM/ROM | 12GB RAM/512GB ROM | 8GB RAM/256GB ROM |
カメラ | 16、24、70-105mm 3D iToF センサー リアルタイムトラッキング |
16、24、70-105mm オブジェクトトラッキング |
オーディオ | ステレオスピーカー (40%音圧向上) |
ステレオスピーカー |
バッテリー | 4500mAh 急速充電対応 ワイヤレス充電 おすそわけ充電 |
4500mAh 急速充電対応 |
強化ガラス | Gorilla Glass Vicutas | Gorilla Glass 6 |
カラー | フロストブラック フロストグレー フロストパープル フロストグリーン(ストア限定) |
ブラック(ストア限定) グリーン ピンク |
.
これはソニーストアで販売されているSIMフリーモデルでの比較です。通信事業者で販売されているモデルだとメモリーのROM容量が半分になりますのでご注意を。
スペック表で見比べるとサイズの違いくらいしか目につかないのですが重箱の隅をつつくとこれだけの違いが出てきます。
ディスプレイサイズはわずか0.4インチの違いですが4KディスプレイのXperia 1 IIIに対してXperia 5 IIIではフルHD解像度になります。それと影響の大きいところですと「ワイヤレス充電」の対応、非対応という違いがあります。
Xperia 1 IIIのワイヤレス充電は「Qi」という規格に対応しておりUSBケーブルを本体に挿さなくても充電台に置くだけで充電が可能。車載スタンドなどでもワイヤレス充電対応スタンドの場合は、結線しなくてもスタンドに載せるだけで充電が行われるので非常に便利です。
Xperia 5 IIIでは本体が小さいためにワイヤレス充電は搭載できなかったんですかね? 先代のXperia 1 IIはワイヤレス充電対応でしたがXperia 5 IIは非対応でした。
それと有機ELディスプレイの強化ガラスも差がありXperia 1 IIIは「Gorilla Glass Vicuts」という最上位のガラスを使っていますが、Xperia 5 IIIは一つクラス下の「Gorilla Glass 6」を採用しています。
そしてカメラ性能に若干違いがあります。
3カメラ、4レンズになっていて、超ワイドの16mm、標準の24mm、そして望遠レンズが70mmと105mmを切り替えて使う仕様になっているのは同じなんですが、Xperia 1 IIIには「3D iToF センサー」が搭載されていてXperia 5 IIIにはそれがありません。
これは距離センサーで写真動画撮影機能に連動するセンサーです。この違いがあるためXperia 1 IIIではデジタル一眼“α”同様に「リアルタイムトラッキング」と呼ばれていたものがXperia 5 IIIでは「オブジェクトトラッキング」という機能名になっているそうです。
なんか、話だけ聞くとAF性能がかなり劣りそうなイメージがしますが、実際に使い比べてみると暗所でのAF追従がやや苦手なくらいで、日中の撮影時に違いを感じることはあまりないそうです。
操作方法も同じで3カメラ、4レンズと連動して性能を引き出す専用アプリ「Photography Photo」で操作します。
追いかけたい被写体を指でタッチすると、図形や模様などを認識してずっとAFを追いかけ続けてくれます。操作方法は一緒です。
「Photography Photo」は従来のOS付属のカメラアプリとは違うXperia専用のカメラアプリです。「BASIC」モードでは写真と動画を切り替えて撮影ができて、プログラムオートなどを選ぶとソニーのミラーレス一眼“α”やサイバーショットRXシリーズと同じUIの表示で撮影ができます。
私はあまり「BASIC」モードとか使わないので、機能をほとんど知らずにいたのですが、今回、資料を見るとなかなか使い勝手が考えられているみたいで感心してしまいました。
「Photography Photo」アプリのBASICモードではシャッターボタンが画面に表示されます。普段はXperiaのボディサイドにシャッター専用ボタンがあるため、そちらを使うんですが、画面上のシャッターボタンは長押しすることでカメラのシャッター半押しと同じ動作をするんだそうです。
シャッターボタン長押しでオートフォーカスが動き始め、被写体追従を行います。シャッターボタンを放すと、そこでシャッターが切れるそうで、これは説明を聞かないと使えない機能ですね。
BASICモードには「ぼけ機能」なるものもありました。BASICモードでしか使えないんですが、これはフォーカスが合っているカットを撮影した後に、わざとピンボケの写真を撮って合成しているようです。10年以上前のサイバーショットにも搭載されていた機能ですが、これを使うと連写撮影ができなくなるそうなので、おそらくそうかな?と思います。
“α”っぽく使いたいぜ!という方は迷わずプログラムオート以上のモードを使っているかと思いますが、“α”の操作を特に知らない、という方もBASICモードを使うコトでそれっぽい写真が撮れるような工夫があるんですね。
さて、あちこちでレビューされているとは思いますが、16mmから105mmまでの4つのレンズを使った撮影というのがどんなものになるのか紹介します。
まずこちらは超広角撮影の16mm画角です。一昔前のスマートフォンではこういう写真が撮れなかったので、デジタル一眼“α”と超広角ズームレンズを持ち歩いてイベント撮影などをしていたのですが、スマートフォンでこれだけ広い画角の画が撮れるようになると、広角レンズを1本持っていく代わりにXperia 1もしくはXperia 5を買おうか、という気にすらなります。
ソニーストア銀座の入っているGINZA Placeの前から銀座4丁目の交差点の全貌が撮影出来ました。
こちらはスマートフォンの標準画角と言える24mmです。レンズに歪みもなく見た目に近いパースで撮影ができます。普段はこの画角で撮影することが多くなります。
続いて望遠レンズの70mmです。デジタル一眼カメラの標準ズームレンズを使ったときのテレ端です。小さく見えていた時計台の時計表示が大きく映ります。
そしてこちらはレンズを切り替えて105mmにしたところです。ペリスコープ構造と言ってレンズに入ってきた光を90度ミラーで反射させて焦点距離を変えることで2種類の望遠レンズをひとつのカメラセンサーで撮影できるようにしている今のところXperiaだけの機能。
これも10年程前にあったカード型サイバーショット「Tシリーズ」で採用されていた方式。Xperiaはソニー全社の技術が結集されているとなっていますが、カメラの歴史までもこうして取り込んでいるところがさすがです。
そして、さらに、ここからデジタル技術を使って演算処理でズームを行うことができます。
こちらは300mm相当になる「超解像ズーム」です。単なるデジタルズームとは違い、パワフルなスマートフォンのプロセッサーを使って、AI解析して画像を作っています。単にデジタル信号を拡大しているだけとは違い、細部までちゃんと情報量のある画像が記録できます。
ちなみにカメラの設定に「デジタルズーム」と「超解像ズーム」の2種類が用意されていて、それぞれ別物として設定ができるようになっています。「超解像ズーム」では連写撮影ができいないそうです。
こちらはGINZA Placeにある日産のショールームです。この日はフォーミュラEの車両が展示されているのですが、とても狭いところに展示されているため、24mm画角では車体が収まり切りません。
16mmの超広角レンズに切り替えると円形ステージの全景を映すことができました。室内から見ると窓の外はかなり輝度差があるため白飛びすることころなんですが、HDR機能が働いて白飛びしないように処理してくれています。
“α”もそうですが、スマートフォンのプロセッサーの方がパワーがあるのでJPEG撮影したときの画像処理の精度は“α”よりもキレイかもしれません。
こちらは近所で咲いている桜の木です。今週は満開になっています。これが16mmの超広角。
望遠の105mmを使うとこうして花の撮影も可能。さらに超解像ズームを使えばマクロ撮影的なこともできるんですが。。。
“α”と違ってファインダーがないもので、年頃男性の老眼だとどうしてもピントが甘くなってしまいがち。こればっかりは自分の目の性能をどうにかしないといけないですね。(^_^;)
そして、これはAndroid OS 12に付属する機能で、位置情報の記録を「あいまい」にすることができます。設定はアプリごとに行うので、Google Mapは「正確」に、写真データの記録する位置情報は曖昧にするため「PhotoGraphy Pro」は「おおよそ」に設定することができます。
スマートフォンの位置情報を利用して撮影データの位置情報を記録する「Imageing Egie Mobile」などおおよその位置情報にすることができそうです。
これは実際にお店で試したところです。新橋5丁目の当店ですが「おおよそ」の位置で撮影を試してみたところ増上寺くらいまですっ飛んでくれていました。
直径4kmの範囲であいまい化してくれるとのことです。
画像の位置情報を消すのってWindows PCなどを使う必要があり、わりと大変だし、スマートフォンで撮影した写真をそのままInstagramにあげるとその写真にも位置データは残ります。Webに写真データを掲載することが多い方は、これ、わりと重要な機能かも。
なお、この位置情報ですが「Google フォト」アプリを使うと、楽しく利用ができます。以前はXperiaに搭載されていた「アルバム」アプリを重宝していましたが、今は非搭載になっていてGoogleのフォトアプリを使って写真閲覧をすることになります。
写真閲覧中に写真を上方向にフリップすると下から撮影情報などが出てきて、地図をタップすると、そのまま写真マップに切り替わります。
地図から写真検索をすることができるようになり、上記は以前、三宅島に行ったときの写真なんですが、撮影場所などがマークされ、Googleの位置情報で長時間いた場所らしきところに色づけなどもされています。
こういうGPSログ的な機能、私は大好き。Google フォトも使いこなすと楽しい機能が次々と見つかります。
さて、写真機能はこれくらいにしてソニーストアの「SIMフリー」モデルならではの話も紹介させていただきます。
「Xperia 5 III」はドコモ、au、ソフトバンクからも発売されていて、半年遅れでソニーストアのSIMフリーモデルが発売されます。後出しだけにちょっと色を付けてくれていて、いくつかのメリットが用意されているのですが、通信事業者さんモデルとの違いをまとめると下記の様になります。
ドコモ SO-53B |
au SOG05 |
SoftBank A103SO |
sonystore XQ-BC42 |
|
カラー | FB FS G P | FB FS G P | FB FS G | B G P |
重量 | 168g | |||
バッテリー容量 | 4500mAh | |||
CPU | Snapdragon 888 | |||
メモリー(RAM/ROM) | 8GB/128GB | 8GB/256GB | ||
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL FHD+ HDR対応 120Hz駆動 | |||
おサイフケータイ | ○ | |||
生体認証(指紋) | ○ | |||
3.5mmオーディオジャック | ○ | |||
FMラジオ | ○ | × | ||
ワイヤレス充電 | × | |||
SIM | Single | Dual |
.
ボディカラーにブラックが用意されていること、搭載されるROMメモリーが256GBに倍増されていること、SIMがデュアルになっていることなどがメリットで、FMラジオが非搭載というのはデメリットになります。
FMラジオを通勤で聞いているんだけど、と言う方は是非、ノイズの少ない「radico」アプリを使っていただくと良いかと思います。
自宅で利用される際も鉄筋コンクリートだと電波の入りは悪くなるので、Wi-Fi環境でradicoを使った方が音質も良いかと思います。
ソニーストアのSIMフリーモデルは「デュアルSIM」と言って2枚のSIMカードを挿すことができるのも大きなメリットです。
プライベート用と仕事用の電話回線を使い分ける事もできるし、海外出張や海外旅行の多い方(今はコロナのおかげで少ないでしょうけど)は、国内用と海外用のSIMカードを同時に挿して使うことも出来ます。
マイクロSDカードと排他使用することになるのですが、本体の内蔵ROMが256GBもありますので、よどほ大きな動画やハイレゾ音源を持ち歩くと言うのでなければ充分かと思います。
そのSIMカードについても、SIMフリーモデルでは大きなメリットがあります。
Xperia 5 III | SO-53B | SOG05 | A103SO | XQ-BC42 | ||
docomo | au | SoftBank | ソニーストア SIMフリー |
|||
ドコモ、ソフバンの メインバンド |
Band 1 | 2.1GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天のメインバンド | Band 3 | 1.7GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ソフバンの プラチナバンド |
Band 8 | 900MHz | 〇 | 〇 | ||
Band 11 | 1.5GHz | 〇 | 〇 | |||
auのメインバンド(楽天ローミング) | Band18 /26 |
800MHz | 〇 | 〇 | ||
ドコモの プラチナバンド |
Band19 | 800MHz | 〇 | 〇 | ||
Band 21 | 1.5GHz | 〇 | 〇 | |||
各社プラチナバンド | Band28 | 700MHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Band 41 | 2.5GHz | 〇 | 〇 | |||
Band 42 | 3.5GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
5G Sub6 | n3 | 1.7GHz | 〇 | 〇 | ||
n28 | 700MHz | 〇 | 〇 | 〇 | ||
n77 | 3.4GHz | 〇 | 〇 | 〇 | ||
n78 | 3.7GHz | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
n79 | 4.5GHz | 〇 | 〇 | |||
5G ミリ波 | n257 | 28GHz | 〇 |
こちらは通信事業者ごとに販売されているXperia 5 IIIの対応電波周波数を調べたものになります。キャリア版でも今はSIMロックはかかっていないため、ソフトバンクで買ったXperia 5 IIIにドコモのSIMカードを挿して使う、ということは可能なんですが、各社、自分のところで使っている周波数でしか使えないように使用できる周波数を制限したモデルを販売しています。
今はかなり通信エリアが広がってきている、という楽天モバイルを使う場合が一番問題で、楽天のメインバンドである「Band 3」は各社どこのXperia 5 IIIでも対応するモノの自社エリア外でローミングで使うau回線の「Band 18」にはau版しか対応していないのがわかります。
ドコモやソフトバンクで買った「Xperia 5 III」に楽天モバイルのSIMカードを挿して使うと、楽天の自社エリアの外に出ると、全然通信ができないスマートフォンになってしまいます。
ですが、黄色い列にあるソニーストアのSIMフリーモデルはほぼ全ての電波に対応しています。特に700Mhz~900Mhzのプラチナバンドには全て対応しているため、電波のつながりにくそうなところに強いのが大きなメリットです。
ソニーストアのSIMフリーモデルは、どこの通信SIMを使っても通信が安定しているんです。
残念ながら5Gの「ミリ波」には対応をしていませんが、これはまだ通信エリアがほとんどないサービス。キャリア版では「ミリ波」の普及に力を入れているところで、ミリ波対応の端末を販売したいところなんですが、現実にはまだ使える場所が全然ないので「Sub 6」だけ使えれば、当面は5G通信の恩恵が充分受けられる、というのが実情のようです。
ちなみにXperia 5 IIIも楽天モバイルの5Gに対応しています。
聞いた話では先代の「Xperia 1 II」と「Xperia 5 II」から5G対応がはじまったものの、楽天モバイルの5Gには非対応となっていて「Xperia 1 III」から楽天モバイル5G対応が始まったとなっています。
「Xperia 1 III」が発売された時に実際に試してきましたが、楽天モバイルの5Gは郵便局を中心にエリア拡大が始まっています。まだ全然、人口密集地で使える感じではありませんが、近所に郵便局がある、という方は期待大です。
ちなみに通信設定についてですが、Xperia側にほぼすべての通信会社の設定が最初から入っているのでSIMカードを挿しただけで使える様になります。今回は楽天モバイルのSIMカードで試用しましたがなんの設定もせずに使っています。(無料通話のため、楽天LINKは別途要インストールです)
「SIMフリー」モデルと聞くと難しそうに思われるかもしれませんが、簡単、簡単。
そして、SIMフリー版の最大のメリットと言えば、人によってはこれではないでしょうか。キャリア版ならではのプレインストールアプリがまったく入っていない、というシンプルな初期状態です。
上記はSIMフリー版のXperia 5 IIIのホーム画面とプレインストールアプリの全てです。これだけしか初期状態でアプリは入っていません。
なんとかコンシェルジュとか、あんとかマーケットとかのアプリが入っていないので画面もメモリーもスッキリ使えます。ゲームアプリの「アスファルト9」とか「Call of Duty」などはどうしても貼っているみたいですが、一度プレイしてみるとXperiaの潜在能力に驚かされるのでプレイしてみるべしです。
それと、これはソニーのスマートフォンだからこそのメリットになるかと思いますが、ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」との親和性が高いんです。
高音質伝送コーデックの「LDAC」に対応しているのと、Xperia側にアップスケーリング機能の「DSEE Ultimate」が搭載されています。Xperia側でDSEE Ultimateを使って音源のハイレゾ化を行い、それをLDACで伝送すると、WF-1000XM4側ではハイレゾ音源が入力されていると認識して、WF-1000XM4側のDSEE Ultimate機能は自動でオフになるそうです。
WF-1000XM4でDSEEを使うとバッテリー消耗が多くなるので、スマートフォン側でそれを行うことで結果、イヤホン側の長時間利用が可能になります。
ソニー製品同士で使っている事のメリットがこういうところにあるんですね。
以上、今回も駆け足でしたがソニーストアのSIMフリースマートフォン「Xperia 5 III」の実機レポートでした。
フラッグシップモデルということで「Xperia 1 III」と比較される方も多いと思いますが、主な性能はほぼ同等。コンパクトボディで手軽に高性能を持ち歩きたい、というのなら「Xperia 5 III」がお勧め。
また一括で10万は厳しいという方はソニーストアの36回分割払いもご利用頂けます。従来は24回分割払までしか金利0%クレジットの用意がなかったのですが、Xperia 5 IIIの発売と同時に36回手数料0%クレジットが始まりました。
「Xperia 5 III」だと36回分割払いで月々2,700円となっています。(2022年10月3日値下げになりました)
菅前総理のおかげで月額3,000円程度で20GBの通信プランが利用可能になっています。本体代金と合わせて月々6,000円でフラッグシップモデルが買えるって、良い時代になりましたね。菅総理には感謝しかありません。
新生活に合わせて、スマートフォンも新機種に。是非ご検討ください。
【2022年10月3日値下げになりました】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 5 III (XQ-BQ42) |
ソニーストア価格: 99,000 円税込 |
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発売日 | 2022年4月22日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 36回払いまで分割払手数料【0%】 |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
Style Cover with Stand for Xperia 5 III XQZ-CBBQ |
ソニーストア価格: 3,830 円税込 |
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発売日 | 2022年11月中旬以降 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
■比較検討モデル
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 III XQ-BC42 |
ソニーストア価格: 129,800 円税込 |
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発売日 | 2021年11月19日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 36回分割払手数料0% |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント 実機を店頭展示しています ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 5 II (XQ-AS42) |
ソニーストア価格: 79,200円税込 |
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発売日 | 2021年5月28日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 36回払いまで分割払手数料【0%】 |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
☆ソニーストアの提携カード「Sony Bank Wallet」のご案内はこちらから