【レビュー】完全ケーブルレススタイル『WF-1000X』ショールーム展示レポート
昨日からソニーショールーム/ソニーストア銀座にて発売前特別先行展示が始まった2017年秋のヘッドホン新製品。初日はさすがに混み合いそうでしたので2日目の今日、取材でお邪魔させてもらってきました。
実機の展示の様子をレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
先週土曜日に見たときに銀座ソニービルの「SONY」ロゴに囲いの骨組みがかかっていたので、これで見納めになるかな?と、思っていたのですが、今日の時点で完全に見えなくなってしまいました。まだ、奥にあるもうひとつのSONYロゴは見えるのですが、そちらもあと1週間くらいで見えなくなりそうです。
さて、ここから一区画隣の銀座PLACEに引っ越ししたソニーショールーム/ソニーストア銀座の5Fへ急ぎます。
一昨日から製品発表&先行予約販売が開始されており、当店経由でも多くのお客様に新製品をご購入いただいてます。今朝時点でオーダーが一番多かったのがこちらの「WF-1000X」だったので、こちらの製品からレポートしたいと思います。
こちらが5Fのオーディオフロアで「WF-1000X」はここの奥のカウンターで視聴させてもらえます。
こちらが「WF-1000X」の体験コーナーということになります。ショールームで用意しているのはブラックモデルとシャンパンゴールドモデルを1セットずつです。
「WF-1000X」は完全独立ワイヤレスヘッドホンで満タン充電での駆動時間が3時間となっており、昨日も終日列をなして試聴されるお客様がお越しだったので、1セット試聴している間に、もう1セットは充電をして、という運用をしてたそうです。
展示開始から2日目の今日も開店時から多数のお客様が新型ヘッドホン目当てでお越しになっていましたので、今週いっぱいはこういう状況が続くかも。試聴はお一人様5分まで、となっていました。(後ろにどなたもいらっしゃらなければ長時間試用させてもらえます。)
■「WF-1000X」の外観をチェック!
こちらが「WF-1000X」です。ケースに入れられており、ここで充電するのと、電源のオンオフもケースの出し入れで行うことになっています。WF-1000X本体はNFC非搭載となっていますが、よく見るとケースの底面にNFCマークがついており、WF-1000X本体を電源オンの状態でケーブルケースのNFCを使うとNFCタッチでの接続設定ができるそうです。
WF-1000X本体のスタミナ性能は3時間ですが、ケースに入れることで外出先でも再充電が可能。ケースに2回分の充電容量があるそうで合計9時間の利用ができることになっています。朝、通勤の時に1時間くらい使って、会社に着いたらケースに入れて充電。帰りにまたケースから取り出して1時間くらい使う、というようなスタイルならば1週間に2回くらいケースを充電すれば大丈夫そうです。
クイック充電にも対応していてWF-1000X本体を15分充電すれば70分の音楽再生が可能になるそうです。
WF-1000Xの満タン充電には1時間半かかり、ケースの満タン充電には3時間を要します。本体もケースもバッテリーが完全に空になっている場合は4.5時間ほど充電にかかる計算です。
右耳のデザインがこちらです。半円のループが見えますが、ここがBluetoothのアンテナになっていてこれが前方を向くのが正しい装着方向になります。
反対側にはフィッティングサポーターがついており、図の様に回転させながらくぼみに引っ掛けるらしいのですが、それほど意識しなくても収まりの良い形で入りました。
イヤーピースは黒いトリプルコンフォートタイプと、ロングハイブリッドイヤーピースが付属します。通常はロングタイプのハイブリッドイヤーピースを使うことが前提になっていて、より耳にフィットさせ遮音性を向上させる目的でトリプルコンフォートイヤーピースも用意してある、と、取説では案内されています。
トリプルコンフォートイヤーピースは従来よりも厚いスカートを装着しており指でぐにゃっと潰して耳に押し込み、中で膨らんで密着するという仕組みになっています。人によっては耳への負担が大きくなることもあるそうですが、私が使っている分には全然問題なく、マラソンの時にもSmart B-Trainerのイヤーピースに使っていたりします。
「WF-1000X」の完全ワイヤレス状態で落っことして無くしてしまうのが心配な方は、こちらのイヤーピースにしておくことでそういう事の予防対策になるかも。
私が装着してその場でいろいろ使っている分にはまったくグラグラすることもなくピッタリとはまっているので、これならジョギングするくらいは問題ないように思えます。製品版がやってきたら是非、実際に試してみたところ。
ショールームではペアリングしてあるウォークマンを用意してくれていて、ウォークマンの音源で試聴をすることができます。
新開発の6mmドライバーを搭載しており、音質的には「MDR-EX650」相当になることを狙っているとのこと。
高音質伝送コーデックの「LDAC」には対応していないため伝送はSBCとAACのみとなります。AACはiPhone向けの規格になるのでXperiaやウォークマンではもっともベーシックなSBCを使った伝送となります。
ハイレゾ対応モデルにも指定されていないので音質はあくまでもノーマルなんですが、音質的に特に不備があるわけでもなく、歯切れのよい音質で音楽が楽しめます。
自前のXperia XZでの接続もできました。ビデオ素材の再生などもしてみましたが、この音質でビデオ再生やゲームが出来るのは嬉しいですね。しかもノイズキャンセリング機能と、外音取り込み機能も利用できます。
本体にはボタンが2つ装備されていて左耳にあるのが電源ボタン。電源投入後はノイズキャンセリングオン、外音取り込み機能オン、ノイキャンと外音取り込みオフ、の切替ができるようになっています。
通勤中に電車内のノイズを消したいならノイズキャンセリング機能をオン。なにか視界に入る周りの人達の様子に異変を感じたら左耳の電源ボタンを短くタッチすれば外音取り込み機能が働き車内アナウンスが聞けるようになります。もう一度タッチすればノイキャン、外音取り込みがオフになるので、ヘッドホンだけの遮音性が試せるのですが、これが外音取り込みとノイズキャンセリングの中間くらいのノイズ量になる感じです。
右耳にも部品がひとつついていますが、これは曲の再生、停止を担当しています。カチカチッとダブルタップすれば曲送り。カチカチカチッと3回タップすれば前の曲に戻ります。
音量ボタンがないのですが、音量調整は再生機器側での操作でのみ行える仕様になります。
その他、ショールームならではの問題なんですが、電波の混線があり右耳の音が鳴らない、ということがここでは頻発して起こるそうです。実は昨日、ソニーさんの販売店向け新製品内覧会でも試聴体験をさせてもらってきているのですが、そのときも同様でした。左耳が親機で右耳には左耳からの信号が送られているそうで、そこが混信しやすいようです。
ショールームのスタッフの方々も対策をいろいろお考えのようなのですが、どうも接続機器をしょっちゅう変えていると、そういう現象は起きやすくなるみたいです。そうか、ここだと用意しているウォークマンだけではなく、私もそうですがお客様が持ち込まれたウォークマンやスマートフォンとペアリングするので登録機器情報が常にいっぱいになってしまっているんでしょうね。そういうのも混線しやすくなる条件のひとつなのかもしれませんね。
ちなみに「WF-1000X」のリセット方法ですがケースで充電するだけです。充電を開始するとWF-1000Xはリセットされるそうなので調子が悪いときは充電器に入れて両方が赤ランプでの充電状態になっているか確認すればOKです。
ということで、こういうワイヤレス機器って操作ボタンの位置と機能を覚えるまでが一苦労なんですが、ボタン2つだけで覚えることもほんのちょっと。これならどなたでもすぐに安心して使えそう、というのは二重丸。
今までのヘッドホンみたいにコードを丸めてしまわなくても、ケースに入れてカバンやポケットに入れておける安心感もあります。これを買ってしまえば完全ワイヤレス生活が待っていると思うと超ワクワクしてきます。
ハイレゾ対応でないのがちょっと。。。と、言う方は「WI-1000X」がありますので、こちらのモデルはスマートフォンで音楽、ゲーム、テレビ音声なんでも手軽に聞きたい!という方向けとなりそうです。
そして一昨日から当店経由による多数のご注文をいただいています。当店をご利用くださり本当にありがとうございます。心より感謝しています。
ブラックとシャンパンゴールドの2色のカラーバリエーションですが、当店経由のオーダーを見る限りは現在のところほぼ半々くらいです。メーカーさんのメインイメージカラーはシャンパンゴールドモデルみたいで、こちらでプロモーションもこれからするみたいですが、このモデル、大々的なプロモーションを予定しているみたいですよ。
発売は10月7日と1ヶ月も先なのですが今日のソニーショールームでの様子を見ていると品薄になりそうな予感がしてきました。そういえば、昨年もMDR-1000Xでhydeのプロモーションが始まったら一気に品薄になったんでした。(年が明けるまで品薄が続いてました)
完全ワイヤレス+ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンです。人気炸裂は間違いないモデルです。カラーを選んだら今すぐオーダーをどうぞ♪
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ワイヤレスノイズキャンセリング ステレオヘッドホン WF-1000X |
ソニーストア価格: 24,880円+税 |
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発売日 | 2017年10月7日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 5年ワイド:3,000円 3年ワイド/5年ベーシック:2,000円 3年ベーシック:無償 |
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