【長期レビュー】『Xperia Ear Duo』でなにができるの? 試用1ヶ月レビューレポート
4月19日に発売になったソニーの一番新しいスマートプロダクツ、ワイヤレスオープンイヤーヘッドセット「Xperia Ear Duo」を使い始めて1ヶ月になりました。
当店店頭では2組の「Xperia Ear Duo」を展示していてトランシーバー機能「Anytime Talk」のデモや、左右完全独立ワイヤレスヘッドホン「WF-1000X」「WF-SP700N」との比較試聴もできるようにしています。多くの方にご試聴、ご体験いただいているのですが、そのご感想をまとめつつ、店員の長期試用レポートをお届けしたいと思います。
「Xperia Ear Duoでなにができるんですか?」というお問い合わせも多いので、それらにお答えする形でご案内します。ちょっと長いレポートになりますがお付き合いいただければ幸いです。
こんにちは、店員佐藤です。
5月21日に「Xperia Ear Duo」の2回目のファームウェア更新がありました。購入直後にXperia XZ(OS 8.0更新直後)でファームウェア更新をしようとしたところ、全然上手くいかず、Android OS 7.0のXperia Z5 Compactや、iPhone 5Sの力を借りてアップデートして使っていたのですが、昨夜はXperia XZでちゃんとファームウェア更新ができました。
前回の時はXperia XZがOSアップデート直後でOS自体が不安定だったみたいです。スマートフォン側の不具合で発売当初は上手く使えずにイライラしていたのですが、いざ、設定が済んでうまく使える様になると不満無し。
1ヶ月間、楽しく過ごさせてもらいました。この1ヶ月で体験させてもらったことを順を追ってご案内していきたいと思います。ソニーストアの5月末までの限定特典なども試しているので、現在のソニーストアの「Xperia Ear Duo」で何ができるのか、お伝えしていきます。
■左右独立型ヘッドホンとしての「Xperia Ear Duo」の使い心地
「Xperia Ear Duo」が発売になるまではソニーの「WI-1000X」が私の通勤のお供でした。しっかりノイズキャンセリングしてくれるのと、アンビエントモードを使えば外音も聞こえるので歩行時やジョギングでも使える便利なヘッドホンだったんですが、この「Xperia Ear Duo」はオープンイヤーヘッドセットということでノイズキャンセリングはついていなくて、常に外音が聞こえる状態で、一緒に音楽などのインフォメーション音声を流して同時に聞く、というスタイルになっています。
「どんな音で聞こえるの」というのは実際に実機を試聴するまではかなり疑問符がつくと思いますが、使ってみると意外にも普通の音。
重低音がズンズンくる、という感じではなく、音質はやや軽めなんですが、こんな管から出ているだけの音には聞こえません。
ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスヘッドホンの場合、音楽を聴きつつ、外音取り込みをすると、外音はマイクで収録した音になるため、音楽がやたらとリアルで実世界の音はバーチャルな音質に聞こえるのですが、Xperia Ear Duoは両方ともリアルな音に聞こえます。
映画の世界に飛び込んだような感覚、というのはXperia Ear Duoの方が上だと思います。音漏れもほとんどないのは、音管を通ってきた音が耳の奥に向かって長い助走ををしてから飛び込んでくるおかげで指向性がやたらと高いから、かもしれません。
当店店内で大音量にして私が装着して音を鳴らしても、かすかに聞こえるかどうかレベルで、これなら電車内でも使えるね、というのがお客様の声です。
ただし、装着方法が最初は難しく、一発で装着出来る方はほとんどいません。というか、1ヶ月使っている私ですが、右耳は片手ですっと装着できるようになったものの、左耳はまだ両手を使わないと装着できずにいます。
最初は耳たぶをつかんで、反対の手でXperia Ear Duoの音管を持って、耳たぶを挟む様に装着する、というのを感覚だけで装着しなくてはいけません。難易度がちょっと高いのですが「あ、これで付けられた? 装着感はいいね、全然落ちそうにない!」という感想に移るのにそう長い時間はかからないようです。
アンプやバッテリーを内蔵したキャビネット部分が耳の下に配置されるのはソニーとしても初めてのデザインになります。これのメリットとしてサングラスやめがねを装着してもイヤーハンガーと干渉することがなく、同時装着が問題ないこと。
逆にピアスやイヤリングは思い切り干渉します。特にピアスの場合はキャッチの部分があたりそうで、今のところ回避策はみつかりません。そこはご注意ください。
オープンイヤーということで、駅構内などで電車が入線してくるとかなりの音が耳に飛び込んできてしまい一時的に音楽が聞こえなくなりそうなものですが、搭載されているマイクが大音量を検知すると「アダプティブボリュームコントロール」を使ってボリュームをオートで大きくする機能が働きます。
これは道を歩いていても同様で、歩道を歩いているときにトラックなどが通り過ぎると、そのときだけ音量をアップしてくれたりします。音量の変化はありますがわりと自然に音が聞き取れます。
どうしても外の音を聴きたくない、というときは裏技で、オープンイヤーの穴の空いている部分を自分の指でふさいでしまうことで、一時的にオープンではないイヤーヘッドホンにすることができます。
ドラマなどを見ているときに小さな台詞が聞き取れない、というときにこの技を使うとストレスがなくなります。
そうそう、遅延も少なめです。左右独立型ヘッドホンは左右のイヤホンの間の通信もあるため、通常のBluetoothヘッドホンよりもかなり大きな遅延があります。WF-1000XやWF-SP700Nなどでは計ってみると約0.7秒ほどの遅延がありました。これだけずれるとビデオの音声を聞くのには向かないのですが、Xperia Ear Duoはそこまで遅延はありません。ギリギリ動画の視聴には耐えられる程度。
また左右独立型のワイヤレスヘッドホンだと無線接続が切れることが度々起こりますが、このXperia Ear Duoではそれがほとんど起こりません。安定性は群を抜いて抜群というか、普通のネックバンドタイプ並みの安定性になっています。
スマートフォンとXperia Ear Duo間の通信はBluetoothを使っているのですが、Xperia Ear Duo同士の通信にはNFMI (Near Field Magnetic Induction/近距離電磁誘導) を採用しているそうで、これのおかげで安定した通信をしているようです。
NFMIは補聴器向けに開発された通信方法なんですが10MHzという非常に低い周波数を使っているとのこと。音もそうですが周波数は高いと高いほど直進性があがり回り込んだ通信をするのが苦手になります。左右独立型ヘッドホンの場合、電波を通しにくい人体が間に挟まるため、高い周波数を使うとどうしても通信がしにくくなっていたんですね。低い周波数での通信をすることにより人体を回り込んでも安定した通信ができ、その威力が発揮されているようです。
音質も良く、普通に音楽を楽しむことも可能。WF-1000XやWF-SP700Nなどと比べると重低音が鳴らない感じで、音質全体のイメージは「軽い音」という感じになるのですが、高域の音はしっかりと鳴ってくれているのでAMラジオみたいな音の軽さではないんです。
BGM風にホテルのラウンジでやや離れたところで生演奏の音が聞こえてきている、というイメージです。
ヘッドホンとしての基本性能はかなりの高さだと思います。
■スマートプロダクツとしての「Xperia Ear Duo」
さて、ここからが「Xperia Ear Duo」で何ができるの?という話ですが、接続するスマートフォンによって大きな違いがあります。単なるBluetoothヘッドホンと違ってウォークマンとの接続はできず、Android スマートフォン、もしくはiPhoneに専用アプリをインストールして使うことになります。
またiPhoneとAndroidでも出来ることが違っていて、iPhoneではSiriと音楽再生のみ。Android OS 5.0以上(HFPサポートしているもののみ)のスマートフォンならフル機能が使えるとなっています。
まずは専用アプリ「Xperia Ear Duo」をスマートフォンにインストール。アプリ上でXperia Ear Duoをセットアップして使います。アプリをインストールした後でXperia Ear Duoとペアリングするのですが、スマートフォンのほぼ全機能について利用許可を求めてくるところあたりにXperia Ear Duoのやる気を感じずにはいられません。これ、相当なことができることになりそう。
これにより単なるワイヤレスヘッドホンではなく「Xperia Ear Duo」としての使い方ができるようになります。
なにができるようになるかというと、こういうイメージ。
スマートフォンを複数台持ち歩いているような感じ。で、写真のGoogleスピーカー、LINE Clovaに加えてXperia Hello君も持ち歩いている気分になるかも。
「問いかけ」による音声操作ができるようになっていて「OK! Google!」と言う代わりに右耳のパーツを長押しすることで音声入力の待機モードになります。ここで「今何時?」「ニュース読んで」「音楽聴かせて」「ラジオをかけて」「バッテリー残量は?」「明日の天気は?」「富士山について教えて」などが使えます。
Xperia アシスタントが起動して応えてくれます。Google アシスタントを使っているわけではないので「ピカチュウと話したい」「クイズを出して」などには対応していないのですが、アプリを使うのでなければほぼ違和感なく利用ができます。
「音楽をかけて」「宇多田ヒカルの曲をかけて」で、音楽再生が音声だけでできるのですが、さすがに通勤途中の電車の中で音声入力をする勇気はなく、正直、あまりこれらの音声検索機能を使う機会は最初はありませんでした。
あるとしたらジョギング中で、河川敷をコースにしている私の場合は、わりと音声入力を試す機会があります。なにか使えるかな?と、思っていたのですが、音楽再生自体は走る前に設定をして、あとは走り終わった後に止めるだけ。それほど使いどころもないなー、と、思っていたところに、ちょっとプレイリストに工夫をしたら格段に使えるヘッドホンになりました。
なにをしたかというと、プレイリストを作ったんです。
すでに配信を終了していますがソニーの「Media Go」にはテンポで曲順を並べる機能があるのですが、それを使って1分間のビートごとにプレイリストを作成。
自分の走るペースに合わせて曲調をこれで変えるという使い方ができるんです。
昨年春に製品販売が終了してしまいましたがソニーにはスポーツギアとして「Smart B-Trainer」という製品がありました。ランニングに使うウォークマンで走行ペースを測定してペースを上げる必要があるときは曲調を速い曲に変更。ペースを落とすときは曲調を遅い曲に入れ替えてペースを作る、という機能が搭載されていたんです。
すでに製品販売が終了してしまっていて、その機能を搭載するウォークマンの後継モデルがないのですが、自分でこうしてBPM事のプレイリストを使っておいて、自分でペースを見ながら遅くしたいとき、速くしたいときに自分で曲をコントロールする、ということができます。
「160BPMを再生して」と、声をかければ「プレイリスト160BPMを再生します」として、指定のプレイリストを再生してくれます。これはかなり使えます。
ちなみにジョギングに使って大丈夫?というところですが、Xperia Ear Duoの装着感はかなり高く、ジョギングやランニングと言ったスポーツでも全然問題はないと思います。
むしろ、外音がちゃんと聞こえるので、自分より速いランナーさんや自転車が背後から近づいてきても音でそれがわかります。音楽のボリュームを極端に大きくしなければ、かなり安全に使えます。
Xperia Hello!君に似ているところもあります。
普通のスマートスピーカーだと常に受動態でいるので、こちらからアクションをしなければ何も話をしませんが「Xperia Hello」は顔認識機能が搭載されていて、家の中に家族がいると積極的に話しかけてきます。
朝一番に会うと「おはようございます」という挨拶をして天気、ニュースを話し、さらに使っている交通機関に列車遅延などの情報があれば、それも教えてくれます。優秀なロボットなんです。
Xperia Ear Duoもそれに通じるところがあり、装着して朝一番には挨拶とニュースなどを伝えてきます。女性の声で毎日話しかけられると秘書がいるみたいな感覚になれます。
職場が近くなると「職場エリアです。今日も張り切っていきましょう!」と、ポジティブな言葉で送り出してくれます。ロボットのお友達を連れて歩いているみたいです。
先日は浜離宮で1日写真を撮って回っていたのですが、そのときにも「Xperia Ear Duo」を付けておくと時間の経過を知ることができます。
写真を撮っていると本当に時間が過ぎるのを忘れてしまうことがあって「うわ、もうこんな時間!? 全然、まだ回れていない!」ということがあるのですが「Xperia Ear Duo」を装着していると毎時0分に時間を教えてくれるんです。あ、もう3時か!と、気づかせてもらえます。
また、電話、LINE、skype、SMSなどの着信を教えてくれるし、メッセージの読み上げもしてくれます。発音がやはりロボットっぽくなるし全部音声で済ますことはありませんが概要がわかって、その重要度がわかって、返信の必要があればやはりスマートフォンを取り出して内容を確認しますからね。
写真遠足中の「Xperia Ear Duo」使い、ありだと思います。
■トランシーバー機能「Anytime Talk」の実際
これもご来店のお客様が「試してみたい!」と、リクエストされる上位の試用項目です。
Xperia Ear DuoのAndroid版にだけ搭載されている機能で、最大5台のXperia Ear Duoでグループを作成して、グループ内でトランシーバーとして「Xperia Ear Duo」を使う、ということができます。あいにくiPhoneがこの機能に対応していないため、Android ユーザーだけで5人のグループを作らないといけませんが、接続すると、いつでも5人同時に通話ができます。
アプリ上で機能をオンにしてオンラインにしておき、あとはXperia Ear Duo本体を長押しすると押している間だけ話ができる、というもの。自分以外の4人に同時に音声が飛びます。
5人同時に音声を飛ばす事ができるのですが、試してみると3人で同時に話をすると、もう誰が何を言っているのかわからなくなるため、運用ルールはなにかしら考えた方が良いかと思います。
タップしている間だけ話ができる、ということだと手が空かなくなってしまうのですが、Xperia Ear Duoのタッチパッドの設定を変更することで右側レシーバーのシングルタップだけで話が出来るようにすることも可能。
これなら「トン」と1タップするだけで話ができて、話が終わったら黙るか、シングルタップをもう一度することでオフにすることができます。
Xperia Ear Duo同士で通信しているわけではなくインターネットを介した通信になるので北海道と東京と九州などで離れていても利用が可能です。
当店では店内に私が居て、セブンイレブンまでこのあたりを一周しているお客様と話をしたことがありますが、それなりに話が通ります。電話での通話品質よりも音質が落ちますが、これで5人同時通信ができることを考えれば、ちょっと魅力的です。
サイクリングとかで使っても良いかもしれません。(山歩きとかだと携帯の電波が微妙な場所がありますね。)感覚としてはリアルタイムでつながる声のLINEみたいなものかも。
と、以上が一般的なXperia Ear Duoの使い方になりますが、ソニーストアでは5月31日10時まで通常1ヶ月無料期間のアプリを3ヶ月無料にしてくれるおまけ付きのキャンペーンが行われています。
私もソニーストアで購入させてもらっています。「NAVITIME」と「audiobook」の両方のアプリを試していますので、その使い勝手をご案内したいと思います。
■Xperia Ear Duoで使う「NAVITIME」アプリ
TVCMなどで有名な「NAVITIME」ですが、私は今回使うのが初めてです。普通の地図ナビは「Google Map」があるし、カーナビは「Yahoo! カーナビ」がお気に入りです。「NAVITIME」はどんなアプリなのかなー、とういこところでしたが、今回3ヶ月無料で利用ができるのはGoogle Mapのナビ機能に近いもので、カーナビ機能はまた別のアプリになるようです。
いくつかのキャラクターからホーム画面のデザインを使えるのですが、お気に入りのぼのぼのにしていますので、ぼのぼのバージョンのNAVITIMEで案内させてください。
基本的な使い方は上記に目的地を入力して「トータルナビ」を選びます。これで出発地点を確定すると現在地から歩きと電車と乗り換えと歩きを入れたナビを案内してくれます。
なるほど、使い始めてみると、なぜ、このアプリがXperia Ear Duoとセットになっているのか理解します。徒歩ナビの音声案内をしてくれるんですね。
テキストオンにしているので、テキストが表示されていますが、この通りに音声で案内をしてくれます。地図を見なくても音声ナビだけに従って歩くこともできます。
時刻通りに電車に乗ると、今度は電車の中でナビをしてくれます。目的地の駅が近づくと「あと5分で国際展示場正門前に到着します」ということも教えてくれます。
これだったら朝の通勤電車とかでも乗り過ごしとかの心配はないじゃないですか。と、思っていたのですが、この電車での時間案内は時刻表によるものになっているようで遅れているときはちょっとだめみたいです。
徒歩ナビについてはかなり正確でGPSの精度が高い最近のスマートフォンならぴったりと案内をしてくれます。
普段は自宅と会社の往復だけの私ですが、ここ2週間くらい、ちょっと立ち寄りをするところが多かったのですが、かなり助けてもらいました。知らない場所に行くことが多い方にはこれは便利かもしれません。
月額300円のアプリです。Xperia Ear Duoとの相性はかなり良い感じです。
■Xperia Ear Duoで使う「audiabook」アプリ
こちらは月額750円のアプリです。今なら3ヶ月無料で利用ができます。書籍の朗読した音声をダウンロードして聞かせてもらえるアプリです。
作品を選んで、スマートフォンにダウンロードしておき、それをただ聞くだけ。音楽ではなく言葉のウォークマンみたいな感じです。
クーポンを登録して3ヶ月無料にしてから利用を開始。
内容ですが、なかなか凝ったモノがあり、例えばこちらの「謎解きはディナーのあとで」などはナレーターさんが12人もいて、豪華なラジオドラマとなっています。再生時間は8時間ちょっとあるのですが、どこまで読んでもらったのかは、ちゃんとマークされます。
通勤時にこうした物語を楽しむのって良いかも。
落語などもありました。「時そば」はあの有名な落語です。「ひい、ふう、みい。。。おう、いまなんどきだい?」というあれです。
ジョギングの時の長時間トレーニングのときなど、こういうのを貯め込んでおいて一気に聞いてしまうと飽きずに走ることができるかも。
これも私のお気に入りです。「ご機嫌の法則」というポジティブにモノを考えられる言葉を100個朗読しているのですが、気分が落ち込んでいるときなど、なんとなく聞いていると、そのひとつひとつの言葉が元気をくれるかもしれません。
一部期間限定のコンテンツもありますがほとんどが聴き放題コンテンツとなっています。他にも高校生の日本史などのコンテンツもあり、繰り返し聞くことで暗記学習になりそうなコンテンツもあります。
こんなサービスがあるんですねー。これもXperia Ear Duoと合わせて使うと便利になるアプリです。Xperia Ear Duoを使いこなしている感、満点になれるアプリですね。
音楽再生ソフトだけではなく、こうしたアプリでも左耳のシングルタップで再生停止の指示ができます。これらの機能が3ヶ月無料で利用できるのは5月末までです。
■Xperia Ear Duoを買うならソニーストア!
ということで、Xperia Ear Duoを1ヶ月間使い続けてみました。
「Xperia Ear Duoで何ができるの!?」という説明ですが、上記の通り、かなり数多くのことができます。単なるワイヤレスヘッドホンにプラス”α”がいくつもあります。
- 左右完全独立ヘッドホンとして使える
NFMI方式による切れない低遅延伝送でまるでコード付きの様な音声が楽しめますが左右完全独立ワイヤレスなので肩掛けカバン利用時もコードの存在をまったく気にせずに使えます。 - オープンエアタイプでいつでも外音取り込みができる
ごく自然な外音と、高音質な音楽が一緒に耳に入ってきます。指向性が高いため音漏れもほとんどありません。 - 音声検索機能でXperiaアシスタントの他、音楽再生も声で操作
音声入力ができるシーンってあまりないかもしれませんが、ジョギング中や公園など人気のないところで使うと割と快感を得られます。 - デイリーアシスト機能で、まるで秘書がついてきているみたいな感覚が味わえます
朝一番と会社に着いたとき、夜帰るときなど、気持ちをチェンジするときに能動的に語りかけてきてくれます。検索するだけではないところが他のヘッドセットと違うところです。 - 電話、メール、LINE、Skypeの着信や読み上げ機能が利用できる
実際に通話も試しましたが音質はかなり良いです。あまり声を張らなくても声が伝わります。左右に2個ずつ、計4個のマイクで通話するのですが音質はかなり優秀です。 - Anytime Talkでトランシーバー機能がいつでも使える
Android OSでないと使えませんが、お友達と是非設定して使ってもらいたいところ。相手がオンラインかどうかもスマートフォンからチェックできます。声だけで使うLINEみたいな感じかも。 - NAVITIMEを使えば徒歩の音声ナビ
5月31日までにお買い上げいただければ3ヶ月無料で試用できます。初めての場所へ行くときに音声だけでナビしてくれるのは気持ち良いですよ。
こんな7つのプラス”α”を私は実感。
他にもLINEのクローバー対応になっていてLINEメッセージを音声だけで送信したり「ヘッドジェスチャー」を使って曲送りなどを首の向きだけで行うこともできます。まだまだたくさんのプラス”α”があるのですが、こういうのを一つずつ使いこなして行く楽しみがあります。
あと、他の家電製品にはない感覚として電源スイッチを意識しないで使うことになります。Xperia Ear Duoには電源スイッチがついていなくてケースに入れると電源オフ、ケースから取り出すと電源オンになります。自宅から出て出勤時、会社から出た退勤時に装着すると、すぐに音声アシスタントが、いろいろな情報を読み上げてくれますが、それらの動作がすごいスムーズ。
オープンイヤータイプの仕組みばかりが注目されてしまいますが、機能面もかなり新しいヘッドセットだと思います。
ソニーストアで購入するとメーカー直販ならではの延長保証付きで購入することが可能。通常の製品保証だとメーカー保証1年のところを、有料で延長するサービスがありますが、ソニーストアの「ワイド保証」はひと味違います。
落下させて誤って踏んで壊してしまった際も無料で修理をしてもらえる「ワイド保証」があるんです。盗難や紛失には対応しませんが動産保険みたいな保証をプラスすることが可能。回数制限や修理代金の保証上限額、免責金額などの設定もなく、メーカー保証を使った自然故障のときみたいな利用ができるすごい保証をプラスすることができるんです。
自分のミスで壊したときも無料で直してくれるというのはすごい心強いです。「今日はアスレチックジムに遊びに行くんだけど持って行って壊したら嫌だしなぁ」と、持って行くのをためらうようなシーンで「ワイド保証に入っているし、壊れたらそのときはソニーストアさんにお世話になろう!」と、思い切れるかどうかは大きなメリットです。
当店店頭からオーダーいただければ3年ワイド保証を半額にするクーポンもプレゼントしています。
Xperia Ear Duoを購入するならメーカー直販のソニーストアを利用しないともったいないですよ。Xperia Ear Duoのお買い求めは是非、ソニーストアにて!
ワイヤレスオープンイヤー ステレオヘッドセット Xperia Ear Duo (XEA20) |
ソニーストア価格: 29,800円+税~ |
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発売日 | 2018年4月19日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:3,000円 3年ワイド/5年ベーシック:2,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭入特典 |
実機を店頭展示(2組あります) スプリングフェア・ゴールド店頭購入特典 3年ワイド/5年ベーシック保証半額クーポン |
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☆当店blog 2018.4.24「ジョギングで使う『Xperia Ear Duo』の話 」
☆当店blog 2018.4.19「『Xperia Ear Duo』開梱&セッティングレポート 」
☆当店blog 2018.4.13「ワイヤレスオープンイヤーヘッドホン『Xperia Ear Duo』実機レビューレポート」
☆当店blog 2018.4.11「スマート機能搭載、音声やヘッドジェスチャーで操作が行える『Xperia Ear Duo』先行予約販売開始!」
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2018年5月23日 @ PM 1:07
左右独立タイプは敬遠していたんですけど、少し欲しくなりました。
店員佐藤
2018年5月23日 @ PM 3:07
コメントありがとうございます。
「絶対に切れない」ということはないのですが、私の通勤時ですとほぼ途切れることはありません。
新橋の街中で切れることがたまにある程度です。ケーブルがないとカバンの取り回しとか超楽になります。
是非、機会がありましたら一度お試しになってみてください。