「リアルタイムトラッキング」×「高速連写」を実現したAPS-Cミラーレス一眼のフラグシップモデル『α6600』総まとめレビュー
ミラーレス一眼”α6600″に関する当店の記事をまとめたページになります。機能や実機の様子、実際に”α6600″で撮影した店員による作例などをご覧いただけます。
■α6600の機能まとめ
”α6600”は2019年11月1日発売、光学式ボディ内手ブレ補正と業界最大バッテリーライフを小型ボディに凝縮したAPS-Cミラーレス一眼になります。
特長をざっと書き出すと以下の通りです。
- 有効約2420万画素APS-C Exmor CMOSセンサーと進化した画像処理システム
- 最高ISO102400を実現した高感度撮影性能
- 検出精度・速度が向上したリアルタイム瞳AF
- 状況が変化しても追いかけ続ける、リアルタイムトラッキング
- ファストハイブリッドAFによる世界最速0.02秒のAF速度
- 425点像面位相差AFとコントラストAFによる広いAFカバー範囲
- 「高密度AF追従テクノロジー」による高精度・高追随性能
- 表示タイムラグを限りなく低減した、AF/AE追随最高約11コマ/秒の高速連写
- 最高約8コマ/秒連写に対応したサイレント撮影
- 最大約116枚の連続撮影可能枚数
- 多彩なタッチ操作による直感操作
- 5.0段分の補正効果を実現する、5軸ボディ内手ブレ補正
- 画素加算のない全画素読み出しによる高解像4K動画記録
- 高画質映像を実現するXAVC Sフォーマットを採用
- インスタントHDRワークフローを実現するHLG(Hybrid Log Gamma)対応
- 焦点距離12mmから1200mmまでカバーする52本もの豊富なミラーレス専用設計レンズ群
■ポイントとなる機能
「α6600」は簡単にご案内するとボディ内手振れ補正機能を搭載した“α6400”、もしくはリアルタイムトラッキングAFを搭載した“α6500”といったモデルです。
有効約2420万画素のAPS-Cセンサーを採用しており、常用ISO感度は100~32000(静止画時拡張50~102400)まで対応します。
また、フルサイズミラーレスと同じ最新世代の画像処理エンジンとフロントエンドLSIを搭載。従来機『α6500』比約1.8倍の高速データ処理が可能になり、解像感と質感描写力をが向上しました。
ボディは軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金がボディ全面に用いられており、高い堅牢性と軽量化を両立。主要な操作ボタンやダイヤルにシーリング処理を施すなど、屋外の様々な撮影環境にも強い防塵・防滴にも配慮した設計の他、多彩なレンズでの使用を想定して高剛性のマウント構造を採用しています。
◆高速・高精度・高追従AF性能
像面位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用するファストハイブリッドAFシステムに加え、高速処理を実現する最新世代のBIONZ X、フルサイズミラーレス一眼カメラの動体予測アルゴリズムを本機に最適化し搭載することにより、世界最速0.02秒のAFを実現しています。
撮像エリアの約84%をカバーする425点の位相差AFセンサーを高密度に配置。加えて、コントラストAF枠をα6300の169点から425点に多分割化し、ピント合わせが難しいシーンでも、広範囲・高密度に配置されたAFセンサーが被写体を高精度に捉えます。
※動画はα9でリアルタイムトラッキングを使用した時のものです
◆「リアルタイムトラッキング」×「高速連写」
α9で採用されている、AIを活用した「リアルタイムトラッキング」を搭載。シャッターボタンを半押しするだけで、画面内の動く被写体を自動追尾します。
また、最高約11コマ/秒のアフタービュー方式での高速連写に加え、最高約8コマ/秒のライブビュー方式での高速連写が可能。露出やホワイトバランスなどの設定がファインダー上に即時反映される電子ビューファインダーのメリットはそのままに、表示タイムラグを限りなく低減させることで、光学ファインダーに近い感覚で使えます。
さらに、「右目/左目切換」機能をカスタムボタンに登録しておけば、ボタンを押すたびに検出する瞳の左右を切り換えられます。
◆動画撮影時のリアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングに対応
動画撮影時は、α6000シリーズで初めてとなるリアルタイム瞳AFに加えて、リアルタイムトラッキングに対応し、シーンチェンジの多い動画撮影においても被写体を追従し続けます。リアルタイム瞳AFは、動画撮影中も自動で瞳にピントを合わせ続けるため構図に集中した撮影が行えまるほか、人物だけでなく、犬や猫などの動物にも対応しています。
◆光学式5軸ボディ内手ブレ補正
ボディには光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構を搭載。望遠レンズ装着時に起こりやすい角度ブレ、マクロ撮影時などに現れるシフトブレ、夜景撮影時や動画撮影時などに目立つ回転ブレなどの際も5.0段分の補正効果を発揮します。手ブレ補正非搭載のレンズを装着した際も、手ブレを抑えた撮影ができます。
◆APS-Cモデルとして初のZバッテリー採用
小型ボディを維持しながら、従来機『α6500』対応バッテリーの約2.2倍の容量を持つ高容量バッテリー『NP-FZ100』(Zバッテリー)に対応することにより、APS-Cセンサー搭載ミラーレス一眼カメラとして業界最大のEVF使用時約720枚、LCDモニター使用時約810枚の撮影や長時間動画撮影を可能にし、フルサイズミラーレス一眼カメラ同等の高いスタミナ性能を実現しています。
さらにZバッテリーの採用にともない、グリップ部が厚くなったためホールド性が大幅に向上。小型・軽量のボディサイズと相まって、機動力を生かした長時間のスナップ撮影や、望遠レンズ装着時の負担を軽減します。
◆多彩なタッチ操作による直感操作
モニターをタッチパッドのように指でなぞってフォーカス枠の位置を移動できるタッチパッド機能を搭載。モニター上の指の移動量に応じてフォーカス位置が移動するため、ファインダーを覗きながらスムーズにフォーカス位置を移動できます。
◆画素加算のない全画素読み出しによる解像力の高い4K動画記録
スーパー35mmフォーマットで4K動画の本体内記録ができ、4K(QFHD:3840×2160)映像に必要な画素数の約2.4倍(6K相当)の豊富な情報量を活用して4K映像を出力します。さらに常用ISO感度は最高32000まで対応。暗所や薄暗い場所でもノイズを抑制し、高画質撮影が可能です。4Kの記録フォーマットには、業務用映像制作に使用されているXAVC Sを採用し、最大100Mbpsの高ビットレートで高画質撮影することができます。
◆インスタントHDRワークフローを実現するHLG(Hybrid Log-Gamma)に対応
HDR対応のピクチャープロファイルとして、インスタントHDRワークフローを可能にするHLG(Hybrid Log-Gamma)を搭載しました。撮影した映像をHDR(HLG)対応のテレビで再生することで、カラーグレーディングをしなくても黒つぶれと白飛びを抑えた肉眼で見た画に近いリアリティーのある映像を楽しむことができます。
◆クリエイターの表現を支える拡張性
α6000シリーズで初めてヘッドホン端子を搭載することにより、高品質ヘッドホンを接続して、収録音の正確なモニタリングが可能になりました。さらに、ノイズを低減した集音性の高い内蔵マイクの搭載に加え、外付けマイクの取り付けが可能なマイク端子も装備することで、音質にこだわった動画制作を実現します。
◆54本のミラーレス専用設計レンズ
「ソニー Eマウント」は、圧倒的な解像力と美しいぼけ味を高次元で両立している「G Master」を筆頭に、なめらかで美しいぼけ味が特長の「Gレンズ」や、忠実な色再現とヌケの良い透明感のある描写が特長の「ツァイスレンズ」をラインアップ。
焦点距離12mmから1200mm(*2)までカバーする54本もの豊富なミラーレス専用設計レンズ群が撮影者の創造力を解放し、新たな表現の可能性を切りひらきます。
■α6600実機の様子
こちらが“α6600”の同梱品になります。カメラボディの他にNP-FZ100バッテリーが1本とファインダー、マイクロUSBケーブル、ACアダプター、ショルダーストラップが付属します。SDカードさえあればすぐに撮影ができる仕様です。
バッテリーにはフルサイズ“α”の最新モデルで採用されている「NP-FZ100」を採用。APS-Cセンサー搭載の”α6000”シリーズでは”α6600”が初のNP-FZ100搭載機となるわけです。
“α7Ⅲ”で約710枚、“α9”で約650枚となっているので、“α6600”の810枚というのは“α”史上最強モデルと言えそうです。
ちなみにこの約810枚というのはCIPAのテストによる撮影枚数です。普通に連写して撮影する場合はこの10倍以上の枚数で撮影ができることもあります。“α9”で以前、レッドブルエアレースに行ったときは、このバッテリー1本で1万枚以上撮影ができました。“α6600”の810枚というスタミナ性能なら12,000枚くらいの撮影ができるかもしれません。
これによりバッテリーグリップも大型化しています。バッテリー装着の向きは先代モデル(写真は“α6400”です)と同様で縦向きにグリップ内に収まるのですがメモリーカードのスロットの位置に注目。
“α6400”ではグリップをコンパクトにするためか、バッテリーの内側にスロットが縦位置であるのに対して“α6600”ではバッテリーの手前側にスロットをわざわざ持ってきてグリップの奥行きをさらに出す、という配置にしています。
意図的にグリップを大きくしてホールド感をあげる、ということをしているようです。並べてみると一目瞭然でグリップ部の奥行きがかなり大きくなっています。
そのため、従来モデルではグリップを握った指先がボディに当たっていましたが、“α6600”では当たらなくなっており、手が大きめの方でもグリップを「握る」ことができるかと思います。
並べてみると一目瞭然でグリップ部の奥行きがかなり大きくなっています。またシャッターボタンの位置も上に若干上がっていてグリップを握れるところが増えているということもあり、持ち歩くときに大型レンズを装着しているときの安心感が増しています。
こうしてグリップ部が大きくなったことで、ボディ上部にはコントロールボタンが2つ並び、さらにフラッシュが非内蔵になった代わりに、フラッシュボタンがあった場所付近にコントロールボタン3が追加されました。
ゴミ箱ボタンに振られていた「C3」ボタンは「C4」ボタンに変更されていて、コントロールボタンに割り振れる機能が増えたことになります。
新しいC3ボタンの位置については親指での操作ができる位置にあるので、ここに「AFオン」機能を割り付けるのも良いかも。リアルタイムトラッキングAFを利用する際にはAFオンボタンをどこかに割り振ると5倍くらい便利に使えますからね。
通常、ボディが小さくなると操作ボタンが少なくなってしまうのですが、グリップ部の大型化により、それらの問題をクリアしたモデルとなっています。
レリーズボタンもデザイン変更されていてほんのちょっとですが大口径化されています。
“α7Ⅲ”シリーズと比べると「マルチセレクター」の搭載がなく、スポットAFの移動などでちょっと苦労をすることになるのですが、それでも“α6600”はタッチパネル搭載をしているので、フォーカススポットの移動にタッチフォーカス、タッチトラッキングを使う様にすると、それほど操作感に遜色はなくなるかも。
慣れてしまえばカメラボディが極端に小さく出来るのと、APS-C用のレンズを使うとカメラ+レンズの購入総額がフルサイズに比べて半分くらいまで落とせます。APS-Cセンサー搭載の”α6000”シリーズを使う事のメリットはかなり大きいです。
そして“α6600”の重要なポイントが「ボディ内手振れ補正」です。
APS-C用の“α”レンズの多くがレンズ側に手振れ補正機構を搭載しているため、“α6400”を使ってもほとんどのレンズで手振れ補正が利用できるのでそれほど大きな差はないですよ、と“α6400”を購入しにこられたお客様には説明していたのですが、一部のレンズ、そしてフルサイズセンサー用のレンズの多くがレンズ側に手振れ補正を搭載していないので、そういうときに役に立ちます。
もっとも大きな恩恵を受けられるのが新発売のF2.8通しで使える「SEL1655G」です。このレンズは手振れ補正が内蔵されていません。絞り値F2.8が使えるのでシャッタースピードを上げて撮れば手振れ補正は気にしないで済む、という考え方もありますが、暗いところでの撮影では心強いでしょうね。
それと、もうひとつ。50mmマクロレンズ「SEL50M28」との組み合わせです。APS-Cセンサーで90mmのマクロレンズはちょっと焦点距離が長すぎで50mmマクロって使いやすいんですよね。これで手振れ補正が使えるのはとても有難いところ。
お客様から“α7R4”で採用されたデジタル・オーディオ・インターフェースの採用はあるんですか?という質問を頂きましたが、こちらは“α6600”にはありませんでした。“α7R4”だけの機能になります。
また、アスペクト比で4:3は使えますか?というのもなく、こちらも1:1までの対応。なので、機能面で“α7R4”並みの機能を搭載したAPS-C機という紹介をしたかったのですが、“α7R4”の方が機能面では充実していることになります。
とはいえ、FZ100バッテリーを搭載し、スタミナ性能の向上をした“α6600”はAPS-C機のフラッグシップ機。ポスト“α7R4”を担うモデルといっても良いでしょう。
■α6600、α6500、α6400比較表
“α6600” | “α6500” | “α6400” | |
手振れ補正 | ボディ内5軸補正 | ボディ内5軸補正 | × |
補正段数 | 5段 | 5段 | × |
AF測距点 像面位相差/コントラスト |
425/425 | 425/179 | 425/425 |
AF速度 | 0.02秒 | 0.05秒 | 0.02秒 |
暗所AF性能 | EV-2 | EV-1 | EV-2 |
リアルタイムトラッキングAF | 搭載 | 非搭載 (ロックオンAF) |
搭載 |
タッチトラッキングAF | 搭載 | × | 搭載 |
リアルタイム瞳AF 左右選択 | 搭載 | × | 搭載 |
リアルタイム瞳AF 動画対応 | 対応 | × | × |
動物瞳AF対応 | 対応 | × | 対応 |
タッチシャッター | 搭載 | × | 搭載 |
サイレント 撮影時連写 |
秒8コマ | 秒3コマ | 秒8コマ |
ISO感度 | 100-32000 (拡張50-102400) |
100-25600 (拡張100-51200) |
100-32000 (拡張100-102400) |
フルマグネシウム ボディ |
○ | ○ | × 背面パネルは高剛性プラスティック |
カスタムキー設定 | 91種類/11部材 | 68種類/10部材 | 89種類/8部材 |
RMT-P1BT対応 (Bluetoothリモコン対応) |
対応 | × | 対応 |
バッテリー | NP-FZ100 | NP-FW50 | NP-FW50 |
質量 | 約503g | 約453g | 約403g |
.
製品名が分かりづらいのですが、発売順にα6500<α6400<α6600となります。世代の古い“α6500”と比較すると、“α6400”で新たに搭載された機能が全部追加されていることになります。“α6400”との違いはボディ内手振れ補正機能が搭載されていること、そして動画撮影時に瞳AFが使えることなどがあります。
“α6500”と“α6600”の一番大きな違いはバッテリーの変更ではなく搭載されている画像エンジン「BIONZ X」が“α7Ⅲ”世代と同じ最新世代のものになっていることなんでしょうね。こうして仕様を比較すると処理能力1.8倍となっているBIONZ X+フロントエンドLSIによるものが多いようです。
リアルタイムトラッキングAFは“α6400”から搭載されるようになった新機能です。従来のロックオンAFに比べて10倍くらい(個人的な体感値)被写体認識を正確にしつこく追ってくれるモードでターゲットマークを被写体に合わせたらシャッター半押しで被写体追従をさせて撮影します。
シャッター半押しで使っていると、一度シャッターを切ってしまうと被写体のロックオンが外れてしまうのですが、別のコントロールキーに「AF-ON」機能を割り当てておくと、ボタンを押している間はずっと被写体追従を続けてくれます。そのまま、任意のところでシャッターボタンを押せば、被写体追従をしたままで何度もシャッターを切ることができます。
“α6400”+SEL55210 F6.3 1/2000 焦点距離315mm相当(35mm判換算)
この操作を一度覚えてしまうと、もう後戻りができません。静止している被写体を撮影するときも一度、リアルタイムトラッキングAFでロックさせてしまえば、ずっとそこにフォーカスを合わせ続けてくれるので前ボケを入れて構図を作りながらシャッターチャンスを待つ、ということも可能。
写真の撮り方が大きく変わります。
動画撮影時のリアルタイム瞳AF機能の搭載は”α7R4”で初めて搭載された機能になります。その”α7R4”で検証した動画対応の瞳AF撮影の様子がこちらです。
普通、動画撮影時にこういうことをするときは絞り込んで被写界深度を深くしてフォーカスがずれていないように見せるという手法をとるのですが、すごいですね、ソニー”α”を使うと子供撮りはもうなんでもありです。
399,000円で発売された最上位機種のα7R4に搭載された新機能が、半額以下で登場した新モデルにもう搭載されますからね。αでの動画撮影をお考えの方には猛烈にお得なモデルに見えてくるのではないでしょうか?
絞り開放F値の小さな大口径単焦点レンズをα6600用に揃えたくなります。
■α6600 みんなのオーダーレポート
“α6600”の製品ラインナップですが、ボディのみと高倍率ズームレンズ「SEL18135」がセットになったレンズキットの2製品がラインナップされています。
レンズの単体価格は64,630円(税別)となっていますので、“α6600”のキットレンズの差額の4万円を考えると24,630円もおトクに買えるレンズキットになっています。これを買うのもオススメなんですが、実はこの高倍率ズームレンズキットよりも一緒に買われている人気レンズがあります。
それがこちら。新発売のF2.8通しで使える単焦点レンズ「SEL1655G」です。約25%くらいの方が一緒に購入されています。
このレンズはソニーのAPS-Cレンズでは初めてF2.8通しで使えるズームレンズ。明るいズームレンズを使う場合はフルサイズEマウントの大きなレンズを使うしかなかったのですが、APS-C用のコンパクトなF2.8通しのズームレンズが登場。
レンズ内手振れ補正が搭載されていませんが、“α6600”ならボディ側に手振れ補正が搭載されているので、問題なし。なるほど、これは良い組み合わせですね。
おなじみソニーストアならではの長期保証サービスの比率です。購入時にしか入ることのできない保証サービスなんですが、どうやら初めてソニーストアを利用される方が1/4くらいはいらっしゃるようで、ベーシック保証で購入されている方が多くなっています。
ここで1つ抑えておきたいのがソニーストアではワイド保証で購入すべし!という事。特に5万円以上の購入履歴がある方なら3年ワイド/5年ベーシック保証の無料クーポンをお持ちのはずなので、それを使って3年ワイド保証にするのがおすすめ!
というのもソニーストアのワイド保証は非常に強力なサービスになっていて、落下破損や水没による修理でも期間内なら無料で修理をしてもらえます。免責金額や回数制限、修理の上限額設定などもなく、ソニーの修理窓口ならどこででも扱ってもらえます。
初めてソニーストアを利用される方は商品代の5%~10%分の金額をお支払いただくことになりますが、3年ワイド保証は本体価格の5%ほどに設定されています。16万円もするカメラを買われるんです。これは検討された方がよいと思います。
5年ベーシック保証というのもありますが、こちらは通常のメーカー保証を5年に延長するものになります。落下破損などはカバーしません。要は外傷がある場合は有償修理になりますので、当店では外に持ち出す機会の多いカメラについてはワイド保証の加入を強くおすすめしています。
なお、当店店頭へお越しいただければ3年ワイド/5年ベーシック保証を半額にすることができるクーポンをオータムフェア期間中はプレゼントできます。初めてソニーストアをご利用になる方は当店店頭を是非ご利用ください。
「“α”あんしんプログラム」の同時入会についてもアナウンスされていますが、こちらはソニーストアでレンズを購入する際に検討されると良いと思います。
“α”レンズはMy Sony ID会員さんがお持ちのワイド保証無料クーポンの対象外製品となりますので、3年ワイド保証を無料で利用する場合に、こちらの「“α”あんしんプログラム」を利用することになります。
最低1年の入会期間が義務づけられているので年間6,000円。3年ワイド保証は本体価格の5%に設定されているので120,000円以上のレンズを購入するなら、こちらに入会してしまった方がお得になります。
入会と同時にレンズ購入のワイド保証割引きは利用できないのでレンズ購入の前日までに入会しておく必要があります。“α6600”と同時にレンズ購入をされるようでしたらここで入会するのではなく、先に単体で入会しておくのが良いと思います。
そして同時購入アクセサリーの購入率はこちらです。“α6000”シリーズは16:9のワイド液晶を搭載しており、“α7”シリーズ用に発売されている保護ガラスが利用できません。なので液晶保護シートを購入することになるのですが、購入率がかなり低いので、皆さん、amazonとかで別途サードパーティ製の保護ガラスを購入されているんでしょうね。
バッテリーは“α7Ⅲ”シリーズのものと共用になっています。“α6000”シリーズからの乗り換えですとバッテリーを買い直すことになるのですが、“α6600”のバッテリーのもちは従来の倍以上になっています。
“α6600”がモニター使用で810枚、“α6500”が350枚、“α6400”が400枚、“α7Ⅲ”が710枚になっています。
2年前のレッドブルエアレースに“α9”を持って行ったことがあるのですが、スタミナ性能650枚のモデルで1万枚以上撮ってくることができました。メーカーさんのカタログ数値はCIPAガイドラインによる厳しいテストの結果で電源を毎回切ってフォーカスを動かして、再生させてを繰り返しています。連写で撮るだけだったら、ものすごい枚数の写真が撮れます。
かなりのスタミナ性能があるので、予備バッテリーはもう必要ないかも。
携帯電話の充電に使っているポータブル電源で“α”の充電/給電ができますので、撮影途中にバッテリー消費が気になったら、移動中に充電して使う事もできます。
そういうわけで、必ず一緒に購入しなければならない、というアクセサリーは取り立ててありません。あえて挙げるとしたら大容量のSDカードというところでしょうか。
■α6600作例(店員が撮影してきています)
☆当店blog 2019.11.19「“α6600”+SEL70350Gで撮る金山調整池のカワセミ」
☆当店blog 2019.11.5「デジタル一眼“α6600”で撮る『入間航空祭のブルーインパルス』 」
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対象モデル:カメラ本体、レンズ※一部対象外の商品があります。
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デジタル一眼カメラ α6600 ILCE-6600 |
ソニーストア価格: 159,900円+税~ |
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発売日 | 2019年11月1日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:16,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:8,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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