ソニーのコーポレートブログにて「ウェアラブルサーモデバイス『REON POCKET』のいまと未来」が掲載 気になる今後の展開は?!
ソニーのコーポレートブログで「ウェアラブルサーモデバイス『REON POCKET』のいまと未来」という記事が掲載され、REON POCKETの温度ビジネスの現状と見据える未来について紹介されていました。
こんにちは、店員よねっちです。
ソニーのクラウドファンディング「First Flight」から始まり、今や5世代目を飛び越えPRO仕様まで登場し、毎年完売するほどの人気を見せてきた「REON POCKET」ですが、コーポレートブログに掲載された記事で今後の展開が見えてきました。
☆当店blog 2019.7.25「【レポート】着るクーラー『REON POCKET』がFirst Flightから発進!」
思い返せは当店が「REON POCKET」に出会ったのは今から6年前になる2019年のこと。
クラウドファンディング「First Flight」から新プロジェクトとして発表され、インナーウェア装着型のウェアラブルデバイスで、ペルチェ素子を使って体を温めたり冷やしたりすることができるということで当時も話題になっていました。
そのとき東京ビッグサイトで開催されていた「猛暑対策展」で展示されるというので、お邪魔して来たのも良い思い出です。
この時用意されていたのはまだ製品版ではなく体験用の試作デバイスでした。スケルトンボディで中が見えるようになっていて、今思うとかなり貴重な体験かも。
専用Tシャツはこの時から用意されており、肩甲骨の間のところにデバイスを入れて、この小さな小窓から排気されるような工夫がありました。
この時のクラウドファンディングでは募集開始からわずか3日目で達成率40パーセントに到達。まだ残り25日あるなかでかなりの注目度だったと思います。
それから2020年に一般販売がスタートし、なんでも2023年に事業を加速すべく「ソニーサーモテクノロジー株式会社(STTI)」を立ち上げ、2024年にはソニーグループから独立しているそうです。このスピード感は凄いですね。
そもそものREON POCKET開発のきっかけは開発者でもある伊藤氏が、外が非常に暑い一方で、屋内は空調が強すぎて寒いという体験をして、温度差による体への悪影響と、過度な冷房による環境負荷の両方に課題意識を持ったことにあるそう。
これは誰しも一回は感じたことがあるのではないでしょうか。
伊藤は元々カメラのエンジニアだったこともあり、カメラで培った技術を使って、人を直接冷やすというアイデアが思い付いたんだそうです。
こういった身の回りの些細な出来事からアイディアを発展させていけるのが流石です。
2020年に最初のREON POCKETを一般発売後、REON POCKET 2、REON POCKET 3…と毎年改良を重ね、今年はハイエンドモデル「REON POCKET PRO」が初めて登場。
従来よりも冷却面積が増大し、吸熱性能や駆動時間が”2倍”に向上したほか、スマートフォンのアプリを介さず本体のボタン操作のみでも使いやすく進化したこのモデルは、前モデルよりも価格は上がったものの、約2日で1.5万台を受注しています。
実はこのハイエンドモデルを開発したのは、海外展開と法人展開を加速するためだそう。
なんでも欧米の市場ではより大きなサイズが好まれる傾向が見られ、また、中東など日本以上に暑さが厳しい国ではより強い冷却が必要になること、加えて、法人使用で一番ニーズの高い倉庫作業においては、スマートフォンでの操作が不要で長時間駆動することが求められていることから、海外や法人向けにはサイズが大きくても性能特化のモデルの必要性が生じたとのこと。
最新機種のREON POCKET PROはなんと22の国と地域で展開予定だそうです。REON POCKETが海外でも人気という話は聞いていましたが、こういった事情があったんですね。
STTIが今後目指しているのは、REON POCKETの海外市場と法人市場での事業拡大だそう。そこでキーワードとして掲げられているのが「多様性」です。
REON POCKETは、日本では主にビジネスパーソンの通勤時の使用が多く、小型・軽量で着けても目立たないことが評価を得ている一方、東南アジアなどでは、あえて最新のガジェットを見せたいという趣向もあるんだとか。日本とは正反対なのが面白いですね。
そこで目指すのが体型・用途などに適応する商品・サービスになるそう。
☆当店blog 2025.7.4「『REON POCKET PRO』に新展開! 新たなオプションパーツの発売があるかも!」
こちらの記事の締めに”REON POCKET PROのネックバンドはこれから種類が増えて体型や使用シチュエーションに合わせて選べるパーツが登場する”ということが報じられていましたが、より話の信頼性が高まってきました。
また、STTIの立ち上げ後、事業の機動力も上がったことから、法人向けサービスのREON BIZにも注力したいと思われているそうで、ファシリティの温度環境の可視化だけでなく、空調設備や照明との連携など、ファシリティマネジメントを一括するサービスに進化させていくとのこと。
空調設備はなんとなくわかりますが、照明との連携というのはどういったものになるのか気になります。
STTIの挑戦する温度ビジネス。かつてソニーがウォークマンで「音楽を持ち歩く」文化をつくったように、REON POCKETを通じて、「温度を持ち歩く」新たな文化が世界中で根付くかもしれませんね。
時代の先取りをするなら今かも?!
そして納期が延びていた「REON POCKET PRO」ですが在庫が復活した模様で、本体のみモデルとセンシングタグ付属モデル両方とも、即日出荷で購入できるようになっています。
これからさらに暑さを増す夏に備えて今のうちにご検討をそうぞ!
☆ソニーコーポレートブログ「ソニーグループからスピンオフ、世界展開を進めるウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET」のいまと未来」
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ウェアラブルサーモデバイス REON POCKET PRO センシングキット RNPK-P1T |
ソニーストア価格: 29,700円 税込 |
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発売日 | 2025年5月20日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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ウェアラブルサーモデバイス REON POCKET PRO 本体のみ RNPK-P1 |
ソニーストア価格: 27,500円 税込 |
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発売日 | 2025年5月20日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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