【5分でわかる】有効約6100万画素フルサイズセンサーとAIプロセッシングユニットを搭載したコンパクトカメラの最上位機種『RX1R III』新登場
レンズ一体型コンパクトカメラの最上位機種として、フルサイズイメージセンサー搭載の『RX1R III』が発表になりました。
小型軽量ボディに AI認識による高性能AFと有効約6100万画素フルサイズセンサーを凝縮。撮影者の思いのままに心が動く日常の瞬間を高画質で捉える1台です。
希望小売価格は66万円前後で、8月8日発売、ソニーストアでの先行予約は7月23日(水)10時開始となります。
こんにちは店員よねっちです。
サイバーショットのフラグシップ機「RX1R II」の発売以来およそ9年ぶりとなる「RX1シリーズ」の新モデル『RX1R III』が発表になりました。
「RX1R III」は有効約6100万画素のフルサイズ裏面照射型Exmor R CMOSイメージセンサーと最新の画像処理エンジンBIONZ XR、ZEISS ゾナーT* 35mm F2の大口径レンズを搭載し、美しいぼけ表現や豊かな階調性能とフルサイズならではの高画質で被写体を捉えます。
さらに、AIプロセッシングユニットの搭載により、高速、高精度なAF性能を備えており、瞳だけでなく人間の胴体や頭部の位置を認識する姿勢推定技術により被写体を捉え、撮影者はピント合わせに気を取られることなく、構図に集中することができます。
今回発表になったのは「RX1R III」とそのアクセサリーで、価格と発売日はそれぞれ以下のようになっています。
商品名 | 型名 | 発売日 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
レンズ一体型 フルサイズコンパクトカメラ |
『RX1R III』 DSC-RX1RM3 |
8月8日 | 市場推定価格 660,000円前後 |
サムグリップ | 『TG-2』 | メーカー希望小売価格 38,720円 |
|
ボディケース | 『LCS-RXL』 | 8月29日 | メーカー希望小売価格 21,120円 |
レンズフード | 『LHP-1 J2』※1 | 8月8日 | メーカー希望小売価格 22,330円 |
※本体仕様および互換性は生産完了品の『LHP-1』と同一です。レンズフード本体とカートン、取扱説明書における型名は『LHP-1』です。
ソニーストアでの先行予約は7月23日(水)10時開始となります。
■『RX1R III』の主な特長
![]() RX1R III |
![]() RX1R II |
![]() α7C II |
|
ソニーストア価格 | 660,000円前後 | 405,450円 販売終了 |
295,900円 |
発売日 | 2025.8.8 | 2016.2.19 | 2023.10.13 |
型式 | レンズ一体型 デジタルスチルカメラ |
レンズ一体型 デジタルスチルカメラ |
レンズ交換式 デジタルカメラ |
質量 (バッテリー、メモリー含む) |
約498g | 約507g | 約514g (レンズ無し) |
撮像素子 | 35mmフルサイズ Exmor R CMOSセンサー |
35mmフルサイズ Exmor R CMOSセンサー |
35 mmフルサイズ Exmor R CMOSセンサー |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ X | BIONZ XR |
有効画素数 | 6100万画素 | 4240万画素 | 3300万画素 |
フォーカス測距点 | 位相差検出:693点 コントラスト:25点 |
位相差検出:399点 コントラスト:25点 |
位相差検出:759点 コントラスト:25点 |
ISO | ISO 100 – 32000 (拡張: 102400) |
ISO 100-25600 (拡張: 102400) |
ISO 100 – 51200 (拡張: 204800) |
AIプロセッシング ユニット |
〇 | – | 〇 |
オートフォーカス | リアルタイム認識AF (オート/人物/動物/鳥/ 昆虫/車/列車/飛行機) |
瞳AF、ロックオンAF | リアルタイム認識AF (オート/人物/動物/鳥/ 昆虫/車/列車/飛行機) |
レンズタイプ | ZEISS ゾナーT* 35mm F2 | ZEISS ゾナーT* 35mm F2 | – |
手ブレ補正 | 電子手ブレ補正 |
電子手ブレ補正 | 5軸手ブレ補正/7.0段 |
シャッター方式 | メカシャッター / 電子シャッター | メカシャッター / 電子シャッター | メカシャッター / 電子シャッター |
連続撮影速度 | Hi: 最高約5.0コマ/秒 | 最高約2.5コマ/秒 | Hi+: 最高約10コマ/秒 |
XAVC S 4K | 4:2:2, 10bit | – | 4:2:2, 10bit |
最大撮影枚数 | ファインダー使用時: 約270枚 液晶モニター使用時: 約300枚 |
液晶モニタ使用時: 約220枚 ファインダー使用時: 約200枚 |
ファインダー使用時: 約530枚 液晶モニター使用時: 約560枚 |
その他の機能 | 美肌効果、クリエイティブルック、カスタマイズ機能、ピクチャープロファイル、マイイメージスタイル、縦表示 | クリエイティブスタイル、ピクチャーエフェクト | 美肌効果、クリエイティブルック、カスタマイズ機能、ピクチャープロファイル、タイムラプス、オートフレーミング、フレーミング補正、マイイメージスタイル |
USB充電/給電 | 〇 USB Power Delivery対応 |
〇 | 〇 USB Power Delivery対応 |
バッテリー | NP-FW50 | NP-BX1 | NP-FZ100 |
.
上記は「RX1R III」と先代モデルの「RX1R II」、そしてコンパクトサイズのフルサイズ ミラーレス一眼「α7C II」を比較した表です。
「α7C II」はレンズ交換式なので、「RX1シリーズ」とコンセプトは異なるのですが、サイバーショットと一眼カメラで迷われる方もいるのではないかと思ので一応比較表に入れてみました。
「RX1R III」は流石に「RX1R II」から9年経っているだけあって大幅な進化を遂げています。大きいのは画素数が「α7R V」と同じ有効約6100万画素に進化したことと、AIプロセッシングユニットの調査委によってAFが飛躍的に進化していること、そして4K撮影ができるようになったことでしょうか。
レンズは以前と同じ35mm F2.0の単焦点レンズを搭載しており、マクロモード切替も変わらず搭載されています。
ボディ内手振れ補正は搭載されていないため電子手振れ補正にて動画撮影を行うのも以前のモデルと同様となっています。
これだけ中身が変わっていても質量約498gと軽量化されているのは凄いですね。「α7C II」の場合はここにレンズの重さがプラスされていきますので、画質と携帯性に重きを置くなら「RX1R III」は唯一無二のモデルと言えます。
■有効約6100万画素フルサイズセンサーと一体型レンズによる高画質な撮影
RX1R IIIは、卓越した画質をコンパクトに持ち歩ける、理想のカメラを追求したモデルで、イメージセンサー、レンズ、ボディが一体になることで、高い解像度と小型化を両立しています。
35mmフルサイズセンサーと大口径F2レンズを搭載しながら、ソニーが培ってきた小型化技術により、手のひらにのる驚異的なコンパクトサイズを実現しました。
有効約6100万画素のフルサイズ裏面照射型Exmor R CMOSイメージセンサーとBIONZ XR画像処理エンジンを搭載し、高解像度と高感度・低ノイズ性能、広いダイナミックレンジを実現しています。
加えて、センサー表面の不要な反射を抑制するAR(Anti-Reflection:反射防止)コーティングを施し、光学ローパスフィルターレス仕様により高画素イメージセンサーの解像性能を最大限に引き出します。
常用ISO感度は静止画・動画時とも100-32000を実現。静止画時はISO102400まで拡張できます。低感度時のダイナミックレンジは約15ストップと広く、ハイライトからシャドウまで階調を再現。なめらかで自然なグラデーションを実現します。
■ツァイス「ゾナーT*」35mm F2 単焦点レンズを採用
レンズはZEISS ゾナーT 35mm F2が採用されており、レンズの光軸とイメージセンサーの撮像面の位置をミクロン単位で1台ずつ最適化することにより、高い光学性能とレンズユニットの小型化を実現しています。
35mmの画角は、ただ風景を写すだけでなく、撮影者がその場で感じた空気感までも捉えてくれます。
高画素イメージセンサーによって、クロップしても高い描写力での撮影が可能なほか、RAW形式で撮影した場合は撮影後のポストプロダクション時に画角を選択し直すこともできます。
また、最新の画像処理エンジンの高速処理とAEアルゴリズムにより、露出制御と色再現性能の精度が向上。逆光で顔が暗くなっている場合や、太陽光が顔に当たって明るすぎるシーン、横向きのシーンなどにおいてもAE制御が安定します。
撮影時、画面内の顔の肌領域を検出し、最適な明るさになるように調整できます。これより、人の肌の再現性が向上したほか、空や緑もより自然な色あいで再現します。
レンズに搭載しているマクロリングは即座にマクロモードへの切り換えが可能で、被写体に20cm(最大撮影倍率:0.26倍)まで近づくことができます。
またステップクロップ撮影機能を搭載し、35mm、50mm、70mm相当の3段階の画角にアサインしたボタン・ダイヤルの操作でスムーズに切り換えられます。
■AI処理によって被写体を高精度に捉え続ける姿勢推定技術
「RX1R III」は、AIプロセッシングユニットを搭載することで、被写体の骨格情報を使ってその動きを高精度に認識する、人体の姿勢推定技術を用いた処理を行います。
瞳だけでなく人間の胴体や頭部の位置をより高精度に認識するため、たとえばカメラに対して後ろ向きの人物を捉えたり、顔が見えないシーンなどでも正確にトラッキングすることができます。
さらに、姿勢の異なる複数の被写体をそれぞれ区別できるため、多くの人が行き交う街角でのシーンで、狙った被写体を認識し追尾し続けることが可能です。
さらにこのAI処理ユニットは、「人」「動物」「鳥」「昆虫」「車・電車」「飛行機」の被写体認識に対応しています。また、[オート]モードを搭載し、カメラが自動的に被写体の種類を選択して認識することが可能。
被写体の選択を「オート」モードに任せることで、撮影時に構図や被写体の動きに集中できます。静止画・動画撮影で、幅広い被写体認識に対応しています。
■ワイドで高密度になった高速・高精度AF
最新の画像処理エンジンBIONZ XRの高速処理性能とアルゴリズムの見直しで、高画素かつ広範囲・高密度なAFによるデータ量にもかかわらず、AF性能が向上。RX1R IIよりも広い、イメージセンサーの撮像領域の約78%(静止画撮影時)のエリアに、最大693点の像面位相差AF点を高密度に配置しています。
また、縦位置のポートレート撮影でも、RX1R II比でよりワイドになったエリアで自由なフレーミングができます。さらに、位相差AFを積極的に活用することで、シングルAF(AF-S)時でも高速で安定したフォーカス動作を実現。快適な撮影をサポートします。
さらに、室内や夜などの暗いシーンにおいて、AF-SモードでEV -4.0の低輝度下でも高精度なオートフォーカス撮影が可能です。
■約498gの超小型・軽量なボディ
本体には高解像度・高コントラストな約236万ドットXGA OLEDを採用した電子ビューファインダーを搭載。ポップアップ式だったものがα7C II同様の固定式になっていますね。稼動部分が少ないとより長く使えるカメラになりそうな気がします。
タッチ操作に対応した3.0型高精細液晶パネルは屋外撮影時の視認性に配慮した屋外晴天モードに加え、周囲の明るさに合わせ手動で調整するマニュアルモードにも対応しています。
バッテリーは以前はサイバーショットRX100シリーズと同じ薄型の「NP-BX1」を採用していましたが、新型モデルではα6400などで採用されているNP-FW50にアップグレードしています。
RX1R IIがファインダー使用時に約200枚の撮影枚数でしたが、RX1R IIIでは約270枚となっています。現行のα7シリーズと比較すると心元ないかもしれませんが、ボディのコンパクトさを考えれば充分かと思います。
メモリースロットは以前はメモリースティックにも対応するハイブリッドタイプでしたが、新型モデルではSDカードのみとなっています。
UHS-II対応になっていますが静止画の連写速度は秒5コマで、JPEG Lサイズファインで連続撮影1000枚以上、RAWで52枚、非圧縮RAWで15枚となっており、α7CRの320枚、36枚、16枚と比較すると若干バッファが増量されているのかもしれません。
■カメラ単体で思い通りの表現ができるクリエイティブルック
撮影する写真や動画を思い通りの雰囲気に仕上げることができるクリエイティブルックを搭載。新たに[FL2][FL3]を追加した全12種類のモードがカメラ内にプリセットされています。ユーザーの好みに合わせた画づくりを選べるほか、選択したモードをベースにさらに独自の画づくりを楽しむこともできます。
コントラストがありながら落ち着いた発色と印象的な色味の[FL]や、マットで柔らかな質感の[IN]など、多彩なモードを搭載。細やかな調整を行う場合は、画面を見ながら、コントラスト、彩度、ハイライト、シャドウなど最大7項目による画像の微調整ができます。
また、自分好みの設定をカスタムルックとして登録することもできます。
■関連アクセサリー
「RX1R III」発表と同時にアクセサリーも3製品発表になっています。
■サムグリップ 『TG-2』(本機専用)
マルチインターフェース(MI)シューに取り付けて、安定したホールド性と操作性を提供します。片手でのホールド時も安定した撮影を可能にします。本体に装着した際、金属素材と高品位な塗装処理によって専用設計ならではの一体感を生み出します。
■ボディケース 『LCS-RXL』(本機専用)
本体に装着することで傷や汚れから本体を保護し、洗練された質感の素材で、カメラ本体の品位を引き立てます。ボディケースを装着したまま、USB、HDMIケーブルの抜き差しやバッテリー、メモリーカードの交換、三脚への装着が可能です。グリップ部は握りやすい形状を採用し、カメラ本体のホールド性が向上します。
■レンズフード 『LHP-1 J2』
軽量かつ強度の高いアルミ素材を採用した堅牢なつくりで、レンズを衝撃や汚れから保護します。バヨネット式で軽快かつ確実な装着が可能です。RX1R IIのLHP-1と同等の製品ですので、以前お持ちのレンズフードはそのままお使いいただけます。
■お得な購入方法
お得に購入する方法として、発売記念キャンペーンが7月23日~年10月14日までの期間限定で行われます。
このキャンペーンではキャンペーン期間(購入期間)内に「RX1R III」本体とリチャージャブルバッテリーパック「NP-FW50」を購入し、応募することで、5,000円のキャッシュバックが受けられます。
そして、ソニーストアでは「AV商品に使える10%OFFクーポン」を、My Sony IDをお持ちの方に配布しています。サインインすると、クーポンを使った割引価格でお買い求めになれます。
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デジタルスチルカメラ RX1R III DSC-RX1RM3 |
市場推定価格: 660,000 円前後 税込 |
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![]() 7月23日(水)10時 予約販売開始 |
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発売日 | 2025年8月8日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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