この年末『Xperia』を買うなら実は『Xperia 1 VI』が一番オトク!? セキュリティアップデートで計算する月額単価を比較してみました
ソニーストアで購入できるSIMフリースマートフォンは現在5機種あります。
スペックや価格で皆さん、比較して購入されると思うのですが、少し違った切り口でお買い得なモデルを選んでみました。20万円を超える「Xperia 1 VI」のハイスペックモデルですが、実は結構オトクかもしれません。
こんにちは、店員佐藤です。
当店のお客様は決め打ちで最上位モデルを選ばれるケースが多いのですが、普通の方は価格やスペック、そして「色」で決められることもあるかと思います。
ソニーストアで購入できるSIMフリーモデルのスマートフォンは本日時点では5機種あり、最新モデルのXperia 1 VIでは搭載メモリーを3パターンから選ぶことができるので、実質7機種を販売しています。
普通にモデル選びをするなら、価格とスペックをまずは比較する事になるので、こんな比較表で見比べをするはずです。
ストア 価格 |
発売日 | カラー バリエーション |
質量 | 搭載RAM | 搭載ROM | |
Xperia 1 VI -Hi | 218,900 | 2024.8.23 | 黒、緑 | 192g | 16GB | 512GB |
Xperia 1 VI -Mid | 189,200 | 2024.6.21 | 黒、白、赤、緑 | 192g | 12GB | 512GB |
Xperia 1 VI -Low | 179,300 | 2024.6.21 | 黒、白、赤、緑 | 192g | 12GB | 256GB |
Xperia 1 V | 159,500 | 2023.7.14 | 黒、白、緑 | 187g | 16GB | 512GB |
Xperia 5 V | 129,800 | 2023.10.27 | 黒、白、青 | 182g | 8GB | 256GB |
Xperia 5 IV | 89,100 | 2023.2.1 | 黒、白、緑 | 172g | 8GB | 256GB |
Xperia 10 VI | 64,900 | 2024.7.5 | 黒、白、水 | 164g | 6GB | 128GB |
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これを見ても、価格の一覧はわかるんですが、値段が高いか安いかは金額表示だけでは決められません。それにともなった性能が搭載されているのか、機種ごとに見比べて、自分が価値を見いだせるモノを搭載しているかどうか、で決められていくモノですね。
Xperia 1 VIを半年近く使わせてもらってきましたが、やはり一番価値を感じたのはカメラ性能でした。
二層式の積層CMOSセンサー「Exmor T」を搭載し、紫金山・アトラス彗星までも撮影が出来たXperia 1 VIのカメラ性能には最大限の賛辞を贈りたいところですが、そういった特殊な撮影環境でなくても、クロップ式の「2倍ズーム」が実はありがたかったります。これを使うと実質、レンズが4つ搭載されている様な感じで使えるんです。
「ピクセルビニング」といって、4800万画素のセンサーから読み出した信号を1200万画素のセンサーとして扱い、高画質化させる技を使っているんですが、2倍ズームの際はピクセルビニングの機能を解除して4800万画素センサーとして稼動させ、2倍ズーム時にも1200万画素を使って撮影をしているのが「Xperia 1 IV」と「Xperia 5 V」の2モデルなんです。
AI超解像ズームを使うのと違って計算処理で解像度を上げているわけではないので、かなり鮮明な撮影ができます。
これ、2眼カメラの「Xperia 5 V」と「Xperia 10 IV」でだけ使われている技だったんですが、3眼カメラ搭載の「Xperia 1 VI」でも利用できます。ブツ撮りするときとかに、これ、かなり役に立ちます。
チップセット | メイン カメラ |
メインカメラ センサー |
広角カメラ | 望遠カメラ | |
Xperia 1 VI -Hi | Snapdragon 8 Gen 3 |
24mm Exmor-T |
1/1.35型 積層型CMOS |
16mm | 85-170mm (+48mm) |
Xperia 1 VI -Mid | Snapdragon 8 Gen 3 |
24mm Exmor-T |
1/1.35型 積層型CMOS |
16mm | 85-170mm (+48mm) |
Xperia 1 VI -Low | Snapdragon 8 Gen 3 |
24mm Exmor-T |
1/1.35型 積層型CMOS |
16mm | 85-170mm (+48mm) |
Xperia 1 V | Snapdragon 8 Gen 2 |
24mm Exmor-T |
1/1.35型 積層型CMOS |
16mm | 85-125mm |
Xperia 5 V | Snapdragon 8 Gen 2 |
24mm Exmor-T |
1/1.35型 積層型CMOS |
16mm | (+48mm) |
Xperia 5 IV | Snapdragon 8 Gen 1 |
24mm Exmor RS |
1/1.7型 CMOSセンサー |
16mm | 60mm |
Xperia 10 VI | Snapdragon 6 Gen 1 |
26mm Exmor RS |
1/2.0型 CMOSセンサー |
16mm | (+52mm) |
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1/1.35型の二層積層型CMOSセンサーを搭載しているのと、3眼カメラを搭載しているのと、ピクセルビニング解除の技が使えるのは「Xperia 1 VI」だけ。
カメラ性能を重視すると「Xperia 1 VI」がやはりナンバーワンなんですね。
そしてスタミナ性能についても「Xperia 1 VI」はシリーズ最強となっています。Xperia 1 シリーズとしての最強ではなく、従来モデルの中でも一番のスタミナモデルになっています。
歴代モデルで当店では新品のうちにベンチマークテストをしているのですが、今までスタミナモンスターと言われていた「Xperia 10」シリーズを超える性能をたたき出し、今まで計測したモデルの中でもっともロングバッテリー性能を見せてくれています。
「2日間使える」というのは大げさではないですね。
ちなみにうちのお店でやっているベンチマークテストは休みなくスマートフォンを操作して、写真やテキスト、動画再生をしつづけたときのスタミナ性能です。
Xperia 1 VIは21時間、スマートフォンを休みなく操作しても使えるということになります。
バッテリー容量 | 店頭 スタミナ テスト |
Video Creator アプリ搭載 |
Ultra HDR | ワイヤレス充電対応 | Wi-Fi | |
Xperia 1 VI -Hi | 5000mAh | 〇 | 〇 | 〇 | Wi-Fi 7 | |
Xperia 1 VI -Mid | 5000mAh | 〇 | 〇 | 〇 | Wi-Fi 7 | |
Xperia 1 VI -Low | 5000mAh | 21時間19分 | 〇 | 〇 | 〇 | Wi-Fi 7 |
Xperia 1 V | 5000mAh | 10時間38分 | 〇 | 〇 | 〇 | Wi-Fi 6E |
Xperia 5 V | 5000mAh | 18時間27分 | 〇 | 〇 | 〇 | Wi-Fi 6E |
Xperia 5 IV | 5000mAh | 13時間31分 | × | 〇 | 〇 | Wi-FI 6 |
Xperia 10 VI | 5000mAh | 19時間51分 | 〇 | × | × | Wi-Fi 5 |
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他にもソフトウェアで自動動画編集アプリの「Video Creator」が使えるというのも大きいと思います。
HDR撮影にこそ対応していませんが、4K動画撮影したものをスマートフォンだけで編集可能。しかも音楽のテンポに合わせて、適当に撮影した動画を自動で詰めてカット編集してくれます。
10年前だったらPCを使って、ヒーヒー言いながら4K動画の編集をしていたのが嘘みたいです。こんな小さな本体で自動編集してくれるんですからね。
自動編集でなく、長時間動画の編集も可能で、テロップを入れたり、音楽を付けたりも自由に行えます。これが使えるのはXperia 1 V以降のモデルだけです。Xperia 10 VIも搭載されるようになったのは驚きです。
Ultra HDRはGoogleが推進している新しい画像規格でJPEG画像に「ゲインマップ」というHDRのレイヤーを加えて記録することで、対応デバイスにてHDR表示ができるというもの。
Android 15から標準装備になるという話もあるようです。一部のスマートフォンではInstagramでの投稿もできるようになっていて、Instagramで表示される機会も増えてきました。
ディスプレイがHDR再生に対応していること、Android OS 14以降のOSが搭載されていることなどが条件になるんですが「Xperia 1 VI」はこちらも対応しています。「Xperia 10 VI」はXperia 5 Vと同じディスプレイを搭載してはいるのですが、グラフィックドライバーなどが違っているのかHDR表示はできないので注意。
スペックを見比べるときに、見落としがちですがWi-Fi規格の違いも注目です。今年はマルチリンクを使って通信できる「Wi-Fi 7」という最新の無線LAN規格が登場しているんですが、Xperia 1 VIだけは「Wi-Fi 7」に対応しています。Wi-Fi 7対応ルーターを用意すれば「Xperia 1 VI」なら安定した通信ができます。
で、見比べてみると世代ごとに「Wi-Fi」規格が大きく変更されているのもわかります。「Wi-Fi 6E」は2年前に登場した6GHz帯の通信に対応した規格。「Wi-Fi 6」は5年前に登場した規格で2.4GHz帯もそこそこ高速化されているものになります。
スマートフォンの場合は、PCほど高速通信にこだわる必要はないかもしれないんですけどXperia 10 VIは今年発売されたモデルにもかかわらず6年以上前の「Wi-Fi 5」規格どまりというのは驚きです。
こういうところで価格に差がつけられるんですね。
さて、そんな風にスマートフォンの細かい性能を見ていって、比較検討していくわけですが「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」では、今までと違ったサービスがアピールされています。
従来は発売されたスマートフォンはOSは2回、そして3か月に一度の割合で公開されるセキュリティアップデートは発売から3年間のサポートになることが明らかになっています。
常にモバイル通信でインターネットにつながっているデバイスならではの宿命になりますが、常にアップデートしていかないと不具合が起きる可能性、新しいアプリが使えなくなってしまう可能性があり、システムソフトウェアをアップデートし続けていく必要があります。
メーカーさんも発売された機種すべてをずっとサポートしていくことができず、ある程度のタイミングでサポートを終了するんですが「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」では、それを延長する予定。
OSのアップデートは3回(Xperia 1 VIのみ)、セキュリティアップデートは4年間行うとしています。
逆に言うと、セキュリティアップデートが終わったら、そのスマートフォンを使うのは危険を伴う、ということにもなります。
OSのアップグレードは購入した時点からのカウントではなく、発売されたときからのカウント。セキュリティアップデートについても自分が使い始めた時点ではなく発売された時点から数えての期間になります。
なので、安くなっているからと言って、発売から日数が経っている機種を購入するのはわりと損なことになるんです。
ということで、本日時点で計算されるセキュリティアップデートの期限までの期間を使うとして、購入額をその期間で割ったときの月額単価というのを計算してみました。
セキュリティアップデートはきっちり4年後に終わって、もう使えなくなるものではないので、その気になればだましだまし1年は使えるかな?ということでセキュリティアップデートの終わる4年後+1年で計算して、購入額を月割りしてみたものがこちらの表になります。
ストア 価格 |
発売日 | OS アップ グレード |
セキュリティアップデート | 使用期限 (見込み) |
使用期間 (見込み) |
使用期間 単価 |
|
Xperia 1 VI -Hi | 218,900 | 2024.8.23 | 3回 (17まで) |
4年間 | 2029年5月 | 52か月 | 4,210 |
Xperia 1 VI -Mid | 189,200 | 2024.6.21 | 3回 (17まで) |
4年間 | 2029年5月 | 52か月 | 3,638 |
Xperia 1 VI -Low | 179,300 | 2024.6.21 | 3回 (17まで) |
4年間 | 2029年5月 | 52か月 | 3,448 |
Xperia 1 V | 159,500 | 2023.7.14 | 2回 (15まで) |
3年間 | 2027年6月 | 30か月 | 5,317 |
Xperia 5 V | 129,800 | 2023.10.27 | 2回 (15まで) |
3年間 | 2027年9月 | 33か月 | 3,933 |
Xperia 5 IV | 89,100 | 2023.2.1 | 2回 (14まで) |
3年間 | 2027年1月 | 25か月 | 3,564 |
Xperia 10 VI | 64,900 | 2024.7.5 | 2回 (16まで) |
4年間 | 2029年6月 | 54か月 | 1,202 |
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これで見てみると「Xperia 1 VI」って月額単価がメチャクチャ安くないですか!? 2023年モデルで2回のプライスダウンがあった「Xperia 1 V」と比較したときは、使用可能期間の長さから、完全に月額単価が逆転してしまいます。
搭載メモリーが少なく、購入価格が安い「Xperia 5」シリーズと比較しても割安になり、お得感があります。
「Xperia 5 IV」は購入価格は安いものの、OSのアップグレードはすでに2回終わっているので、現状のままで使い続けることになります。もうOSのアップグレードはありません。
「Xperia 1 VI」はこれから最初のアップグレードで「OS 15」になり、その後「OS 17」にまで上がることを考えると3世代先まで行けることになります。OS14止まりのXperia 5 IVなどは長く使っていると使えるアプリに制限がでそうですね。
ということで、2024年モデルでOSアップデート3回、セキュリティアップデート4年になっているおかげで、使える期間が思い切り長くなってお得になっている「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」のお話しでした。
スマートフォンは長く使うつもり、という方は最新機種を早めに買うのがこれからはオトクですよ。
【11月21日プライスダウン!】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
ソニーストア価格: 179,300円~ 税込 |
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発売日 | 2024年6月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
36回分割払い 手数料0% |
月々のお支払い 4,900円(1回目のみ7,800円) 12回お支払い総額 179,300円 |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
【11月21日プライスダウン!】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 10 VI (XQ-ES44) |
ソニーストア価格: 64,900 円 税込 |
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発売日 | 本年7月上旬以降予定 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 36回分割1,900円/月※(金利0%) |
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2年残価設定 クレジット |
月々のお支払い 2,100円円(1回目のみ4,000円) 24回お支払い総額52,300円 13回目17,000円(※ 商品返却時はお支払いが不要) |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
【8月22日プライスダウン!】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 V (XQ-DQ44) |
ソニーストア価格: 159,500 円(税込) |
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発売日 | 2023年7月14日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 36回分割4,400円/月(初回は5,500円・金利0%) 分割クレジットの分割払手数料が【0%】 |
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2年残価設定 クレジット |
月々のお支払い 5,000円(1回目のみ5,500円) 24回お支払い総額 120,500円 25回目 39,000円(※ 商品返却時はお支払いが不要) |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
【6月20日プライスダウン!】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 5 V XQ-DE44 |
ソニーストア価格: 139,700 円税込 |
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発売日 | 2023年10月27日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 36回分割3,800円/月(初回6,700円・金利0%) 残価設定クレジットの分割払手数料が【0%】 シン・エクスペリア割で最大2万円お得! |
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2年残価設定 クレジット |
月々のお支払い 4,400円(1回目のみ4,500円) 24回お支払い総額 105,700円 13回目 34,000円(※ 商品返却時はお支払いが不要) |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
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【2023年11月24日プライスダウン!】
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 5 IV XQ-CQ44 |
ソニーストア価格: 89,100 円税込 |
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発売日 | 2023年2月1日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 36回払いまで分割払手数料【0%】 残価設定クレジットの分割払手数料が【0%】 |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
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