SIMフリースマートフォン『Xperia 1 VI』への引越の話
8月に入っても続々とオーダーをいただいている新型SIMフリースマートフォン「Xperia 1 VI」なんですが、キャリアモデルからSIMフリーモデルへ引越をされる方は今回も多く、店頭にて何度か相談をいただいています。当店からお近くにお住まい、お勤めの方ですと気軽にお越しくださってご相談いただけるんですがネット経由で購入されている方も多数いらっしゃるかと思います。
今さらながらですが、今時のXperiaの引越作業について、どんな感じなのか紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
今回の2024年モデル「Xperia 1 VI」も多数のお客様にご購入いただいています。SIMフリーモデルで大ヒットしたのは「Xperia 1 II」の時のイメージが強く、あのときは楽天モバイルさんの登場、ahamoやpovoなどのキャリア版新料金プラン(月額3,000円以下プラン)の登場があり、キャリア版からSIMフリーモデルへ大きくユーザーさんが移動した機会でもありました。
昨年登場の「Xperia 1 V」もものすごいヒットモデルになっていて、そのときは従来キャリアモデルの発売から3~4か月ほど遅れて登場していたSIMフリーモデルがたった1か月のタイムラグで発売になる、ということで、アーリーアダプター、パワーユーザーさんのSIMフリーシフトがあり大ヒットになった印象です。
2024年モデルの「Xperia 1 VI」もキャリア版とほぼ同時発売になり今回も多数のキャリアモデルをお使いの方がSIMフリーモデルのXperia 1 VIのフラッグシップモデルに乗り換えられているかと思われます。当店では昨年の大ヒットモデルとほぼ同水準での出荷が続いています。
というか、RAM 16GB/ROM 512GB搭載のハイスペックモデルについては8月23日の発売なので、ここから第2段ロケットに点火される状況です。7月中旬以降にスカーレットモデルをオーダーされている方と共にこれから、またユーザーさんが一気に増えるところになります。
新橋にあるソニーショップ テックスタッフの店頭でご注文相談を受けているところでは、前回よりもキャリアモデルからの乗り換え相談が多く、毎週、なんらかの形で相談をいただいている状況が続いています。
多くはキャリアモデルと違ってSIMフリーモデルでは設定を自分ですべて行う必要があるので、それが大丈夫なのか不安で、複数の質問をもってお越しになるケースがほとんど。
私もSIMフリーモデルに乗り換えたのが2020年発売の「Xperia 1 II」からで、キャリアモデルのお世話になった最後が2019年だったと記憶しているんですが、そういえばキャリアモデルの時って、なにか機種変更のときにお世話になったコトってあったっけ?感じです。
今はSIMフリーモデルからSIMフリーモデルへ特になにも考えずに機種変更をしている(レビューのため1年に3~4回は乗り換えています)んですが、ドコモショップでやってもらったコトってなにかあったっけ?という状態です。
唯一、してもらっていたのが多分SIMカードの入れ替えだったと思うんですが、これ、SIMトレーからSIMカードを取り出して、新しい機種に入れるだけで今は使えます。
10年近く前に発売された「Xperia J1 Compact」の際にはキャリアごとにSIMカードの設定を自分で行う必要があり、アクセスポイント名などを自分で入力設定したりしていましたが、現在のXperia 1 VIは、おそらく全てのキャリアのアクセスポイントデータをもっていて、SIMカードを挿すだけで通信できるようになります。
私は主だったメジャーなサービスしか利用していません(ahamoやpovo2.0、LINEMO、楽天モバイル等)が、これまでSIMカードの通信設定で困ったことは一度もないというか、設定をいじったこともありません。「ネットワークを自動的に選択」で使い続けています。
旧機種から新機種へのデータの引越も同様で、今時のXperiaはアプリの再インストールとホーム画面のアプリの配置復元までほぼすべて自動でやってくれます。
完全にすべてが移るところまではいかなくて、マネー系のアプリなどは自分で再度ログインする必要があったり、一部のアプリはデータをセンターに預けて引越をする作業が必要なんですが、思えばそういうのもキャリア時代も自分で引越作業をしていました。
具体的に、どんな感じで引越をするものなのか、簡単に紹介します。
まずはWi-Fi設定をすることになると思います。モバイル通信の設定も聞いてきますが最初は「スキップ」して進んで大丈夫。引越がすべて終わってからSIMカードを差し替えても問題ありません。
初期設定を進めていくと、次にアプリのインストールについて聞いてきます。
上記の説明がありあとは指示に従ってすすめていけばデータの引越が進んで行きます。
データの転送にはUSBケーブルが必要となっていますが、なくても大丈夫です。無線通信でのデータ転送もできます。これで「Googleアカウント」やアプリ、データの移行ができます。
「Googleアカウント」の移行が終わるとコピーする項目の選択ができます。前のスマートフォンがアプリでいっぱいになっていたので、一から自分で新しいスマートフォンをセットアップをしたい!ということであればアプリのコピーを飛ばしてしまえば、まっさらなモデルとしてセットアップも可能。
ホーム画面の設定やクイック共有の設定など、いくつかの質問があるのでそれらに答えている間に、裏ではデータのコピーが進んで行きます。
SIMフリーモデルにはプリインストールアプリはなにもない、と、言いたいところですがいくつかのアプリは入っています。ただ、選択することもできて上記のアプリ類はインストールを選べます。今回から「TikTok」が必須アプリになっているんですけど、あとからアンインストールすることができます。
また、コピーされるアプリにキャリア版からの引越の場合、キャリアアプリもインストールされるのですが、それらも後からアンインストールすることができます。
これらの設定が全て終わると、すでにホーム画面は前の機種の画面が復元されていると思います。WEBのショートカットや一部アプリは移行ができないのですが、8割以上のものはここで復元されているはず。
アイコンがグレーアウトしているものはアプリのインストール前で、バックグランドで徐々にアプリもインストールされていっているところです。通信環境やアプリの数によりますが30分~1時間程度で復元されていくと思います。
大体のアプリはログイン設定までしてくれていると思います。ログインが必要なアプリについてもAndroid OSがIDとパスワードを記憶してくれているので、ID入力の枠にカーソルがくるだけで自動入力してくれるので、これですぐに使える様になると思います。
一部、データの引越が必要なものがあり、代表的なものが「おサイフケータイ」になります。EdyやモバイルSuica、nanacoなどがこれにあたります。
電子マネーを一時的にサーバーに預けてそれを新機種のほうで受け取る作業が必要になります。
これらは自動での移行はできないので「おサイフケータイ」アプリを開き、サービスをひとつずつ開いて機種変更の手続きをしていきます。面倒ですが、これは避けて通れません。
そして、もうひとつ。LINEも同様に引っ越し作業が必要になります。LINEアプリを開いて右上にある設定ボタンをタップ。
ここに「トークのバックアップ・復元」というものがあるので、これでまずはバックアップを行います。バックアップはGoogleアカウントに行われます。トーク履歴が必要なければこれらの作業はしなくても良いのですが、大抵の方はこの作業が必要になると思います。
その後、アカウントの引き継ぎを行い、トークの復元をすれば、LINEも今まで通り利用ができるようになります。
あとは、旧機種をすぐに初期化せず、2~3日新機種を使って普段は使っていないアプリまで一通り開いてログイン設定ができれば引越は完了。
写真や動画のデータも引越ができているか確認が必要ですが、最初から記録をSDカードにしておくようにすれば、SDカードの差し替えだけで引越ができるのでラクかもしれません。
以上、引越作業の紹介でした。
新たに引っ越した「Xperia 1 VI」には新しいカメラアプリが搭載され「テレマクロ撮影」という、デジタル一眼“α”よりも強力なマクロ撮影機能が搭載されていたり、シリーズ最長のスタミナ性能や、Xperia 1 III比では2倍以上の輝度になる明るいディスプレイ搭載などがあります。
今までの使い慣れたアプリ、データに加えて超パワーアップした新機能をお楽しみください。
当店経由でXperiaをお買い上げいただいたお客様で引越作業がうまく行かなかったお客様はお気軽に店頭までご相談ください。店員佐藤は毎週水・金・土にお店番をしています。
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VI (XQ-ES44) |
ソニーストア価格: 189,200円~ 税込 |
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発売日 | 2024年6月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
1年残価設定 クレジット |
月々のお支払い 7,900円(1回目のみ8,300円) 12回お支払い総額 95,200円 13回目 94,000円(※ 商品返却時はお支払いが不要) |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
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