【レポート】『ahamo』をソニーストアのSIMフリースマートフォン『Xperia 1 II』で使ってみました
遅くなりましたが、4月になりましたのでスマートフォンの契約回線をドコモの新料金プラン「ahamo」にしてみました。
手続きの様子や、ソニーストアのSIMフリーモデル「Xperia 1 II」での利用状態をレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
先月末から各社でスタートしたスマートフォンの新料金プラン。私はこの1年間は楽天モバイルの通話料無料を使わせてもらっていてメイン回線のドコモ回線は「5Gギガライト」にしてほぼ通信を楽天モバイルだけにして料金を浮かせる使い方をしてきました。
この4月で楽天モバイルの契約特典だった1年無料サービスが終了するため、メイン回線をドコモに戻すときが来たのですが、ちょうど良いタイミングで「ahamo」がスタートしてくれました。
月間20GBのデータ通信で月額税込み2,970円、5分以内の通話料無料付きです。
今までの5Gギガライトは従量制で1GBまでの通信で月額3,278円、3GBで4,378円、5GBで5,478円、7GBで6,578円でした。(価格は全て税込み) 私は通勤時に使っているだけで動画などもみないので月間3~5GBくらいの通信量で抑えられるのですが、それでも5,478円は高かった。
楽天モバイルが通信量無制限で月3,278円ということで使ってみて不便がなければ、楽天モバイルに移るつもりでいたんですが、たまたま、私の通勤エリアでは穴だらけで今も自宅から駅までの間は通信ができなかったり、まだ始まったばかりのサービスなので仕方がないんですが、かなり我慢を強いられる回線状況でした。無料なので利用させてもらってきましたが、ここで以前の快適通信エリアのドコモに戻らせてもらうことにします。
楽天モバイルとドコモの通信回線はソニーストアで販売しているSIMフリーモデルの「Xperia 1 II」を使っているのでデュアルSIMで2回線を同時に利用できます。楽天モバイルは月間1GB以下の通信であれば無料で利用できるとのことなので、回線の解約はせず。データ通信の軸足を楽天モバイルからドコモの「ahamo」に移すことで、従来通り使わせてもらう予定。
最初の楽天モバイルの試し使いもそうでしたが、新しい通信サービスで「もしも利用ができなかったら」というときのバックアップ回線が用意できるのはデュアルSIM対応モデルの特権ですね。
ということで、今までのドコモの5Gギガライトの回線を「ahamo」に切り替えようと思います。
スマートフォンでも手続きはできるのですが、入力の簡易さと確実な手続きをするのであれば、やはり今でもPCの方が確実なのでVAIOで手続きをしています。
まずは「ahamo」のホームページでオンライン手続きの案内にすすみます。
スマートフォンはAndroidで今までの機種を使う形で手続きします。
使っている端末はドコモの販売機種である、という前提でページは案内されていて、それ以外の場合は別ページで対応端末の一覧を確認してください、という流れ。
そっちのページを見てもソニーストアで販売しているSIMフリーモデルについては対応端末の記載がありません。
ということはソニーストアのSIMフリーモデルは対応していないんじゃないか?と、思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ここに掲載されているのはドコモさんが機材を用意してahamoのSIMカードで実際に通信できる確認をした機種だけが記載されています。
記載されていても不具合が出た場合、ドコモは一切責任は取らないしサポートもしない旨の注意があります。
ソニーストアのSIMフリーモデルは確認をしていないだけです。
お店にも問い合わせをいただくのですが、当店で全ての機種とサービスのテストはできないので、当店でも動作保証はできません。
ですが、わざわざメーカーさんが使えないようにしないか限りは規格に沿って作られているスマートフォンですので特別な事情が無い限りは使えるはず。
対応端末一覧にソニーストアのSIMフリーモデルの「Xperia 1 II」の記載はありませんが、先に進みます。(ちなみにauのXperia 1 IIは記載があります。ですが、対応バンドの違いがあり、そっちの方が通信エリアなどは狭いことになるんですけどね)
この先の手続きはドコモユーザーさんにはおなじみの「My docomo」で行います。
そうでした、ahamoはドコモさんの通信プランのひとつなんですよね。
案内はわかりやすく、現在契約中の5Gギガライトの料金案内もされるし、ahamoの料金案内もされています。
「ahamo」で追加できるサービスはこちら。通話料は5分以内の通話無料がセットになっているんですが、+1,100円の契約をすると音声通話(対象の国内通話)が無料になります。
それほど通話することはないので、ここはなし。本当はauのpovoみたいに通話料を無しにしたいくらいなんですが、ドコモのファミリー割引「みんなドコモ割」を家族で組んでいるのでドコモ契約の頭数を減らすことができないんです。
ちょうど良いあんばいのサービスを考えられたものです。
ここはちょっとドキッとするところ。ahamoに移ることでなくなってしまうサービスなどの案内がここであります。
「docomo Wi-Fi」というのは駅やドコモショップなどで飛ばしているWi-Fiを無料で使わせて暮れるサービス。本当は月額300円らしいのですが永年無料の契約になっていました。
ですが、dアカウントを持っている方なら「d Wi-Fi」という同様のサービスを無料で受けられるので、これは実質、必要のないサービスです。海外に行くこともないのでこれでOK。
継続となるサービスで「ファミリー割引」があるのは非常に助かります。うちは家族で3回線の契約をしているのでひとりも欠けることができないんです。
これらの料金プランの変更について複数回の確認をした上で契約手続きを行います。オンラインでの手続きは楽天モバイルのときに続いて、これで2度目ですが、全部日本語で案内されているし読めば理解できる内容でした。
じゃじゃーん、以上で手続き終了です。
手続きはすべて「My docomo」で行うのでドコモユーザーさんでしたら迷うことなしです。
そして、こちらは6月30日までの期間限定サービスになっている先行エントリーをすることでdポイント3,000円がもらえるキャンペーンの案内です。もちろん私もエントリーしているので手続きします。
手続きは携帯電話の番号とメールアドレスの入力のみでした。これで6月までにポイントがもらえるそうです。
通信量が1ヶ月分、タダになったようなものですね。
そして、契約が終わった時点で回線はもうahamo契約のものになっています。ahamoに乗り換えてなにか変わった事があるかな?というと、そうそう、ahamoの専用アプリが出ているので、これをインストールします。
Google Playでダウンロード&インストールして、dアカウントでログインすると月間通信量や利用料金のチェックができるようになっています。
データ通信量については先月までのドコモの5Gギガライトの分の確認もできるようになっています。
なんか今までのドコモの契約をUIだけポップなデザインのものに変更して見ているだけみたいな感覚です。
なお、スマートフォンのSIMの設定ですが、私はなにもいじっていません。APN設定に最初からSPモードの設定が入っているので、それを利用できれば設定無しで使えるみたいです。
Xperia 1 IIで契約を行っていましたが、あとでソニーストアのSIMフリースマートフォン「Xperia 5」にSIMカードを移してみても、それだけで特に設定の必要もなく利用ができます。
簡単、簡単。
データ通信も通話もSMSもすべて問題なく「ahamo」での利用ができました。
ちなみに、埼玉県にある我が家ですが、楽天モバイルの通信エリアはウソの様な穴スポットになってしまっていて、私の生活圏の中でも自宅周りがもっとも環境が悪いことになっているものの、ドコモ回線については先月から5Gのアンテナが立つようになっています。
「ahamo」の契約記念ということで、お昼頃、近所を散歩しながら電波計測してきたのですが、左の「G-NetTrack Lite」アプリで測定するとポイントポイントで5Gの本物の通信ができています。
どうもドコモの5GスマートフォンXperia 1 IIだと5Gでの通信をしているときしか5Gマークはでないのですが、SIMフリースマートフォンのXperia 1 IIだと、アンカー通信という4Gによる5G通信へのガイドを受けるだけで5G表示になってしまうんです。なので自宅周辺ではアンテナ表示は常時5Gになってしまっているんですが、こうした通信品質をチェックするアプリを使うと、本来の5G通信をしているかどうかが見られる、というわけです。
エリアというよりはタイミングで定期的に5G通信をしているように見えます。まだまだ5Gの通信エリアが自宅周辺にやってくるのには数年かかるだろうと思っていたのに、もう時間の問題みたいです。まだ通信できるのは「点」でしかないんですが、間もなく「線」になり「面」になりそう。
「ahamo」は5G通信も含まれていますので、これからは5Gエリアの確認をしながら通勤できるのが楽しみです。
1年間お世話になった「楽天モバイル」も、解約はせず、まだこれからもデュアルSIMで使う予定です。
通信のメインは「ahamo」にしますが、なんせ月間1GBまでに通信量を抑えれば無料で使えるのと、音声通話も専用アプリを使えば今まで通り無料で利用ができます。
プライベート用の電話番号と、お付き合い用(PTAとかお客さんとか、あまり付き合いたくない親戚用とか?)の電話番号と2つ持っておけると便利かも。お付き合い用の電話番号は、いざとなったら解約して電話番号を変えられますからね。
また1GBまでの通信は無料でできるので、メイン回線がなにかしらのトラブルで利用できなくなったときに切り替えて使えるというバックアップにもなります。
楽天モバイルは自社通信エリア以外はauのバンド18をローミングで使っています。ドコモユーザーさん、ソフトバンクユーザーさんは利用をしないバンドなので、バックアップという意味ではauユーザーさん以外の方には大きな意味があるかも。
ちなみに狭い狭いと言ってしまう楽天モバイルの自社回線ですが、今年に入ってから近所での自社回線エリアは見る見る増えています。
東武東上線と有楽町線、副都心線のターミナル駅「和光市駅」もサービスインから1年に渡り、楽天回線もau回線もつながらないブラックホールみたいなエリアになっていたんですが、それも2月に解消。
上のマップは「Network Signal info」アプリによる楽天の基地局マップなんですが、中央線沿線が以前は23区内しかつながらなかったモノが今は国分寺まで延びているし、上の方にある荒川沿いも河川敷周りに一気に基地局が増えて、熊谷まで楽天回線だけで利用ができます。(今週月曜日のサイクリングの時に試してきました。)
日本郵政の資本が入って、これで基地局を一気に増やすみたいですが、あと1年もすると割とつながりの良いサービスになっているかもしれません。
ソニーストアのSIMフリーモデルは全てデュアルSIM仕様になっています。メインのキャリア回線と楽天モバイルとで2つの電話番号を使い分けるのは今がチャンスです。
以上、ソニーストアのSIMフリーモデル「Xperia 1 II」と「Xperia 5」でのドコモ「ahamo」の利用レポートでした。
当店で動作保証を出来るわけではありませんが「ahamo」での利用も特に問題はないかと思います。
各キャリアの新料金プランの利用のため、キャリア間の引越をお考えの方もいらっしゃると思いますが、周波数帯域、使用バンドの制限がもっとも少ないのがソニーストアのSIMフリーモデルです。
自由に新しい料金プランを選べるソニーストアの「Xperia」で是非、新しい通信環境を手にしてみてください。
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