本日9月29日よりauにて「povo 2.0」の申し込み受付が開始されました。早速、申し込みをしてみましたのでレポートしたいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

ソニーストアで昨年夏から販売が始まった「SIMフリースマートフォン」のXperiaシリーズなんですが、このモデルの大きなメリットが「デュアルSIM」仕様になっている点です。

通常のキャリア販売のスマートフォンではSIMカードを1枚とマイクロSDカードを使うスロットになっていますが、ソニーストアで販売しているSIMフリーモデルではマイクロSDカードの代わりに2枚目のSIMカードを入れることができます。

これによりドコモとau、ドコモと楽天モバイルなど、2つの通信会社のSIMカードを1台のスマートフォンで使うことができます。

なんか使い方が難しそう、とか思われるかもしれませんが、実際に使ってみると簡単。ソニーストアのSIMフリースマートフォンは最初から各社の通信設定が入っているのでSIMカードは挿すだけで使えます。

切り替えや管理も下記の通り。

まずはXperiaの設定画面を出して、ここで「ネットワークとインターネット」を選択します。開くとSIMカード番号1とSIMカード番号2の2つのSIMカードのスロットが表示されます。ここでどちらか通信量を見たい方をタップ。

これで通信会社ごとの使用したデータ量が表示されます。

通話の方はかかってきたらどちらのSIMカードでも着信することができます。発信する際も都度、選ぶことが可能。

データ通信については設定が必要で「データ設定」の部分をタップすることで通信に使うカードを選ぶ必要があります。ここで選んだ通信会社のSIMカードでだけデータ通信を行います。

逆に言うと、通信状況が悪いときに自動でもう一方の通信カードを自動的に使ってしまうということはないので、予想外の通信量になってしまっていた、というのは自分の管理さえ出来ていれば起こりません。

なお、それぞれの通信カードに「データ警告」と「データ上限」のデータ量を指定しておくことができて、これ以上のデータ通信はさせない、という設定が可能。これをちゃんと設定しておけば想定外の通信料金の発生というのは防げます。

こちらは9月の私の携帯電話の実際の通信量になります。SIMカード1番に楽天モバイル、SIMカードの2番にドコモのahamoのカードを入れて使っています。今日は9月29日なのであと1日で通信量はリセットになるところです。

楽天モバイルは毎月1GB以下であれば無料で使えるので、0.93GBを上限にして使っています。ahamoは20GBまで使えるので、全然余裕です。

これだったら楽天モバイルを使う必要がないんじゃないか、というところですが、これがそうでもないんです。

たとえば、こちら。

こちらは今年の春頃に行ってきた奥高尾の山道で電波計測をしたときのデータです。陣馬山から高尾山まで縦走しているんですが途中、景信山（かげのぶやま）の前後でドコモ回線では灰色になっているルートがあります。

ここはドコモ回線は利用ができなかったゾーンです。au回線ではすべてつながっていました。

ドコモ回線最強と、思っていたんですがこうしてたまに山歩きをしてみると意外にもau回線の方がつながりが良かったりします。

こちらも先日行ってきた埼玉の武甲山です。市街から近い山で駐車場までは車で行って、そこから山頂まで歩くのですが、ドコモ回線では駐車場の手前から電波を失っていて山道では一切つながりませんでした。au回線は途中まで山道も使えているんですが、実はこれ、楽天モバイルのローミングで使っているところです。

楽天モバイルは自社回線が使えないところではauの800MHz回線をローミングして使わせてもらうんですが、800MHzの回線だけでもこれだけ山道で強さを発揮してくれます。

無料で使える楽天モバイルですが、au回線をこうしてローミングして使えるというのは魅力。基本料金は無料だし、せっかくソニーストアのSIMフリースマートフォンを使っているなら2回線持っておかなくては！というところです。

※ちなみに妻の実家も街中ではあるんですがドコモ回線の電波状況が芳しくなく、帰省するときは楽天モバイルの回線を一時的に使っています。

以前は、ドコモ一辺倒で使っていたのですが、ソニーストアのSIMフリー機を使うようになったのと同時に菅総理の通信量値下げの成果が出て、各社新料金の発表もあったので、これを機に各通信会社を試してみましたが、楽天モバイルみたいに無料で1回線使えるのであれば、これは2回線持っておいた方が何かとお得、というのが結論。

そんなところに、もうひとつ、無料で1回線持てるサービスが本日からスタートします。

これまで月額2,980円で20GBのサービスを行っていたpovoがサービスを変更して基本料金0円でサービスを開始します。

詳しくはpovoのホームページでごらんいただきたいのですが、基本料金0円にデータ通信を使うたびにトッピング。1GBで390円、3GBで990円、20GBで2,700円などの通信料を払ってデータ通信を行い、なにもトッピングしなければ通信速度128kbps制限ながら利用ができて月額0円で回線だけ持てる、というサービスになります。

データ通信はドコモ回線で使ってて、電話番号だけもうひとつ持ちたい、というのであればpovoの基本料金0円で2回線持てる、というわけです。

トッピングをしないと180日で解約される可能性があるなど、一部制限はありますが、最低、半年に一度390円で1GB契約をすれば1回線持てる、というわけです。

私のようにたまに山歩きをするときの、予備回線、ということであれば、山歩きの時だけ1GBだけ契約して使う、なんてことができそう。

ということで、とりあえず申し込んでみようと思ったのですが、ふむふむ、povo 2.0はPCからの申し込みは出来なくてスマートフォンからアプリを使って申し込むような流れになっているようです。

ということで、ここでスマートフォンに持ち替えて「povo 2.0」アプリをダウンロード＆インストールしてサービス申し込みを行います。

基本料金0円からすべてトッピングを行うことで利用するサービス内容について、案内があるので、それを読みながら契約を進めていきます。

SIMフリースマートフォン Xperiaで使う場合はSIMカードを選び、契約タイプは回線を増やすのであれば「新規契約」です。

続いて、本人確認の作業です。運転免許、もしくはマイナンバーカードをスマートフォンで撮影して写真を送信。免許証、マイナンバーカードは斜めにして偽造カードではないことなどを証明する写真も送ります。

顔写真も正面からの撮影だけではなく動画で顔の向きをいろいろ変えて撮影したりします。

なるほど、これだとPCからは申し込みができないわけです。

本人確認のデータを送った後に、あとはクレジットカードやSIMカードの発送先を記入して、これで申し込み終了です。

あとはSIMカードの到着待つだけです。

実際のSIMカードを使っての通信の様子はまた後日レポートしたいと思います。

【追記】

申し込みの2日後に自宅へSIMカードが到着しました。セッティングの上、390円のトッピングで1GB通信を試してみてから続きをレポートします。AP設定などXperia 1 IIではなにもしなくてもそのまま使えました。楽ちんです。

SIMカード到着後の話はこちら↓

 

ということで、デュアルSIM環境を一度味わってしまったら、2回線持っておくのが当たり前みたいになってしまいました。キャリア版で「Xperia 1 III」がすでに発売になっていますが、やはりソニーストアのSIMフリーモデルが欲しいんですよね。そろそろ、発売になりませんかねー。

 

☆「povo 2.0」公式ホームページはこちらから

 

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Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル   Xperia 1 II (XQ-AT42)		ソニーストア価格： 118,800円税込
発売日	2020年10月30日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
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