α6500で撮る見沼グリーンセンターの『秋のシマリス』
α6500+SEL70300G F5.6 1/1000 ISO4000 焦点距離300mm(450mm画角相当)
昨日、埼玉県の見沼グリーンセンターへまたまたシマリスを撮影しに遊びに行ってきました。だいぶ暑い日でしたが、シマリスがボチボチ出てきてくれています。
見沼グリーンセンターのシマリスの様子をレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
久しぶりにシマリスを見にいってきました。7月の初めにも「夏のシマリス」ということで一度遊びに行ってきたのですが、気温が35度くらいあった日で、シマリスも暑さに負けてみんな土に潜ってしまっていました。
日陰を歩き回る子もいなくて、冬眠している冬場よりもシマリスが少ない状況を見て「あ、これは夏はだめなんだ」と悟りました。
9月になってやっと気温が下がり始めてきましたので、久々のシマリス訪問です。
なお、場所は埼玉県の大宮駅からJR宇都宮線で一駅行った「土呂駅」から徒歩15分ほどのところにある「見沼グリーンセンター」という公園の中にある「リスの家」です。駐車料金も入場料金も無料で月曜日の定休日以外はどなたでも入ることができます。
私の調べた限り関東近県でもっとも大きなシマリスだけの飼育園です。広いスペースを係の方が植栽を含めて綺麗に整備してくれていて、シマリスを触ったりエサをあげたりすることはできませんが、すごい間近で観察することができます。
知る人ぞ知る?というか、地元の方しか知らない埼玉の名所です。
今回持ってきた”α”はこちらです。APS-Cセンサー搭載の”α6500”に、望遠レンズ「SEL70300G」を装着して持ってきました。
α6500は像面位相差AFを搭載した、ボディ内手振れ補正搭載のαです。像面位相差AF425ポイント、秒11コマ連写対応でAPS-C版のスポーツ撮影でもなんでも対応するスーパーデジタル一眼カメラ。
4K動画とS-Log 3撮影にも対応しており動画撮影にもオススメのモデルとなります。
「SEL70300G」と組み合わせればAPS-Cセンターということで画角は1.5倍の焦点距離相当の450mm画角まで利用ができます。
この画角をフルサイズセンサーの”α7III”で実現しようとするとSEL100400GMレンズが必要になってきます。
サイズを比較して見るとこんな感じです。α7III+SEL100400GMもコンパクトなシステムになりますが、α6500とSEL70300Gで組み合わせると見た目に2/3くらいのサイズにできます。
今まで、シマリス撮影というとα9とかα7R3、α7IIIというフルサイズ最新モデルでばかり撮っていましたが、今回はコンパクトに撮ってみたい、ということで、この組み合わせで試してみます。
α9シリーズから採用されたマルチセレクター(ジョイスティック)が搭載されていないのでフレキシブルスポットAFの操作が大変そうに思えますが、α6500もスポットAFのエリア選択画面にしたままでシャッターが切れるので、常時、スポットAFエリア選択状態にして撮影するとほぼ同じ様な撮影ができます。
450mm相当の画角で、秋のシマリスにグッと寄ってみたいと思います。
こちらが昨日の「リスの家」です。植栽がいつも行き届いていて、この日も3カ所ほど花が咲いているところを見つけられたのですが、一番シマリスの出現頻度が高そうなこちらのコーナーで撮影することにします。
場内をグルッと回って様子をみつつ、シマリスがいるところを一度でも見られれば、そこはシマリスのルートです。同じところにまたやってくる可能性がとても高いので、そういう場所でシマリスを待つのが私のスタイルです。
できれば季節の花とシマリスの写真を撮りたいところなんですが、そうそう都合良くポーズを取ってくれたりはしないので、ひたすら待ちます。
なお、この「リスの家」は園内での飲食を禁止されているのですが夏場だけは熱中症対策ということで水は飲んで良いことになっています。水筒に水を入れてもってくるのがオススメです。(近くにコンビニも自販機もありませんので、電車で来る際は土呂駅で買っておくようにします。)
α6500+SEL70300G F5.6 1/1000 ISO1250 焦点距離300mm(450mm画角相当)
シマリスがやってきたら、とにかくシャッターを切ってとりあえず撮影しておきます。スポットAFにしていますが、常時センターポジションにしておき、日の丸写真で良いのでとりあえずシャッターを切ってシマリスを抑えます。
そのまま動かずにシャッターチャンスが続くようであればスポットAFを動かしてシマリスの瞳にポイントが来るようにして構図を作ります。
エサを食べているときは割と長いしてくれるので、そういう時はチャンスです。こちらが多少動いても人慣れしているのですぐに逃げてしまうことはありませんが、近寄るとすぐに逃げます。遠くから望遠レンズでひっそりと撮影するのがポイントです。
α6500+SEL70300G F5.6 1/1000 ISO800 焦点距離300mm(450mm画角相当)
なおもまだじっとしてくれているようであれば、背景や手前に入れたいモノを探して移動していきます。
すばしっこく速くどこかに行ってしまう子もいますが、しばらくじっとして休んでいてくれる子もいます。α6500は高速連写モードにしておきますが、動きがないのにだーっと連写してしまうと、あとで整理するのが大変なことになります。
ここぞ、というカットを1~2枚だけ短くシャッターボタンを押して「タタン」と撮ります。
α6500+SEL70300G F5.6 1/1000 ISO640 焦点距離176mm(264mm画角相当)
連写が生きるのはこういうシーンです。走り出したらα6500を信じてファインダーでとにかくシマリスを追って、あとは連写しまくって、上手いこと撮れていることを祈るのみ!
今回も完全なジャンプ写真は撮れませんでしたが、駆けていくシマリスの後ろ姿が撮れました。ほんの一瞬で駆け抜けていくので、こういうのを撮るのは難しいですよ。
α6500+SEL70300G F5.6 1/1000 ISO400 焦点距離300mm(450mm画角相当)
エサ場があって、11時半頃になるとドングリをもらいにやってきます。単にエサ場を撮っても面白くないのですが、こうして花とかを手前に入れられると季節感が出てきます。
α6500+SEL70300G F5.6 1/1000 ISO500 焦点距離300mm(450mm画角相当)
天気が良いと、こうして木の上に来ることはあまりありません。天気が曇っていると比較的木の上の方を移動することが多い様です。なので、シマリス撮影は天気が快晴の時よりも、やや曇っているくらいの方が都合が良いように思えます。
α6500+SEL70300G F5.6 1/1000 ISO800 焦点距離300mm(450mm画角相当)
最初の最初は、こうしてエサ場で食べているシマリスの撮影から始めます。園内にエサ場は10カ所以上あるので、それをひとつひとつ回っていくと、必ず食事中のシマリスがいると思います。見つけたらドアップで撮影します。
周りに人がいなかったら注意して、シマリスの正面に回り込みます。
α6500+SEL70300G F5.6 1/1000 ISO800 焦点距離300mm(450mm画角相当)
シマリスがこちらに目線を送ってくれることはまずありませんので、こういう写真は自分からシマリスのセンターに行って撮っています。
と、いうことでAPS-Cセンサー搭載の”α6500”でもシマリス撮影はバッチリ撮れます。センサーサイズは暗いところだと威力を発揮しますが、こうして明るいシーンではAPS-Cだから不利、ということもありません。むしろ最大450mm相当の画角まで寄れることにメリットを感じまくりです。
これだったらSEL70200Gとかでも充分撮れそうです。
さて、そんなシマリス撮影ですが、ご来店のお客様から「いつか一緒に撮りに行きましょう!」と、声をかけていただいています。
ご覧の通り、シマリスもだいぶ活発に動くようになりましたので、そろそろ撮影会を開催したいと思います。
9月29日の土曜日に現地集合、現地解散で撮影会を開催したいと思います。土呂駅改札前に朝10時集合で撮影しにいきたいと思います。お試しになってみたい望遠レンズがありましたら、お持ちして当日、お試しいただけるようにしたいと思います。
ご参加を希望される方は下記からお申し込みください。
☆9/29「秋のシマリス撮影会」申し込みフォームはこちらから
※雨天のため今回の撮影会は延期とさせていただきました
撮影に利用したα6500は9月7日にプライスダウンされたばかりのモデルです。2016年12月2日に発売されて2回目のプライスダウン。発売当初149,880円だったボディが9月7日からは129,880円になりました。
最高速の高速連写は秒11枚ですが、秒8コマまでであればファインダーの遅延が少ない連写撮影ができます。
そして「α6500」はAPS-Cセンサー搭載のミラーレス一眼カメラ最上位機種で、APS-Cモデルとしては初のボディ内手振れ補正を搭載したモデルになります。
SEL24F18Zなど、レンズ内手振れ補正が搭載されていないレンズでも5軸手振れ補正付きで利用ができるカメラです。
タッチパネルセンサーを搭載しており、液晶モニター撮影時にはフォーカスを合わせたいところにタッチすることでタッチフォーカスを利用可能。ファインダー撮影時もタッチパッドとして利用ができるため、マウス操作をするように画面をなぞってフォーカスポイントを移動することができます。
画面全体平均測光、ハイライト重点測光など、最新モデルの”α”機能を搭載し、UIもα9~α7III世代と共通のデザインになっています。
高画質と信頼性の高さと軽量コンパクトを実現するカメラです。オススメです!
デジタル一眼カメラα6500 ILCE-6500 |
ソニーストア価格: 129,880円+税~ |
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発売日 | 2016年12月2日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:15,000円 3年ワイド:無償 |
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