“α6500″で撮る『東京大賞典』
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/2500 ISO500 焦点距離300mm相当
こんにちは、店員佐藤です。
昨年12月29日の話になりますが、大井競馬場へ「東京大賞典」という地方競馬でもっとも大きなレースがありました。12月になってからトゥインクルレース(ナイト競馬)の撮影に2回ほどお邪魔していますが、昼間のレースも参加してきました。
競馬の知識はほとんどないものの、競走馬撮影の挑戦、第3回目レポートです。
■いざ大井競馬場へ
浜松町駅から羽田空港へ行くモノレールの途中駅で見える大井競馬場。ここは地方競馬と言って平日に競馬を開催しているところ。府中競馬場とか中山競馬場というのは中央競馬になり、大きな違いは中央競馬は芝のコースが中心なんですが、地方競馬はダートコースだけ。
写真にすると、このダートコースというのはなかなか良いんです。土煙というか泥を巻き上げて走る姿は圧巻。
☆当店blog 16.12.2「”α6500”で撮る『TOKYO CITY KEIBA』」
☆当店blog 16.12.26「”α7S2″で撮る『Tokyo City KEIBA Twinkle Race』」
これまで2回の撮影に挑戦しに来ていて、それぞれナイトレースのため、暗いところでの連写撮影という特殊条件下での撮影になっていましたが、この日は昼間のレースです。10時開場で10時55分からのレースになります。
■競馬撮影に挑戦!
会場に着いてみると、ご覧の人だかり。今まで来た平日のナイト競馬に比べると1000倍くらいの人出に見えます。さすが重賞レース。
今までのナイト競馬では撮影場所は本当に好き放題、自由に場所を選べたんですが、こうなるとさすがに無理。
ゴール近くではご覧の様な有様です。メインレースは16時30分発走なので朝の第1レースとかならまだガラガラだろうと思っていたのですが、ゴール前は朝から場所取りが始まっていてお昼過ぎにはここは4重くらいの列が出来ていました。
これはもうゴール前の撮影とかはあきらめるしかありません。
で、この日のレースはいろいろな距離のレースがあります。前回は1200mと1400mのレースばかりだったんですが、1600mのレースになるとメインスタンド前の直線にスタートゲートが移動してきて、さらにコーナーも内側のコースを使います。
1600mのレースだけ内側コーナーを使うことになっておりこのときにコーナーに一番近いところで撮影ができます。スタートゲートでスタートシーンの撮影をしたら急いでコーナーのところまで1分で移動すると2回の撮影チャンスができます。
そういうレースが今回は4レースあったので、そのたびに移動、移動。
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/2500 ISO400 焦点距離105mm相当
こちらがスタートシーンです。出走馬はレースごとに違ってくるのですが、さすがに今日はゲートがたくさん埋まります。
スタートシーンを撮影したら小走りにコーナーの出口へ移動していきます。
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/2500 ISO400 焦点距離300mm相当(トリミングあり)
ここが地方競馬のダートコースの醍醐味というか、走ってくる真ん前から撮影ができるのは唯一このシーンだけ。
巻き上がる砂煙がど迫力です。速いシャッタースピードで写し止めます。
さて、休日開催だと撮影場所がもうひとつ増えます。内馬場といってトラックの内側のエリアが開放されます。平日のナイトレースだと立ち入り禁止になっているエリアなのですが、この日は開放されているので、どういう風景が見えるのか、こちらも見学。
内馬場には広場があり、子供たちが遊ぶ公園にもなっています。家族で来られた方は、こちらで子供を遊ばせつつ、お父さんが馬券を買ってレース見学をする、というノリなんでしょうね。
ここからだと、レースに使われるダートコースがやや遠くなるモノの、ゴールゲートで場所取りをしている人も皆無。レースの合間だとガラガラです。
ふむふむ、これは良い場所を見つけられたかも。
ゴールゲートを内馬場から見るとこんな景色になります。競走馬を撮影すると、こうした人混みを背景にすることができるので、大きなレースなんだ!というのがわかりやすいかも。
“α6500″+SEL70200G F9.0 1/125 ISO100 焦点距離300mm相当
試しに撮ってみます。シャッタースピードをいつもの様に上げてしまうと観客席の顔が思い切りバッチリ撮れてしまうので、ここは雰囲気を見せる意味でもシャッタースピードを遅くして流し撮りにします。
飛行機やクルマと違って競走馬は上下にも揺れるのでシャッタースピードを遅くしすぎると全部がぶれてしまってなにを撮っているのかわからなくなります。ある程度シャッタースピードを速めにする必要もあり、歩留まりを考えると私の場合は1/100~1/160くらいが良い感じに思えます。1/80まで遅くすると歩留まりが大きく下がってくるので馬返し(ウォーミングアップ)で練習をしてレースで都度設定を合わせていきます。
よし、メインレースはここで勝負!
ということで撮影作戦が決まったので、早めのお昼にします。この日はラーメンと餃子の屋台が出ているので餃子をいただきつつ。。。
ビールで乾杯。
人が多いときは早め早めの行動が肝心です。
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/4000 ISO800 焦点距離300mm相当
午後からもレース距離に合わせてベストポジションに移動して撮影します。こうして撮ってきた写真を後から見てみるとジョッキーさんと馬の目線が同じだったり、馬も意識をもって動いているのがわかります。
こうしたマスクをしている馬や、視界を狭めるためにカバーをしている馬もいたり、それぞれ個性があるんですね。
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/4000 ISO400 焦点距離105mm相当
これは第6レースかな。16番ゲートまで全部埋まっているレースです。
こういうレースだとコーナーの立ち上がりの迫力も一番ありそう。
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/4000 ISO1000 焦点距離300mm相当(トリミングあり)
急いで場所を移動して撮ってきました。さぁ、これを最後にそろそろ空いていた内馬場も人が増えてきたようです。
レース前にはフェンスが全部人で埋まるようになってきたので、あとは内馬場でメインレースを待機です。
日も暮れてきて、さぁ、いよいよメインレース、というときに、ここまでご一緒くださっていた「山歩さん」が急用が出来てしまいお帰りになってしまいました。第1レースからおつきあいいただいていたのに、メインレースが見られないとは残念。
9レース終了時点からは一人で見学です。
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/800 ISO800 焦点距離300mm相当
前半のレースはすべて30分間隔でレースが行われるのですが、この日は後半のレースはすべて45分間隔。レース間隔が広めに撮られているのでちょっとヒマなんです。そんなところへ、馬返しで、あの有名な武豊ジョッキーが登場。
あいにくマスクをしているので顔立ちまでは見られませんが、ふむふむ、これが彼の勝負服なんですね。
中央競馬では枠と馬番で勝負服のデザインが決まっているのですが、地方競馬ではジョッキーが自由なデザインの勝負服を身につけられるんだそうです。なので、勝負服のデザインを覚えておけば目当てのジョッキーさんがすぐに見つけられるとのこと。
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/160 ISO640 焦点距離300mm相当
レース5分前にファンファーレがなります。写真には5人しか写っていませんが、この右の方にも二人いて全部で7名の編成。
アイドル風の楽団にお客さんからも声援が飛びます。
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/160 ISO500 焦点距離205mm相当
そして、いざメインレーススタート! やった、武豊騎手が騎乗するアウォーディー号が先頭でやってきました。そのまま2000m走りきってください!
競馬はわからないながらも、実はこの日も馬券を買っていて、前回の儲け分を全部1レースから10レースに投資しているんです。
選び方がわからないので1番人気と2番人気の倍率の低い枠番連複しか勝っていないんですが、それでも当たれば嬉しい♪ 写真撮影にも熱が入るモノと思いきや!
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/160 ISO500 焦点距離300mm相当
勝ったのは11番のアポロケンタッキー号でした。3番目に人気のある馬で、私の買ったのは2着、3着に。
2着と3着に入っても負けは負け。
こうしてファインダーに実際に投票している馬が見えてくると、もう冷静に先頭の馬にフォーカスを合わせ続ける事ってできないんですね。つい2着3着の馬にフォーカスを合わせてしまい、メインレースは全然ダメダメな写真しか撮れませんでした。(T_T)
あべちゃんさんもおっしゃっていましたが、馬券を買うなら買う。写真を撮るなら撮るで、両方を一度に楽しむのは難しいかも。応援のしがいはあるので100円、200円程度でも勝っておくとレースが楽しめるのは間違いないんですが。
“α6500″+SEL70200G F4.0 1/320 ISO4000 焦点距離300mm相当
こういう大きなレースだと表彰式もメインスタンドで行われるんですね。斎藤工さんと剛力彩芽さんを遠くに見ることができました。剛力彩芽さんはファインダーでのぞいても可愛いですね。
このあと、11レースと12レースがあったのですが、ここまでで軍資金は使い果たしてしまっていたので、レースは終了です。
大井競馬場での撮影のコツというか撮影場所については大体わかったので、今年の春、暖かくなってきたら撮影会を開催したいと思います。
ご参加希望でご連絡いただいていたKさん、そのときにまたおつきあいくださいませ。
■撮影を終えて
AF性能が高い”α6500″や”α6300″での撮影も楽しいのですが、これをデジタル一眼”α99 II”で撮影したらさらに歩留まりがあがるんでしょうね。
今回の撮影に使ったのはAPS-Cサイズセンサー搭載の”α6500″と「SEL70200G」レンズです。300mm相当の焦点距離があれば全然十分撮れます。
あ、それとついでのお知らせになりますが昨年12月8日からソニーストアの”α”レンズに今まで無償でついていた「3年ワイド保証」が無償ではなく有償になりました。ソニーストアメンバーさんは3年ワイド保証の無料クーポンをお持ちだと思いますので実質影響がないのですが、新たにソニーストアの利用を始められる方はちょっと不利になります。
当店店頭では期間限定で3年ワイド保証を半額にすることができるクーポンのプレゼントをすることがありますので、そういう際には改めてご案内をしたいと思います。
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