【これを読めば全てわかる!】20mmの画角と開放F値1.8を併せ持つ小型・軽量の超広角単焦点レンズ『SEL20F18G』総まとめレビュー!
超広角単焦点Eマウントレンズ「SEL20F18G」に関する当店の記事をまとめたページになります。機能や実機の様子、実際に「SEL20F18G」で撮影した店員による作例などをご覧いただけます。
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■「SEL20F18G」の機能まとめ
- 効果的に配置した高度非球面AA(advanced aspherical)レンズ2枚およびED(特殊低分散)ガラス3枚により、色にじみなどの諸収差を抑制し、星空や夜景などの撮影に適した高い点像再現性を実現。
- 最新の光学設計とメカニカル設計による、最大径73.5mm×長さ84.7mm、質量約373gの小型軽量デザイン。
- 最短撮影距離0.19m(0.2倍の最大撮影倍率)の高い近接撮影能力。
- ナノARコーティングを施すことによる、フレアやゴーストを抑制したクリアで抜けの良い描写。
- 9枚羽根の円形絞りや球面収差形状の最適化による、美しいぼけ描写。
- 焦点距離20mmと高性能なAF、小型軽量設計に加えて、フォーカス時もレンズの長さが変わらないインターナルフォーカシング方式により、ジンバルに装着した状態での快適な動画撮影を実現。
- カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン、絞りリング、AF/MFスイッチ、リニア・レスポンスMFなどによる、高い操作性。
- 防塵防滴に配慮した設計、レンズ最前面への汚れが付きにくいフッ素コーティング。
- 超広角ながらレンズ先端にフィルター径67mmのNDフィルターや円偏光フィルターの装着が可能で、多彩な映像表現をサポート。
- ソニー製APS-Cセンサー搭載のミラーレス一眼カメラに装着すれば、明るく高い解像力をもつ焦点距離30mm相当(35mm判換算)の大口径広角単焦点レンズとして使用可能。
■「SEL20F18G」詳細
◆静止画に加えて動画撮影にも最適な大口径超広角単焦点レンズ
「SEL20F18G」はカメラボディの進化を見据えた最新の光学設計とミラーレス専用設計で、ソニーのEマウント単焦点レンズでは最も広角(※2020年3月時点)となる20mmを実現した大口径広角単焦点レンズになります。
超広角20mmの画角と開放F値1.8の明るさ、高い点像再現性で、風景や夜景、星景撮影に威力を発揮。さらにジンバルやグリップに装着しやすい小型・軽量設計をはじめ、高い近接撮影能力や静粛なAF駆動など、動画撮影にもおすすめの1本です。
1. フォーカスリング 2. レンズフード ALC-SH162(※同梱品) 3. フォーカスホールドボタン 4. フォーカスモードスイッチ 5. 絞りリング 6. 絞りリングクリック切り換えスイッチ(レンズ右側面)
◆フォーカスホールドボタンや絞りリング、クリック切り換えスイッチなどを搭載し、高い操作性を実現
超広角レンズながらΦ67mmのフィルター装着が可能。インターナルフォーカシングの採用で前玉が回転しないため、風景撮影でよく使用される円偏光フィルターや動画撮影に使われるNDフィルターが使用でき、撮影者の表現の幅を広げます。
フォーカスホールドボタンは、好みの機能を割り当ててカスタマイズできます。たとえば、風景撮影時に「グリッドライン」を割り当てれば、素早く構図の確認をすることができるなど、快適な撮影をサポートします。
Gレンズとしては初めて絞りリングが搭載されており、即時性の高い操作を実現。クリックのON/OFFはスイッチで切り換え可能です。ON時は、どのくらい絞りを動かしたかを体感できるので、静止画撮影に便利。OFF時は、絞りのクリック音を抑制するとともに、絞り値をシームレスに変化させることができるため、動画撮影に最適です。
さらにAF/MFの切り換えがレンズ側のスイッチで行え、ファインダーから目を離すことなく瞬時に切り換えられ、撮影中も快適に操作できます。
マニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にもレスポンスよく反応する、リニア・レスポンスMFを採用。リング回転角度にリニアなフォーカス移動が可能なため、撮影者の意図をダイレクトに反映した、精緻なピント合わせが可能です。
◆超広角20mmで開放F値1.8からの高解像を画面全域で実現
高度非球面AA(advanced aspherical)レンズ2枚とED(特殊低分散)ガラス3枚を最適に配置した最新の光学設計により、コントラストが高く、サジタルフレア(点光源の像のにじみ)を抑制した鮮鋭な描写を実現します。特に夜景や星景撮影などにも威力を発揮します。
◆高度非球面AAレンズ2枚による高解像性能
高度非球面AA(advanced aspherical)レンズ2枚を採用。広角レンズで目立ちやすい像面湾曲や非点収差を良好に補正し、被写界深度の浅い開放から、画面すみずみまで高い解像性能を実現しています。
さらに色収差を大幅に除去するED(特殊低分散)ガラスを3枚採用。それにより、画面周辺まで効果的に色収差を抑制し、色にじみを軽減します。
◆美しく自然なぼけの実現と高い近接撮影能力
開放F値1.8ならではの大きいぼけ量、円形絞り(9枚羽根)の採用とともに、ぼけ味を左右する球面収差をコントロール。Gレンズならではの美しく自然なぼけ描写を実現します。また、最短撮影距離0.18m(MF時)という高い近接能力を備えています。
最短撮影距離:AF時0.19m/MF時0.18m
最大撮影倍率:AF時0.20倍/MF時0.22倍
◆ナノARコーティングにより高い耐逆光性能を実現
広角レンズで風景を撮影する際には、太陽光の影響を受けるシーンが多く、内面反射によるフレア・ゴーストが発生する可能性があります。FE 20mm F1.8 Gは、ソニー独自のナノARコーティングを採用し、フレア・ゴーストを抑え高い耐逆光性能を実現。コントラストが高い描写性能を実現します。
◆超広角大口径レンズながら、圧倒的な小型・軽量設計
最新の光学設計と最適なメカ設計により、フルサイズの超広角大口径レンズながら約373gという圧倒的な小型・軽量化を実現。コンパクトなEマウントボディと合わせたときの携帯性にも優れ、機動力が必要とされるシーンやジンバルやグリップに装着した状態での動画撮影など、さまざまなシチュエーションに最適です。
APS-Cボディに装着してもバランスがよく、また、35mm判換算で30mmという使いやすい画角により、街角スナップから山登りなどのアクティブな撮影まで、幅広いシーンで活躍します。
◆将来を見据えた「XDリニアモーター」を搭載
XD(extreme dynamic)リニアモーターを2基搭載し、高速・高精度・高追随かつ静粛なAFを実現。
XDリニアモーターのために開発した制御アルゴリズムとの組み合わせにより、制御信号に対する応答性を高め、大口径フォーカスレンズ群を駆動させる際に発生しやすい駆動遅延や微振動を最小限に抑え、静粛かつ低振動なAF駆動を実現しています。動きのあるスナップ撮影などの一瞬の動きの変化でさえも逃さずに捉え続けます。
また、フォーカシングによる全長変化がないインターナルフォーカシング機構なので、小型のジンバルやグリップに装着した状態での快適な動画撮影が可能です。
◆フッ素コーティングや防塵・防滴性能など、フィールドワークをサポートする信頼性
レンズ最前面にはフッ素コーティングが施されており、レンズ表面に指紋、ほこり、水滴、油、泥などが付きにくく、付着しても簡単に取り除くことが可能です。さらに、防塵・防滴に配慮した設計で、屋外での過酷な撮影環境にも耐えられる信頼性を確保しています。
■「SEL20F18G」開梱レビュー
こちらが「SEL20F18G」の同梱品です。G Masterレンズだとしっかりとしたレンズケースが付属しますがGレンズの場合はレンズポーチになります。レンズフードとレンズキャップ前後が付属します。
まずはレンズの大きさを比較するために「SEL20F18G」と、画角20mmの超広角での撮影ができる広角ズームレンズを3本並べてみました。
写真左から「SEL1635GM」「SEL1635G」「SEL1224G」「SEL20F18G」です。どれも焦点距離20mmを実現していて開放絞り値は左からF2.8、F4、F4、F1.8になります。
広角レンズの2mmや4mmの違いは望遠レンズでいうと50mmとか100mmくらいの違いになります。標準ズームレンズのワイド端24mmから、たった4mm違うだけでもう撮影が不可能な画角になるので、これらの超広角ズームレンズなどを持ち歩く必要があります。
16mmと20mmはこれまたかなり画角が違っていて、広角撮影だと自分が寄ってもひいてもどうにもならない状況があるためズームレンズが重宝されるわけですが、そこにあえて単焦点で小型軽量なレンズ「SEL20F18G」が登場したことになります。
20mm単焦点で画角を調整するのはちょっと難しいときもあるかもしれませんが、それと引き換えにF1.8の明るさと、この小型軽量のコンパクトさを手に入れたといっても良いでしょう。
ヨーロッパでのプレスリリースの際に「SEL24F14GM」との比較があり、上記の写真でも並べておいてみた(写真左がSEL20F18Gとα7Ⅲ、写真右がSEL24F14GMとα7R4です)ところです。それほど大きさに差は感じないかもしれませんが、よく見ると同じ67mmフィルター径なんですが、SEL20F18Gはそこからややレンズ筒が細くなっているんです。
こちらはSEL20F18GとSEL24F14GM(MCプロテクター付き)を並べたところなんですが、レンズがやや細長いのと、全長もちょっとだけ短いことが分かります。
よりコンパクトなレンズになっています。
「SEL20F18G」の特徴ですが、Gレンズとして初めて絞りリングが搭載されています。
これがあると撮影時にカメラを起動させてから絞りを操作をするのではなく、カメラを構えている間に絞りリングを回して狙った絞り値に調整でき、同時に電源起動をして、すぐにフレーミングする、シャッターを切る、ということができます。
慣れると撮影タイミングが一瞬速くなる感覚を体感できます。
さらに、昔のAマウントカメラでは絞り開放の隣が「A(オート)」モードだったのですが、SEL24F14GMもSEL20F18Gも絞り込んだF22の隣が「A」になっています。
絞り開放に急いで変えたつもりがオートになっていた、というのを防ぐためだと聞いています。
Gマークの下にあるボタンはフォーカスロックボタンで、αボディによってはここに別の機能を割り振ることもできます。AFとMFの切り替えスイッチも見えます。
さらに反対側には「CLICK」というスイッチがありますが、これは絞りリングを回したときに「カチカチカチ」というクリック感を出すか出さないか操作スイッチです。
静止画撮影の際はクリック感があると絞りを変えた感触が手に伝わってきますが、動画撮影時に絞りを変更したときに、マイクがその音を拾ってしまいます。機能をオフにすることで、その音が出ないようにできます。
その絞り値をいじった写真を並べてみます。
こちらは絞りF22でもっとも絞った状態です。最短撮影距離ではありませんが手前のピンクの小鳥にフォーカスを合わせてあります。背景になにがあるのかある程度分かるくらいまで解像しています。
絞りをF7.1まで開きました。手前にある小鳥と比べて背景がだいぶぼけてきました。近い被写体にフォーカスが合っていて、背景まで距離があると、わりと大きくぼけてくれます。
これくらいのボケならズームレンズでも作れますが、ここからが単焦点レンズのすごいところ。
絞り開放のF1.8にしました。ボケボケになっていて背景はもうなんだか分からなくなっています。
こうして強制的に被写体がなになのかをはっきりとさせて撮ることができるのが明るい単焦点レンズの最大の武器です。
最短撮影距離の0.19mも試してみました。こちらがその0.19mというオートフォーカスでの最短撮影距離になります。最大撮影倍率は0.2倍です。
マニュアルフォーカスにするとさらに最短撮影距離が短くなります。
こちらがマニュアルフォーカスでの最短撮影距離の0.18mです。一番フォーカス位置を近くしてカメラを前後させてフォーカスを合わせました。合わせたのは鳥の目です。(最大撮影倍率0.22倍)
すごい寄れます。この野鳥のフィギュア、スズメよりも全然小さいですからね。
なお、SEL24F14GMでの最短撮影距離0.24mでの撮影はこちらです。最大撮影倍率は0.17倍となっています。焦点距離はSEL20F18Gの方が短いのに、この差です。
他にも「SEL20F18G」で撮影させてもらってきた撮影データがありますので、Flickrに投稿しました。こちらがその写真データです。クリックするとオリジナルの映像がご覧になれます。
レンズの中央付近、絞り開放でも鳥の顔の部分の生地がよく解像しているのがわかります。
すごい適当な撮影ですがボケにおかしなところがなく、すごく自然にふわっとぼけています。
それほど強い光源があるわけではありませんが、ナノARコーティングのおかげで、このショールームの照明くらいでは全然フレアなどは感じられません。
お正月に他社カメラ&レンズを使う機会があって、正月期間にソニー”α”と比較をしてみましたが、ソニーのαレンズの逆光耐性の強さを思い知りました。あのレンズだと、多分、これくらいの光源でもフレアが出るんじゃないかと思えますが、SEL20F18Gはそういうのを微塵も感じさせません。
広角レンズだと明るい光源の光が入りやすくなるので、望遠レンズと比較しても、コーティングはとても重要です。これは安心して使えそう。
”α7R4”+SEL20F18G F22 1/20 ISO100 PLフィルター装着
こちらは絞り込んで撮影したところです。光源が入るとさすがにゴーストがチラチラと出るんですが、数枚撮影して出ていなかったものを採用しました。
”α7R4”+SEL20F18G F22 1/8 ISO100 PLフィルター装着
こうした逆光でもフレアはまったく出ません。さすが、ソニーGレンズ!と、言いたいところですが、上記2枚はNDフィルターを使って撮っています。
67mmフィルター径だとSEL2470ZとかSEL24F18GMとかと同じで、APS-C用のSEL18200とも同じです。風景撮りメインであれば、NDフィルターは常備しておくと良いと思います。
レンズ構成に高度非球面AAレンズを2枚、EDガラスを3枚搭載することで、小型超広角ながら諸収差を抑制。点光源にも気になるタマネギボケなどは目立ちません。
ちなみに、この状態で動画撮影もちょっとだけしてきました。
非常に静かにフォーカシングするのはもちろん「ブリージング」というフォーカス位置が変わる事による画角の変動も最小化されていてブリージングはほとんど感じられないはずです。
ソニーのレンズはもうこれが当たり前になっていますが、静止画だけではなく動画撮影までも高速、高精度、高追従、静粛な撮影ができます。
是非、こちらの動画は音量もあげて、その静粛性をお聴きください。
店頭へお越しになるお客様で女性の方ですと「映りは良いんだけどカメラシステム全体が重くなってしまうので、やっぱりα7シリーズよりもAPS-Cセンサーの”α6000”シリーズを使いたくなってしまう」という相談をいただくことがあるんですが、フルサイズセンサー搭載の”α7”シリーズと、このSEL20F18Gを組み合わせれば、かなりコンパクト&軽量なカメラシステムが組めます。
フィルター系67mmのズームレンズ「SEL2470Z」と、合わせて使えばNDフィルター、PLフィルターの共用もできるし、すごいコンパクトなフルサイズシステムが持ち歩けます。
女性の方だけではなく、山歩きされるなど、荷物をできるだけ小さく軽量化したい、という方にも良いですね。
「SEL20F18G」をメインにして、野生動物、遠くの風景をどうしても撮りたいときだけ「SEL85F18」とか、APS-Cレンズになりますが「SEL70350G」とか持って行くと、狙ったものだけを撮ることができそうです。
ソニーの67mmフィルター径のレンズ一覧はこちらです。
マウント | レンズ名 | ソニーストア価格 |
フルサイズEマウント | SEL24F14GM | 179,630円 |
SEL85F18 | 59,630円 | |
SEL2470Z | 104,630円 | |
APS-C Eマウント | SEL1655G | 139,000円 |
SEL70350G | 99,000円 | |
SELP18200 | 114,095円 | |
SEL18200 | 76,000円 | |
フルサイズAマウント | SEL2875 | 76,000円 |
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■24mmと20mmの画角比較
「SEL20F18G」と比較検討されることが多いのがG Masterの単焦点レンズ「SEL24F14GM」です。比べてみるとサイズはかなり近いですが、G Masterレンズということで精度の違いや、24mmと20mmの画角の違いがあります。
そこで一番気になるであろう画角の違いを比べてみました。
こちらが「SEL24105G」のワイド端24mmでの撮影です。
菜の花畑の最北端から汐留のビル群を狙ったところですが、当店の撮影会に参加されている方ですと距離感がわかると思うんですが、ビル群全部を24mmでは収められません。
”α7R4”+SEL20F18G F8.0 1/80 ISO100 PLフィルター装着
これを「SEL20F18G」にすると、画角にあわせてビルを並べたんじゃないかというほどピッタリと収まりました。
普段使っている標準ズームの24mmワイドと同じ感覚で使える単焦点レンズが「SEL20F14GM」で、「SEL20F18G」はそこからさらにワイドブーストを聞かせた感じでグッと、もう一段広く撮ることができます。
こちらも24mm画角での撮影です。これだけ見ればしっかりと画に収まっている感じなんですが、SEL20F18Gに切り替えるとさらに広く撮れます。
これが「SEL20F18G」の画角です。
この広々と撮れるわりに歪みが少なく自然に見えるのが焦点距離20mmの良さです。
ちょうどソニー”α”レンズ特集に「画角の比較」というのがあるので、そちらを見ていただくと分かりやすいと思いますが、20mmという焦点距離は超広角ズームの16mmほど大きく歪みがあるわけでもなく、24mmの見慣れた画角でもなく、24mmの歪みのない画角をそのままちょっと広げたもの、というイメージになります。
”α7R4”+SEL20F18G F8.0 1/100 ISO100 PLフィルター装着
おなじみの画角ですが、24mmで撮影したものと比較すると全然余裕があります。
こちらはSEL24105Gの24mmワイド端で撮影した写真です。単焦点レンズの泣き所というか、もう少し画角を狭めたい、というときに、こうした場所では前に寄ることができず(目の前は池です)、やや広めの写真になってしまいます。
”α7R4”など高画素数のカメラならあとでトリミングということも出来ますが、できれば上手くはまる場所を探したいところです。20mm画角での距離感、早くつかまなくては。
”α7R4”+SEL20F18G F22.0 1/13 ISO100 PLフィルター装着
新しくできた高輪ゲートウェイ駅にも行って来ました。こちらが品川側からみた駅舎全体です。SEL20F18Gでギリギリ撮れる画角です。これをSEL24105Gの24mm画角で撮ろうとすると…
これくらい下がらないといけなくて、前に電灯が入ってしまいます。広角レンズはこうして場所的に制約があるときの逃げ道になります。
また、標準ズームレンズよりもちょっと広角に撮れる「SEL20F18G」は風景撮影以外にも星の撮影などで威力を発揮します。2020年は7月21日に新月があり7月23日からの4連休で地方に旅行へ行けると天の川などがこれで撮れると思います。
8月の「ペルセウス座流星群」も新月ではないものの月明かりは弱めなので流星群撮影で使えます。そしてなんと言っても12月の「ふたご座流星群」が好条件なので、ここで「SEL20F18G」を買っておくと、今年は3回くらい、星景撮影が楽しめそうです。
■店員が実際に撮影した「SEL35F18F」作例
”α7R4”+SEL20F18G F2.0 1/1600 ISO100 PLフィルター装着
☆当店blog 2020.3.13「【レビュー】広角単焦点レンズ『SEL20F18G』で撮る開業前日の「高輪ゲートウェイ駅」と開梱レポート」
“α7R4”+SEL20F18G F8.0 1/60 PLフィルター使用
☆当店blog 2020.3.23「『SEL20F18G』で撮る「南房総のドライブ旅」 」
★当店blog 2020.3.18「新発売の広角レンズ『SEL20F18G』でちょっと早いお花見写真遠足」
■レンズ購入前に!ソニーストアおすすめサービス
ソニーストアでαレンズを購入してみようか?という方に、ソニーストアで購入することのメリットをご案内したいと思います。
メーカー直販のソニーストアでのレンズ購入というと価格が高いのでは?と思われるかもしれませんが、実は保証を視野に入れると、そうでもありません。
というのもソニーストアではかなり強力な保証サービスを付けて購入する事ができます。ただ、レンズ購入時にはちょっとしたコツがあり、それを知らないと損をしてしまうことも。そこで簡単にその内容をご紹介致します。
ソニーストアではメーカー直販ならではの保証サービスがあります。
まず通常のメーカー保証は1年ですが、ソニーストアでは「3年ベーシック保証」というメーカー保証が最初から3年に延長されたものが付いてきます。
そしてそこから有料でソニーストアの保証をさらにアップグレードすることが可能。
5年ベーシックは通常1年のメーカー保証を5年にするものなんですが、魅力なのはこちらではなく、3年ワイド保証と5年ワイド保証になります。ワイド保証は落下破損や水没などの事故の際も全額保証をしてくれる動産保険の様な保証サービスです。
たとえば撮影時に誤って手を滑らせて落下させ、外傷が出来てしまった場合はメーカー保証もベーシック保証も効きませんが、ワイド保証ならそれが無料で直してもらえます。免責金額などの設定もありません。無料で修理してもらえます。
盗難や、日本海溝に水没させてしまうなど、本体がなくなってしまった場合は補償されませんが、これが魅力でソニーストアでソニー製品を購入される方はかなり多くいらっしゃいます。
こうしたワイド保険が3年で本体価格の5%、5年で本体価格の10%で用意されています。是非、こちらに入って購入していただきたいところ。カメラ本体もそうですが高額なレンズもワイド保証に入れて購入できるのがソニーストア最大の魅力なんです。
初めてソニーストアをご利用になる方は保証のアップグレード料金を払ってワイド保障にすることになりますが、実は当店店頭で購入いただくと、3年ワイド保証を半額にするクーポンがプレゼントできます。
店頭クーポンは残念ながらレンズが対象外になりますが、レンズと一緒にカメラボディを購入したいという方は店頭にお越しになるとよりお得にすることが出来ます。
ではレンズ購入時に、お得にワイド保証に入るにはどうしたらよいのか、というところですが、「αあんしんプログラム」というソニーストアの会員サービスに入ってからαレンズを購入する方法があります。
αあんしんプログラムは2017年3月1日からスタートしたサービスで、入会金が3,000円、年会費が6,000円かかるサービスです。入会すると5つの特典がもらえます。
4月1日~3月31日の期間、切れ目無く会員になっていると翌年の6月に3,000円分のお買い物券がもらえるため年会費は実質3,000円。それでレンズの3年ワイド保証、5年ベーシック保証が無料になり、5年ワイド保証も半額になるのです。
ワイド保証の価格はレンズ価格に対して3年ワイドで5%、5年ワイドで10%に相当するため、約10万円のレンズだと3年ワイドでも5,000円前後に設定されます。
そのため、高価なレンズを1本購入すると、その時点ですでに「αあんしんプログラム」年会費の元が取れてしまう計算。ソニーストアでαレンズを購入するなら絶対に入会しておいた方が良いシステムになっています。
αあんしんプログラムの年会費は月払いと年払いの2種類が用意されているのですが、オススメは年払いです。
というのも、月払いにしても最低契約期間は1年なので12ヶ月分払うことになります。1年の会費は同額なのですが、1年経ったときに月払いでは自動継続になってしまうところ、年払いでは1年後に継続手続きをしないと更新にはなりません。1年経ったときに簡単に退会できるのが年払いの方ですので、当店ではこちらをオススメしています。
レンズ購入前に先に「αあんしんプログラム」に入会していただくと、月払いの場合は翌日正午以降、年払いの場合は2時間ほどで会員専用ページにアクセス出来る様になります。館員限定ページでαレンズを購入すると3年ワイドが無料、5年ワイドは半額で購入できます。
SEL20F18Gは3年ワイド保証が6,000円、5年ワイド保証が12,000円に設定されていますので、これ1本で元が取れてしまいます。
■テックスタッフ店頭購入特典
また、東京、新橋にある当店テックスタッフでは、店頭にてソニー製品のご購入相談を頂いた方へ様々な特典をご用意しております。特典内容は上記リンクからご覧いただけます。
時期によって特典内容も変わってきますので、ぜひお得にお買い求め下さいませ!
デジタル一眼カメラα [Eマウント]用レンズ SEL20F18G |
ソニーストア価格: 116,273 円+税 |
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発売日 | 2020年3月13日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 サービス |
5年ワイド:12,000円+税 3年ワイド/5年ベーシック:6,000円+税 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
αあんしんプログラム (入会金+ご利用料金) ZZ/A-AP |
ソニーストア価格: 0円~+税 |
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発売日 | 2017年3月1日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア購入特典 | 入会金100円キャンペーン |
円偏光フィルター VF-67CPAM2 |
ソニーストア価格: 15,880 円+税 |
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発売日 | 2019年4月19日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |