先週の土曜日に開花宣言があり都内の桜が開花し始めました。新発売の超広角単焦点レンズ「SEL20F18G」を持って、出勤前に都内の桜名所を巡ってきました。

「SEL20F18G」と“α7R4”で撮影してきた写真とともに今朝の開花状況をレポートしたいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

「働き方改革」のおかげで今月から私はなにも用がないときは12時からの出勤でよくなりました。時間が取れるので用がないときは、午前中に都内写真遠足が毎日できる身分なんです。

ということで、桜の開花が始まっているので、今回は「SEL20F18G」を持って歩いて来ました。天気が良いので反射光をコントロールするための円偏光フィルターと、星景写真撮影用にソフトフィルターも買ったので、これらのフィルターの試し使いもしてきました。

これから登場する写真のほとんどが円偏光フィルターを使って撮影していますのでご了承ください。

さて、今日の出発地点は飯田橋駅です。市ヶ谷駅までの土手沿いは桜の名所になっていて、ズラッとソメイヨシノが咲くんですが、今朝の状況はこんな感じ。まだ全然咲いていませんでした。

“α7R4”＋SEL20F18G　F1.8　1/2000

日当たりの良いところでは開花している桜の木もあります。SEL20F18Gを装着してまずは絞り開放で撮ってみると、これはテントウムシにフォーカスを合わせているんですが、この距離でも背景をぼかすことができます。さすが開放F値1.8はぼけますね。

坂をあがっていくと、なつかしのこちらのビルの前を通過。2013年に1年だけお店が入っていたビルです。ここの6Fにお店があったことがありました。

周りの景色、なにも変わっていませんでした。

“α7R4”＋SEL20F18G　F8　1/80

そこからすぐ近くにあるのが靖国神社です。これは入口から撮影したところですが大鳥居がこんなに小さくなるほど焦点距離20mmは広く撮れます。

しかも、これで画面の隅をみても画が流れることなくしっかり解像します。気持ち良いレンズです。

最短撮影距離はAFで19cm、MFで18cmとなっています。こうした撮り方をしても徐々に尾ボケが大きくなっていくなど、クセのない扱いやすいレンズになっています。

境内に入っていくと、まだほとんどの桜が開花していないのですが、日当たりのよい、一部の桜が元気に咲いています。

“α7R4”＋SEL20F18G　F4　1/320

背の高い木なのですが、手を伸ばして撮っています。

土曜日に東京の開花宣言が出ましたが、そのときに基準にしている標本木というのがこちらです。

テレビニュースで中継をしていたのはこちらの桜の木の前からです。

土曜日に開花宣言が出ているモノの、それから開花はほとんど進んでいないみたいですね。

元気に開花しているのはこちらの枝の先くらいなので、もしかすると2020年の開花宣言をしたのはこちらの花だったのかな？

“α7R4”＋SEL20F18G　F1.8　1/2500　ソフトフィルター

持ってきたソフトフィルターを使ってみました。なるほど、こういう風にソフトな描写になるんですね。

星の撮影をしたときに、明るさに応じて光源が大きくなるそうで、明るい星は大きく、暗い星は小さく映るようになるそうです。これを使うと星座などの描写がやりやすくなるそうです。

早速ですが今週の3月20日未明AM3時頃に月と4惑星の接近が南東の空であるそうです。秋分の日を含む3連休の初日なんですが早起きをすると星景撮影のチャンス到来です。

これにあわせてソフトフィルターをすぐに用意してみました。これで明後日、チャレンジしてみます。

靖国神社ですが、駐車場はご覧の通り。運転手さんがコロナのおかげでガラガラになってしまった、という話をされていました。

来週には桜が満開になると思うのですが、今年はこんな感じで満開時期が過ぎていくんですかね。

その足で千鳥が淵に移動。こちらも桜の名所というか、私が知る限り開花シーズンに一番混むところだと思います。こちらもソメイヨシノはまだ全然です。人もまばら。

開花するとお堀の向こうの木が全部桜の木なので一面の桜風景を楽しむことができます。

ボート乗り場が向こうに見えますが、あれ？ボートが一艘も見当たりません。

“α7R4”＋SEL20F18G　F1.8　1/640

ソメイヨシノはまだですが、ヤマザクラなどは咲いています。青空に新緑とピンクの花が映えます。

向こうに見えるのはイタリア大使館です。コロナウイルスで大変なことになっていますが、1日も早い終息を願っています。

ボート場まで行って見たら、なるほど、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、営業を中止しているそうです。営業再開の予定日の記載がありませんし、これはまだ長くかかりそうです。

“α7R4”＋SEL20F18G　F8　1/50

毎年、桜風景と、水面いっぱいに広がるボートが特徴でしたが、今年はボートなしの桜風景が見られるかもしれません。

こちらはボートハウスの屋上の展望デッキからの風景です。焦点距離20mmはすごい広いですね。

千鳥が淵公園から竹橋に向かって皇居を横断します。ここは代官町通りという通りになるそうですが、知らないうちに歩道が整備されてすごい綺麗な道になっていました。

“α7R4”＋SEL20F18G　F8　1/30

いろいろな種類の桜を植えているようで時期をずらして咲かせてくれるみたいですね。歩道の上の土手の道は整備中で入ることができませんでしたが、これだけでも楽しめます。

向こうに見えるのは東京国立近代美術館 工芸館です。

代官町通りをさらに進みます。

国立公文書館なんていうのがありました。門がしまっていて、こちらもコロナウイルス・インフルエンザ等感染予防のための臨時閉館をしているとのこと。

こうした室内施設はほぼすべて臨時閉館、休館をしているのですが、どうやらオープンエアの見学コースなどは普通に開場されているようです。

竹橋を経由して平川門まで行くと「皇居東御苑」の入口があり、手荷物検査だけで無料で皇居の中へ入ることができました。

“α7R4”＋SEL20F18G　F8　1/80

中に入ってビックリ。ここは江戸城の本丸跡地なんですね。巨大な石垣がはるか彼方まで見えて、しかも見ての通り、誰もいません。

いや、いることは居るんですが、海外ツーリストさんが数名ほど。ほとんど無人状態でした。

この巨大施設が独り占めってすごいですね。なんの予備知識もなくやってきたので、見どころがどこなのか全然わからないのですが、これは「SEL20F18G」を持ってきて写真撮るのにもってこいです。

“α7R4”＋SEL20F18G　F9　1/100

このあと、出勤しなければいけないので駆け足で通り過ぎてしまいましたが、これは1日かけて回らないといけない感じですね。

“α7R4”＋SEL20F18G　F1.8　1/1000

ボキャブラリーが少なくてもうしわけないのですが、まさに映画のセットみたいなところでした。

マニアではないですが「鬼滅の刃」のコスプレとかして写真が撮りなくなってしまいますね。

竹橋駅近くの平川門から入り、大手町駅近くの大手門から出てきました。午前9時から開いているそうですので、来週は朝9時に入ってみようと思います。来週なら桜も咲いているかもしれません。

“α7R4”＋SEL20F18G　F1.8　1/2000

江戸城 大手高麗門から出るときは、まさにタイムスリップするときみたいな感覚です。江戸時代から現代への門をくぐって出てきました。

江戸城 桜田巽櫓です。そういえば、今回は自分のPCの壁紙にできるような絶景を撮影する目的で来たのですが、画角を3:2のままで撮っていました。

16:9にして撮らなくてはいけませんでしたね。最後に気づくとは。。。

“α7R4”＋SEL20F18G　F8　1/100

ここからお店までは歩いて30分ほどです。2時間ちょっとの出勤前写真散歩でした。

今度の3連休で都内の桜も一気に開花しそうな気配です。海外ツーリストさんがほとんどいない、今年は、こうした都内散策のチャンスかもしれません。新型コロナウイルスの感染予防対策をしっかりとした上で、桜撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

 

昨日まで「入荷次第出荷」ステータスになっていて納期未定になっていた新型レンズ「SEL20F18G」も今朝ほど、ソニーストアの入荷があったようで現在は「翌日出荷」となっています。

3連休の写真散歩にまだ間に合いますよ♪

 

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