3分でわかるソニーの4Kチューナー『DST-SHV1』プレスリリース紹介
ソニーからついに4Kチューナーが正式発表になりました。12月1日から放送が始まる新しいBS4K/CS4K放送に対応するチューナーボックスの登場です。
他メーカーにはないダブルチューナーと、さらには地デジ、BS2K/CS2Kまで受信ができるチューナーになっていて、まさかの「Android TV」搭載のないテレビとして使える完全テレビチューナーとして登場しました。
BS4K/CS4K放送を含めて製品のご案内をします。
☆ソニープレスリリース「12月から放送開始のBS4K/CS4K放送が楽しめる4Kチューナー『DST-SHV1』発売」
こんにちは、店員佐藤です。
ついに発表されたソニーの4Kチューナーです。11月10日発売で価格はソニーストア価格で54,880円(税別)と、他メーカーさんの発表と比較するとやや高めの設定となっていますが、内容的にはちょっと変わったチューナーになっています。
地デジから従来のBS/110度CS放送のチューナーも搭載、新しいBS4K放送とCS4K放送のチューナーも全てダブルで搭載しています。
ということは、これでなにができるかというと。。。
■ソニーの4Kチューナー「DST-SHV1」はこんな製品です
ブラビアと接続した場合、地デジからBS、CSまで放送波についてはこの4Kチューナー「DST-SHV1」だけで見られるということになります。
「4Kテレビを買うならチューナーを内蔵していないと不便じゃないですか?」という方もいらっしゃったかと思いますが、まさかの大逆転というか、テレビ放送を見るときは「DST-SHV1」のリモコンを手にして、これでチャンネル操作をすればOKなんです。
テレビのメニュー画面から周辺機器のリンクメニューを探して4K放送を見る、なんて操作は無しに、テレビを乗っ取ってしまう4Kチューナーとして登場。
さらにチューナーは地デジを含め全てダブルチューナーで搭載しているため、裏番組の録画が可能。本体にUSB端子が用意されており、最大6TBのHDDを接続することができ番組録画もできます。
ビットレートは地デジが最大17Mbps、BSが最大24Mbpsとなっていましたが4K放送では33Mbpsで放送されるそうです。2TBで約126時間、6TBなら378時間相当の録画が可能。
なお、録画できるのはHDDのみで記録した番組を4K画質でBlue-Rayディスクに書き出すなどの手段は用意されていません。あくまでHDDに記録してライブラリーを作るだけになりますが、タイムシフトするだけならこれで充分。
テレビ搭載のチューナーを使わなくても番組が見られるようになります。
ホーム画面などの設定はなく、情報はすべてオンスクリーン表示で操作をします。
こちらが付属のリモコンのデザインですが、従来のブラビアをお使いの方にはかなり使いやすそう。「ホーム」ボタンが決定キーの下にあったり「オプション」ボタンも用意されています。
Android TVが搭載され様々なビデオ・オン・デマンドサービスに対応するためボタンが増えてしまっている現行ブラビアのリモコンにどうも慣れなくて。。。という方には、これでテレビ放送だけ楽しめるという使い方は良いかも。
こちらは背面端子になります。アンテナ端子は入出力端子がありますので、地デジも衛星放送も従来のテレビとの間に挟めばOKです。USB端子が二つ搭載されていますが、HDD録画に使えるのはひとつだけ。もうひとつのUSB端子はサービス端子となっていて本体のアップデートなどの時に使うためのもので、録画対応はしていないとなっています。
ソニーの4Kブラビアに接続対応しており、2015年以降のAndroid TV搭載モデルでは4K HDR(ハイブリッドログガンマ)でのHDR画質出力にも対応します。
4Kブラビアをお持ちの方は、是非、これで12月1日から始まるBS4K/CS4K放送を4Kで見ることができます。歴史の変わり目を目撃することができます!!
というところですが、そもそも「BS4K/CS4K放送」ってウチで映るの?という方もいらっしゃるかと思います。今一度、新しいBS4K/CS4K放送についておさらいしてみようと思います。
■4KブラビアでBS4K/CS4K放送を楽しもう!
★ソニー製品情報「BS4K/CS4K放送開始!4KブラビアでBS4K/CS4K放送を楽しもう! 」
詳しくはメーカーホームページにも詳細が掲載されていますが、ここでは短くまとめてご案内したいと思います。
今回の新放送ですが、今までのBSハイビジョンや地上デジタル放送と違うのは放送が変更されるのではなくて増えることです。今回のBS4K/CS4K放送が始まることで終わってしまう放送はありません。
BS放送とCS放送のチャンネルに4K放送が増えることになります。
今回増えるのは全部で18チャンネル。全てが今年の12月1日から始まるわけではなく「BS日テレ4K」は1年遅れの2019年12月から、「WOWOW 4K」は2年遅れの2020年からを予定しているので全局一斉登場ではないのですが、日テレ以外の民放4局とNHKは無料で観られます。
しかも新しいアンテナを立てなくてもOK。従来のBS放送の受信システムがあれば映ります。
チャンネルが増えるので新しい電波も使うのですが、従来のBS放送の空いているスロットでも4K放送があり、そこにNHKと民放5局がはいっているからなんです。
周波数は従来のBS放送と同じモノを使うため、アンテナもブースターもケーブルも分波器もそのまま。BS放送がやってきているアンテナ線にソニーの4Kチューナー「DST-SHV1」を接続すれば大丈夫。これでNHKと民放の4K放送は見られるんです。
地デジの時みたいにUHFのアンテナを立てたりする必要はないわけです。
ただ、これがすべての放送局ではありません。有料放送を中心に新たに「左旋」電波を使うため、すべての放送局を見るためには新しいアンテナ、混合器、ブースター、分波器、アンテナケーブルが必要になります。
左旋電波にはスターチャンネルやJ SPORT、スカチャン、WOWOWなどの有料放送が入っておりこれらを受信するためにはアンテナ設備をそう取っ替えする必要があります。個人のお宅などであれば工事も簡単ですが、マンションなどの共聴設備を使われている方だとちょっと時間がかかるかもしれません。
ちなみに私の住んでいるマンションでは8月に工事があって、すでにBS4K/CS4K放送については完全対応になりました。どうやら国から補助金が出るようでアンテナ設備費については住民の負担は一切なく行えたと聞いています。
進んでいるところだと話が進んでいるみたいで、割と簡単に全局受信ができる場合もあるようです。
なお、左旋電波を受信してアンテナケーブルに流す際、周波数としては右旋も左旋も同じ帯域になってしまうため、そのままの周波数ではケーブルに流せません。左旋電波を3.2GHzまでの高周波に変調してケーブルに流すのですがそのときにWi-FiやBluetoothで使っている2.4GHz帯もかぶります。きちんとシールドされて電波漏洩しないようになっているケーブルであれば問題ありませんが、裸結線(ケーブルとケーブルを手ひねりでそのままつないでしまっていたりすること)をするとそこから2.4GHz帯の信号が漏れ出てしまうため、Wi-FiやBluetooth機器の通信が不安定になるかもしれません。
BS4K/CS4K放送に完全対応した場合はアンテナケーブルの端子などに気をつける必要があります。
■ソニーストアでオトクに4Kチューナーを購入
最後はちょっと難しい話になってしまいましたが、ひとまず、NHKと民放の4K放送については簡単に受信できることがおわかりになったでしょうか?
2013年発売のBRAVIA 9200A世代のモデルでも2014年発売の9200B世代のモデルでも「DST-SHV1」があれば4K放送が見られます。2020年の東京オリンピックは4Kで見ることができます。
2015年発売のブラビアC世代以降のモデルであればHDR画質での視聴にも対応。またAndroid TVを介さずにテレビ放送だけならDST-SHV1だけで素早くテレビ放送が見られる様になります。
外付けHDDを接続すれば録画もOKです。
長年ソニーショップ店員をやっていますが、放送開始直前にはいつも新放送対応チューナーボックスはすごい品薄になっています。今回はどれくらいの数を用意しているのかわかりませんが、早めのオーダーをしておくのがオススメです。※11月20日現在、12月8日頃の出荷目安となっています。すでに放送開始日には間に合わない品薄状態になっており店頭展示機が用意できないほどとなっています。
ソニーストアでは「3年ワイド保証」サービスを+3,000円で用意しています。ワイド保証なら落雷などでの破損でも無料で修理を受けることができます。
4Kチューナーをお待ちになっていたブラビアオーナーの皆様、今すぐオーダーをどうぞ!!
地上・BS4K・110度CS4K チューナー DST-SHV1 |
ソニーストア価格: 54,880円+税 |
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発売日 | 2018年11月10日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証サービス | 3年ワイド:3,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭購入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 3年ワイド保証半額クーポンプレゼント オータムフェア特典あります 開店5周年記念ソニーロゴ入り手帳プレゼント |
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☆当店blog 2018.11.9「4K放送開始前の4Kデジタルチューナー『DST-SHV1』開梱レポート」
☆当店blog 2018.11.6「BS4K 放送開始記念 民放4社共同企画『大いなる鉄路16,000km 走破 東京発→パリ行き』発表」
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前島広満
2018年9月6日 @ PM 6:45
背面のイメージがアップデートされてます https://www.sony.jp/bravia/products/DST-SHV1/
tecstaffŔ
2018年9月6日 @ PM 9:17
お知らせありがとうございます。
早速、画像を差し替えさせていただきました。
ショールームの実機の背面もホワイトベースのものになっていました。
重ね重ねありがとうございます。