2018年10月23日

CEATEC JAPANで見る新4K 8K 衛星放送番組ガイド

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先週、幕張メッセで開催されたCEATEC JAPANですが、あいにく仕事の都合で私は行けなかったのですが、資料だけもらってきてくれた方がいらして、その方からいろいろお話しを聞かせてもらいました。

一番情報が欲しかったのは12月1日10時から始まる新4K8KのBS放送の番組内容です。開場で配っていた番組ガイドをもらってくてくれました。

こんにちは、店員佐藤です。

いよいよ、放送開始まであと1ヶ月と1週間になりました。2018年12月1日10時からBS放送で4K画質の新チャンネルがどどっといっぱい増えます。

NHK 4K BSについてはさすがに力が入っており9割以上のピュア4K放送を目指し、来年の大河ドラマは4K収録されることや、NHK紅白歌合戦も4K放送されるなど、続々とニュースが出てきています。

☆当店blog　2018.9.20「NHKから4K 8K本放送の番組表が公開」
☆当店blog　2018.10.9「NHK『紅白歌合戦』の4K、8K放送が正式発表」

ですが、民放各局がなかなか情報を出し渋っているというか、WEBページの更新もなく、放送内容がなかなかわかりません。

11月になると年末年始の番組表なども出てくるので、その頃には4K放送がどういう番組表になっているのかわかると思うんですけど、その前に触りだけでもチラッと教えてくれないかなー、というところです。

CEATEC JAPANにはA-PABとJEITAが共同でブースを出しているということだったのでなにかしら新しい情報があるはず！と、思っていたのですが、お土産で番組ガイドを配っていたのをもらってきてもらったというわけです。

内容はペラ一枚だけなんですが、やっと民放各局の4K番組が見られます。

こちらはBS朝日4KさんとBS-TBS4Kです。一部の番組だけの内容になりますが、ここに載っているのが各局のメインの番組になるんでしょうね。

BS朝日4Kでは毎週月曜日に2時間番組で19時から「土井善晴の美食探訪」、土曜日には1時間番組で11時から「子供たちに残したい美しい日本のうた」を放送するそうです。

BS-TBS 4Kでは「吉田類の酒場放浪記」それと月曜日～金曜日の19時半から21時まで「報道1930」というニュース番組を帯で放送するそうです。赤文字で10月1日スタートとなっているので番組表をチェックして見たらすでに2K BSで番組は始まっているようです。4K放送だとどういう違いがでるのか見比べるのに良さそうです。

BSテレ東4Kでは毎週土曜日21時から栗山千明さん主演で「サイレント・ヴォイス行動心理捜査官・楯岡絵麻」という心理サスペンスドラマを放送するそうです。「日経プラス10」も従来から2K BSで放送されているニュース番組なので、こちらを4K収録して放送する形でしょうか？

昨年のInterBEEのスピーチでも聞いていましたが、2K BSの延長にあるのが4K BSというスタンスでサイマル放送が増えそうです。

BSフジ4Kでも既存の「BSフジLIVEプライムニュース」を4Kで生放送とあります。TBSのニュースが始まる19時半からニュース番組は4Kで見続けることができそう。月曜日には23時から警察ドラマ「警視庁捜査資料管理質（仮）」が放送されますが、こちらも10月1日スタートとなっているので2K BSとのサイマルですね。躍る大捜査線を手がけた本広克行氏が総監督をしているそうです。今から見ておくと4Kの感動を味わえるかも！？

右旋電波で見られるのはここまで。

この後は新しいアンテナやブースター、分配器などを用意しないと受信できない左旋BSの局の紹介になります。

「ザ・シネマ4K」は東北新社が運営する洋画専門チャンネルです。映画放送にとどまらず映画音楽、映画に関するエンタメ番組などの放送もあるとのこと。料金体系などはまだ不明ですがスカパー！では単チャンネルで700円となっています。

CSの「J Sport」は4チャンネルのスポーツ番組を放送する有料チャンネルです。スカパー!では4チャンネルセットで2,286円（税別）となっていました。12月下旬に高校ラグビーフットボール大会の放送を予定しているとのこと。スポーツ番組も4K放送しやすそうなコンテンツですね。

これもCSになりますが「日本映画＋時代劇」では12月2日（日）21時から4Kデジタルリマスターによる世界初の映画「八甲田山」の4K放送を行うとのこと。こちらもスカパー！では月額700円（税別）という価格設定になっていますが、4K放送の価格については不明です。

八甲田山の4Kデジタルリマスター版はちょっと観てみたいかも！

他にCSで「スターチャンネル」もラインアップされており「トランボハリウッドに最も嫌われた男」なども紹介されています。

有料放送が多い左旋衛星放送の4Kですが「SHOP 4K」と「4K QVC」という通販チャンネルもあります。4Kの通販チャンネルがどんなクオリティで放送しているのかちょっと気になるかも！？

これ以外にNHKのBS8Kの放送もあります。あいにくソニーの4Kチューナーをはじめ各社の4Kチューナーは8K放送には対応していないようなので、8K放送をご覧になるのにはシャープの8Kテレビ、8Kチューナーなどが必要になります。左旋BSの受信も必要になるので、一番ハードルの高い放送局となります。

かなりおおざっぱですが、12月からの4K BS放送の姿をチラッと見ることができた気がします。

何度も当店では繰り返してご案内をしていますが、新4K8K放送を受信するためにアンテナからなにから全て入れ替える必要はありません。

既存のBS放送が受信出来ている環境であれば、右旋BSで放送されるNHKと民放5局（BS日テレ4Kは2019年以降）については4Kチューナーと4K対応テレビがあれば4Kが見られます。

アンテナやブースター、分配器などの入れ替えが必要になるのは左旋の衛星放送を受信するときとなります。

それらの左旋衛星放送の受信のために国が助成金を出していて、集合住宅については現在、受付を一時休止しているものの、戸建て向けの助成金は現在も受け付けています。

今回の資料をみて詳細がわかったのですが、助成金を受けるための条件などが詳しく案内されていました。2017年5月11日以前にBS受信設備が設置されていること、アンテナ出力から壁面端子までの間の機器で技術基準不適合機器が使われていること、そして住居を含む建物で設置されていることなどが記されています。

住居でないとだめなので事務所などは対象外。またアンテナ自体も対象外になるそうです。

対象に鳴る方は登録業者に見積もりを依頼し、登録業者へ助成金申請をし助成金の受領を委任、確定金額が通知されてから登録業者に工事をお願いする、という流れになるそうです。

さすがCEATEC JAPANです。こういう資料が一挙に揃っていました。

その他、WEBでいろいろ探してみると、局の正式発表ではなくアーティストやイベント側から4K放送予定の番組情報が見つかることがあります。

こちらは「アニメロサマーライブ密着特番2018」です。12月1日の4K放送開始初日にオンエアーがあるそうです。

4K収録されているかまでの詳細は記載がありませんが、期待できそうですね。

こちらはNHKの中にあるコンテンツのようですが、AKB48 SHOWの中で7月8日にすでに乃木坂46の神宮ライブを8Kで放送することを予告しています。

これからも探せば続々と4K放送の情報が見つかりそうです。楽しみですね。

☆スカパー! プレミアムサービス 4Kチャンネルの変更について

それと、こちらはおまけのおまけですが、今まで放送していたスカパー！プレミアムサービスの4K放送ですが「スカパー!4K総合」と「スカパー！4K体験」が11月25日をもって放送を終了するそうです。サンプル的な番組の繰り返し放送だけでしたが、日本初の4K放送チャンネルは新4K8K衛星放送とバトンタッチをする形で終わっていきます。4Kメディアプレーヤー「FMP-X7」を始め、従来のブラビアに搭載されていた4Kスカパー！チューナーはこれにてお役御免になるのかと思ったら新たに「スカチャン1 4K」と「SHOP チャンネル4K」「4K QVC」が開局するそうです。左旋衛星放送の受信設備を用意しなくても従来のスカパー!4Kをご覧になれる方は通販チャンネルの4K放送が見られます。

ということでいろいろ大変動がありますが現在のBSチャンネルが観られる方はNHKと民放の4K放送は受信ができます。あと必要なのはソニーの4Kダブルチューナー「DST-SHV1」だけです。

11月10日発売まであと2週間です。

★ソニー製品情報「BS4K／CS4K放送開始！4KブラビアでBS4K／CS4K放送を楽しもう！」


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