Xperiaと行く「どこかにビューーン! 仙台駅編」
ゴールデンウイーク前の話になりますが、JR東日本の「どこかにビューーン!」の4回目を利用して今回は仙台駅にビューーン!してきました。旅のプランの立案からXperiaが活躍してくれたのですが、その様子を紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
JR東日本さんが頑張っている「JRE POINT」というポイントサービスがあります。JR駅構内の売店の利用やJR線の利用でポイントが貯まる仕組みになっていて、通勤にJRを利用していて、それをモバイルSuicaで支払うとかなり効率の良いポイントの貯まり方をします。
貯めたポイントですが、6000ポイントを使って「どこかにビューーン!」とサービスに申し込むことが可能。最遠方で新青森駅までの新幹線のどこかの駅まで往復6000ポイントで乗せてくれる、という特典です。これを利用して今まで「長野駅」「燕三条駅」「新青森駅」へ旅行させてもらっているのですが、今回は家族で申込みをしました。
候補は「仙台駅」「長野駅」「八戸駅」「角館駅」です。旅に出たのは4月21日(日)ということで、まだ東北に桜が残っているのでは?というタイミングです。長野駅は一度行ったことがありますが家族で行くなら遊ぶところは違うところになるだろうし、角館駅とかは桜が綺麗そうです。
この4つの駅からどこにあたるのか、ドキドキしながら申し込み。一度申込をしたらキャンセルは効かないので、希望のところではないところになってもJRE POINTは返ってきません。行き先が決まったら、それから遊ぶところ、1日過ごす行程を考えることになります。
ということで、その翌日に結果連絡がきて、あたったのは「仙台駅」でした。
仙台と言えば牛タン! それと笹かまぼこ、松島などなど。10年ほど前に松島に旅行に行ったことがありますが、それ以来になります。
到着駅が決まってから、どこに遊びにいくのかリストアップが始まります。
Google Mapの機能になりますが、メニューから「保存済み」という項目を開くと自分でリストを作ることができるようになります。Google Mapの検索機能で見つけた行きたい場所があったら、その自分のリストに「保存」をしていきます。今回は「仙台旅行2024」というリストを作って行きたいところをドンドンとピックアップして登録していきます。
土地勘のないところでも、こうやって場所をピックアップして登録していくと、登録した場所が地図上に表示されるので、あとはどうしても外せない場所を目印に、順路を考える、という感じで当日まで行きたいところリストを作っていくわけです。
今回の旅行では松島は外してもよかったんですが、天気が良さそうだったので、前回は諦めた松島の島巡り遊覧船を観光コースに入れて、あとは「震災遺構」と呼ばれる、東日本震災のメモリアルな施設を見て回ることに。その途中で桜風景も見られたらいいねー、という感じです。
Google Mapはそのままカーナビに利用可能。旅行当日は現在地を出発地点にして、あとは入力してある目的地を選択するだけです。出発前には仙台駅を起点にして目的地までの距離と時間を割り出して、大体の行程をシミュレーションします。
仙台駅から松島までは車で52分だそうです。朝の9時には仙台駅にいて帰りの新幹線は20時頃なので、時間は全然ゆとりがあります。18時くらいまでに仙台駅に戻ってこられたら、そこで仙台グルメ、牛タンをいただいてから帰宅する計画。
「どこかにビューーン!」で当選した新幹線eチケットは「えきねっと」のサイトでモバイルSuicaに登録し、当日はXperiaのモバイルSuicaのタッチで改札を入ります。新幹線eチケットも出発直前まで座席位置の変更ができます。乗る列車は変えることができませんが、東北新幹線の場合は山側の景色が人気。D席、E席の2列シートに取り直していざ、出発です。
宇都宮駅を過ぎると東北新幹線の最高速区間に入り時速320km/h走行も体験出来ます。Xperiaにインストールした「GPS Status & Toolbox」アプリを使うとGPS信号を元にした移動速度計測で320km/hでの走行をモニターできます。
ということで、新幹線の各停「やまびこ号」でしたが2時間で仙台に到着。大きな駅ビルでした。ここからレンタカーに乗り換えるんですが「どこかにビューーン!」の申込の際に、毎度、提携の「JR駅レンタカー」を紹介されます。
セットで申し込むことで割引きになるのと、JRグループのサービスになるので新幹線駅の改札出口から「駅レンタカーはこちら」という案内が随所にあります。
場所は非常にわかりにくいところなんですが、看板に従って行けば迷うことなく受付カウンターまで来られます。
今回もお借りしたのは「C+pod」という小型EVカーです。JR駅レンタカーでは5駅でしか配車していないそうですが、前回の燕三条駅の他、軽井沢、新潟、郡山、仙台でサービスしているそうで、たまたま、今回もお借りすることができました。保険込みで4,800円だったかな? 途中充電はできず、ガソリン車みたいに満タン返しをしないで済むので4,800円ぽっきりで1日乗り放題になります。
航続距離は144kmとなっていて、走行中にこれがドンドン減っていく、というシステムになっています。ちなみにエアコンを入れると航続距離はいきなり半分になります。この日はやや気温が高い日でしたが窓全開で走って、距離を稼ぎます。
まずは1時間かけて松島離宮へ。ここは前回、松島に来たときにはなかった施設。インバウンドのせいもあってなのか、松島がガラッと観光地化されていました。
松島観光船の仁王丸です。1周が50分ほどで料金1,500円。プラスして600円支払うと2階席にいける仕組みなんですが、1階が満席になると600円払って2階に行く、という感じみたいです。
私たちは列のかなり後ろの方だったので2階席に+600円で入りました。
ラッキーなことに2階席の一番前の席が空いていたのでそこに滑り込みます。横方向の視界は少ないのですが、この席はなんと行っても前方視界が開けていて、立ち上がればこんな景色がずっと見ていられます。すごいついていました。
島巡りは、島の名前と由来を延々と説明してもらいながら進行していくのですが、なんと、こんな離島の小さな島にも小学校があったり人が住んでいる村があったりと、結構、面白かったりします。
一応、これで観光旅行にきたっぽい感じになりました。
観光船の案内所の自販機に「ファンタ 梅」という見たことのないドリンクが売っていたので購入。ファンタらしい梅味でした。やや甘めの梅ソーダって感じです。あとで調べたら仙台限定とかではなくこの4月から自販機限定で販売しているとのこと。見かけたらまた買ってみようと思います。
ここから震災伝承施設巡りのスタート。まずは塩竈市の津波防災センターというところから。ここはマリンゲート塩釜という商業施設の隣にある防災施設で、見ての通り、1階部分は駐車場になっていてます。2Fは商業施設のマリンゲートとつながっていて、もしも、また津波が来たときはマリンゲートのお客さんが避難できるようになっているようです。
普段は津波防災センターとして、震災関連の展示施設になっています。(毎週月曜日がお休みで第2火曜日もお休み)
これが津波があったときのマリンゲート塩釜だそうです。あたり一面ががれきになっています。ここの廊下に津波が来てからの時間軸で7日間になにがあったのか、どういう対策をしたのかなどが展示されています。
震災があったのは2011年なので、もう13年前の話になるんですが、つい最近の様に記憶が蘇ってきます。私は東京で東日本震災にあいましたが、テレビで見た光景だけではない、もっとたくさんの情報が写真で展示されていました。
こちらは海上保安庁の巡視船「まつしま」が10mの大波を乗り越える映像をソニーのBDプレーヤーを使って上映しています。津波が来たときは船に乗っていた方が安全とか聞いていましたが、そんなことはなくて緊迫感のある映像をドキドキしながら見ていました。
ここで「3.11伝承ロード」というパンフレットをゲット。ググったよりもかなり多くの震災伝承施設の情報がこれでわかりました。これを元に巡りたいところですが、あまりにも施設が多すぎて全部は無理。ひとまず行けそうなところに時間いっぱい巡ることにします。
C+podの走行距離もありますからね。
駅前にはこうしたモニュメントなどもいろいろ立っているみたいです。
海岸近くを走行しているとこうした避難施設も目に留まります。普段は鍵が付いて中に入れないようになっていますが災害時には簡単に鍵が外れるようになっていて上階に避難できるようになっています。
そんな中、到着したのが仙台市立荒浜小学校です。ここじゃ震災遺構となっていて今は小学校としては使われていません。一見、普通の小学校に見えますが、この建物すべてが展示物になっています。
校庭はすべて駐車場になっていて遺構の中では一番にぎわっていたところです。
震災のあったときには周りがすべて海になってしまいヘリコプターで小学生を救助したところとなっています。
建物の1Fと2Fは津波に流されていて、その様子はそのまま残っていて、3Fは避難場所として使われていたのですが今は閉鎖。4Fに各種展示物があるという作りです。
これは震災がある前の小学校の周りの風景で左上が海。周りにはたくさんの家があったそうです。ひとつひとつの家に旗が立てられていて名前が書かれていました。
こちらは現在のリアルな景色です。堤防は整備されていますが、もう、今は住んでいる方は少なそうですね。
これは体育館にあった時計で津波がきた時間で止まっているとのこと。
こちらは地下鉄東西線の新井駅です。ここに「せんだい3.11 メモリアル交流館」といいいうところがあるそうで、コインパーキングに駐車してからお邪魔しました。
なにやらアーティストのライブが近くで行われるみたいで、10代、20代の女性であふれかえっていたんですが、多分、この日だけの光景だと思います。
展示物はいろいろあるんですが、どうも2010年代の展示物を見ていると、ソニー製品が使われているケースが多いですね。こちらもXperia Tablet Z4とかだと思うんですが、もう替えはないから頑張って。
こちらでは当時の新聞が読めます。
先ほどの荒浜小学校でも展示がありましたが、こちらは本物の新聞を手に取って読むことができます。13年前の新聞になりますが、ページをめくって全国ニュースを見ると、まだ石原都知事がいらしたり懐かしい。
他にも数カ所巡ったのですが、今回の旅行はだいたいこんな感じでした。
防災意識を高めて帰路につきます。
C+podの方は残り約40kmくらいのところまで走行。100kmも走ったか?と、トリップメーターを見ると大体70kmくらいみたいなので、やや電費が悪かったみたいです。そういえば松島のあたりは坂も多かったし、坂に弱いんですよね。EVカーは。
夕暮れ迫る中、さぁ、ここからはお楽しみの夕飯で仙台グルメを堪能です。
と、言っても街に繰り出すこともなく仙台駅の中に「牛たん通り」というレストラン街があって、ここに有名店が集結しているそうなので、ここでお店探しです。
先ほどの荒井駅で見かけた若い女性達がここでも溢れていて、どのお店も大行列になっていました。
しかし、牛たん通りの一番奥まで行くと、並び列が少ないお店を発見。伊勢屋さんというお店で、あまり有名ではないのかな?というと、そうではなくてどうやらイチオシが牛タンではなく、牛ステーキというお店で、それで人が少なかったのかな? メニューには牛たんもあるんですが、ま、私もそうですが知識がなかったら牛たん前面押しの店を選ぶですかね。
ところが、こちらのお店はドラマ「居酒屋新幹線 season 1」に登場した「A5和牛のステーキ弁当」を販売しているお店。ここ、ここで食べたーい!
ということで、お弁当ではなく定食メニューとしてA5ランクの和牛ステーキ定食を2000円でいただいてきたのでした。
それと「ずんだシェイク」というのも駅のあちこちで販売しているのですが、全部が長蛇の列でとても買えそうな気がしません。自販機でずんだシェイクのラクトアイス販売があったので、これを450円で買って、気分だけ味わってきました。
以上「どこかにビューーン!」の仙台駅編でした。
移動した軌跡はアプリ「マッピング」で記録しています。
画像左が新幹線の移動ルート。画像右がC+pod(+観光船)で移動したルートです。「マッピング」アプリはGPS信号を元に自分が移動した軌跡を記録してくれるアプリです。移動した軌跡を期間を切って表示することができるので、例えば2024年に移動した総移動軌跡などを表示することが可能。GPS記録のインポート機能もあるので、私はソニーのGPSユニットの記録も移していて2006年からの記録がこれに残っています。
今回も足跡が残せました。
さて、今回は「Xperia 5 V」とα7C II+SEL24F28Gだけで撮影をしてきています。写真は”α”とXperiaによる撮影で、動画はXperiaでのみの撮影です。
帰りの新幹線の中で”α7C II”の写真をXperia 5 VにCreators’ Appで転送して、Xperiaにインストールされている自動編集アプリ「Video Creator」でその場で編集することも可能。
編集方法は本当に簡単で、アプリを起動して使いたい動画、写真を選択。Xperiaで撮影したものでなくても”α”で撮影した写真、動画も利用ができます。(RAWや10bit撮影動画はだめですが)
写真、動画選択が終わったら、完成動画の長さを決めて、プリセットされている音楽を決めて「開始」とすると、ほんの数秒で動画が完成します。
そのままだと動画の部分が長かったり意図していない部分を切り取っていたりするので、それはあとから微調整。たいていの場合は必要の無いカットまで入れすぎていることが多いので、すこしずつ無駄を削っていき、再度「おまかせ編集」とすると、再び、音楽に合わせて編集点を調整してくれるので、これを繰り返して成形していきます。
テロップも挿入することができます。フォントはいくつかあるのと色も選べるんですが文字の太さの選択やフェードインふぇーとアウトはできないので凝った事はできないんですが、タイトルと終わりくらいは文字を入れておきたいところ。
最後はエクスポート設定から必要な解像度で書き出します。10年前では考えられないんですが、こんな薄っぺらいスマートフォンで4K 60pの動画編集が一瞬でできます。VAIOを使ってビットレートを調整して4K書き出しをしていたのはなんだったんでしょうね。
ということで、完成したものがこちらです。
やっぱり旅にはXperiaです。旅行には欠かせません。Video Creatorアプリとか「編集面倒くさい」と、思わせることは一度もなく使えますからねー。
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ソニーストア価格: 139,700 円税込 |
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発売日 | 2023年10月27日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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